FUJITSU Software ServerView Infrastructure Manager V2.0

FUJITSU Software
ServerView Infrastructure Manager V2.0
ユーザーズマニュアル の修正情報
版数:第 2 版
CA92344-1452-02
提供年月:2017 年 1 月
1
Copyright 2017 FUJITSU LIMITED
【マニュアル修正情報】
ServerView Infrastructure Manager V2.0 ユーザーズマニュアル
【修正履歴】
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2017 年 1 月
1.2.6
同左
ネットワークマップの説明を追加
V2.0.0.c
1.3.1
図 1.5 機能イメージ(管
スイッチ情報の設定イメージを追加
V2.0.0.c
インフラ運用管理シー
理対象ノードの保守)
V2.0
番号
1
ネットワーク管理機能
の概要
2
2017 年 1 月
ンごとの ISM 機能イメ
ージ
3
4
2016 年 9 月
2017 年 1 月
1.4
図 1.6
ISM 外部で用意するサーバやサービスについ
構成
ネットワーク構成
ての注意事項を追加
1.4
同左
管理対象ノード-サーバ(管理対象サーバ)へ
構成
プロファイル管理機能で OS インストールす
る場合の説明を追加
2
V2.0.0.c
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
1.5.1
同左
ディスク容量についての注意事項を追加
V2.0
1.5.3
ファイル転送用管理端末
ISM 外部で必要なサービス要件を追加
V2.0
ISM の運用に必要なサー
のシステム要件
V2.0
番号
5
ISM-VA(仮想マシン)
のシステム要件
6
2016 年 9 月
ビス要件
7
8
9
2016 年 9 月
2017 年 1 月
2016 年 9 月
1.6
OS インストール完了のタ
OS インストールする際の RAID 構成について
留意事項
イミング
の説明の追加
1.6
ログ管理機能の自動収集
ログファイルの総容量に上限を設定した場合
留意事項
を利用する場合
の説明の追加
2.2.1.1
ノードの OS 情報の登録
ノードの OS 情報にドメインユーザーを使用
データセンター/フロア
V2.0.0.c
V2.0.0.c
して登録した際の注意事項を追加
/ラック/ノードの登録
10
2017 年 1 月
2.2.1.1
ノード検出機能
サポート対象外機器に関する注意事項を追加
V2.0.0.c
ノードの OS 情報の確認
ノードの OS 情報にドメインユーザーが登録
V2.0.0.c
データセンター/フロア
/ラック/ノードの登録
11
2017 年 1 月
2.2.1.2
データセンター/フロア
されている際の説明を追加
/ラック/ノードの確認
3
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
2.2.2
監視項目/しきい値の設定
各種 LED ステータスの説明を追加
V2.0
アラーム設定の登録
イベントタイプについての説明を追加
V2.0
アラーム設定の登録
アラームの設定内容を変更する必要がある場
V2.0
番号
12
モニタリング機能
13
2016 年 9 月
2.2.2
モニタリング機能
14
2016 年 9 月
2.2.2
モニタリング機能
合の説明とメンテナンスモードについての説
明を追加
15
16
2017 年 1 月
2016 年 9 月
2.2.2
アラームステータスにつ
モニタリング機能
いて
2.2.3
プロファイル例
プロファイル管理機能
17
18
2016 年 9 月
2016 年 9 月
MIB ファイル登録方法の説明を追加
V2.0.0.c
「プロファイル作成」画面例(GUI)画像を
V2.0
差し替え
2.2.3
プロファイルの編集と再
プロファイルの編集における OS の設定項目
プロファイル管理機能
適用手順
についての説明を追加
2.2.3
OS インストール時に必要
ServerView Suite DVD のインポートに関する
V2.0
プロファイル管理機能
な準備作業
説明を追加
V2.0.0.c
V2.0
PXE ブート対象の LAN に関する説明を変更
19
2016 年 9 月
2.2.3
プロファイル適用時の動
プロファイルの再適用時の説明を追加
プロファイル管理機能
作指定
電源オン状態でのプロファイルを適用につい
ての説明を追加
4
V2.0
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
2.2.4.1
同左
ノードリスト、[カラム表示]欄を[ファーム
V2.0
番号
20
21
2016 年 9 月
ノードのファームウェ
ウェア]に切り替えた際の、画面表示に関す
ア版数の確認
る説明を追加
2.2.4.2
同左
文言を修正
V2.0
アップデート時の動作
文言を修正
V2.0
2.2.4.2
ファームウェアアップデ
文言を修正
V2.0
ファームウェアアップ
ートの実施
PCI カードのファームウェアアップデートを
ファームウェアアップ
デート
22
2016 年 9 月
2.2.4.2
ファームウェアアップ
デート
23
2016 年 9 月
デート
24
2016 年 9 月
2.2.4.3
行う際の注意事項を追加
同左
文言を修正
V2.0
収集可能なログの種類
ストレージのモデル修正
V2.0.0.c
2.2.5
ログ保管先のディスク容
ログファイルの総容量の上限値に関する説明
V2.0.0.c
ログ管理機能
量監視機能
の追加
ファームウェアデータ
に添付されているドキ
ュメントの確認
25
2017 年 1 月
2.2.5
ログ管理機能
26
2017 年 1 月
5
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2017 年 1 月
2.2.6
同左
ネットワーク管理機能の概要説明を追加・変
V2.0.0.c
番号
27
ネットワーク管理機能
28
2017 年 1 月
2.2.6
更
同左
画像を差し替え
V2.0.0.c
同左
ネットワーク管理機能の機能一覧の追加・変
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
29
2017 年 1 月
2.2.6
ネットワーク管理機能
30
2017 年 1 月
2.2.6
更
ネットワーク接続の表示
ネットワーク管理機能
31
32
33
34
35
36
2016 年 9 月
2017 年 1 月
2017 年 1 月
2017 年 1 月
2017 年 1 月
2017 年 1 月
仮想マシン、仮想スイッチと物理的なポート
V2.0.0.c
との接続関係について説明を追加
2.2.6
ネットワーク接続情報の
[ネットワークマップ]の画面表示に関する説
ネットワーク管理機能
表示
明を追加
2.2.6
ネットワーク接続情報の
操作手順の注意事項の追加
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
表示
2.2.6
ネットワーク管理情報の
ネットワーク管理情報の最終更新時刻の表示
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
更新
に関する説明を追加
2.2.6
ネットワーク接続の変化
文言の修正
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
情報の確認
2.2.6
ネットワーク接続の変化
接続情報変化の最終更新日時に関する説明を
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
情報の確認
追加
2.2.6
ネットワーク接続の変化
基準点設定について詳細情報を追加
ネットワーク管理機能
情報の基準設定
6
V2.0
V2.0.0.c
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2017 年 1 月
2.2.6
VLAN、リンクアグリケー
VLAN 設定、リンクアグリゲーション設定の確
V2.0.0.c
ネットワーク管理機能
ション設定の確認
認手順の説明を修正
2.2.6
同左
VLAN 設定の変更手順およびリンクアグリゲー
番号
37
38
2017 年 1 月
ネットワーク管理機能
39
2016 年 9 月
V2.0.0.c
ション設定の変更手順の説明を追加
2.3.1
2.3.1.2
・ISM-VA に保存できるファイル容量の上限値
V2.0
ユーザー管理機能
ユーザーグループの管理
に関する説明を追加
V2.0.0.c
・認証方法に関する注意事項の削除
・ユーザーグループ作成後の仮想ディスク割
り当てに関する注意事項を追加
40
2017 年 1 月
2.3.1.3
設定手順
Microsoft Active Directory、LDAP との連携
Microsoft Active
V2.0.0.c
時の注意事項を追加
Directory または LDAP
との連携
41
2017 年 1 月
2.3.2
同左
仮想ディスク割当てに関する注意事項の追加
V2.0.0.c
2.3.2
ファームウェアデータの
文言と一部のモデル名を修正
V2.0
リポジトリ管理機能
保存
リポジトリ管理機能
42
2016 年 9 月
7
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2017 年 1 月
2.3.3
同左
Emulex OneCommand Manager CLI、QLogic
V2.0.0.c
番号
43
Emulex OneCommand
QConvergeConsole CLI のインストール、操作
Manager CLI、Qlogic
方法に関する補足情報の修正
QConvergeConsole CLI
の導入
44
2016 年 9 月
2.3.5.1
保守機能
SNMP コミュニティー名設定 コマンドの追加
V2.0
イベント通知設定
MIB ファイル設定の追加
V2.0.0.c
同左
仮想化管理ソフトウェア管理機能についての
V2.0.0.c
ISM-VA 管理機能のコマ
ンド一覧
45
2017 年 1 月
2.3.5.1
ISM-VA 管理機能のコマ
ンド一覧
46
2017 年 1 月
2.3.6
仮想化管理ソフトウェ
説明を追加
ア管理機能
47
2017 年 1 月
2.4.3
同左
ユーザーグループ削除時の説明の一部を変更
V2.0.0.c
同左
文言を修正
V2.0
ユーザーグループ削除
時
48
2016 年 9 月
2.4.4
ユーザーグループ名の
変更時
8
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
3.1
(1)導入設計
準備しておくべき作業の一部を修正
V2.0
3.1
(6)仮想ディスクの割り
仮想ディスクの割り当てを行う際の説明の一
V2.0
ISM 導入の流れ
当て
部を修正
3.1
注意
仮想ディスクに関する注意事項を追加
V2.0
ポイント
ServerView Suite DVD に関する説明を追加
V2.0
同左
OS で使用するネットワークに関する説明を追
V2.0.0.c
番号
49
ISM 導入の流れ
50
51
2016 年 9 月
2016 年 9 月
ISM 導入の流れ
52
2016 年 9 月
3.2.1.2
リポジトリの必要容量
の見積り
53
2017 年 1 月
3.2.3
ネットワークの設計
54
2016 年 9 月
3.2.3
加
注意
ISM-VA の初期 IP 競合に関する注意事項追加
V2.0
同左
ノード名に使用可能な文字に関する説明を修
V2.0
ネットワークの設計
55
2016 年 9 月
3.2.4
ノード名の設定
56
2016 年 9 月
3.3.1
正
同左
一部の画像を差し替え
Microsoft Windows
Server Hyper-V へのイ
ンストール
9
V2.0
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
3.3.2
同左
一部の画像を差し替え
V2.0
同左
ファイル名の修正
V2.0
番号
57
VMware vSphere
Hypervisor へのインス
トール
58
2016 年 9 月
3.3.3
KVM へのインストール
59
2016 年 9 月
3.4.1.1
一部の画像の差し替え
同左
一部の画像の差し替え
V2.0
同左
一部の画像の差し替え
V2.0
同左
一部画像の差し替え
V2.0
同左
コマンド実行結果例の一部を修正
V2.0
Microsoft Windows
Server Hyper-V で動作
する ISM-VA の場合(初
回)
60
2016 年 9 月
3.4.1.2
VMware vSphere
Hypervisor で動作する
ISM-VA の場合(初回)
61
2016 年 9 月
3.4.1.3
KVM で動作する ISM-VA
の場合(初回)
62
2016 年 9 月
3.4.2
ISM 初期設定
10
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2017 年 1 月
3.4.2
4. コンソールで、日付・
ドメイン環境で使用する場合の設定手順を追
V2.0.0.c
ISM 初期設定
時間の設定をします。
加
3.7.1
Microsoft Windows
一部画像の差し替え
V2.0
ISM-VA 全体に対する仮
Server Hyper-V の場合
一部画像の差し替え
V2.0
同左
一部の画像の差し替え
V2.0
同左
一部の画像の差し替え
V2.0
番号
63
64
2016 年 9 月
想ディスク割当て
65
2016 年 9 月
3.7.2
Microsoft Windows
ユーザーグループに対
Server Hyper-V の場合
する仮想ディスク割当
66
2016 年 9 月
4.1.1.1
Microsoft Windows
Server Hyper-V で動作
する ISM-VA の場合(2
回目以降)
67
2016 年 9 月
4.1.1.2
VMware vSphere
Hypervisor で動作する
ISM-VA の場合(2 回目
以降)
11
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
4.1.1.3
同左
一部の画像の差し替え
V2.0
同左
証明書の配置手順の一部追加
V2.0
番号
68
KVM で動作する ISM-VA
の場合(2 回目以降)
69
2016 年 9 月
4.6.1
SSL サーバ証明書配置
70
2016 年 9 月
4.8
独自 SSL サーバ証明書の作成手順追加
同左
DNS サーバ設定に関するコマンドの説明の追
ネットワーク設定
71
2016 年 9 月
4.11
V2.0
加
同左
コマンド実行結果例の一部を修正
V2.0
4.17
4.16
SNMP コミュニティー名設定に関するコマンド
V2.0
SNMP コミュニティー名
障害調査ログレベル切り
の説明の追加
設定
替え
4.18
4.16
ISM-VA 内部の DHCP サーバについての説明を
ISM-VA 内部の DHCP サ
障害調査ログレベル切り
追加
ーバ
替え
4.19
4.16
MIB ファイル設定
障害調査ログレベル切り
システム情報の表示
72
73
74
2016 年 9 月
2016 年 9 月
2017 年 1 月
MIB ファイル設定の操作方法の説明を追加
替え
12
V2.0.0.c
V2.0.0.c
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
付録 A
Microsoft Windows
一部画像の差し替え
V2.0
ISM-VA のアンインスト
Server Hyper-V からのア
ール
ンインストール
付録 A
VMware vSphere
一部画像の差し替え
V2.0
ISM-VA のアンインスト
Hypervisor からのアンイ
ール
ンストール
付録 A
KVM からのアンインスト
一部画像の差し替え
V2.0
ISM-VA のアンインスト
ール
V2.0.0.c
番号
75
76
77
2016 年 9 月
2016 年 9 月
ール
78
79
2017 年 1 月
2016 年 9 月
付録 B
現象:ismadm コマンドを
ismadm コマンドの実行エラーに関するトラブ
トラブルシューティン
火曜 2:20 頃に実行する
ルシューティング記事の追加
グ
とエラーとなる。
付録 B
現象:以下の機能におい
トラブルシューティン
て、ファイルのインポー
グ
ト操作の実施時に、ファ
イル選択画面で「サーバ
との通信に失敗しまし
た。」のエラーが表示され
る。
13
文言の修正
V2.0
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
付録 B
現象:ETERNUS DX/AF モ
文言の修正
V2.0
トラブルシューティン
デルのファームウェアア
ETERNUS AF を追加
V2.0.0.c
グ
ップデートに失敗する。
付録 B
現象:プロファイル機能
ISM-VA の接続確認の説明の修正
V2.0.0.c
トラブルシューティン
で OS インストールがエラ
グ
ーになる。
付録 B
現象:ネットワークマッ
ネットワーク管理機能に関するトラブルシュ
V2.0.0.c
トラブルシューティン
プの表示情報が古い、ま
ーティング記事の追加
グ
た正しい情報が表示され
番号
80
81
82
2017 年 1 月
2017 年 1 月
ない。
83
84
2017 年 1 月
2017 年 1 月
付録 B
現象:ノードログが収集
ログファイルの総容量の上限値に関するトラ
トラブルシューティン
されない、ノードログの
ブルシューティング記事の修正
グ
収集に失敗する。
付録 B
現象:ノードログ収集の
トラブルシューティン
設定ができない。
V2.0.0.c
文言の修正
V2.0.0.c
文言の修正
V2.0.0.c
グ
85
2017 年 1 月
付録 B
現象:ノードログ収集
トラブルシューティン
で、「オペレーティングシ
グ
ステム」、「ServerView
Suite」が指定できない。
14
修正
提供年月日
修正・追加箇所
直近の見出し
修正概要
対象バージョン
2016 年 9 月
付録 C
同左
付録 C として、プロファイル設定項目の説明
V2.0
を追加
V2.0.0.c
番号
86
プロファイル設定項目
V2.0.0.c で「1.2.4 SUSE Linux Enterprise
Server 用プロファイル」を追加
注)修正記事は、対応する修正番号のページをご覧ください。修正記事の記載方法は、修正形式により以下のように異なります。
○ 記事の修正:修正後の内容を点線の下線付きの青文字で記載しています。
○ 記事の追加:追加した内容を青文字で記載しています。
○ 記事の削除:削除した内容に取り消し線が引かれています。なお、
「修正概要」だけで、削除内容がわかる場合は、記載を省略しています。
○ 図やイメージの差し替え:差し替えた図、イメージに「差し替え画像」と記載しています。
○ 上記の形式での記載が難しいものは、
「修正概要」に修正/追加/削除内容を記載していることがあります。
15
修正番号:1
1.2.6
ネットワーク管理機能の概要
ネットワーク管理機能は、主に以下の用途で利用する機能です。
● 複数ノード間のネットワーク接続状態を画面上の接続図(ネットワークマップ)で確認
● ネットワーク接続状態に変化が発生した場合に、変更箇所を画面で確認
● 仮想マシン、仮想スイッチと物理的な接続との関係をネットワークマップで確認
● ネットワークスイッチのVLAN、リンクアグリゲーション(LAG)設定を確認の確認、変更
ネットワーク管理機能の詳細については、
「2.2.6 ネットワーク管理機能」を参照してください。
16
修正番号:2
1.3.1
インフラ運用管理シーンごとの ISM 機能イメージ
図1.5 機能イメージ(管理対象ノードの保守)
17
修正番号:3
1.4
構成
注意
図1.6に記載しているISM外部で用意するサーバやサービスについての詳細は、「1.5.3 ISMの運用に必
要なサービス要件」を参照してください。
18
修正番号:4
1.4 構成
管理対象ノード
スイッチ
ISM が状態監視、制御の対象とするノードです。
ストレージ
サーバ
ISM が状態監視、制御の対象とするノードです。
(管理対象サーバ) BMC(iRMC)に使用する LAN ポートを管理 LAN に接続し
ます。
プロファイル管理機能で OS をインストールする場合
には、上記の LAN ポート以外のポートも管理 LAN に接
続する必要があります。
19
修正番号:5
1.5.1
ISM-VA(仮想マシン)のシステム要件
ISM-VAが動作する仮想マシンのシステム要件は以下のとおりです。
項目
説明
CPUコア数
2コア以上[注1]
メモリ容量
8GB以上[注1]
空きディスク容量
35GB以上[注2][注3][注4]
ネットワーク
1Gbps以上
ハイパーバイザー
Windows Server 2012/2012R2
VMware ESXi 5.5/6.0
Red Hat Enterprise Linux KVM
[注1]管理するノード数に応じて、必要なコア数およびメモリ容量が異なります。
ノード数
CPUコア数
メモリ容量
1~100
2
8GB
101~400
4
8GB
401~1000
8
12GB
[注2]約100ノードを監視するのに必要最低限のディスク容量です。管理するノード数および使用するISM機
能に応じて、ディスク容量を見積もる必要があります。ディスク容量の見積りについては、
「3.2.1 ディス
ク資源の見積り」を参照してください。
[注3]ISM-VAをバックアップする場合は、管理サーバにISM-VAと同等以上の空きディスク容量が必要です。
[注4]ISM-VA導入時に固定的に割り当てる必要があります。
20
修正番号:6
1.5.3
ISM の運用に必要なサービス要件
本章では、ISM の各種運用に必要な外部サービスについて示しまします。
項目
説明
メ ー ル サ ー バ
管理対象ノードの異常や状態の変化をメール送信する場合に、メールサーバを構
(SMTP サーバ)
築しておく必要があります。
【設定】
ISM の[各種設定]-[アラーム]-[SMTP サーバ] で設定します。
【注意】
ISM に登録できるメールサーバはひとつだけです。
ディレクトリサー
以下の用途で使用する場合に、ディレクトリサービスを構築しておく必要があり
ビスサーバ
ます。
(1)ISM のユーザー管理で使用する場合
使用できるディレクトリサービスは、以下の2種類です。
・OpenLDAP
・Microsoft Active Directory
【設定】
ISM の[各種設定]-[基本設定]-[LDAP サーバ設定]で、構築したサーバを登録しま
す。
【注意】
ISM に登録できる LDAP サーバはひとつだけです。
(2)プロファイルの OS インストールで使用する場合
(1)の設定は使用されません。
プロファイルの OS インストールの設定項目で指定されたディレクトリサービ
スが使用されます。詳細は、プロファイルの OS インストールを参照してくだ
さい。
【注意】
監視対象ノードがディレクトリサービスを使用している場合、監視対象ノードが
21
属しているディレクトリサービスとは連携していません。監視対象ノードにアク
セスできるアカウントを個別に設定してください。
DHCP サーバ
プロファイル管理機能でOSインストールを行う場合にDHCPサーバの構築してお
く必要があります。
OSインストール先のノード(サーバ)でPXEブートを可能とするため、ノードに適
切なIPv4アドレスをリースできるように設定してください。
【参考】
ISM-VA内部のDHCPサービスを起動することで、ISM-VAをDHCPサーバとして使用
することもできます。
ISM-VAをDHCPサーバとして使用する場合の設定方法は、「4.18 ISM-VA内部の
DHCPサーバ」を参照してください。
DNS サーバ
以下の用途で使用する場合に DNS サーバを構築しておく必要があります。
(1)ISM へホスト名でアクセスしたい場合。
(2)LDAP 連携など ISM の各種サーバ設定で FQDN を使う場合。
【設定】
DNS サーバを ISM に設定する方法は、「4.8 ネットワーク設定」の「DNS サーバ
追加」 を参照してください。
【参考】
・DNS サーバを使用しない場合に ISM をホスト名でアクセスしたい場合は、
ISM-VA に手動でホスト名を設定してください。手動でのホスト名設定方法は、
「4.12 ホスト名変更」を参照してください。
・DNS サーバを使用しない場合、LDAP 連携など ISM の各種サーバ設定は
全て IP アドレスで設定してください。
NTP サーバ
ISM と監視対象ノードおよび、管理クライアント間の時間がずれないよう同期さ
せる場合に、NTP サーバを構築しておく必要があります。
【設定】
NTP サーバを ISM に設定する場合は、ismadm コマンドを使用してください。
設定方法は、「3.4.2 ISM 初期設定」の「NTP 同期有効無効設定」、「NTP サーバ
追加削除」を参照してください。
Proxy サーバ
管理クライアントから、Proxy サーバを経由して ISM へアクセスする場合に、
Proxy サーバを構築しておく必要があります。
22
【注意】
監視対象ノードと ISM 間は Proxy サーバを経由して接続することはできません。
ルータ
ISM のネットワークインターフェースはひとつだけしか定義できないため、複数
のネットワークを構成する環境で ISM を使用する場合に、各ネットワーク間で通
信可能な状態にルータを設定しておく必要があります。
【設定】
ゲートウェイを ISM に設定する場合は、ismadm コマンドを使用してください。
設定方法は、「4.8 ネットワーク設定」の「ネットワーク設定変更」を参照して
ください。
23
修正番号:7
1.6
留意事項
OS インストール完了のタイミング
OS の種類、OS 設定によってプロファイル適用完了時の状態が異なります。また、プロファイルで指定する任意スクリプ
トが実行されるタイミングも OS の種類によって異なります。
OS 種類、設定
Windows
Linux
OS プロファイル適用完了時点の状態
OS インストール途中の EULA 画面
RHEL7 で X Window 有効
OS 起動完了し、ログインプロンプトの
状態
OS インストール途中の最終設定画面
VMware ESXi
(IP アドレスが固定アドレス)
VMware ESXi
(IP アドレスが DHCP 設定)
OS 起動が完了し、ネットワーク通信可
能となった状態
OS のインストールが完了し、再起動し
た状態
任意スクリプトが実行されるタイミング
EULA 承諾、ライセンス入力などを完了し、
最初にログインした際
最初のログインプロンプトの状態(実行
済み)
最終設定が完了し、OS のログインプロン
プト画面になった時点
OS インストール途中(実行済み)
OS インストール途中(実行済み)
管理対象サーバにOSをインストールする際のRAID構成について
OS インストールには ServerView Suite Installation DVD が必要です。
その際、ServerView Suite Installation DVD の V11.16.04 を使用して OS インストールを行う場合には、アレイコント
ローラで構成するロジカルドライブは 1 個のみにしてください。
Red Hat Enterprise Linuxの有償サポートサービス(SupportDesk Standard)利用時の注意
有償サポートサービスを契約しサポートを受ける際は、システム構築に対する条件が存在します。
ISM のプロファイル機能を利用した Red Hat Enterprise Linux の自動インストール時は、サポートに必要な「富士通
Linux サポートパッケージ(FJ-LSP)」の適用やメモリダンプ設定などは行われません。必要な設定はインストール後に
手動で実施してください。
設定内容や設定方法などの詳細については、SupportDesk サービスご契約者様向けの Linux ユーザーズマニュアルを参照
してください。
24
修正番号:8
1.6
留意事項
ログ管理機能の自動収集を利用する場合
事前に設定したスケジュールに従って ISM が定期的にログを収集できますが、利用する際は以下に注意してください。
 ノードを登録しただけではログは収集されません。ノードごとに収集対象ログの種類とスケジュールを設定してくだ
さい。

