平成 28 年度 道徳授業地区公開講座の御案内 寒風の候、皆様には、日頃より本校の教育活動への御理解・御協力を賜り、御礼申し上げます。 さて、本校では、 「道徳授業地区公開講座」を下記の通り実施いたします。御多用とは存じますが、 多くの皆様に御参加いただきたく、御案内申し上げます。 記 1 趣旨 (1)道徳授業の質を高め、道徳の時間の活性化を図る。 (2)意見交換を通して、家庭・学校・地域社会が一体となった道徳教育を推進する。 (3)道徳の授業を公開することにより、開かれた学校教育を推進する。 2 期日 平成29年2月8日(水) 3 時程 9時10分~ 9時30分~ 9時50分 10時00分~10時50分 10時55分~11時30分 11時30分 4 受付 校長挨拶・学校概要説明<2F視聴覚室> 公開授業<中学部3年A組教室> 単元名「思いやりの心」 対象 肢体不自由教育部門中学部4グループ 本授業では、自作資料を使用します。生徒が登場人物の心情を 考えつつ自らの言葉で表現できるよう、活発な発言を促します。 講評・意見交換(協議)<2F視聴覚室> 終了 本校における道徳授業地区公開講座の位置付け 道徳授業地区公開講座の「ねらい」を実現するための創意工夫 -本校での取組- 道徳の時間の課題例 ■ ■ ■ 本校の道徳の課題 「道徳の時間」は、各教科等に比べて軽視されがち 読み物の登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導 発達の段階などを十分に踏まえず、児童・生徒に 分かりきったことを言わせたり書かせたりする授業 国の動向 平成 27 年 3 月 ■ 道徳の授業は、 授業者が限られ 研究の機会が ほとんどない。 本校の取組 学習指導要領が一部改正 「特別の教科 ○ 道徳」として新たに位置付け ※ 先行実施が可能。小学校は平成 30 年度、中学校は 31 年度から完全実施 ○ 道徳の指導教諭を招 いての全校研修 自作教材の開発、 校長との指導案検討 本校においても新たな「道徳科」に向けた授業づくりに挑戦 「考え、議論する」道徳科への転換 アクティブ・ラーニングの導入 5 授業づくりのコンセプト 中学部2・3年(準ずる教育課程)5名の生徒を対象に「互いに相手を思いやる気持ちを 考え、自らも他の人々を思いやる心をもつ」ことをねらいとして授業を実施します。 中学校の 「道徳の内容」 2-(2) 2 主として他の人とのかかわりに関すること (2) 温かい人間愛の精神を深め、他の人々に対し思いやりの心を もつ。 本授業では、自作資料「おばあちゃんの杖」を使用します。 登場人物「僕」とおばあちゃん、家族の行動や言動からそれぞれの気持ちを考えます。登 場人物の心情を整理したり「もし自分なら…」と想像したりすることで、互いを思いやる気 持ちを発見する授業を構成しました。教員の体験から生徒自身も自らの体験を振り返り、一 人の人間として、よりよく生きるために他の人々に対し思いやりの心をもってほしいという 願いがあります。 生徒が自己と他者を見つめて、自分の言葉で考え、少人数ながらも議論を深めていける授 業に挑戦します。 授業後には、東京都教職員研修センター授業力向上課 長町正弘統括指導主事より講評を いただきます。意見交換では授業をもとに、参加者の「今の気持ち」を語り合い、心の教育 について御一緒に考えていきたいと思います。ふるって御参加ください。 6 その他 参加を希望される方は、お電話で下記担当者までお申込みください。 東京都立永福学園 肢体不自由教育部門 副校長 安田英俊 阿部智子 主幹教諭 宮川 智 東京都杉並区永福 1-7-28 ℡03-3323-1380
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