ノード設定やISM上の設定に誤りがあると正しくログが収集できません。設定後は手動ログ収集を実施し、ログファ
イルが正しく蓄積されていること、またはISMイベントログにログ収集のエラーが記録されていないことを確認して
ください。

収集可能なログファイルの総容量には上限が設定されています。ログの容量が上限の80%ログファイルの容量が、
[各種設定]でユーザーグループごとに設定した「保管ログ」および「ノードログ」各々の「警告しきい値(%)」に達
すると、ISMのイベントに警告イベントが登録されるので、ます。不要なログを削除してファイル量を削減してくだ
さい。なお、同じく設定された「最大サイズ(MB)」に達した場合、それ以上ログが保存されなくなります。

収集したログの保有期間/保有回数はノードごとに設定されており、それを超えた古いログは自動的に削除されます。
ログ収集機能の利用時に、適切な設定に変更してください。
25
修正番号:9
2.2.1.1
データセンター/フロア/ラック/ノードの登録
ノードの OS 情報の登録
ISMに登録しているサーバにOSがインストールされている場合、OS情報を登録してください。
OS情報にはOSの種類、IPアドレス、およびOSに接続するためのアカウント情報などが含まれます。
ドメインユーザーを使用してサーバを監視する際にはドメイン名欄はActive Directoryのレルム名のFQDNを入力し、ア
カウント欄にはレルム名を除いたユーザー名を入力してください。
ISMでは、登録されたOS情報を使用して、ノード上でOSの管理下に置かれている情報の取得が行われます。
サポート機器、OSに関する最新の情報は、弊社の本製品Webサイトを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-software/infrastructuresoftware/serverviewism/environment/
注意

サーバOSをISMから監視対象にするためには、OSごとに導入手順が必要になります。
アカウント情報にドメイン名、アカウントにドメインユーザーを登録した場合には、監視対象OSに別途ドメインユ
ーザーで監視させるための設定を追加してください。
導入手順については、弊社の本製品Webサイトを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-software/infrastructure-software/serverview
ism/technical/

ドメインユーザーを使用してOSを監視する際には、DNSの設定およびドメイン環境の設定が必要になります。
設定方法については「3.4.2 ISM初期設定」を参照してください。

OS情報が登録されていない場合、またはOSがシャットダウンされている場合、ノード情報を一部取得できなくなりま
す。また、ノード上でOSの管理下に置かれている情報が取得できなくなります。

OS情報を登録する際にはドメイン名を大文字で入力してください。
操作例を示します。
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ノード]を選択し、「ノードリスト」画面を表示します。
2. 対象ノードのノード名を選択し、[OS]タブを表示します。
3. [アクション]ボタンから[OS情報編集]を選択します。
4. 必要な情報を入力し、適用します。
5. [アクション]ボタンから[ノード情報取得]を選択します。
ノード情報取得が完了すると、イベントログにメッセージID「10020303」のログが出力されます。
6. 更新ボタンをクリックして、[OS]タブの表示を更新します。
26
修正番号:10
ノード検出機能
注意

検出されたノード情報は、同じセション内でのみ有効です。

手動検出結果には、サポート対象外の機器も表示される場合があります。サポート対象外の機器は登録しないで
ください。
27
修正番号:11
2.2.1.2
データセンター/フロア/ラック/ノードの確認
ノードの OS 情報の確認
ノードにOSアカウント情報が登録されている場合には、OSからネットワーク、ディスク、カード情報を確認できます。
ドメインユーザーIDを使用しOSを監視する際にはドメインID欄はActive Directoryのレルム名のFQDNを入力し、ユーザ
ー名にはレルム名を除いたユーザー名を入力してください。
その場合、GUIの表示項目には、そのドメインユーザーの権限で取得できる情報のみ表示されます。
監視対象OSに関する設定方法については、弊社の本製品Webサイトを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-software/infrastructure-software/serverviewism/t
echnical/
28
修正番号:12
2.2.2
モニタリング機能
監視項目/しきい値の設定
監視項目(値の取得対象の項目)としきい値を設定します。
以下の項目については、ノードの登録時にデフォルトで監視項目として登録されます(実際に管理可能な項目の詳細は機
種によって異なります)
。
デフォルトの監視対象
説明
統合ステータス
管理対象ノード自身が持つ、システム全体としてのステータス値 (overall
status)を監視します。
消費電力
管理対象装置全体としての消費電力や部品ごとの消費電力を監視します。
温度情報
筐体内部の温度や、吸気口の温度などを監視します。
各種LEDステータス
Power LED, CSS LED, Identify LED, Error LEDを監視します。
対象はPRIMERGYのみとなります。
29
修正番号:13
2.2.2
モニタリング機能
アラーム設定の登録
イベントタイプについて
イベントタイプには、以下の種類があります。
イベントタイプ
イベント
説明
ISM内部で検出した各種イベント。
アラームを発生させる対象となるイベントを重大度で指定します。(複数指定可)
トラップ
監視対象装置から送信されるSNMPトラップ。
ISM-VA内に登録されているMIB情報を基に、受信可能なトラップの一覧が表示されます。
アラームを発生させる対象となるトラップを重大度で指定、あるいはここのトラップを指
定します。
[対象種別]で[システム]を選択した場合は表示されません。
30
修正番号:14
2.2.2
モニタリング機能
アラーム設定の登録
ポイント

アラームステータスは、自動的には解除されません。検出された、より優先度の高いステータスが表示されます

保守作業による計画的な電源オフを行うとき、それに関連するアラームをISMが検出しないように、監視を一時的に
停止する「メンテナンスモード」の機能があります。
メンテナンスモードに変更されたノードに対しては、ISMのアラーム検出が抑止されるため、当該ノードで何度もア
ラームが発生することを防止できます。
メンテナンスモードについては、
「5.1 メンテナンスモード」を参照してください。
31
修正番号:15
2.2.2
モニタリング機能
アラームステータスについて
アラームステータスは各ノードに1つ存在する値で、そのノードに関して何らかのISMイベントやSNMPトラップが検出
された場合に変化します。アラームステータスは以下の値を取ります。
アラームステータス
Error
Warning
優先度
高
中
説明
以下のイベントが検出された場合に変化します。

ErrorレベルのISMイベント

CRITICALレベルのSNMPトラップ
ISM の GUI 上では、赤色のベルマーク( )で表現されます。
以下のイベントが検出された場合に変化します。

WarningレベルのISMイベント

MAJORまたはMINORレベルのSNMPトラップ
ISM の GUI 上では、黄色のベルマーク(
Info
None
低
-
)で表現されます。
以下のイベントが検出された場合に変化します。

InfoレベルのISMイベント

INFORMATIONALレベルのSNMPトラップ
ISM の GUI 上では、青色のベルマーク(
)で表現されます。
何もイベントが検出されていない状態です。
ISM の GUI 上では、白色のベルマーク(
)で表現されます。
アラームステータスがInfo以上の値の場合、各レベルに対応したイベントを検出したことを意味します。[イベント
/タスク]タブから「イベント」画面、または[ログ]タブから「受信トラップ」画面を表示し、検出したイベントの内
容を確認してください。
検出したイベントに対して対処・確認が完了した場合は、以下の手順でアラームステータスを解除してください。
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ノード]を選択し、
「ノードリスト」画面を表示しま
す。
2. 対象ノードのノード名を選択します。
3. [アクション]ボタンから[アラーム解除]を選択します。
ポイント
アラームステータスは、自動的には解除されません。検出された、より優先度の高いステータスが表示されます。
MIBファイルの登録
ISM に MIB ファイルを登録する方法と、登録されている MIB ファイルの確認方法および削除方法について説明しま
す。
MIBファイルについて
MIB とは、SNMP で管理されるネットワーク機器が自分の状態を外部に知らせるために公開する情報のことであり、
RFC 1213 で規定されている MIB2 として標準化されています。MIB ファイルはこの公開情報を定義したテキストベー
スのファイルを指します。SNMP トラップをやり取りするためには、受信側が機器側の提供する MIB ファイルを保持
しておく必要があります。
MIB ファイルは以下の場合に追加/更新します。
- 当社外装置から SNMP トラップを受信するために新規 MIB ファイルを追加したい場合
- ファームウェアアップデートに伴い、既に ISM に登録済みの MIB ファイルを更新したい場合
32
注意


登録されている MIB ファイルは削除することが可能ですが、
削除した MIB ファイルに定義されていた SNMP
トラップを受信した場合、不明なトラップとして処理されます。
同一トラップが定義された MIB ファイルを複数登録しないでください。
同一トラップが定義された MIB フ
ァイルを複数登録した場合、同一トラップを複数受信したように扱われます。
MIBファイルの登録
ISM に登録されていない MIB ファイルを新たに追加します。
1. MIB ファイルを用意します。このとき、MIB ファイルに依存関係のある全てのファイルが必要になります。
2. ISM-VA に FTP で接続し、MIB ファイルを転送します。
3. ISM VA 管理機能から MIB の登録コマンドを実行します。
詳細は「4.19.1 MIB ファイル登録」を参照してください。
ポイント
既にISMに登録されているMIBファイルと同名のファイルを登録することで、MIBファイルをアップデートでき
ます。
MIBファイルの確認
ISM に登録されている MIB ファイル名の一覧を確認します。MIB ファイル名の一覧を確認するには、ISM-VA 管
理機能の MIB ファイル表示コマンドを実行します。
詳細は「4.19.2 MIB ファイル登録」を参照してください。
MIBファイルの削除
ISM に登録されている MIB ファイルの登録を解除するためには、該当する MIB ファイルを削除します。MIB フ
ァイルを削除するには、ISM-VA 管理機能の MIB ファイル削除コマンドを実行します。
詳細は「4.19.3 MIB ファイル削除」を参照してください。
注意
MIB ファイルを削除する場合、依存関係に注意してください。依存関係のある MIB ファイルを削除した場合、
トラップを受信できなくなる可能性があります。
33
修正番号:16
2.2.3
プロファイル管理機能
プロファイル例
図 2.5「プロファイル作成」画面例(GUI)
差し替え画像
34
修正番号:17
2.2.3
プロファイル管理機能
プロファイルの編集と再適用手順
ノードに適用したプロファイルを変更再編集し、再度ノードに適用することにより、ノードの設定を変更することができ
ます。
(ただしノードがサーバで、そのプロファイル内に「サーバのOSの設定」が記述されている場合、それらの項目は再編集
することはできません。)
プロファイルがノードに適用された状態でプロファイルの中身を変更再編集することができます。その場合とき、プロフ
ァイルを変更再編集してもノードの設定は連動して変化しません。ISM管理上は、プロファイルの内容とノードの設定と
の不一致という状態となります。
任意のタイミングで再編集済みのプロファイルをノードに対して再適用してください。再適用が完了するとノードの設
定が変更され、再びプロファイルとノードの設定が一致した正常状態になります。
35
修正番号:18
2.2.3
プロファイル管理機能
OS インストール時に必要な準備作業
 事前にOSインストール媒体およびServerView Suite Installation DVDをISM-VA上のリポジトリ領域にコピーしておく
必要があります。この作業を「インポート」と呼びます。
OSインストール媒体のISOイメージをインポートする場合は、ユーザーグループのLVMボリュームサイズを拡張して
ください。
ServerView Suite DVDのISOイメージをインポートする場合は、システムのLVMボリュームサイズを拡張してくださ
い。
ServerView Suite DVDは、ISM上1度インポートされている場合、インポートする必要はありません。(ユーザーグル
ープ毎のインポートは必要ありません。)
ServerView Suite DVDのインポートは、ISM管理者(Administratorグループのadministratorユーザー)で行ってくだ
さい。全ユーザーグループで共有されるため、ユーザーグループ毎のインポートは必要ありません。
詳細は「2.3.2 リポジトリ管理機能」を参照してください。
 対象ノードでPXEブート機能を利用します。オンボードLANまたはLANカードからPXEブートが可能なように、ネットワー
ク接続および対象サーバのBIOS設定を事前に完了させてください。また、ネットワーク内に別途DHCPサーバが必要
です。PXEブート時に適切なIPv4アドレスを対象ノードにリースできるようにDHCPサーバを設定してください。
詳細については、弊社の本製品Webサイトを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-software/infrastructure-software/serverview
ism/
36
修正番号:19
2.2.3
プロファイル管理機能
プロファイル適用時の動作指定
通常、プロファイルは新規にノードに適用するか、適用済みの状態でプロファイルを変更したあとに再適用しますが、適
用/再適用のGUI操作途中に、「プロファイル適用」画面で[高度な設定を有効にする]にチェックを付けることで、プロフ
ァイル適用時の動作条件を変更できます。また、サーバの場合は、適用する範囲を機能グループ(iRMC、BIOS、OS)ごと
に指定できます。
指定可能な動作条件は以下のとおりです。

変更がない箇所にも適用を行う
プロファイル適用状態で、ノードとプロファイル内容が一致している場合でも、ノードに対して設定を上書きします。
ただし、その場合でもOSの再適用は実施されません。

電源オン状態でプロファイルの適用を実行する
サーバにプロファイルを適用する場合、通常は対象ノードの電源をオフにした状態で適用を行う必要がありますが、
本動作を選択すると、対象ノードが電源オンの状態でもプロファイル適用が可能です。
以下の点に注意してください。
○ BIOS設定とiRMC設定の一部はサーバを再起動するまで変更が反映されません。
プロファイル適用が完了した後、任意のタイミングで再起動を実施してください。
○ OSが適用対象となる場合は、本モードは選択できません。

プロファイルをノードに適用せず、ISM上で適用したことにする
ISMの管理上はプロファイル適用を完了させますが、ノードに対する変更は行いません。そのため、適用後にノード
の状態とISM管理状態に差異が発生する場合があります。
37
修正番号:20
2.2.4.1
ノードのファームウェア版数の確認
GUI を使った操作例を示します。
1. 対象ノードの現在のノード情報を取得します。
ノード情報取得の詳細は、
「2.2.1.1 データセンター/フロア/ラック/ノードの登録」の「ノード情報の管理」を参照
してください。
2. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ノード]を選択します。
3. [カラム表示]欄で[ファームウェア]を選択します。
4. 現行バージョン欄を確認します。
現行バージョン欄が現在動作中のファームウェア版数を表しています。
ポイント
[ノード]画面に表示されるノード数が多くなると、[カラム表示]欄を[ファームウェア]に切り替えた後、画面が表示
されるまでに1分から数分かかります。
その場合は、ログインユーザーが扱うノード数を200ノード以内を目安に制限することで表示時間を短縮することが
できます。
ログインユーザーあたりの扱いノード数は、ノードグループ機能およびユーザーグループ機能を利用して設定する
ことが出来ます。ノードグループ機能の詳細は「2.3.1 ユーザー管理機能」を参照してください。
また、全ノードのファームウェア版数一覧が不要で、特定ノードの版数だけを確認する場合は、目的ノードのノード
詳細画面を表示した上で[ファームウェア]タブに切り替えることにより短時間でファームウェア版数を確認するこ
とができます。
38
修正番号:21
2.2.4.2
ファームウェアのアップデート
以下について説明します。

アップデート時の動作

ファームウェアアップデートの実施
ファームウェアをアップデートする場合は、事前にファームウェアデータを ISM にインポートする作業が必要となりま
す。
ファームウェアデータを富士通の Web サイトなどからダウンロードし(下図(1))
、それを ISM-VA 上のリポジトリに転送
します(下図(2)(3))。ISM はリポジトリに配置されたファームウェアデータを使用して対象ノードのアップデートを
実行します(下図(4))
。
リポジトリへファームウェアデータを転送する操作の詳細は、
「2.3.2 リポジトリ管理機能」を参照してください。
39
修正番号:22
2.2.4.2
ファームウェアのアップデート
アップデート時の動作
ファームウェアアップデートの対象ノードの種別に応じて、アップデート時およびアップデート後の動作が異なります。
以下に示す表に従ってアップデートを実施してください。
種別
アップデート時およびアップデート後の動作
サーバ(iRMC)
サーバの電源がオン・オフどちらの状態でもアップデートが可能です。
サーバ(BIOS)
サーバの電源がオン・オフどちらの状態でもアップデートが可能です。
電源オンの状態でアップデートした場合は、新しいファームウェア(BIOS)に切り替え
るためにサーバの再起動、および電源をオンにする操作が必要です。再起動は任意のタ
イミングで行ってください。再起動時に自動でファームウェアの適用が行われ、その後
サーバの電源がオフになります。電源オフになったあとで、ISM の「ノード詳細」画面
などで電源をオンにすることで新しいファームウェアに切り替わります。
電源オフの状態でアップデートした場合は、新しいファームウェア(BIOS)に切り替え
るためにサーバの電源をオンにする操作が必要です。ファームウェアのアップデートが
完了したタイミングで自動的に電源がオン状態になり、その後サーバの電源がオフにな
ります。電源オフになったあとで、ISM の「ノード詳細」画面などで電源をオンにする
ことで新しいファームウェアに切り替わります。
サーバ(搭載 PCI カード) サーバで、サポート対象 OS が動作している場合にアップデートを実施できます。新し
いファームウェアが動作するのは再起動後になります。再起動は任意のタイミングで行
ってください。
スイッチ
ノードの電源がオンの状態でファームウェアアップデートを実施します。ファームウェ
ストレージ
アアップデート後にノードの再起動が実施される場合があります。
40
修正番号:23
2.2.4.2
ファームウェアのアップデート
ファームウェアアップデートの実施
注意

アップデート中は以下の事項を遵守してください。
○ 対象ノードの電源をオフにしない。
○ 対象ノードの再起動、リセットを行わない。
○ ISMと対象ノードの間のネットワークを切断しない。
○ 管理サーバを再起動しない。管理サーバの電源をオフにしない。
○ リポジトリからファームウェアファイルインポートデータ、ファームウェアデータを削除しない。

アップデート開始前に、ファームウェアデータ添付のドキュメントなどに記載されている注意事項を確認してくださ
い。

アップデート操作の前に、対象ノードに対して適用可能なファームウェアデータをインポートしておく必要がありま
す。
ファームウェアデータのインポートについては、「2.3.2 リポジトリ管理機能」を参照してください。

ファームウェアの版数を下げることはできません。

ネットワークスイッチのアップデート後、スイッチはリセットされるため、通信が一時的に切断されます。ネットワ
ークを冗長化している場合は冗長構成の片側ずつ順番にアップデートするなどしてください。

ETERNUS DX/AFのファームウェアアップデートを行う際は、Maintainerのロールを持つアカウント情報がISMに登録さ
れている必要があります。

PCIカードのファームウェアアップデートを行う際は、PCIカードが搭載されているサーバのOS情報がISMに登録され
ている必要があります。
ノードのOS情報の登録については、「2.2.1.1 データセンター/フロア/ラック/ノードの登録」の「ノードのOS情報の
登録」を参照してください。また、PCIカードのファームウェアアップデートは、OSタイプが以下のもののみ対応し
ています。
○ CentOS
○ Red Hat Enterprise Linux

サーバに搭載されるPCIカードのファームウェアアップデートは、搭載されている同一種類のカードすべてに対して
実行されます。
同一種類のカードが複数存在する場合、カードごとに異なるファームウェア版数を指示したり、一部のカードだけを
アップデート対象とすることはできません。ISM画面上で一部のカードだけをアップデート対象に指定した場合や、
それぞれ異なるファームウェア版数を指定した場合も、同一種類のカードはすべてファームウェアアップデートが実
行され、アップデートされる版数は指示したファームウェア版数の中において、最も新しい版数となります。

以下のPCIカードのファームウェアアップデートを行う際には、それらが搭載されているサーバにEmulex OneCommand
Manager CLIが導入されている必要があります。
ファームウェア名:LPe1250、LPe12002、LPe16000、LPe16002、OCe10102、OCe14102
Emulex OneCommand Manager CLI の 導 入 に つ い て は 、 「 2.3.3 Emulex OneCommand Manager CLI 、 Qlogic
QConvergeConsole CLIの導入」を参照してください。

以 下 の PCI カ ー ド の フ ァ ー ム ウ ェ ア ア ッ プ デ ー ト を 行 う 際 に は 、 そ れ ら が 搭 載 さ れ て い る サ ー バ に Qlogic
QConvergeConsole CLIが導入されている必要があります。
ファームウェア名:QLE2560、QLE2562、QLE2670、QLE2672
Qlogic QConvergeConsole CLIの導入については、「2.3.3 Emulex OneCommand Manager CLI、Qlogic QConvergeConsole
CLIの導入」を参照してください。

Linux上の富士通PCIカード(FC/CNA/LANカード)のファームウェアアップデートをするためには、対象サーバのOS上
にEmulex OneCommand Manager CLI、または、QLogic QConvergeConsole CLIがインストールされている必要がありま
す。
Emulex OneCommand Manager CLI、Qlogic QConvergeConsole CLIの導入については、
「2.3.3 Emulex OneCommand
41
Manager CLI、Qlogic QConvergeConsoleCLIの導入」を参照してください。

以下のPCIカードの一部のノード、PCIカードは現行バージョン欄と最新バージョン欄に表示される版数のフォーマッ
トはが異なります。
ファームウェア名:QLE2560、QLE2562、QLE2670、QLE2672
現行バージョン欄には<ファームウェアバージョン>_<BIOSバージョン>が表示され、最新バージョン欄には<
BIOSバージョン>が表示されます。該当するノード、PCIカードと表示のされ方は弊社の本製品Webサイトを参照して
ください。
http://software.fujitsu.com/jp/serverviewism/environment/

一部のノードはファームウェアアップデートにあたって段階適用を行う必要があります。各ファームウェアデータに
添付されるドキュメントを参照してください。

サーバ搭載のPCIカードおよびサーバのBIOSのアップデートでは、ISM上でアップデート処理が完了しても古いファー
ムウェアで動作しています。新しいファームウェアに動作を切り替えるために、以下の手順を行ってください。
○ サーバ搭載のPCIカードをアップデートした場合は、新しいファームウェアに切り替えるためにサーバの再起動
が必要です。再起動は任意のタイミングで行ってください。
○ 電源オンの状態でサーバのBIOSをアップデートした場合は、新しいファームウェア(BIOS)に切り替えるために
サーバの再起動、および電源をオンにする操作が必要です。再起動は任意のタイミングで行ってください。再起
動時に自動でファームウェアの適用が行われ、その後サーバの電源がオフになります。電源オフになったあとで、
ISMの「ノード詳細」画面などで電源をオンにすることで新しいファームウェアに切り替わります。
○ 電源オフの状態でサーバのBIOSをアップデートした場合は、新しいファームウェア(BIOS)に切り替えるために
サーバの電源をオンにする操作が必要です。ファームウェアのアップデートが完了したタイミングで自動的に電
源がオン状態になり、その後サーバの電源がオフになります。電源オフになったあとで、ISMの「ノード詳細」画
面などで電源をオンにすることで新しいファームウェアに切り替わります。

ファームウェアアップデート処理が正常に開始できない場合やアップデートに失敗した場合、通常はISMのアップデ
ート処理はエラー終了します。しかし、アップデート途中で対象ノードが応答しなくなる場合などはタイムアウトエ
ラーの検出は行いません。
想定される作業時間を大きく超えても処理が完了しない場合は、対象ノードの状態を直接確認してください。異常の
場合は、ISM上のファームウェアアップデートのタスクをキャンセルしてください。
目安となるファームウェアアップデートの処理時間については、Webに記載される情報を参照してください。
42
修正番号:24
2.2.4.3
ファームウェアデータに添付されているドキュメントの確認
ファームウェアアップデートを実行する際、ファームウェアインポート時に取り込んだドキュメントを
確認できます。
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ノード]を選択します。
2. [カラム表示]欄で[ファームウェア]を選択します。
3. アップデートを行うノードにチェックを付け、[アクション]ボタンから[ファームウェア更新]を選択します。
4. プルダウンメニューから更新バージョン、リポジトリインポートデータを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
5. [ドキュメントURL]欄で確認したいドキュメントのURLを選択し、ドキュメントを確認します。
ポイント

ISMを使用したアップデートの方法は、ファームウェアデータに添付されているドキュメントに記載されている方法
とは異なります。

サーバのiRMC/BIOSのOnlineアップデート方法は、ファームウェアデータに添付されているドキュメントの「オンラ
インアップデート」とは異なり、「リモートアップデート」に相当する処理が行われます。ファームウェアデータは
ISM-VA内のTFTPサーバから、対象サーバのiRMC Webインターフェースを利用して転送されます。
43
修正番号:25
2.2.5
ログ管理機能
収集可能なログの種類
ログ管理機能は、ハードウェアログ、オペレーティングシステムログ、ServerView Suite ログの 3 種類のログが収集可
能です。サポートするハードウェアや OS などの詳細は、弊社の本製品 Web サイトを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/software/infrastructure-software/infrastructuresoftware/serverviewism/environment/
ハードウェアログ
各種管理対象ノードの装置ログを収集します。
種別
サーバ
ストレージ
スイッチ
収集対象ノ
ード
PRIMERGY
ETERNUS
DX/AF
SR-X
VDX
収集する保管ログ種類
SEL
export log コマンドの出力結果
show events コマンドの出力結果
show tech-support コマンドの出力結
果
copy support コマンドで作成される
各種ファイル
44
解析および蓄積されるノードログ種類
SEL
show events コマンドの出力結果
show logging syslog コマンドの出力結
果
(show tech-support コマンドの出力結
果に含まれている)
show logging raslog コマンドの出力結
果
show logging audit コマンドの出力結
果
(copy support コマンドで作成される
<任意の文字列> .INFRA_USER.txt.gz
ファイルに含まれている)
修正番号:26
2.2.5
ログ管理機能
ログ保管先のディスク容量監視機能
ログファイルは、ノードが所属しているユーザーグループのログ保存領域に保管されます。
本機能はユーザーグループのログ保存領域の容量を監視します。
保管されるログファイルの最大容量は、保管ログ、ノードログ(ダウンロード用データ)、ノードログ(ログ検索用
データ)それぞれ10GBで設定されています。この設定値は変更できません。ISMが保管する各種ログファイル(保管ロ
グ、ノードログ(ダウンロード用データ)、ノードログ(ログ検索用データ))の総容量の上限(サイズ制限)とディ
スク容量監視(しきい値監視)の設定値はユーザーグループ設定に設定されています。ユーザーグループ設定につい
ては、
「2.3.1.2 ユーザーグループの管理」を参照してください。
それぞれのログファイル容量各種ログファイルの総容量が設定値に近づくと、ISMの[イベント/タスク]-[イベント][運用ログ]に警告/エラーイベントが登録されます。設定値を超えた(エラーイベントが登録された)場合は、新た
なログは取得保管されません。
警告/エラーイベントが登録された場合、イベントが発生したノード、または、同じユーザーグループに所属してい
る別ノードに対して、手作業で不要なログを削除するか、保管期限を超えたログが自動削除されて空き領域が増える
と、新しいログが取得保管されるようになります。
条件
ログのデータ量が設定した容量の 80%
を超えた場合
ログファイルの総容量がディスク容量
監視の設定値の容量を超えた場合
例)
上限設定値が 10GB、ディスク容量監視
の設定値が 80%の場合、ログファイル
の総容量が 8GB を超えると右記動作を
行います
動作
● ログ収集は行う。
● [イベント]-[運用ログ]に警告イベントが出力される。
表示されるメッセージは以下のような内容になります。
○ 保管ログの場合
保管ログ保存領域のデータ量がしきい値を超過しました。
「保管ログの削除」参照
○ ノードログ(ダウンロード用データ)の場合
ノードログ(ダウンロード用データ)保存領域のデータ量がし
きい値を超過しました。
「ノードログの削除」参照
○ ノードログ(ログ検索用データ)の場合
ノードログ(ログ検索用データ)保存領域のデータ量がしきい
値を超過しました。
「ノードログの削除」参照
ログのデータ量が設定した容量を超え
た場合
ログファイルの総容量が上限設定値を
超えた場合
例)
上限設定値が 10GB の場合、ログファイ
ルの総容量が 10GB を超えると右記動
作を行います
● ログ収集を行わない。
● [イベント]-[運用ログ]にエラーイベントが出力される。
表示されるメッセージは以下のような内容になります。
○ 保管ログの場合
保管ログ保存領域の設定容量を超過しました。
「保管ログの削除」参照
○ ノードログ(ダウンロード用データ)の場合
ノードログ(ダウンロード用データ)保存領域の設定容量を超
過しました。
「ノードログの削除」参照
○ ノードログ(ログ検索用データ)の場合
ノードログ(ログ検索用データ)保存領域の設定容量を超過し
ました。
「ノードログの削除」参照
45
修正番号:27
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク管理機能は主に以下の用途で利用する機能です。
● 管理対象ノード間の物理のネットワーク接続情報やポートの情報を確認
●
管理対象ノード間のネットワーク接続情報の変化を確認
●
管理対象ノードの物理的なポートとそのノード上の仮想マシン、仮想スイッチの仮想的なポートとの仮想的な接続
関係を確認
●
VLAN、LAGリンクアグリゲーション設定を確認、変更
46
修正番号:28
2.2.6
ネットワーク管理機能
差し替え画像
47
修正番号:29
2.2.6
ネットワーク管理機能
以下について説明します。
● ネットワーク接続情報の表示
● ネットワーク管理情報の更新
● ネットワーク接続の変化情報の確認
● ネットワーク接続の変化情報の基準設定
● VLAN、LAG リンクアグリゲーション設定の確認
● VLAN 設定の変更
● リンクアグリゲーション設定の変更
● 手動でのネットワーク接続情報の設定
48
修正番号:30
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続情報の表示
管理対象ノード間のネットワーク接続情報をネットワークの接続図(ネットワークマップ)としてグラフィカルに確認
できます。簡単な操作で各管理対象ノードやそのポートの状態を含む詳細な情報が表示されます。サーバ、ネットワー
クスイッチの接続関係を 1 つの画面で確認できます。加えて、管理対象ノードの物理的なポートとそのノード上の仮想
マシン、仮想スイッチの仮想的なポートとの仮想的な接続関係が確認できます。
49
修正番号:31
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続情報の表示
ポイント

ネットワークマップでは、ネットワークノードリストから選択したノードと接続関係にあるノードが表示されます。
ネットワークマップ上のノードの[>]アイコンをクリックすると、ノード内のポートが展開表示されます。

[ネットワークマップ]画面に表示されるノード数が多くなると、ネットワークマップ画面が表示されるまでに1分か
ら数分かかります。
その場合は、ログインユーザーが扱うノード数を200ノード以内を目安に制限することで表示時間を短縮することが
できます。
ログインユーザーあたりの扱いノード数は、ノードグループ機能およびユーザーグループ機能を利用して設定するこ
とができます。ノードグループ機能の詳細は「2.3.1 ユーザー管理機能」を参照してください。
50
修正番号:32
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続情報の表示
注意

ネットワークの接続情報はLLDP(Link Layer Discovery Protocol)を利用して取得されます。LLDPに対応していな
いノードやLLDPが無効になっている場合、実際に接続が存在していても接続情報は取得できません。ノードのLLDP対
応の有無、ノードのLLDP設定の有効・無効の確認方法については、各ノードの仕様を確認してください。

表示される接続図ネットワークマップは、前回の[ネットワーク管理情報の更新]操作時に取得した状態、またはISM
による1日1回の定期的なネットワーク管理情報の更新時の状態になります。ノード登録後、接続変更後または異常発
生時などに最新状態を確認する場合は[アクション]ボタンから[ネットワーク管理情報の更新]を実行してください。
また、ノードのハードウェア構成変更後は、対象ノードの「ノード詳細」画面で[ノード情報取得]を実行後に、[ネ
ットワーク管理情報の更新]を実行してください。定期的なネットワーク管理情報の更新は、AM4:00に実行が開始さ
れます。

仮想スイッチ、仮想マシンの接続関係を表示するためには管理対象ノードを管理している仮想化管理ソフトウェアを
ISMに登録し、管理対象ノードのOS情報を登録しておく必要があります。仮想化管理ソフトウェアの登録については
「2.3.6 仮想化管理ソフトウェア管理機能」
、OS情報の登録については「2.2.1.1 データセンター/フロア/ラック/ノ
ードの登録」をご参照ください。
51
修正番号:33
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク管理情報の更新
ネットワーク接続情報は定期的に最新情報に更新されます。また、ユーザーの任意のタイミングで手動更新することもで
きます。以下はネットワーク管理情報の更新の操作手順です。
操作手順
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
2. [アクション]ボタンから[ネットワーク管理情報の更新]を選択します。
3. [更新はい]ボタンをクリックします。
注意
ネットワーク管理情報の更新中に、ネットワーク接続情報の取得および、各ノードへの設定はできません。情報更新の完
了後に操作してください。
ポイント

ネットワーク管理情報の更新は管理対象ノードの数に応じて時間がかかります。情報更新の完了は、イベント/タス
クの運用ログで更新の完了を示すイベントを確認してください。

ネットワーク管理情報の最終更新時刻はネットワークマップ右上に表示されます。この最終更新時刻は最後に情報の
更新が完了した時刻を指します。

ネットワーク管理情報は、1日に1度、AM4:00に定期的に更新されます。

ネットワーク管理情報の更新は、各ノードの情報の更新後に実行することで最新化できます。
52
修正番号:34
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続の変化情報の確認
ネットワークマップでは、設定された基準時点からのネットワーク接続の状態変化を確認できます。状態変化の種類には
「追加」と「削除」があります。
「追加」は接続の追加などの新規の接続が検出された場合です。「追加」された接続は、接続図中ネットワークマップ上
に太実線で表示されます。
「削除」は接続断や接続の撤去によりこれまで検出していた接続が存在しなくなった場合です。「削除」された接続は接
続図中ネットワークマップ上に太破線で表示されます。
本機能を使用してネットワーク接続の変化を捉え、ネットワークの接続断を検出し、その箇所を特定できます。
また、以下の操作手順により、ネットワーク接続の変化情報をリスト形式で確認できます。
53
修正番号:35
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続の変化情報の確認
ポイント
現在設定されている「基準時点」は、[接続情報変化の確認]の[最終更新日時]で確認することができます。
注意
[接続情報変化の確認]で[更新]ボタンをクリックした場合、基準時点が更新されて、変化情報が削除されます。
54
修正番号:36
2.2.6
ネットワーク管理機能
ネットワーク接続の変化情報の基準設定
ネットワーク接続の変化情報は、ある基準時点からの変化(追加、削除)を表示したものです。この基準時点を更新でき
ます。基準時点はネットワーク接続の構成を変更した場合などに設定します。基準時点を更新すると、その時点から「追
加」または「削除」によって変化したネットワーク接続情報が表示されます。
以下の操作手順で更新できます。
操作手順
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
画面左側のネットワークノードリストに、ネットワークマップ表示対象のノード一覧がツリー構造で表示されます。
2. ネットワークノードリストから、確認したいネットワーク接続のポイントとなるノードを選択します。
ネットワークマップを開いた時点では、ネットワークノードリストの一番上のノードが選択された状態になっていま
す。
画面中央にネットワークマップが表示されます。
3. [アクション]ボタンから[接続変化情報の確認]を選択します。最終更新の日時が現在設定されている基準時点です。
4. [更新]ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。
5. 内容を確認し、[はい]ボタンをクリックします。
基準時点が更新操作を実行した時刻に更新されます。
ポイント
ネットワーク接続の変化情報の基準設定は、ISM のサービスの初回起動時のみ自動的に更新されます。
55
修正番号:37
2.2.6
ネットワーク管理機能
VLAN、LAGリンクアグリゲーション設定の確認
ネットワークスイッチに設定された VLAN、LAG リンクアグリゲーションの設定状態を専用の GUI 画面で確認できま
す。
ネットワーク接続図マップ上で、設定を視覚的に確認できます。
操作手順(VLANの例)
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
画面左側のネットワークノードリストに、ネットワークマップ表示対象のノード一覧がツリー構造で表示されます。
2. ネットワークノードリストから、確認したいネットワーク接続のポイントとなるノードを選択します。
ネットワークマップを開いた時点では、ネットワークノードリストの一番上のノードが選択された状態になっていま
す。
画面中央にネットワークマップが表示されます。
3. [アクション]ボタンから[VLAN表示]-[表示設定]を選択します。VLAN IDのテキストボックスに表示したいVLANのIDを
入力します。
4. 表示したいVLAN IDを入力し、[表示]ボタンをクリックします。
操作手順(LAGリンクアグリゲーションの例)
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
画面左側のネットワークノードリストに、ネットワークマップ表示対象のノード一覧がツリー構造で表示されます。
2. ネットワークノードリストから、確認したいネットワーク接続のポイントとなるノードを選択します。
ネットワークマップを開いた時点では、ネットワークノードリストの一番上のノードが選択された状態になっていま
す。
画面中央にネットワークマップが表示されます。
3. ネットワークマップ左上に表示されているプルダウンメニューから[リンクアグリゲーション]を選択します。ネット
ワークマップ上のノードの[>]アイコンをクリックすると、ノード内のポートが展開されリンクアグリゲーションの
設定が表示されます。
56
修正番号:38
2.2.6
ネットワーク管理機能
VLAN設定の変更
ネットワークスイッチの VLAN 設定を変更することができます。
操作手順
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
2. 画面中央にネットワークマップが表示されます。
ネットワークマップを開いた時点では、画面左上のネットワークノードリストの先頭のノードが選択された状態に
なっているので、設定したいネットワーク接続のポイントとなるノードを選んで、選択状態にします。
3. ネットワークマップ左上に表示されるプルダウンメニューから[一括設定]を選択します。
4. ネットワークマップ内のノードの[>]アイコンをクリックすると、ノード内のポートが展開表示されるので、同じ
VLAN ID を設定したいポートをそれぞれクリックしてチェックを入れ、[アクション]ボタンから[VLAN 一括設定]を
選択します。
5. 設定する VLAN ID を入力、内容を編集し、[確認]ボタンをクリックします。
6. 設定の変更内容を確認し、[登録]ボタンをクリックすると VLAN 設定が変更されます。
注意
 VLAN 設定はネットワークスイッチのモデルによって仕様が異なる場合があります。装置仕様を確認した後、設定を
行ってください。
 管理対象ノードに一度に設定可能なポート数は1つ、VLAN ID の数は 100 個までとなります。
 ネットワークスイッチのモデルによって予約済みの VLAN ID が存在します。予約済みの VLAN ID については設定の
変更ができません。各ノードの仕様を確認してください。
リンクアグリゲーション(LAG)設定の変更
ネットワークスイッチのリンクアグリゲーション設定を変更することができます。
操作手順(追加の例)
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションメニューから[管理]-[ネットワークマップ]を選択します。
2. ネットワークノードリストから、設定したいネットワーク接続のポイントとなるノードを選択します。
ネットワークマップを開いた時点では、ネットワークノードリストの一番上のノードが選択された状態になってい
ます。
画面中央にネットワークマップが表示されます。
3. [アクション]ボタンから[LAG 設定]を選択します。
4. リンクアグリゲーションを設定する対象のノード名を選び、リンクアグリゲーション設定の「追加」を選択します。
5. LAG 名、動作モードを入力し、リンクアグリゲーションを設定するポートにチェックを入れ、[確認]ボタンをクリッ
クします。
6. リンクアグリゲーションの設定内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
注意
57
 リンクアグリゲーション設定はネットワークスイッチのモデルによって仕様が異なる場合があります。装置仕様を
確認した後、設定を行ってください。
 ネットワークスイッチのモデルによって設定可能な LAG 名が異なります。設定可能な LAG 名の範囲については各ノ
ードの仕様を確認してください。
 ネットワークスイッチのモデルによって設定可能な動作モードが異なります。設定可能な動作モードについては各
ノードの仕様を確認してください。
 VLAN ID が異なるポート同士でリンクアグリゲーションを組むことはできません。ポート同士が同じ VLAN 設定とな
っていることを確認してリンクアグリゲーション設定を行ってください。
 異なるノード間で MLAG を設定する場合、各スイッチに対してリンクアグリゲーション設定の変更を行う必要があり
ます。
58
修正番号:39
2.3.1
ユーザー管理機能
2.3.1.2
ユーザーグループの管理
ユーザーグループの追加
ISM 管理者が、以下の方法で新しくユーザーグループを追加します。
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[基本設定]-[ユーザーグループ]を選択します。
2. [アクション]ボタンから[追加]を選択します。
ユーザーグループを追加する場合に設定する情報は、以下のとおりです。

ユーザーグループ名
ISM全体で、ユニークな名称を指定してください。

認証方法
ユーザーグループに属するユーザーの認証方法は、以下のどちらかを指定します。

○
ISM認証
○
Microsoft Active DirectoryまたはLDAP連携認証
説明
ユーザーグループの説明(コメント)を入力してください。入力内容は任意です。

ディレクトリサイズ
ユーザーグループで使用するファイルの総容量の上限と警告の通知しきい値を指定できます。
用途
ユーザーグル
ープ全体
リポジトリ
サイズ制限
 有効時
しきい値監視
 有効時
ユーザーグループで使用するファイルの総容
量を[最大サイズ(MB)]に、MB単位で指定しま
す。
ファイルの総容量とは、以下のデータの合計
を意味します。
- リポジトリ
- 保管ログ
- ノードログ
- FTPでISM-VAに取り込むファイル
指定した「最大サイズ(MB)」に対して、実際
の使用量がその値を超えた場合、運用ログに
エラーメッセージが出力されます。
ただしその場合でも、リポジトリ、保管ロ
グ、ノードログの各々の動作に影響しませ
ん。
 有効時
リポジトリにインポートするファイルの総容
量を[最大サイズ(MB)]に、MB単位で指定しま
す。
指定した「最大サイズ(MB)」に対して、イン
ポートしたファイルの総使用量がその値を超
えた場合、実行中のリポジトリへのインポー
トはエラーになり、エラーメッセージが運用
ログに出力されます。
59
警告メッセージを出力するしきい値を[警告
しきい値(%)]に指定します。%単位で指定し
てください。警告メッセージは運用ログに出
力されます。
指定できません。
保管ログ
ノードログ
保管ログの総容量を[最大サイズ(MB)]に、MB
単位で指定します。
指定した「最大サイズ(MB)」に対して、保管
ログの総容量がその値を超えた場合、新たに
発生したログは保管されなくなり、運用ログ
にエラーメッセージが出力されます。
なお、[最大サイズ(MB)]の設定値を、デフォ
ルトの「0」のままにしておくと、発生した
ログは保管されず、そのたびに運用ログにエ
ラーメッセージが出力されます。
値を超える前に保管されたログはそのまま保
管されます。
ダウンロード用データとログ検索用データの
各々の総データ容量を[最大サイズ(MB)]に、
MB 単位で指定します。
(ログ検索用データは、Administrator ユー
ザーグループにのみ指定できます。)
ダウンロード用データ、ログ検索用データの
いずれかにおいて、指定した「最大サイズ
(MB)」に対して総データ容量がその値を超え
た場合、同時に容量のデータが出力されなく
なり、運用ログにエラーメッセージが出力さ
れます。
警告メッセージを出力するしきい値を[警告
しきい値(%)]に指定します。%単位で指定し
てください。警告メッセージは運用ログに出
力されます。
ダウンロード用データの容量とログ検索用デ
ータの容量に対して、警告メッセージを出力
するしきい値を[警告しきい値(%)]に値を指
定します。%単位で指定してください。警告
メッセージは運用ログに出力されます。
なお、いずれか、もしくは両方のデータの
「最大サイズ(MB)」の設定値を、デフォルト
の「0」のままにしておくと、どちらのデー
タも出力されず、運用ログにエラーメッセー
ジが出力されます。
リポジトリにインポートするファイルの総容量、保管ログの容量、ノードログ(ダウンロード用データ、ログ検索
用データ)の容量の見積り方法については、「3.2.1 ディスク資源の見積り」を参照してください。

ノードグループを選択してください。
ノードグループを選択することで、ユーザーグループとノードグループの関連付けを行います。
注意

ユーザーグループに関連付けられるノードグループは1つだけです。

ユーザーグループに所属する各ユーザーは、そのユーザーグループに関連付けられたノードグループに所属するノ
ードだけを操作対象にできます。ユーザーグループに関連付けられていないノードグループのノードにはアクセス
できません。

ユーザーグループ作成後は、すぐに「3.7.2 ユーザーグループに対する仮想ディスク割当て」手順を行ってくださ
い。
ユーザーグループの編集
以下の方法で、ユーザーグループの情報を編集します。
1. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[基本設定]-[ユーザーグループ]を選択します。
2. 以下のどちらかを行います。
60
○ 編集したいユーザーグループにチェックを付け、[アクション]ボタンから[編集]を選択します。
○ 編集したいユーザーグループ名をクリックし、表示された情報画面で[アクション]ボタンから[編集]を選択しま
す。
編集できる情報は、以下のとおりです。
● ユーザーグループ名
● 認証方法
● 説明
● ディレクトリサイズ
編集内容は、
「ユーザーグループの追加」の「ディレクトリサイズ」を参照してください。
● ノードグループを選択してください
ノードグループを選択することで、ユーザーグループとノードグループの関連付けを行います。
注意

Administratorグループのグループ名は、変更できません。

Administratorグループの認証方法には、
「ISM」のみ指定できます。

ユーザーグループに関連付けられるノードグループは1つだけです。
ノードグループに関連付けられた状態のユーザーグループに、新たに別のノードグループとの関連付けを行った場
合、関連付けられていたノードグループとの関連付けは解除されます。
61
修正番号:40
2.3.1.3
Microsoft Active Directory または LDAP との連携
設定手順
1. Microsoft Active DirectoryまたはLDAP(以降、
「ディレクトリサーバ」と表記)と連携するユーザーを、ディレク
トリサーバに登録します。
2. Administratorグループに属し、Administratorロールを持つユーザーでISMにログインします。
3. ディレクトリサーバ情報が設定されていない場合、ISMのLDAPサーバの設定で、以下の情報を設定します。
設定内容については、ディレクトリサーバの管理者に、手順1で登録した設定内容を問い合わせてください。
項目
LDAPサーバ名
設定内容
ディレクトリサーバ名を指定します。以下のどれかを指定します。
● URLまたはIPアドレス
● ldap://url または ldap://IPアドレス
● ldaps://url または ldaps://IPアドレス
ポート番号
ディレクトリサーバのポート番号を指定します。
ベースDN
アカウント検索用のベースDNを指定します。ディレクトリサーバの登録内容に依存します。
例)
● LDAPの場合:ou=Users,ou=system
● Microsoft Active Directoryの場合:DC=company,DC=com
検索属性
アカウント検索用のアカウント属性を指定します。以下のどちらかの固定文字列を指定し
ます。
● LDAPの場合:uid
● Microsoft Active Directoryの場合:sAMAccountName
バインドDN
ディレクトリサーバ上で、検索できるアカウントを指定します。ディレクトリサーバの登
録内容に依存します。
例)
● LDAPの場合:uid=ldap_search,ou=system
● Microsoft Active Directoryの場合:
CN=ldap_search,OU=user_group,DC=company,DC=com
anonymousはサポートしていません。
パスワード
バインドDNで指定したアカウントのパスワードを指定します。
4. 認証方法にMicrosoft Active DirectoryまたはLDAPを設定したユーザーグループを用意します。
5. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[基本情報]を選択し、[ユーザー]を選択して、手順
1で登録したユーザーを追加します。
登録する情報は以下のとおりです。
項目
設定内容
ユーザー名
手順1で登録したユーザー名を指定します。
パスワード
手順 1 のパスワードとは異なり、連携を解除した場合のパスワードを指定し
ます。
なお、ここで指定したパスワードが、FTPでログイン時に使用するパスワードとなります。
ユーザーロール
ISMでのユーザーロールを指定します。
説明
自由な値を指定します。
言語
追加するユーザーで使用する言語を指定します。
日付フォーマット
追加するユーザーで使用する日付フォーマットを指定します。
タイムゾーン
追加するユーザーで使用するタイムゾーンを指定します。
62
項目
ユーザーグループ名
設定内容
手順4で用意したユーザーグループを指定します。
6. 手順5で登録したユーザーがログインできることを確認します。
ログインできない場合、手順3に戻ってください。
注意
administrator ユーザーは、Microsoft Active Directory または LDAP と連携できません。
63
修正番号:41
2.3.2
リポジトリ管理機能
リポジトリは、ISM が利用する各種リソースを保管する場所です。各種リソースは、ユーザーグループに関連していま
す。主に以下の用途で利用します。
● ファームウェアアップデート用のデータを保管
「ファームウェア管理機能」
、
「プロファイル管理機能」で利用されます。
● OSインストール用のOSインストール媒体を保管
「プロファイル管理機能」で利用されます。
● OSインストールに使用するServerView Suite DVDを保管
「プロファイル管理機能」で利用されます。
ポイント
リポジトリのディスク領域には、ISM-VA に仮想ディスクを割り当てます。仮想ディスクの割当て方法については、
「3.2.1.2 リポジトリの必要容量の見積り」および「3.6 仮想ディスクの割当て」を参照してください。
注意
リポジトリのディスク領域が不足している場合、リポジトリ管理機能の各種データの保存に失敗します。
「3.2.1.2 リポジ
トリの必要容量の見積り」および「3.7 仮想ディスクの割当て」
、「2.3.1.2 ユーザーグループの管理」を参照してリポジト
リに対して十分なディスク領域を割り当ててください。
64
修正番号:42
2.3.2
リポジトリ管理機能
ファームウェアデータの保存
操作例を示します。
1.
準備したファームウェアデータを、FTPを使ってISM-VAへ転送します。ISOイメージまたはZIP圧縮されたファームウ
ェアデータを展開したフォルダーを管理サーバへ転送します。
転送方法の詳細は、
「2.1.2 FTPアクセス」を参照してください。
2. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[リポジトリ]を選択します。
3. 以下のどちらかを行います。
-
ファームウェアデータをDVDからリポジトリに保存する場合は、[リポジトリインポートデータリスト]タブの[ア
クション]ボタンから[DVDインポート]を選択します。
-
ファームウェアデータを富士通のWebサイトからリポジトリに保存する場合は、[ファームウェアインポートデー
タリスト]タブの[アクション]ボタンから[ファームウェアインポート]を選択します。
4. 画面表示に従い、操作を実行します。
リポジトリからのファームウェアデータの削除
・ファームウェアデータをDVDからリポジトリに保存していた場合
1. [カラム表示]欄で[リポジトリインポートデータリスト]タブを選択します。
2. 削除を行う対象にチェックを付け、[アクション]ボタンから[削除]を選択します。
3. 画面表示に従い、操作を実行します。
・ファームウェアデータを富士通のWebサイトからリポジトリに保存していた場合
1. [カラム表示]欄で[ファームウェアファームウェアデータ]タブを選択します。
2. 削除を行う対象にチェックを付け、[アクション]ボタンから[削除]を選択します。
3. 画面表示に従い、操作を実行します。
ファームウェアデータのインポート
管理対象ノードによって使用するファームウェアイメージデータが異なります。下表のデータを準備してください。デー
タが DVD 形式の場合は、ISO イメージファイルを準備してください。
65
ファームウェアイメージデータ入手先
下記のWebサイトから対象モデルのファームウェアデータをダウンロードしてください。
対象ファームウェア
ファームウェア
タイプ(種類)
入手先
PRIMERGY本体 iRMC
iRMC
PRIMERGY本体 BIOS
BIOS
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/primergy/down
loads/
PRIMERGY搭載カード
類
FC
http://support.ts.fujitsu.com/globalflash/FibreChannelController/
CNA
http://support.ts.fujitsu.com/globalflash/LanController/
ネットワークスイッ
チ
基本ソフトウェア
LAN Switch
(SR-Xモデル)
http://www.fujitsu.com/jp/products/network/download/sr-x/firm/
LAN Switch
(VDXモデル)
http://eservice.fujitsu.com/supportdesk/ [注1]
ストレージ
コントローラー
ETERNUS DX/AF
http://eservice.fujitsu.com/supportdesk/ [注1]
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/download/ [ 注
2]
[注1]ご利用にはSupportDesk契約が必要です。
[注2]ご利用には「富士通ID(登録無料)
」が必要です。
ServerView Suite Update DVDイメージ入手先
以下のPRIMERGYダウンロード検索画面で、
「製品名」欄でご利用の製品名を選択し、
「添付ソフト/ドライバ名称(部
分一致可)
」欄に「Update DVD」と入力して検索してください。
http://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/ia/drviaindex
注意
ISM2.0では、Update DVD内に含まれるファームウェアデータでファームウェアアップデートに使用できるものは、フ
ァームウェアタイプがFC、CNAのものだけです。
Administratorグループに所属するadministratorユーザーでファームウェアデータをインポートする場合の操作例を示
します。
1. ファームウェアイメージデータ入手先から、ファームウェアイメージデータを入手します。
2.
ISOイメージファイルを利用しない場合は、任意のフォルダーにダウンロードしたファイルを格納します。
ダウンロードしたファイルが圧縮ファイルの場合は、フォルダー内で展開してください。
66
3.
FTPを使ってISM-VAへ転送します。
-FTPコマンドまたはFTPクライアントソフトウェア(FFFTP、WinSCPなど)を使って転送してください。その際、文字
コードがUTF-8で変換されるように設定してください。Windows Explorerを使用すると文字コードが正しく扱われな
いため、使用しないでください。
-FTPクライアントソフトウェアからISM-VAへログイン後、ルートディレクトリから「<ユーザーグループ名>/ftp」
ディレクトリへ移動し、そのディレクトリに転送を行います。
-ISOイメージファイルを利用しない場合は、必ずフォルダー構造を変更せずに転送してください。
4. ファームウェアデータをインポートします。
a. ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[リポジトリ]を選択します。
b. 以下のどちらかを行います。
-ISOイメージファイルをリポジトリにインポートする場合は、[リポジトリ] [インポートデータリスト]の
[アクション]ボタンから[DVDインポート]を選択します。
画面表示に従い、ファイルの配置場所、メディアの種類を選択して、[適用]を選択します。
-ISOイメージファイルを利用せずにリポジトリにインポートする場合は、
[ファームウェア] [インポートデータリスト]の[アクション]ボタンから[ファームウェアインポート]
を選択します。
画面表示に従い、ファイルの配置場所、種類、モデル、バージョンを入力して、[適用]を選択します。
入力するバージョンは、下記の表に従って入力してください。
種類
モデル
バージョン
iRMC
RX100 S8、CX2550 M1など
iRMCとSDRのバージョン[注1]
BIOS
RX100 S8、CX2550 M1など
BIOSのバージョン[注1]
FC
LPe1250、LPe12002
BIOSとFWのバージョン[注2]
LPe1600、LPe16002 LPe1250、
LPe12002以外のLPeXXX
ファームウェアのバージョン[注2]
QLE2560、QLE2562、QLE2600、
QLE2602 QLEXXX
BIOSのバージョン[注2]
Oce10102など
ファームウェアのバージョン[注1]
CNA
67
種類
LAN Switch
ETERNUS DX/AF
モデル
バージョン
SR-Xモデル
基本ソフトウェアのバージョン[注1]
VDXモデル
ファームウェアのバージョン[注1]
ETERNUS DX/AFモデル
ファームウェアのバージョン[注1]
[注1]バージョンについては、リリースノートを参照してください。
[注2]バージョンについては、リリースノートまたはファイル名を参照してください。
リポジトリのインポートには時間がかかることがあります。インポートの開始後、作業がISMのタスクとして登録さ
れます。作業の状況は「タスク」画面で確認してください。
ISMのGUIでグローバルナビゲーションメニューから[イベント/タスク]-[タスク]を選択すると、「タスク」画面にタ
スクの一覧が表示されます。
ポイント

ISMのFTPサーバに配置したファイルはインポートが完了したあとは不要です。FTPのコマンドを使用して削除してく
ださい。

FTPクライアントソフトウェアを使ってファイル転送を行う際、文字コードがUTF-8で変換されるように設定してくだ
さい。文字コードの変換が正常に行われないと、ISM-VA上でファイルが文字化けを起こすことがあり、正しくインポ
ートが実行できない場合があります。インポートが正しく行われない、インポートしたドキュメントが表示されない
などの場合は、インポート済みのファームウェアデータおよび、ISM-VA上へFTP転送したファイルを削除し、文字コ
ード変換の設定を見直したうえで、再度インポートを行ってください。
68
修正番号:43
2.3.3
導入
Emulex OneCommand Manager CLI、Qlogic QConvergeConsole CLI の
注意

Linux上の富士通PCIカードのファームウェアアップデートをするためには、対象サーバのOS上にEmulex OneCommand
Manager CLI、または、QLogic QConvergeConsole CLIがインストールされ、対象のPCIカード情報が取得できる状態
である必要があります。インストール、操作方法は、Emulex One Command Manager CLIのマニュアル、QLogic
QConvergeConsole CLIのマニュアルを参照してください。Emulex OneCommand Manager CLIのインストールが必要に
なる型番は、以下のとおりです。
PG-FC203,
PY-FC201,
PY-FC221,
PY-CN302,
PY-LA3A2,
PGBFC203,
PYBFC201,
PYBFC221,
PYBCN302,
PYBLA3A2,
PG-FC203L,
PY-FC201L,
PYBFC221L,
PYBCN302L,
PYBLA3A2L,
PGBFC203L, PG-FC204, PGBFC204, PG-FC204L, PGBFC204L,
PYBFC201L, PY-FC202, PYBFC202, PY-FC202L, PYBFC202L,
PY-FC222, PYBFC222, PYBFC222L,
PY-CN202, PYBCN202, PY-CN202L, PYBCN202L,
PY-LA3B2, PYBLA3B2, PYBLA3B2L
QLogic QConvergeConsole CLIのインストールが必要になる型番は、以下のとおりです。
PG-FC205, PGBFC205, PG-FC205L, PGBFC205L, PG-FC206, PGBFC206, PG-FC206L, PGBFC206L,
PY-FC211, PYBFC211, PY-FC211L, PYBFC211L, PY-FC212, PYBFC212, PY-FC212L, PYBFC212L,
PY-FC311, PYBFC311, PYBFC311L, PY-FC312, PYBFC312, PYBFC312L
Emulex OneCommand Manager CLI、QLogic QConvergeConsole CLIのインストールが必要になるPCIカードは弊社の本
製品Webサイトを参照してください。
http://software.fujitsu.com/jp/serverviewism/environment/

Linux上のPCIカードのファームウェアアップデートをするためには、対象サーバ上のLinuxでlspciコマンドが実行で
きる必要があります。
69
修正番号:44
2.3.5.1
ISM-VA 管理機能のコマンド一覧
保守機能
機能
保守ログ採取
システム情報の表示
修正適用
プラグイン適用
ホスト名変更
障害調査ログ切替え
SNMP コミュニティー名設定
ismadm
ismadm
ismadm
ismadm
ismadm
ismadm
ismadm
70
system
system
system
system
system
system
snmp
コマンド
snap
show
patch-add
plugin-add
modify
set-debug-flag
修正番号:45
2.3.5.1
ISM-VA 管理機能のコマンド一覧
MIBファイル設定
機能
MIB ファイル登録
MIB ファイル表示
MIB ファイル削除
コマンド
ismadm mib import
ismadm mib show
ismadm mib delete
71
修正番号:46
2.3.6 仮想化管理ソフトウェア管理機能
仮想化管理ソフトウェアとの連携機能を利用する場合は、ISM に仮想化管理ソフトウェアを登録します。
仮想化管理ソフトウェアの登録
新しく仮想化管理ソフトウェアを登録する場合の操作方法を示します。
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションメニューから[各種設定]-[基本設定]-[仮想化管理ソフトウェア]を選択し
ます。
2. [アクション]ボタンから[登録]を選択します。
3. 登録に必要な情報を入力します。
- 仮想化管理ソフトウェア名
ISM 全体で、一意な名称を設定してください。
- IP アドレス
仮想化管理ソフトウェアの[IP アドレス]を設定してください。
Microsoft Failover Cluster の場合にはクラスタ仮想 IP を登録してください。
- タイプ
登録する仮想化管理ソフトの種類を選択してください。
Microsoft Failover Cluster の場合には Windows Server のバージョンも指定してください。
- アカウント情報
CMS の[アカウント名]、[パスワード]を設定してください。
CMS がドメインに参加している場合は、[ドメイン名]も設定してください。
- URL
仮想化管理ソフトウェアに Web 管理画面にアクセスするための URL を設定してください。
[タイプ]に Web 管理機能を提供する仮想化管理ソフトウェアを指定した場合は、Web 管理画面にアクセスするため
の URL を設定してください。
-
ユーザーグループ
管理するユーザーグループ名を選択してください。
4. [登録]ボタンをクリックします。仮想化管理ソフトウェアリスト画面に登録した仮想化管理ソフトウェアが表示され
ます。
注意
[タイプ]にMicrosoft Failover Clusterを指定した場合は、[ドメイン名]を必ず設定してください。
仮想化管理ソフトウェアからの情報取得
ISM では、24 時間周期で登録した仮想化管理ソフトウェアから以下の情報が取得されます。
・仮想マシン情報
取得された仮想マシン情報は、ISM に登録されているノードの OS 情報と紐付けて管理されます。取得された各ノードの
仮想マシン情報は、ノード詳細画面の[仮想マシン]タブで確認できます。
最後に仮想化管理ソフトウェアから情報取得が行われた時刻が[最終情報取得日時]に表示されます。一度も情報取得が
行われていない場合は、表示されません。
手動で仮想化管理ソフトウェアから情報取得を行う場合、以下の手順を実行してください。
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションから[各種設定]-[基本設定]-[仮想化管理ソフトウェア]を選択します。
2. [CMS 情報取得] ボタンを押し、[実行]します。
情報取得が完了すると、イベントログにメッセージ ID「10021503」のログが出力されます。
72
注意
Microsoft Failover Clusterをご使用の環境で、仮想マシンをHyper-Vマネージャーから削除した場合には、その仮想マ
シンをフェールオーバクラスタマネージャの役割からも削除してください。
仮想化管理ソフトウェアの編集
ISM に登録されている仮想化管理ソフトウェア情報を編集する場合の操作方法を示します。
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションから[各種設定]-[基本設定]-[仮想化管理ソフトウェア]を選択し、
表示される[仮想化管理ソフトウェアリスト]画面で、対象の仮想管理ソフトウェアを選択します。
2. [アクション]ボタンから[編集]を選択します。
3. 情報を編集します。
4. [登録]を実行し、情報の内容を反映します。
仮想化管理ソフトウェアの削除
ISM に登録されている仮想化管理ソフトウェアを削除する場合の操作方法を示します。
1. ISM の GUI でグローバルナビゲーションから[各種設定]-[基本設定]-[仮想化管理ソフトウェア]を選択し、
表示される[仮想化管理ソフトウェアリスト]画面で、対象の仮想管理ソフトウェアを選択します。
2. [アクション]ボタンから[削除]を選択します。
3. [削除]を実行し、仮想化管理ソフトウェアを削除します。
73
修正番号:47
2.4.3
ユーザーグループ削除時
ユーザーグループを削除する場合は、事前に以下の操作を完了させてください。

適用済みプロファイルは適用を解除してください。

ユーザーグループに含まれるプロファイル、プロファイルグループ、ポリシー、ポリシーグループは削除してくださ
い。

インポートしたOSメディア、SVS DVD、ファームウェアデータはリポジトリから削除してください。

ログ収集スケジュールは削除してください。

保存したログは削除してください。
74
修正番号:48
2.4.4
ユーザーグループ名の変更時
ユーザーグループ名を変更する場合は、事前に以下のタスクが実行中で存在していないことを確認して
ください。

ファームウェアデータのインポート操作

ファームウェアのアップデート操作
75
修正番号:49
3.1
ISM 導入の流れ
(1)導入設計
ISM を導入するにあたって事前に準備しておくべき作業は以下のとおりです。

ディスク資源の見積り

リポジトリの設定

ネットワークの構成設計

ノード名/プロファイル名の設定

ユーザーの設定
作業内容については、
「3.2 ISM の導入設計」を参照してください。
76
修正番号:50
3.1
ISM 導入の流れ
(6)仮想ディスクの割当て
ISM-VAのディスク容量を拡張するため、仮想ディスクを割り当てます。
ISM-VA のディスク容量を拡張する作業については、
「3.7 仮想ディスクの割当て」を参照してください、ISM-VA 全体と
Administrator ユーザーグループに対して仮想ディスクを割当ててください。
77
修正番号:51
3.1
ISM導入の流れ
注意
ISM-VA 導入後は、すぐに「3.7.2 ユーザーグループに対する仮想ディスク割当て」手順で Administrator グループ用の
仮想ディスク割当てを行ってください。
78
修正番号:52
3.2.1.2
リポジトリの必要容量の見積り
ポイント

ユーザーグループとノードグループを関連付けることで、ノードグループごとに分離してISMを運用できます。この
場合、ユーザーグループごとにリポジトリを準備します。ユーザーグループ数の分だけ、リポジトリにServerView
Suite DVD以外の必要なディスク容量を見積もる必要があります。

ServerView Suite DVDは、システム領域に格納されます。使用するServerView Suite DVDの数に応じて、システム領
域のLVMボリュームに必要なディスク容量を見積もる必要があります。
79
修正番号:53
3.2.3
ネットワークの設計
ISMがサーバを管理するには、以下の2種類の管理LANを使用します。
●iRMC Management LANに接続するネットワーク
主にサーバの制御やBIOS・iRMCの設定などに使用します。
●オンボードLANまたはLANカードに接続するネットワーク
主にOSのインストールやOSをインストールしたあとの接続などに使用します。
80
修正番号:54
3.2.3
ネットワークの設計
注意
ISM-VA は、デフォルトで「192.168.1.101」の IP アドレスが有効になった状態で
起動します。ネットワーク内のほかの装置との競合に注意してください。
IP アドレスが競合する場合は、以下のような手順で IP アドレスを変更することに
より、競合を解消することができます。
1.
2.
3.
4.
本番環境以外のハイパーバイザーに ISM-VA をインストール
ISM-VA の IP アドレスを変更
「4.3.1 ISM-VA のバックアップ」手順に従いバックアップ
バックアップした ISM-VA を、
「4.3.2 ISM-VA のリストア」手順に従い
本番環境のハイパーバイザーにリストア
81
修正番号:55
3.2.4
ノード名の設定
ノードを登録する際に、必要になるノード名およびプロファイル名のルールを決定します。
ノードを登録するときは、1 台ごとに固有のノード名を設定します。
ノード名には最大 64 文字の英数字またはハイフン(-)
、アンダースコア(_)が使用できます。文字列が設定できます。
ただし以下の文字は使用できません。
スラッシュ(/)、バックスラッシュ(\)、コロン(:)、アスタリスク(*)、クエスチョンマーク(?)
ダブルクォーテーション(“)、山括弧(<>)、パイプライン(|)
82
修正番号:56
3.3.1
Microsoft Windows Server Hyper-V へのインストール
DVDメディアに含まれるzipファイルを使用してインストールします。インストールの途中で指定するインストール先や
ネットワークアダプターの選択の詳細は、Hyper-Vのマニュアルを参照してください。
1. DVDメディアに含まれるzipファイルを、Hyper-VホストであるWindowsサーバの一時展開場所に展開します。
差し替え画像
2. Hyper-Vマネージャーを起動し、Hyper-VホストであるWindowsサーバを右クリックして[仮想マシンのインポート]を
選択します。
83
3. 「フォルダーの選択」画面で、手順1で展開したディレクトリを選択します。
選択するディレクトリは、
「Snapshots」、
「Virtual Hard Disks」
、
「Virtual Machines」というディレクトリの親デ
ィレクトリです。
差し替え画像
84
修正番号:57
3.3.2
VMware vSphere Hypervisor へのインストール
DVDメディアに含まれるovaファイルを使用してインストールします。
1. vSphere Clientを起動し、[ファイル]メニューから[OVFテンプレートのデプロイ]を選択します。
2. ソースの選択画面で、DVDメディアに含まれるovaファイルを選択し、[次へ]をクリックします。
差し替え画像
85
修正番号:58
3.3.3
KVM へのインストール
DVD メディアに含まれる tar.gz ファイルを使用してインストールします。
1. KVMホストの任意のディレクトリにtar.gzファイルを転送し展開します。
# tar xzvf ISMV200si421ISM200_kvm.tar.gz
ISMV200si421ISM200_kvm/
ISMV200si421ISM200_kvm/ISMV200si421ISM200_kvm.qcow2
ISMV200si421ISM200_kvm/ISMV200si421ISM200.xml
2. 展開されたディレクトリに含まれるファイルをそれぞれ所定の場所にコピーします。
a. qcow2ファイルを/var/lib/libvirt/imagesにコピーします。
# cp ISMV200si421ISM200_kvm.qcow2 /var/lib/libvirt/images
b. xmlファイルを/etc/libvirt/qemuにコピーします。
# cp ISMV200si421ISM200.xml /etc/libvirt/qemu
3. xmlファイルを指定してISM-VAを登録します。
# virsh define /etc/libvirt/qemu/ISMV200si421ISM200.xml
4. 仮想マシンマネージャー上でISM-VAを選択し、[開く]をクリックします。
86
5. 仮想マシンマネージャー上でISM-VAを選択し、[開く]をクリックします。
差し替え画像
6. ISM-VA仮想マシン画面の[表示]メニューから[詳細]を選択します。
差し替え画像
87
7. ISM-VA仮想マシンの詳細画面で[NIC]を選択し、ISM-VAを接続する仮想ネットワークまたはホストデバイスを選択し
て、[適用]をクリックします。
差し替え画像
88
修正番号:59
3.4.1.1
Microsoft Windows Server Hyper-V で動作する ISM-VA の場合(初回)
1. Hyper-Vマネージャーで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[接続]を選択します。
差し替え画像
2. 「仮想マシン接続」画面の[操作]メニューから[起動]を選択し、ISM-VAを起動します。
89
差し替え画像
90
修正番号:60
3.4.1.2
VMware vSphere Hypervisor で動作する ISM-VA の場合(初回)
1. vSphere Clientで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[コンソールを開く]を選択します。
差し替え画像
2. 「 コ ン ソ ー ル 」 画 面 の [ 仮 想 マ シ ン ] メ ニ ュ ー か ら [ 電 源 ]-[ パ ワ ー オ ン ] を 選 択 し 、 ISM-VA を 起 動 し ま す 。
差し替え画像
91
修正番号:61
3.4.1.3
KVM で動作する ISM-VA の場合(初回)
1. 仮想マシンマネージャーで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[開く]を選択します。
差し替え画像
2. ISM-VA仮想マシン画面の[仮想マシン]メニューから[実行]を選択し、ISM-VAを起動します。
差し替え画像
92
修正番号:62
3.4.2
ISM 初期設定
4. コンソールで、日付・時間の設定をします。
現在の設定の確認方法は以下のとおりです。
# ismadm time show
Local time:
Universal time:
RTC time:
Time zone:
NTP enabled:
NTP synchronized:
RTC in local TZ:
DST active:
木 2016-06-09 16:57:40 JST
木 2016-06-09 07:57:40 UTC
木 2016-06-09 16:57:40
Asia/Tokyo (JST, +0900)
no
no
no
n/a
NTP Servers:
506 Cannot talk to daemon
93
修正番号:63
3.4.2
ISM 初期設定
5. コンソールで、ドメイン環境の設定をします。
ドメイン環境を使用しない場合には本設定は不要です。

ドメイン設定情報を追加する。
# ismadm kerberos add -d <Domain Name> -r <Realm> -n <Controller Name>
実行例
# ismadm kerberos add -d sample.local -r SAMPLE.LOCAL -n adsvr.sample.local

ドメイン設定情報を表示する。
# ismadm kerberos show

ドメイン設定情報を1つ前の状態に戻す
# ismadm kerberos restore
2つ以上前の状態に戻すことはできません。

ドメイン設定情報を初期化する
# ismadm kerberos init
94
修正番号:64
3.7.1
ISM-VA 全体に対する仮想ディスク割当て
1. ISM-VA停止後、ハイパーバイザーの設定画面で仮想ディスクを作成し、ISM-VA(仮想マシン)に接続します。
Microsoft Windows Server Hyper-Vの場合
差し替え画像
仮想ディスクは、SCSIコントローラーの配下に作成してください。
95
修正番号:65
3.7.2
ユーザーグループに対する仮想ディスク割当て
Administratorユーザーグループを例として、仮想ディスク割当ての手順を示します。
1. ISM-VA停止後、ハイパーバイザーの設定画面で仮想ディスクを作成し、ISM-VA(仮想マシン)に接続します。
Microsoft Windows Server Hyper-Vの場合
差し替え画像
仮想ディスクは、SCSIコントローラーの配下に作成してください。
96
修正番号:66
4.1.1.1
Microsoft Windows Server Hyper-V で動作する ISM-VA の場合(2 回目以降)
1. Hyper-Vマネージャーで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[接続]を選択します。
差し替え画像
2. 「仮想マシン接続」画面の[操作]メニューから[起動]を選択し、ISM-VAを起動します。
差し替え画像
97
修正番号:67
4.1.1.2
VMware vSphere Hypervisor で動作する ISM-VA の場合(2 回目以降)
1. vSphere Clientで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[コンソールを開く]を選択します。
差し替え画像
2. 「コンソール」画面の[仮想マシン]メニューから[電源]-[パワーオン]を選択し、ISM-VAを起動します。
差し替え画像
98
修正番号:68
4.1.1.3
KVM で動作する ISM-VA の場合(2 回目以降)
1. 仮想マシンマネージャーで、インストールしたISM-VAを右クリックし、[開く]を選択します。
差し替え画像
2. 「ISM-VA仮想マシン」画面の[仮想マシン]メニューから[実行]を選択し、ISM-VAを起動します。
差し替え画像
99
修正番号:69
4.6.1
SSL サーバ証明書配置
認証機関などで発行された SSL サーバ証明書を ISM-VA へ設定します。
1. FTPでSSLサーバ証明書をISM-VAへ転送します。
転送先:/Administrator/ftp
FTPでの転送方法は、
「2.1.2 FTPアクセス」を参照してください。
2. コンソールからadministratorでISM-VAにログインします。
3. SSLサーバ証明書を配置します。
FTP転送した「key」ファイルと「crt」ファイルを指定し、コマンドを実行してください。
# ismadm sslcert set -key /Administrator/ftp/server.key -crt /Administrator/ftp/server.crt
4. ISM-VAを再起動します。
# ismadm power restart
ポイント
ローカルネットワーク内で使用する独自のホスト名に対応した独自 SSL サーバ
証明書は、openssl コマンドがインストールされた Linux サーバ上で、以下の
コマンドで作成することができます。
# openssl genrsa -rand /proc/uptime 2048 > server.key
# openssl req -new -key server.key -x509 -sha256 -days 365 -set_serial $RANDOM -extensions v3_req -out server.crt
・証明書のファイル名(server.key/server.crt)は任意のファイル名を指定。
・days オプションは証明書の有効日数を指定
・ホスト名は、openssl req コマンド実行後の「Common Name」入力時に指定。
100
修正番号:70
4.8
ネットワーク設定
ネットワークの設定/表示を行います。
1. コンソールからadministratorでISM-VAにログインします。
2. ネットワーク設定コマンドを実行します。
○ ネットワークデバイス表示
# ismadm network device
○ ネットワーク設定変更
# ismadm network modify <LANデバイス名> ipv4.method manual ipv4.addresses <IPアドレス>/<マスクビット>
ipv4.gateway <ゲートウェイIPアドレス>
注意
ネットワーク設定変更後は、ISM-VAの再起動が必要です。
実行例)
# ismadm network modify eth0 ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.1.101/24 ipv4.gateway 192.168.1.1
○ DNSサーバ追加
# ismadm network modify <LANデバイス名> +ipv4.dns <DNSサーバ>
実行例)
# ismadm network modify eth0 +ipv4.dns 192.168.1.2
○ DNSサーバ削除
# ismadm network modify <LANデバイス名> -ipv4.dns <DNSサーバ>
実行例)
# ismadm network modify eth0 -ipv4.dns 192.168.1.2
○ ネットワーク設定表示
# ismadm network show <LANデバイス名>
実行例)
# ismadm network show eth0
101
修正番号:71
4.11
システム情報の表示
コンソールから ISM-VA の内部システム情報を表示できます。
1. コンソールからadministratorでISM-VAにログインします。
2. システム情報の表示コマンドを実行します。
# ismadm system
ISM Version
GUI Port Number
Hostname
Log Level
show
: 2.0.0 (S20160901-01)
: 25566
: localhost
: small
102
修正番号:72
4.17
SNMP コミュニティー名設定
SNMP コミュニティー名を変更することができます。
1. コンソールからadministratorでISM-VAにログインします。
2. SNMPコミュニティー名設定コマンドを実行します。
○ SNMPコミュニティー名の変更
# ismadm snmp set -name {Community Name}
○ SNMPコミュニティー名の表示
# ismadm snmp show
103
修正番号:73
4.18
ISM-VA 内部の DHCP サーバ
ISM-VA内部のDHCPサービスを起動することで、ISM-VAをDHCPサーバとして使用できます。
DHCPサーバは、プロファイル管理機能でOSインストールを行う場合に必須であり、その際は、外部のDHCPサーバを使
用することも、以下の手順で設定したISM-VAをDHCPサーバとして使用することも、どちらでも可能です。
(その場合、
「4.18.4 DHCPサーバの切り替え」で示されている手順により、どちらのDHCPサーバを使用するかを指定し
ます。)
外部のDHCPサーバのみを使用する場合は、以下の設定は不要です。
4.18.1
ISM-VA 内部の DHCP サーバの設定
ISM-VA内部のDHCPサーバの設定をします。
設定後、DHCP サービスを停止、起動することにより設定が反映されます。
DHCP サービスの停止、起動については、
「4.18.2 ISM-VA 内の DHCP サービスの操作」を参照してください
DHCP サーバの設定には、2 つの方法があります。運用に併せていずれかの方法で設定してください。

ismadm dhcpsrv コマンドのパラメータ指定による設定
ISM-VA の Profile 適用に必要な DHCP サーバの設定を行います。

conf ファイルによる設定
ISM-VA の Profile 適用で使用する設定に限らず、一般的な DHCP サーバの設定を行います。
(1) ismadm dhcpsrv コマンドのパラメータ指定による設定
# ismadm dhcpsrv set-simple -subnet <サブネット>
-netmask <サブネットマスク>
-start <割り当て開始アドレス>
-end <割り当て終了アドレス>
-broadcast <ブロードキャストアドレス>
[-dns <DNSサーバのIPアドレス>]
[-gw <ゲートウェイのIPアドレス>]
コマンドは一行で入力してください。
以下のパラメータは指定が必須です。指定を省略できません。
-subnet
-netmask
-start
-end
-broadcast
実行例)
104
# ismadm dhcpsrv set-simple -subnet 192.168.1.0 -netmask 255.255.255.0 -start 192.168.1.150 -end 192.168.1.160 broadcast 192.168.1.255 -dns 192.168.1.200 -gw 192.168.1.250
---------------- New Configuration ---------------ddns-update-style none;
default-lease-time 86400;
max-lease-time 259200;
shared-network LOCAL-NET {
subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
range 192.168.1.150 192.168.1.160;
option subnet-mask 255.255.255.0;
option broadcast-address 192.168.1.255;
option vendor-class-identifier "PXEClient";
option domain-name-servers 192.168.1.200;
option routers 192.168.1.250;
}
}
--------------------------------------------------Update DHCP configureation ? (Current settings are discarded)
[y/n]:
コマンド終了後に、設定した値を確認するメッセージが表示されるので、
「y」を入力して設定を確定させてください。
(2) conf ファイルによる設定
記述済みの conf ファイルを ISM-VA の ftp 機能でアップロードし、コマンドで取り込みます。
FTPでの転送方法は、
「2.1.2 FTPアクセス」を参照してください。
# ismadm dhcpsrv set -file <confファイル>
実行例)
# ismadm dhcpsrv set -file /Administrator/ftp/dhcpd.conf.new
注意
DCHP サーバの設定変更を行った場合は、DCHP サービスを停止、起動を行ってください。
サービスの停止、起動の方法は、
「4.18.2 ISM-VA 内部の DHCP サービスの操作」を参照してください
4.18.2
ISM-VA 内部の DHCP サービスの操作
ISM-VA 内部の DHCP サービスの状態の表示、起動、停止を行います。

DHCP サービスの状態を確認
# ismadm service status dhcpd
コマンド出力
Active:active(running) :DHCP サービス起動状態
Active:inactive(dead) :DHCP サービス未起動状態
/usr/lib/systemd/system/dhcpd.service; enable;
:ISM-VA ブート時起動設定
/usr/lib/systemd/system/dhcpd.service; disabled; :ISM-VA ブート時未起動設定

DHCP サービスの手動起動
# ismadm service start dhcpd
注意
 ISM-VA 内部の DHCP サービスを起動する前に、DHCP サーバの設定を行ってください。
DHCP サーバの設定方法は、
「4.18.1 ISM-VA 内部の DHCP サーバの設定」を参照してください。
 DHCP サーバが起動状態設定で「(dead)」状態になっている場合は、
「4.18.3 ISM-VA 内部の DHCP サーバ情報の確
認 ・DHCP サーバメッセージ表示」でエラーが出ていないかどうか確認してください。
105

DHCP サービスの手動停止
# ismadm service stop dhcpd

ISM-VA 起動時に DHCP サービスを起動するように設定
# ismadm service enable dhcpd

ISM-VA 起動時に DHCP サービスを起動しないように設定
# ismadm service disable dhcpd
4.18.3
ISM-VA 内部の DHCP サーバ情報の確認
ISM-VA 内部の DHCP サーバの情報を表示します。
現在設定されている DHCP サーバの内容の表示、DHCP サーバのメッセージの表示、現在の設定内容(conf ファイル)を
ftp アクセス可能な場所へエクスポート、サンプル conf ファイルを ftp アクセス可能な場所へエクスポートすること
ができます。

現在設定されている DHCP サーバの内容を表示
#

ismadm dhcpsrv show-conf
DHCP サーバのメッセージ表示
#
ismadm dhcpsrv show-msg [-line]
オプション無しで実行した場合、20 行表示します。
オプション[-line] を指定した場合、表示行数を指定できます。
実行例)
# ismadm dhcpsrv show-msg –line 50

現在の設定内容(conf ファイル)を ftp アクセス可能な場所へエクスポート
# ismadm dhcpsrv export-conf -dir /Administrator/ftp

設定内容(conf ファイル)のサンプルを ftp アクセス可能な場所へエクスポート
# ismadm dhcpsrv export-sample –dir /Administrator/ftp
4.18.4
DHCP サーバの切り替え
Profile 機能で DHCP サーバを使用する場合に、ISM-VA 内部の DHCP サーバを使用するか、外部の DHCP サーバを使用
するかを切り替えることができます。

現在の設定の表示
# ismadm dhcpsrv show-mode
コマンド出力
DHCP mode: local
: Profile 機能は ISM 内部の DHCP サーバを使用します。
DHCP mode: remote : Profile 機能は外部の DHCP サーバを使用します。
 設定の切り替え
・ISM-VA 内部の DHCP サーバを使用して Profile 適用を行うように設定
# ismadm dhcpsrv set-mode local
・外部の DHCP サーバを使用して Profile 適用を行うように設定
# ismadm dhcpsrv set-mode remote
106
修正番号:74
4.19 MIB ファイル設定
任意のトラップ受信を可能にする MIB ファイルを、ISM-VA 内に取り込むことができます。
4.19.1 MIB ファイル登録
1.FTPでMIBファイルを転送します。
転送先:/Administrator/ftp/mibs
FTPでの転送方法は、
「2.1.2 FTPアクセス」を参照してください。
2.コンソールからadministratorでISM-VAにログインします。
3.MIBファイル登録コマンドを実行します。
# ismadm mib import
4.19.2 MIB ファイル表示
ISM-VA に登録された MIB ファイルを表示できます。
# ismadm mib show
4.19.3 MIB ファイル削除
ISM-VA に登録された MIB ファイルを削除できます。
# ismadm mib delete -file <MIBファイル名>
107
修正番号:75
付録A
ISM-VAのアンインストール
Microsoft Windows Server Hyper-Vからのアンインストール
1. ISM-VAを停止します。
詳しくは、
「4.1.2 ISM-VAの終了」を参照してください。
2. Hyper-Vマネージャーを起動し、インストールしたISM-VAを右クリックして[設定]を選択します。
ISM-VAに割り当てられている仮想ハードディスクの格納場所とファイル名が表示されるので、メモしてください。
3. Hyper-Vマネージャー上で、インストールしたISM-VAを右クリックして[削除]を選択します。
差し替え画像
4. 手順2で記録した仮想ハードディスクを、エクスプローラーで削除します。
108
修正番号:76
付録A
ISM-VAのアンインストール
VMware vSphere Hypervisorからのアンインストール
1. ISM-VAを停止します。
詳しくは、
「4.1.2 ISM-VAの終了」を参照してください。
2. vSphere Clientを起動し、インストールしたISM-VAを右クリックして[ディスクから削除]を選択します。
差し替え画像
109
修正番号:77
付録A
ISM-VAのアンインストール
KVMからのアンインストール
1. ISM-VAを停止します。
詳しくは、
「4.1.2 ISM-VAの終了」を参照してください。
2. 仮想マシンマネージャーを起動し、インストールしたISM-VAを右クリックして[削除]を選択します。
差し替え画像
110
修正番号:78
付録B
トラブルシューティング
現象:ismadmコマンドを火曜 午前2:20頃に実行するとエラーとなる。
・対象コマンド
ismadm service disable
ismadm service enable
ismadm service restart
ismadm service show
ismadm service start
ismadm service status
ismadm service stop
ismadm time add-ntpserver
ismadm time del-ntpserver
・表示されるエラーメッセージ
以下のいずれかのエラーが表示される。
Failed to list unit files: Message did not receive a reply (timeout by message bus)
Failed to list unit files: Connection reset by peer
原因・対処
火曜 午前2:20にISM-VAのカーネルコマンドが再起動されます。カーネルコマンドの再起動中に対象のismadm
コマンドを実行するとエラーとなる場合があります。
エラーが発生した場合は、ismadmコマンドを再実行してください。
111
修正番号:79
現象:以下の機能において、ファイルのインポート操作の実施時に、ファイル選択画面で「サーバとの通信
に失敗しました。」のエラーが表示される。

[各種設定]-[プロファイル]-[アクション]-[インポート]-[選択]ボタン

[各種設定]-[リポジトリ]-[ファームウェア]-[リポジトリインポートデータリスト]-[アクション]-[DVDインポー
ト]-[選択]ボタン

[各種設定]-[リポジトリ]-[ファームウェア]-[ファームウェアインポートデータリスト]-[アクション]-[ファーム
ウェアインポート]-[選択]ボタン

[各種設定]-[リポジトリ]-[OS / SVS]-[アクション]-[DVDインポート]-[選択]ボタン
原因・対処

使用者が所属しているユーザーグループのFTPフォルダー配下のファイルについて、ファイル名にUTF-8でない文字コ
ードが含まれていないか確認してください。

ISMとクライアントの通信状態を確認してください。
112
修正番号:80
ファームウェア管理機能
現象:ETERNUS DX/AFモデルのファームウェアアップデートに失敗する。
原因・対処
「Update モード実施可能」な条件を満たしていない可能性があります。
ファームウェアデータと共に提供されている、留意事項のpdfファイルの「ファームウェアアップデート実行可否版数マ
トリクス」を参照して、ご利用の環境が「Update モード実施可能」な条件を満たしているか確認してください。
113
修正番号:81
プロファイル管理機能
現象:プロファイル機能でOSインストールがエラーになる。
原因・対処

インストール対象のOSインストールメディアがインポートされていません。インストールするOSのインストールメデ
ィアをインポートしてからプロファイル適用を実行してください。

インストール対象ノードとOS種別に対応したServerView Suite DVDがインポートされていません。インストール対象
ノードとOS種別をサポートしたServerView Suite DVDをインポートしてからプロファイル適用を実行してください。
プロファイル内で使用するServerView Suite DVD版数の指定がない場合は、インポートされた最新のDVDが使用され
ます。旧機種、旧OSの場合には、使用するDVD版数をプロファイル内で設定してください。

PXE bootを動作させるための環境設定に問題がある可能性があります。以下を確認してください。
○ DHCPサーバが適切なIPアドレスをリースできるか
○ ノードのBIOS設定でPXE機能が無効になっていないか
○ ノードのオンボードLANまたはLANカードとISM-VAが接続されているか、など
114
修正番号:82
ネットワーク管理機能
現象:ネットワークマップに仮想スイッチ、仮想マシンの接続関係が表示されない、または表示内容に誤り
がある。
原因・対処
仮想スイッチ、仮想マシンの接続関係を表示するためには管理対象ノードを管理している仮想化管理ソフトウェアをISM
に登録し、管理対象ノードのOS情報を登録しておく必要があります。仮想化管理ソフトウェア情報が正しく登録されてい
るか、管理対象ノードのOS情報が正しく登録されているかを確認してください。
115
修正番号:83
ログ管理機能
現象:ノードのログが収集されない、ノードのログの収集に失敗する。
原因・対処
● ノードを新規に登録した時点では、ログ収集は行われない状態になっています。[ログ設定]でログ収集スケジュール
を設定してください。
● 「ノード詳細」画面の[ログ設定]タブ内で、ステータスが「対象外」となっていて、ログ収集用のアクションボタン
が表示されない場合は、ノードがログ収集対象外の機器か、ノード登録直後で機器情報が未取得の状態です。ログ収
集対象ノードの場合は、数分待ったあとに画面を更新してください。
● ログ収集時に指定するログ種類の[対象]を確認してください。スケジュール設定の場合は、[スケジュール実行有効
化]にチェックが付いていることを確認してください。
● GUI画面から[ログ収集実行]を実行するとログが収集できるが、スケジュール設定してもログが収集できていない場
合は、スケジュール実行のタイミングでノードの電源がオフになっているなどが考えられます。スケジュールの内容
を確認してください。
● ノードログのファイルサイズが10GBを超えると、ログの収集は実行されません。[イベント/タスク]-[イベント]を確
認し、ログ収集のタイミングで「保管ログ保存領域の設定容量を超過しました。」または「ノードログ保存領域の設
定容量を超過しました。」が記録されている場合は、ログファイルの総容量がユーザーグループ設定に設定された上
限(サイズ制限)設定値を超えると、新たなログは保管されません。[イベント/タスク]-[イベント]を確認し、ログ
収集のタイミングで「保管ログ保存領域の設定容量を超過しました。」、「ノードログ(ダウンロード用データ)保存
領域の設定容量を超過しました。」または「ノードログ(ログ検索用データ)保存領域の設定容量を超過しました。」
が記録されている場合は、収集済みのログを一部削除してファイル容量を減らしてください。
116
修正番号:84
現象:ノードのログ収集の設定ができない。
原因・対処
ノードのステータスが「対象外」となっている場合は、ノードがログ収集のサポート対象であるか確認してください。サ
ポート対象で「対象外」となっている場合は、ISM がノード情報を取得できていないことがあるので、ノードとのネッ
トワーク接続やノードプロパティの設定を確認したあと、[ノード情報取得]を実行してください。
117
修正番号:85
現象:ノードのログ収集で、「オペレーティングシステム」、「ServerView Suite」が指定できない。
原因・対処
● 対象ノードのOS情報が登録されていないか、ISMがノードのOS情報を未取得の場合は指定できません。OS情報を登録
後に[ノード情報取得]を実行してください。
● OSの種類によっては、
「ServerView Suite」は取得対象外のため指定できません。
118
修正番号:86
付録C
1.1
プロファイル設定項目
PRIMERGYサーバ用プロファイルのBIOS/iRMC設定項目
プロファイル中のBIOS/iRMCタブで設定可能な項目を記載します。サーバ種類に応じて一部設定できない項目や設定内容
が異なる項目があります。対象サーバがサポートしている範囲で設定を行ってください。
プロファイル内の設定項目は、個別に有効/無効を選択できます。無効にした場合、プロファイルを適用しても、無効に
設定した項目は変更されません。
各項目の詳細は、対象サーバのマニュアルを参照してください。
BIOSタブ
項目名
説明
設定値
CPUのExecute Disable Bit動作を指
定します。本機能は、HWマニュアルに
よっては、
「XD(eXecute Disable)ビ
ット」
、または「NX(No eXecute)ビ
ット」として説明されている場合があ
ります。
Enabled=機能を使用可能にする
CPUのHyper Threading Technology動
作を指定します。
Enabled=機能を使用可能にする
CPU Configuration
Execute Disable Bit
(Enabled / Disabled)
Hyper-Threading
(Enabled / Disabled)
Disabled=機能を無効にする
Disabled=機能を無効にする
本機能を持たないCPUを搭載している
場合、本設定は無視されます。
Intel Virtualization Technology
CPUの仮想化支援機能の動作を指定し
ます。
Enabled=機能を有効にする
Enabled=機能を有効にする
(Enabled / Disabled)
CPU の Virtualization Technology
for Directed I/O機能動作を指定し
ます。
Power Technology
CPUの電源管理動作を設定します。
Energy Efficient=省電力に最適
化された動作をする
(Enabled / Disabled)
Intel (R) VT-d
(Energy Efficient / Customize /
Disabled)
Disabled=機能を無効にする
Disabled=機能を無効にする
Custom=追加設定項目により詳細
動作を設定する
Disabled=電源管理機能を無効に
する
Enhanced SpeedStep
(Enabled / Disabled)
Power TechnologyがCustomの場合の
み設定可能な項目です。
Enabled=機能を有効にする
Disabled=機能を無効にする
CPU の EIST ( Enhanced Intel
SpeedStep Technology)動作を指定し
ます。
Turbo Mode
(Enabled / Disabled)
Enhanced SpeedStepがEnabledの場合
のみ設定可能な項目です。
CPUのTurbo Boost Technology動作を
指定します。
本機能を持たないCPUを搭載している
場合、本設定にかかわらず無効
(Disabled)と設定されます。
119
Enabled=機能を有効にする
Disabled=機能を無効にする
項目名
説明
設定値
メモリモジュールは異なる速度(周波
数)で動作します。高速になるほどパ
フォーマンスが向上し、低速になるほ
ど省電力になります。使用可能なメモ
リ速度は、取り付けられているメモリ
モジュールの構成に応じて異なりま
す。
Low-Voltage optimized=低電圧
で可能な最も高速な設定
NUMA(Non-Uniform Memory Access)機
能の利用有無を指定します。
Enabled=NUMA機能を有効にする
Memory Configuration
DDR Performance
( Low-Voltage
optimized
/
Energy optimized / Performance
optimize)
Numa
(Enabled / Disabled)
Energy optimized=省電力で可能
な最も低速な設定
Performance optimized=最高の
パフォーマンスを得るために可能
な最も高速な設定
Disabled=NUMA機能を無効にする
マルチプロセッサ構成ではない場合、
本設定は無視されます。
Onboard Device Configuration
Onboard SAS/SATA (SCU)
(Enabled / Disabled)
SAS/SATA OpROM
(Enabled / Disabled)
SAS/SATA Driver
( LSI MegaRAID
RSTe)
/
Intel
オンボードSAS/SATAストレージコン
トローラーユニット(SCU)の動作を
指定します。
Enabled=SCUを有効にする
Onboard SAS/SATA(SCU)がEnabledの
場合のみ設定可能な項目です。
Enabled=Option ROMを有効にす
る
SAS/SATA コ ン ト ロ ー ラ ー の Option
ROM動作を指定します。
Disabled=Option ROMを無効にす
る
SAS/SATA OpROMがEnabledの場合のみ
設定可能な項目です。
LSI
MegaRAID = Embedded
MegaRAID用Option ROMを使用する
SAS/SATA コ ン ト ロ ー ラ ー の Option
ROMの種類を指定します。
Intel RSTe=Intel RSTe用Option
ROMを使用する
各PCIスロットに搭載されたオプショ
ンカードの拡張ROM実行を指定しま
す。
Enabled=拡張ROMを実行する
Disabled=SCUを無効にする
Option ROM Configuration
Launch Slot X OpROM
(Enabled / Disabled)
Disabled=拡張ROMを実行しない
プロファイルでは多くのスロットに
対して指定できますが、実機上に存在
しないスロットに対しては設定しな
いでください。
CSM Configuration
Launch CSM
(Enabled / Disabled)
Boot Option Filter
(UEFI and Legacy / UEFI only
/ Legacy only)
CSM(Compatibility Support Module) Enabled=CSMを実行する
を実行するかどうかを指定します。
Disabled=CSMを実行しない
CSM がロードされている場合のみ、レ
ガシーオペレーティングシステムを
起動できます。
どちらのドライブからブートできる
かを指定します。
UEFI and Legacy=UEFI OS ドラ
イブおよび Legacy OS ドライブ
からブート可能
UEFI only=UEFI OS ドライブか
らのみブート可能
Legacy only=Legacy OS ドライ
ブからのみブート可能
Launch Pxe OpRomPolicy
(UEFI only / Legacy only /
Do not launch)
起動する PXE Option ROM を指定し
ます。
UEFI only=UEFI Option ROM のみ
起動する
PXE ブートの場合は、使用可能な通常
の(Legacy)PXE ブートおよび UEFI
PXE ブートがあります。
Legacy only=Legacy Option ROM
のみ起動する
120
Do not launch=Option ROM を起
動しない
項目名
Launch Storage OpRomPolicy
(UEFI only / Legacy only /
Do not launch)
説明
設定値
"起動する Storage Option ROM を指
定します。
UEFI only=UEFI Storage Option
ROM のみ起動する
Legacy
only=Legacy
Storage
Option ROM のみ起動する
Do not launch=Storage Option
ROM を起動しない
Other PCI Device Rom Priority
(UEFI OpROM / Legacy OpROM)
ネットワーク、マスストレージデバイ
ス、ビデオ以外の、デバイスで起動す
る Option ROM を指定します。
UEFI OpROM=UEFI Option ROM の
み起動する
UEFI Network Stack を UEFI でネッ
トワークアクセスに使用できるかど
うかを設定します。
Disabled=UEFI ネットワークス
タックの使用を許可しない
Ipv4 による PXE UEFI Boot を UEFI
モードで使用できるかどうかを指定
します。
Disabled=Ipv4 による PXE UEFI
Boot の使用を許可しない
Ipv6 による PXE UEFI Boot を UEFI
モードで使用できるかどうかを指定
します。
Disabled=Ipv6 による PXE UEFI
Boot の使用を許可しない
Legacy OpROM = Legacy
ROM のみ起動する
Option
Network Stack
Network Stack
(Enabled / Disabled)
IPv4 PXE Support
(Enabled / Disabled)
IPv6 PXE Support
(Enabled / Disabled)
Enabled=UEFI ネットワークスタ
ックの使用を許可する
Enabled=Ipv4 による PXE UEFI
Boot の使用を許可する
Enabled=Ipv6 による PXE UEFI
Boot の使用を許可する
iRMCタブ
項目名
説明
設定値
iRMC GUI
デフォルト言語
言語の初期設定を行います。
(英語 / ドイツ語 / 日本語)
次回 iRMC Web インターフェースを呼
び出す際に有効になります。
英語=デフォルト言語を英語にす
る
ドイツ語=デフォルト言語をドイ
ツ語にする
日本語=デフォルト言語を日本語
にする
電源制御
POSTエラー時の動作
(起動継続 / 起動停止)
サーバ起動時にエラーが発生した場合
の対応動作を設定します。
起動継続=エラーが発生しても、起
動処理を続ける
起動停止=エラーが発生すると、キ
ー入力があるまで起動を停止する
電源復旧時動作設定
(電源断前の状態に戻す / 電
源投入しない / 電源投入する)
AC電源入力が切断されたあと、電源復
旧した際の電源動作を設定します。
電源断前の状態に戻す=電源切断
発生時の状態を保持する(切断時に
サーバが電源ON中だった場合は電
源投入する。電源OFF中だった場合
は電源投入しない)
電源投入しない=常に電源OFFにな
る
電源投入する=常に電源ONになる
電力制御
(OSによるコントロール / 省
サーバの省電力動作や静音動作に関す
る設定を行います。
121
OSによるコントロール=OSの制御
に従う
項目名
説明
電力動作)
設定値
省電力動作=消費電力を抑えるこ
とを優先した動作となる
注意
BIOS設定で、Enhanced SpeedStepを無
効に設定した場合、本制御も無効とな
ります。
(スケジュール)=プロファイル管
理では設定できない
(電力制限)=プロファイル管理で
は設定できない
ファンテスト
ファン確認時刻
ファンテストを実行する場合に有効に
なります。
ファンテストの開始時刻を入力す
る
ファンテスト無効化
定期的なファンの診断を行うかどうか
を設定します
(チェックあり)=ファンテストを
行わない
(チェックなし)=毎日指定した時
刻にテストを行う
ソフトウェアウォッチドッグ
ソフトウェアウォッチドッグ
ソフトウェアウォッチドッグにて、OS
動作中に定期的な通信チェックをする
かどうかを指定します。
(チェックあり)=通信監視を行う
(チェックなし)=通信監視を行わ
ない
注意
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
動作
通信が行えない場合の動作を指定しま
す。
プルダウンから以下を選択する
継続稼働=特に何も行いません
リセット=サーバの再起動を行う
注意
パワーサイクル=一度サーバを電
源OFFしたあと、電源ONを行う
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
タイムアウト時間
通信できないと判断する時間を指定し
ます。
1~100分までの数値を指定する
注意
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
Bootウォッチドッグ
Bootウォッチドッグ
Bootウォッチドッグにて、POST終了後
122
(チェックあり)=時間監視を行う
項目名
説明
設定値
からOS起動までの時間を監視するかど
うかを指定します。
(チェックなし)=時間監視を行わ
ない
注意
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
動作
指定した時間内にOSが起動しない場合
の動作を指定します。
プルダウンから以下を選択する
継続稼働=特に何も行いません
タイムアウト時間
注意
リセット=サーバの再起動を行い
ます
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
パワーサイクル=一度サーバを電
源OFFしたあと、電源ONを行います
OSが起動しないと判断する時間を指定
します。
1~100分までの数値を指定します
注意
設定はサーバ再起動後に有効となりま
す。
時刻
タイムモード
(システムRTC / NTPサーバ)
iRMC の時刻設定を管理対象サーバか
ら取得する、もしくはNTPサーバから取
得するかを指定します。
System RTC=管理対象サーバのシ
ステムクロックからiRMCの時刻を
取得する
NTP Server=ネットワークタイム
プロトコル(NTP)を使用して独自の
時刻を参照時刻ソースとして動作
する NTP サーバとiRMCの時刻を同
期する
RTCモード
iRMC の時刻を UTC(協定世界時)形式
で表示する、もしくはローカルタイム
形式で表示するかを選択できます。
ローカルタイム=iRMCの時刻をロ
ーカルタイム形式で表示する
NTPサーバ 0
プライマリ NTP サーバの IP アドレ
スまたは DNS 名を指定します。
IPアドレスまたはDNS文字列を入力
する
NTPサーバ 1
セカンダリ NTP サーバの IP アドレ
スまたは DNS 名を指定します。
IPアドレスまたはDNS文字列を入力
する
PRIMERGY サーバのある場所に対応す
るタイムゾーンを設定できます。
プルダウンから選択する
(ローカルタイム / UTC)
タイムゾーン
ポート番号とネットワークサービス設定
123
UTC=iRMC の時刻を UTC(協定世界
時)形式で表示する
項目名
Telnet 有効
説明
設定値
Telnet接続を有効にするかを指定しま
す。
(チェックあり)=Telnet接続を有
効にする
(チェックなし)=Telnet接続を無
効にする
Telnet ポート (初期値: 3172)
SSH 有効
iRMC の Telnet ポート番号を指定し
ます。
ポート番号を入力する。
初期値は3172
ssh接続を有効にするかを指定します。 (チェックあり)=ssh接続を有効
にする
(チェックなし)=ssh接続を無効
にする
SSH ポート (初期値: 22)
ssh の Telnet ポート番号を指定しま
す。
ポート番号を入力する。
SNMPを有効にするかを指定します。
有効=SNMPを有効にする
初期値は22
SNMP 一般設定
SNMP 有効
無効=SNMPを無効にする
注意
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
SNMPポート(初期値: 161)
SNMP サービスが待機しているポート
を指定します。
ポート番号を入力する。
初期値は UDP 161
注意
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
SNMPサービスプロトコル
( 全 て (SNMPv1/v2c/v3)
SNMPv3のみ)
/
SNMPサービスプロトコルを指定しま
す。
全て(SNMPv1/v2c/v3)=全プロトコ
ルサポート (SNMPv1/v2c/v3)
注意
SNMPv3のみ=SNMPv3のみサポート
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
124
項目名
説明
SNMPv1/v2cコミュニティー名
SNMP v1/v2c の場合のコミュニティー
文字列を指定します。
設定値
注意
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
SNMPv3 ユーザー設定
SNMPv3 有効
(有効 / 無効)
ユーザーに対して SNMPv3 サポート
を有効にするか指定します。
有効=SNMPv3サポートを有効にす
る
注意
無効=SNMPv3サポートを無効にす
る
SNMPv3ユーザーを作成/変更するに
は、ネットワーク設定 -> SNMPにて
SNMPを有効にする必要があります。
SNMPv3を使用するには最低8文字の
パスワードを設定する必要がありま
す!
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
SNMPv3 アクセス権
ユーザーのアクセス権限を指定しま
す。
注意
SNMPv3ユーザーを作成/変更するに
は、ネットワーク設定 -> SNMPにて
SNMPを有効にする必要があります。
SNMPv3を使用するには最低8文字の
パスワードを設定する必要がありま
す!
125
常に読み取りのみとなる
項目名
説明
設定値
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
認証
(SHA / MD5 / 無効)
SNMPv3 が認証に使用する認証プロ
トコルを選択します。
SHA=SHAを使用する
MD5=MD5を使用する
無効=認証を無効にする
注意
SNMPv3ユーザーを作成/変更するに
は、ネットワーク設定 -> SNMPにて
SNMPを有効にする必要があります。
SNMPv3を使用するには最低8文字の
パスワードを設定する必要がありま
す!
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
暗号化
(DES / AES / 無効)
SNMPv3 が SNMPv3 ト ラフィック
の暗号化に使用する暗号化プロトコル
を指定します。
注意
SNMPv3ユーザーを作成/変更するに
は、ネットワーク設定 -> SNMPにて
SNMPを有効にする必要があります。
SNMPv3を使用するには最低8文字の
パスワードを設定する必要がありま
す!
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
126
DES=DESを使用する
AES=AESを使用する
無効=暗号化を無効にする
項目名
説明
設定値
SNMPトラップコミュニティー
SNMPトラップコミュニティーを指定し
ます。
SNMPトラップコミュニティー文字
列を入力する
SNMPユーザー
SNMPv3 トラップ送信先に定義済みの
SNMPv3 ユーザーを指定します。
SNMPユーザー文字列を入力する
SNMPトラップ送信先
注意
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
送信先SNMPサーバ 1-7
「トラップ送信先」として設定するコ
ミュニティーに属するサーバのDNS 名
または IP アドレスを指定します。
SNMPサーバのIPアドレス、または
DNS文字列を入力する
プロトコル
トラップの受信に使用する SNMP プロ
トコルバージョンを指定します。
プルダウンから以下を選択する
SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3
注意
iRMCのWebUI画面にない設定項目は
設定できません。ファーム版数により、
一部の設定項目はiRMCのWebUI画面
に設定項目があっても設定できませ
ん。プロファイルの適用に失敗する場
合は、設定項目を無効化してください。
1.2
PRIMERGYサーバ用プロファイルのOS設定項目
プロファイル中のOS/OS個別情報タブで設定可能な項目を記載します。省略可の記載がある項目はプロファイル上で設定
をしなくてもOSのインストールは可能です。省略した場合は設定されないか、OSのデフォルトの設定が適用されます。
127
1.2.1 Windows Server 2008 R2 SP1/Windows Server 2012/Windows Server
2012 R2用/ Windows Server 2016用プロファイル
OSタブ
項目名
説明
設定値
インストール指定
インストールのタイプ
OSをコアインストール、フルインストー
ルのどちらでインストールするかを指
定します。
画面から選択する。
インストールメディア
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
プルダウンから選択する。
イ ン ス ト ー ル に 使 用 す る ServerView
Suite DVD の版数を指定します。
最新版数でインストール=リポジト
リに登録されている中で、最もバー
ジョンの新しいServerView Suiteを
使用する
ServerView Suite DVD
(最新版数でインストール/版
数を指定する)
Microsoft社メディアを選択した場
合は、さらにプロダクトキーの入力
が必要。
版数を指定する=指定した版数の
ServerView Suiteを使用する
管理LAN ネットワークポート設定
ネットワークポート指定
指定方法
ネットワークカード
管理LANに使用するネットワークのポー
トを指定します。
(チェックあり)=管理LANのネット
ワークポートを指定する
管理LANのネットワークポートの指定方
法を選択します。
プルダウンから選択する。
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に設定します。
画面から選択する。
使用するネットワークカードの種類を
選択します。
PCIカードを選択した場合には、PCI
スロット番号を入力する。
ポート番号
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に入力します。
使用するポート番号を入力する。
MACアドレス
指定方法にて、
「MACアドレス」を指定し
た場合に入力します。
使用するネットワークのMACアドレ
スを入力する。
サーバ内蔵のアレイコントローラをOS
インストール先として使用する場合に
選択します。
(選択時)=アレイコントローラを
使用する(*8)
既存アレイ構成を使用する
すでにアレイコントローラ上に作成済
みのボリュームを使用します。
(選択時)=既存のアレイ構成を使
用する
アレイを新規に構築する
新しくアレイを構築し、その中にボリュ
ームを作成して使用します。
(選択時)=アレイを新規に構築す
る
RAIDとディスクの構成
アレイコントローラを使用する
加えて、アレイコントローラの種類、
RAIDレベル、RAIDに組み込むディス
クの台数をプルダウンから選択す
る。
アレイコントローラを使用しな
い
アレイコントローラ以外のドライブを
OSインストール先として使用する場合
に選択します。
(選択時)=アレイコントローラ以
外を使用する
ボリューム名を指定します。
ボリューム名文字列を入力する。
加えて、使用するドライブの種類を
画面から選択する。
ボリューム1
ボリュームラベル
(*6)
128
項目名
説明
設定値
ファイルシステム
ファイルシステムの種類を選択します。 常にNTFSとなる。
パーティションサイズ(自動/
指定)
パーティションのサイズを指定します。 自動=自動的に適切なサイズでパー
ティションを作成する
指定=入力したサイズでパーティシ
ョンを作成する
クイックフォーマット
パーティションのフォーマット時にク
イックフォーマットを利用するかどう
かを指定します。
する=クイックフォーマットを行う
パーティションの用途を指定します。
常にBoot、OSとなる。
タイムゾーン
タイムゾーンを指定します。
プルダウンから選択する。
地域と言語
地域と言語を指定します。
プルダウンから選択する。
キーボード
キーボードの言語や種類を指定します。 プルダウンから選択する。
利用形態
しない=通常のフォーマットを行う
(作業時間は長くなる)
基本設定
システム設定
画面解像度 [px]
OSインストール直後の画面解像度を指
定します。
プルダウンから選択する。
(*1)
リフレッシュレート [Hz]
OSインストール直後のディスプレイの
リフレッシュレートを指定します。
プルダウンから選択する。
(*1)
画面の色数 [bit]
OSインストール直後の画面の表示色数
をビット数で指定します。
プルダウンから選択する。
(*1)
SNMPサービスをインストールするかど
うかを指定します。
(チェックあり)=SNMPサービスを
インストールする
SNMPトラップ送信時のコミュニティー
名とトラップ送信先を指定します。
追加ボタンをクリックして任意の数
の設定を行う。
例: 600×480、800×600、1024×768、
1280×1024
役割と機能の追加
SNMPサービスのインストール
SNMPトラップ設定
【省略可】
SNMPセキュリティサービス
受け付けるSNMPコミュニティー名とそ
の権利を指定します。
追加ボタンをクリックして任意の数
の設定を行う。
認証トラップの送信
未知のホストまたはコミュニティーか
らのSNMP要求があった場合に認証トラ
ップを送信するかどうかを指定する。
(チェックあり)=認証トラップを
送信する
LocalhostからのSNMPパケットを受け付
けるかどうかを指定します。
(デフォルトのホストからSNMPパケ
ットを受け付ける (LocalHost))=
LocalhostからのSNMPパケットを受
付ける
【省略可】
SNMPパケットの受付
(デフォルトのホストから
SNMPパケットを受け付ける
(LocalHost)/ これらのホス
トからSNMPパケットを受け
付ける)
SNMP設定エージェント
(チェックなし)=認証トラップを
送信しない
(これらのホストからSNMPパケット
を受け付ける)=次に指定したホス
ト名からの SNMPパケットを受付け
る。加えて、ホスト名を記載する
連絡先と物理的な位置を入力する。
日本語を含む文字列が使用可能。
【省略可】
サービス
リモートデスクトップ
SNMPホストに関する情報を5つのオプシ
ョンから指定します。
任意のサービスをチェックする。
リモートデスクトップの利用可否を指
定します。
(チェックあり)=リモートデスク
トップを有効にする
(チェックなし)=リモートデスク
129
項目名
説明
設定値
トップを無効にする
リモートアシスタンス(インス
トールのタイプがフルの場合の
み)
リモートアシスタンスの利用可否を指
定します。
許可する範囲を画面で指定する。
ファイアーウォール設定
対象サーバをSCVMMへ登録する際に必要
となるファイアーウォールの例外を作
成します。
(チェックあり)=ファイアーウォ
ール例外を作成する
以下のアプリケーションからのアクセ
スが有効になります。
・
Windows
Instrumentation(WMI)
必要に応じて招待の有効時間も指定
する。
(チェックなし)=ファイアーウォ
ール例外を作成しない
Management
・ファイルとプリンターの共有
追加アプリケーション
Java Runtime Environment
Java Runtime Environmentをインスト
ールするかどうかを指定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする(*9)
ServerView RAID Managerをインストー
ルする場合には必ず指定してください。
ServerViewエージェント
ServerViewエージェントをインストー
ルするかどうかを指定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする(*2)
SNMPサービスをインストールする場合
に指定できます。
ServerView ア ッ プ デ ー ト エ
ージェント
ServerViewアップデートエージェント
をインストールするかどうかを指定し
ます。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする(*2)
ServerViewエージェントをインストー
ルする場合に指定できます。
DSNAP
DSNAPをインストールするかどうかを指
定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする(*7)
ソフトウェアサポートガイ
ド
ソフトウェアサポートガイドをインス
トールするかどうかを指定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする(*7)
ServerView RAID Manager
ServerView RAID Managerをインストー
ルするかどうかを指定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする
インストール後のスクリプト実
行
インストール後にスクリプトを実行す
るかを指定します。
(チェックあり)=インストール後
にスクリプトを実行する
OSに転送するディレクトリ
インストール後、OSに転送するディレク
トリを指定します。
インストール後、OSに転送するディ
レクトリを指定する
実行するスクリプト
実行するスクリプトを指定します。(*3)
実行するスクリプトを指定する
インストール後のスクリプト実行
*1:OSでサポートしていない値を設定した場合、デフォルト設定でインストールされます。
*2:「地域と言語」設定で日本語を選択している場合は、アプリケーションが日本語でインストールされます。その他の
場合は英語でインストールされます。
*3:Windowsの"cmd /c"コマンドにより、指定したスクリプトを実行します。
*6:Windows Server 2016の場合、ボリューム名は半角の英数字・記号で設定してください。
*7:「地域と言語」設定で日本語を選択している場合のみインストール可能です。
*8:アレイコントローラを使用する場合、BIOSの「Onboard Device Configuration」設定と矛盾が無いように設定してく
ださい。
*9:「インストールのタイプ」設定でフルインストールを選択している場合のみインストール可能です。
130
OS個別情報タブ
説明
設定値
インストールメディアタイプ
項目名
インストールに使用するメディアの
種類を選択します。
常にOSタブで指定したインストー
ルメディアとなる。
ユーザー名
ユーザーの名前を入力します。
ユーザー名の文字列を入力する。
組織
ユーザーが属する組織を入力します。
組織の文字列を入力する。
コンピュータ名
ネットワーク上で識別するためのコ
ンピュータ名を入力します。
コンピュータ名文字列を入力する。
Administratorパスワード
パスワードを入力します。
パスワード文字列を入力する。
ワークグループまたはドメインのど
ちらに参加するかを選択します。
ワークグループ=ワークグループ
に参加する
ワークグループ/ドメイン
ワークグループ/ドメイン
ドメイン=ドメインに参加する
(*4)
ワークグループ/ドメイン名
ワークグループまたはドメインの名
前を指定します。
文字列を入力する。
ドメインユーザー名
ドメインの場合、ドメインユーザー名
を入力します。
文字列を入力する。
ドメインパスワード
ドメインの場合、パスワードを入力し
ます。
文字列を入力する。
管理LANのIPアドレスに関して固定IP
アドレスを指定するか、DHCPを使用す
るかを選択します。
(チェックあり)=DHCPを利用する
IPアドレス
DHCPを利用しない場合、固定IPアドレ
スを指定します。
IPアドレスをIPv4形式で入力する。
サブネットマスク
DHCPを利用しない場合、サブネットマ
スクを指定します。
サブネットマスクをIPv4形式で入
力する。
デフォルトゲートウェイ
DHCPを利用しない場合、ゲートウェイ
を指定します。
ゲートウェイのIPアドレスをIPv4
形式で入力する。
DNSサーバ
DHCPを利用しない場合、DNSサーバの
IPアドレスを指定します。
DNSサーバのIPアドレスをIPv4形式
で入力する。
DNSドメイン名
DHCPを利用しない場合、ドメイン名を
指定します。
ドメイン名文字列を入力する。
(*5)
ネットワーク
DHCP
(チェックなし)=固定IPを指定す
る
*4:ドメインサーバに接続できない場合、ワークグループに設定されます。
*5:ワークグループ名は、15文字以下で設定してください。全角は2文字、半角は1文字としてカウントします。
1.2.2 VMware ESXi 5.5/VMware ESXi 6.0用プロファイル
OSタブ
項目名
説明
設定値
インストール設定
インストールメディア
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
プルダウンから選択する。
ServerView Suite DVD
イ ン ス ト ー ル に 使 用 す る ServerView
Suite DVD の版数を指定します。
最新版数でインストール=リポジト
リに登録されている中で、最もバー
ジョンの新しいServerView Suiteを
使用する
(最新版数でインストール/版
数を指定する)
131
項目名
説明
設定値
版数を指定する=指定した版数の
ServerView Suiteを使用する
管理LAN ネットワークポート設定
ネットワークポート指定
指定方法
ネットワークカード
管理LANに使用するネットワークのポー
トを指定します。
(チェックあり)=管理LANのネット
ワークポートを指定する
管理LANのネットワークポートの指定方
法を選択します。
プルダウンから選択する。
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に設定します。
画面から選択する。
使用するネットワークカードの種類を
選択します。
PCIカードを選択した場合には、PCI
スロット番号を入力する。
ポート番号
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に入力します。
使用するポート番号を入力する。
MACアドレス
指定方法にて、
「MACアドレス」を指定し
た場合に入力します。
使用するネットワークのMACアドレ
スを入力する。
サーバ内蔵のアレイコントローラをOS
インストール先として使用する場合に
選択します。
(選択時)=アレイコントローラを
使用する(*2)(*3)
既存アレイ構成を使用する
すでにアレイコントローラ上に作成済
みのボリュームを使用します。
(選択時)=既存のアレイ構成を使
用する
アレイを新規に構築する
新しくアレイを構築し、その中にボリュ
ームを作成して使用します。
(選択時)=アレイを新規に構築す
る
RAIDとディスクの構成
アレイコントローラを使用する
加えて、アレイコントローラの種類、
RAIDレベル、RAIDに組み込むディス
クの台数をプルダウンから選択す
る。
アレイコントローラを使用しな
い
アレイコントローラ以外のドライブを
OSインストール先として使用する場合
に選択します。
(選択時)=アレイコントローラ以
外を使用する
加えて、使用するドライブの種類を
画面から選択する。
基本設定
キーボード
キーボードの言語や種類を指定します。 プルダウンから選択する。
ネットワーク
セットアップ
VM標準ネットワークでセットアップす
るかを指定します。
(チェックあり)=標準ネットワー
クを作成する
使用するVLAN ID
VLAN IDを入力します。VLANを使用しな
い場合は「0」を入力します。
VLAN IDを入力する。
ESXiのインストールが完了したあと、続
けてvCenterへ自動的に登録するかどう
かを指定します。
(チェックあり)= 登録する
仮想化管理ソフトへの登録
仮想化管理ソフトへの登録
(チェックなし)= 登録しない
自動登録を行う場合、[OS個別情報]タブ
で設定するIPアドレスは固定IPアドレ
スを設定してください。また、[OS]タブ
ではVLAN IDに「0」を指定してください。
登録先仮想化管理ソフト名
登録先のvCenterを指定します。
事前に[各種設定] - [基本設定] [仮想管理ソフトウェア]画面に登録
した登録先から選択。
ホスト登録先のフォルダー
登録先のフォルダー名またはクラスタ
登録先のフォルダー名またはクラス
132
項目名
名またはクラスタ名
説明
設定値
名を指定します。
タ名を指定する。
インストール後のスクリプト実
行
インストール後にスクリプトを実行す
るかを指定します。
(チェックあり)=インストール後
にスクリプトを実行する
スクリプト格納ディレクト
リ
インストール後に実行するスクリプト
が格納されているディレクトリを指定
します。
インストール後に実行するスクリプ
トが格納されているディレクトリを
指定する
実行するスクリプト
インストール後に実行するスクリプト
を指定します。
(*1)
インストール後に実行するスクリプ
トを指定する。
インストール後のスクリプト実行
*1:ファイル中にプレーンテキスト形式でスクリプトを記述してください。
自動インストール(kickStart)中の%post処理として実行されます。%firstbootの記述を行なうと%firstboot処理として実
行されます。
*2:アレイコントローラを使用する場合、BIOSの「Onboard Device Configuration」設定と矛盾が無いように設定してく
ださい。
*3:VMware ESXiでは、
「オンボードSATAアレイコントローラ」は使用できません。
OS個別情報タブ
項目名
説明
設定値
Vmware社のライセンスに合意するか選
択します。
(チェックあり)=ライセンスに合
意する
必ずチェックを付け、合意したことを示
してください。
(チェックなし)=ライセンスに合
意しない
インストールメディアタイプ
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
常にOSタブで指定したインストール
メディアとなる。
Rootパスワード
パスワードを入力します。
パスワード文字列を入力する
管理LANのIPアドレスに関して固定IPア
ドレスを指定するか、DHCPを使用するか
を選択します。
(チェックあり)=DHCPを利用する
IPアドレス
DHCPを利用しない場合、固定IPアドレス
を指定します。
IPアドレスをIPv4形式で入力する。
サブネットマスク
DHCPを利用しない場合、サブネットマス
クを指定します。
サブネットマスクをIPv4形式で入力
する
デフォルトゲートウェイ
DHCPを利用しない場合、ゲートウェイを
指定します。
ゲートウェイのIPアドレスをIPv4形
式で入力する。
DNSサーバ
DHCPを利用しない場合、DNSサーバをIP
アドレスで指定します。
DNSサーバのIPアドレスをIPv4形式
で入力する。
コンピュータ名をDNSサーバ
から取得
DNSから取得したコンピュータ名(ホス
ト名)を利用するかどうかを指定しま
す。
(チェックあり)=DNSから取得する
ライセンス合意
ネットワーク
DHCP
(チェックなし)=固定IPを指定す
る
(チェックなし)=任意のホスト名
を指定する
DHCPを無効にした場合、チェックあり/
なしを選択することができます。
コンピュータ名
DNSからコンピュータ名(ホスト名)を取
得しない場合に任意のコンピュータ名
(ホスト名)を指定します。
133
ホスト名を入力する。
1.2.3 Red Hat Enterprise Linux用プロファイル
OSタブ
項目名
説明
設定値
インストール設定
インストールメディア
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
プルダウンから選択する。
ServerView Suite DVD
イ ン ス ト ー ル に 使 用 す る ServerView
Suite DVD の版数を指定します。
最新版数でインストール=リポジト
リに登録されている中で、最もバー
ジョンの新しいServerView Suiteを
使用する
(最新版数でインストール/版
数を指定する)
版数を指定する=指定した版数の
ServerView Suiteを使用する
管理LAN ネットワークポート設定
ネットワークポート指定
指定方法
ネットワークカード
管理LANに使用するネットワークのポー
トを指定します。
(チェックあり)=管理LANのネット
ワークポートを指定する
管理LANのネットワークポートの指定方
法を選択します。
プルダウンから選択する。
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に設定します。
画面から選択する。
使用するネットワークカードの種類を
選択します。
PCIカードを選択した場合には、PCI
スロット番号を入力する。
ポート番号
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に入力します。
使用するポート番号を入力する。
MACアドレス
指定方法にて、
「MACアドレス」を指定し
た場合に入力します。
使用するネットワークのMACアドレ
スを入力する。
地域と言語
言語を指定します。
プルダウンから選択する。
キーボード
キーボード種類を指定します。
プルダウンから選択する。
タイムゾーン
タイムゾーンを指定します。
プルダウンから選択する。
システムクロックとして使用する時刻
の種類を指定します。
(チェックあり)=UTCを使用
サーバ内蔵のアレイコントローラをOS
インストール先として使用する場合に
選択します。
(選択時)=アレイコントローラを
使用する(*12)
既存アレイ構成を使用する
すでにアレイコントローラ上に作成済
みのボリュームを使用します。
(選択時)=既存のアレイ構成を使
用する
アレイを新規に構築する
新しくアレイを構築し、その中にボリュ
ームを作成して使用します。
(選択時)=アレイを新規に構築す
る
基本設定
システムクロックでUTCを使
用
(チェックなし)=ローカルタイム
を使用
RAIDとディスクの構成
アレイコントローラを使用する
加えて、アレイコントローラの種類、
RAIDレベル、RAIDに組み込むディス
クの台数を画面から選択する。
アレイコントローラを使用しな
い
パーティション
アレイコントローラ以外のドライブを
OSインストール先として使用する場合
に選択します。
下記の項目を[プロファイル] 画面に表
示された/boot、/varなどの各マウント
ポイントに対して指定します。
134
(選択時)=アレイコントローラ以
外を使用する
加えて、使用するドライブの種類を
画面から選択する。
(各マウントポイント左のチェ
ックボックス)
マウントポイントに対して独立したパ
ーティションを作成するかどうかを指
定します。
(チェックあり)=パーティション
を作成する
(チェックなし)=パーティション
を作成しない
ファイルシステムタイプ
ファイルシステムの種類を指定します。 プルダウンから選択する
サイズ
パーティションの容量を指定します。
数値を10進数で入力する。
最大許容量まで使用
余ったディスク容量を指定したパーテ
ィションに割り当てるかどうかを指定
します。
(チェックあり)=指定のパーティ
ションに余った容量を割り当てて容
量を拡大
Linuxインストール後に空き領域に別途
パーティションを作成する場合は、本指
定は行いません。
(チェックなし)=指定した容量で
パーティションを作成
インストールするパッケージとして画
面に表示されるパッケージグループと
個別パッケージの初期選択を変更しま
す。
最小=必要最小限のパッケージ
インストールするパッケージグループ
を指定します。
(チェックあり)=インストールす
る
例 : ext2, ext3, ext4
パッケージ選択
パッケージ選択の初期値
パッケージグループ
全て=全てのパッケージ
デフォルト=推奨パッケージ
(*7)
(チェックなし)=インストールし
ない
個別パッケージ
インストールするパッケージ名を個別
に指定します。
パッケージ名を文字列で入力する。
ブートローダをインストールするかど
うかを設定します。
(チェックあり)=ブートローダを
インストールする
1行あたり1パッケージで複数行の記
述が可能。
ブートローダーオプション
ブートローダをインストール
本項目は常にチェック状態となる。
ブートローダのインストール
場所
ブートローダのインストール先を指定
します。
MBR=マスタブートレコードにイン
ストールする
本項目は常に「MBR」に設定される。
カーネルパラメータ
カーネルパラメータを指定します。
カーネルパラメータとして指定する
文字列を入力する。
【省略可】
Security-Enhanced Linux
SE Linux
SE Linuxの使用有無を指定します。
プルダウンで以下から選択する。
Enforcing, Disabled,
Permissive
認証
シャドウパスワードの使用
シャドウパスワードを使用するかどう
かを指定します。
(チェックあり)=使用する
MD5の使用
パスワード暗号化にMD5を使用するかど
うかを指定します。
(チェックあり)=使用する
nscdの有効
Name Switch Cacheを使用するかどうか
を指定します。
(チェックあり)=使用する
アプリケーション
アプリケーション選択
(チェックなし)=使用しない(*3)
(チェックなし)=使用しない
(チェックなし)=使用しない
OSインストール後に自動的にインスト
ールするアプリケーションを指定しま
す。
インストールするアプリケーションを
指定します。
135
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする
(各種アプリケーション)
アプリケーションの種類はディストリ
ビューションによって異なります(*4)。
インストール後のスクリプト実行
インストール後のスクリプト実
行
インストール後にスクリプトを実行す
るかを指定します。
(チェックあり)=インストール後
にスクリプトを実行する
OSに転送するディレクトリ
インストール後、OSに転送するディレク
トリを指定します。
インストール後、OSに転送するディ
レクトリを指定する
実行するスクリプト
実行するスクリプトを指定します。
(*8) 実行するスクリプトを指定する。
(*9)
*3: 「シャドウパスワード」は、プロファイル設定にかかわらず常に有効になります。
*4: 下表のアプリケーションはServerView Suite DVD V11.16.04、V12.16.10を使用した場合です。将来的にServerView
Suite DVDの改版によって変更される場合があります。
アプリケーション
RHEL 6.8(x86)
RHEL 6.8(Intel64)
RHEL 7.2
/RHEL 6.7(x86)
/RHEL 6.7(Intel64)
/RHEL 6.6(x86)
/RHEL 6.6(Intel64)
/RHEL
7.1
ServerView Agentless Service
×
○
○
ServerView SNMP Agents
○
○
○
ServerView CIM Providers
×
○
○
ServerView Update Agent (online flash)
○
○
○
ServerView Operations Manager (*10)
○
○
○
ServerView RAID Manager
○
○
○
AIS Connect (*11)
○
○
×
Java Runtime Environment
○
○
○
○=ISMで指定可能、×=ISMで指定不可
*7:ServerView Suite DVD(V11.16.04)を使用した場合、インストールされないパッケージグループがあります。その場
合、手動でインストールしてください。
*8:スクリプトから他のスクリプトを実行する場合、実行権限を付与し、呼び出してください。
*9:shコマンドにより、指定したスクリプトを実行します。
*10:インストール時には、SELinuxをDisabledに設定してください。
*11:ServerView Suite DVD V12.16.10では設定できません。
*12:アレイコントローラを使用する場合、BIOSの「Onboard Device Configuration」設定と矛盾が無いように設定して
ください。
OS個別情報タブ
項目名
説明
設定値
インストールメディアタイプ
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
常にOSタブで指定したインストール
メディアとなる。
Rootパスワード
パスワードを入力します。
パスワード文字列を入力する
DNSから取得したコンピュータ名(ホス
ト名)を利用するかどうかを指定しま
す。
(チェックあり)=DNSから取得する
DNSからコンピュータ名(ホスト名)を取
得しない場合に、任意のホスト名を指定
します。
ホスト名を入力する。
管理LANのIPアドレスに対して固定IPア
ドレスを指定するか、DHCPを使用するか
(チェックあり)=DHCPを利用する
ネットワーク
コンピュータ名をDNSサーバか
ら取得
コンピュータ名
DHCP
136
(チェックなし)=任意のホスト名
を指定する
(チェックなし)=固定IPを指定す
項目名
説明
設定値
を選択します。
る
IPアドレス
DHCPを利用しない場合、固定IPアドレス
を指定します。
IPアドレスをIPv4形式で入力する。
サブネットマスク
DHCPを利用しない場合、サブネットマス
クを指定します。
サブネットマスクをIPv4形式で入力
する
デフォルトゲートウェイ
DHCPを利用しない場合、デフォルトゲー
トウェイを指定します。
ゲートウェイのIPアドレスをIPv4形
式で入力する
DNSサーバ
DHCPを利用しない場合、DNSサーバをIP
アドレスで指定します。
DNSサーバのIPアドレスをIPv4形式
で指定する
1.2.4
SUSE Linux Enterprise Server 用プロファイル
OSタブ
項目名
説明
設定値
インストール設定
インストールメディア
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
プルダウンから選択する。
ServerView Suite DVD
イ ン ス ト ー ル に 使 用 す る ServerView
Suite DVD の版数を指定します。
最新版数でインストール=リポジト
リに登録されている中で、最もバー
ジョンの新しいServerView Suiteを
使用する
(最新版数でインストール/版
数を指定する)
版数を指定する=指定した版数の
ServerView Suiteを使用する
管理LAN ネットワークポート設定
ネットワークポート指定
指定方法
ネットワークカード
管理LANに使用するネットワークのポー
トを指定します。
(チェックあり)=管理LANのネット
ワークポートを指定する
管理LANのネットワークポートの指定方
法を選択します。
プルダウンから選択する。
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に設定します。
画面から選択する。
使用するネットワークカードの種類を
選択します。
PCIカードを選択した場合には、PCI
スロット番号を入力する。
ポート番号
指定方法にて、「ポート番号」を指定し
た場合に入力します。
使用するポート番号を入力する。
MACアドレス
指定方法にて、
「MACアドレス」を指定し
た場合に入力します。
使用するネットワークのMACアドレ
スを入力する。
地域と言語
言語を指定します。
英語のみ選択可能
キーボード
キーボード種類を指定します。
プルダウンから選択する。
タイムゾーン
タイムゾーンを指定します。
プルダウンから選択する。
システムクロックとして使用する時刻
の種類を指定します。
(チェックあり)=UTCを使用
サーバ内蔵のアレイコントローラをOS
インストール先として使用する場合に
選択します。
(選択時)=アレイコントローラを
使用する(*8)
すでにアレイコントローラ上に作成済
(選択時)=既存のアレイ構成を使
基本設定
システムクロックでUTCを使
用
(チェックなし)=ローカルタイム
を使用
RAIDとディスクの構成
アレイコントローラを使用する
既存アレイ構成を使用する
137
アレイを新規に構築する
みのボリュームを使用します。
用する
新しくアレイを構築し、その中にボリュ
ームを作成して使用します。
(選択時)=アレイを新規に構築す
る
加えて、アレイコントローラの種類、
RAIDレベル、RAIDに組み込むディス
クの台数を画面から選択する。
アレイコントローラを使用しな
い
パーティション
(各マウントポイント左のチェ
ックボックス)
ファイルシステムタイプ
アレイコントローラ以外のドライブを
OSインストール先として使用する場合
に選択します。
(選択時)=アレイコントローラ以
外を使用する
加えて、使用するドライブの種類を
画面から選択する。
下記の項目を[プロファイル] 画面に表
示された/boot、/varなどの各マウント
ポイントに対して指定します。
マウントポイントに対して独立したパ
ーティションを作成するかどうかを指
定します。
(チェックあり)=パーティション
を作成する
(チェックなし)=パーティション
を作成しない
ファイルシステムの種類を指定します。 プルダウンから選択する
例 : ext2, ext3, ext4
(*1)
サイズ
パーティションの容量を指定します。
数値を10進数で入力する。
最大許容量まで使用
余ったディスク容量を指定したパーテ
ィションに割り当てるかどうかを指定
します。
(チェックあり)=指定のパーティ
ションに余った容量を割り当てて容
量を拡大
Linuxインストール後に空き領域に別途
パーティションを作成する場合は、本指
定は行いません。
(チェックなし)=指定した容量で
パーティションを作成
インストールするパッケージとして画
面に表示されるパッケージグループと
個別パッケージの初期選択を変更しま
す。
最小=必要最小限のパッケージ
インストールするパッケージグループ
を指定します。
(チェックあり)=インストールす
る
パッケージ選択
パッケージ選択の初期値
パッケージグループ (*2)
全て=全てのパッケージ
デフォルト=推奨パッケージ
(チェックなし)=インストールし
ない
個別パッケージ
インストールするパッケージ名を個別
に指定します。
パッケージ名を文字列で入力する。
ブートローダをインストールするかど
うかを設定します。
(チェックあり)=ブートローダを
インストールする
1行あたり1パッケージで複数行の記
述が可能。
ブートローダーオプション
ブートローダをインストール
本項目は常にチェック状態となる。
ブートローダのインストール
場所
ブートローダのインストール先を指定
します。
カーネルパラメータ
カーネルパラメータを指定します。
MBR=マスタブートレコードにイン
ストールする
本項目は常に「MBR」に設定される。
カーネルパラメータとして指定する
文字列を入力する。
【省略可】
Security-Enhanced Linux
SE Linux
SE Linuxの使用有無を指定します。
138
本項は常に「Disabled」に設定される
認証
シャドウパスワードの使用
シャドウパスワードを使用するかどう
かを指定します。
本項は常に「チェックあり(使用す
る)
」に設定される
MD5の使用
パスワード暗号化にMD5を使用するかど
うかを指定します。
本項は常に「チェックなし(使用し
ない)
」に設定される
nscdの有効
Name Switch Cacheを使用するかどうか
を指定します。
本項は常に「チェックあり(使用す
る)
」に設定される
アプリケーション
OSインストール後に自動的にインスト
ールするアプリケーションを指定しま
す。
アプリケーション選択
(各種アプリケーション)
インストールするアプリケーションを
指定します。
(チェックあり)=アプリケーショ
ンをインストールする
アプリケーションの種類はディストリ
ビューションによって異なります(*4)。
インストール後のスクリプト実行(*3)
インストール後のスクリプト実
行
インストール後にスクリプトを実行す
るかを指定します。
(チェックあり)=インストール後
にスクリプトを実行する
OSに転送するディレクトリ
インストール後、OSに転送するディレク
トリを指定します。
インストール後、OSに転送するディ
レクトリを指定する
実行するスクリプト
実行するスクリプトを指定します。
(*5) 実行するスクリプトを指定する。
(*6)
*1: SLES 11 SP4では、ext4はReadのみ対応しています。SLES 12では、ext4がRead/Write両方可能ですが、SLESとして
正式サポートの対象ではありません。
*2:SLES 12では、パッケージグループに「X Windows System」が指定されていない場合も、コンソールで起動しません。
<CTRL><ALT><F1>を押すと、コンソールからログインできます。
*3:SLES 12では、インストール後のスクリプト実行に対応していません。
*4: 下表のアプリケーションは ServerView Suite DVD V11.16.04 を使用した場合です。将来的に ServerView Suite
DVD の改版によって変更される場合があります。
SLES 12
アプリケーション(RHELの場合)
SLES 11 SP4(x86)
SLES 11 SP4(intel64)
/SLES 12 SP1
ServerView Agentless Service
×
○
○
ServerView SNMP Agents
○
○
○
ServerView CIM Providers
×
×
×
ServerView Update Agent (online flash)
○
○
○
ServerView Operations Manager
×
×
×
ServerView RAID Manager
○
○
○
AIS Connect(*7)
×
×
×
Java Runtime Environment
○
○
○
○=ISMで指定可能、×=ISMで指定不可
*5:スクリプトから他のスクリプトを実行する場合、実行権限を付与し、呼び出してください。
*6:shコマンドにより、指定したスクリプトを実行します。
*7:ServerView Suite DVD V12.16.10では設定できません。
*8:アレイコントローラを使用する場合、BIOSの「Onboard Device Configuration」設定と矛盾が無いように設定してく
ださい。
139
OS個別情報タブ
説明
設定値
インストールメディアタイプ
項目名
インストールに使用するメディアの種
類を選択します。
常にOSタブで指定したインストール
メディアとなる。
Rootパスワード
パスワードを入力します。
パスワード文字列を入力する
DNSから取得したコンピュータ名(ホス
ト名)を利用するかどうかを指定しま
す。
(チェックあり)=DNSから取得する
DNSからコンピュータ名(ホスト名)を取
得しない場合に、任意のホスト名を指定
します。
ホスト名を入力する。
管理LANのIPアドレスに対して固定IPア
ドレスを指定するか、DHCPを使用するか
を選択します。
(チェックあり)=DHCPを利用する
IPアドレス
DHCPを利用しない場合、固定IPアドレス
を指定します。
IPアドレスをIPv4形式で入力する。
サブネットマスク
DHCPを利用しない場合、サブネットマス
クを指定します。
サブネットマスクをIPv4形式で入力
する
デフォルトゲートウェイ
DHCPを利用しない場合、デフォルトゲー
トウェイを指定します。
ゲートウェイのIPアドレスをIPv4形
式で入力する
DNSサーバ
DHCPを利用しない場合、DNSサーバをIP
アドレスで指定します。
DNSサーバのIPアドレスをIPv4形式
で指定する
ネットワーク
コンピュータ名をDNSサーバか
ら取得
コンピュータ名
DHCP
1.3
(チェックなし)=任意のホスト名
を指定する
(チェックなし)=固定IPを指定す
る
ストレージ用プロファイルの設定項目
ETERNUS DX/AFシリーズ用のプロファイル中で設定する項目を記載します。対象とするストレージ種類に応じて選択可能
な項目が異なる場合があります。
各項目の詳細は、対象ストレージのマニュアルを参照してください。
RAID&ディスク構成タブ
項目名
説明
設定値
RAID構成
RAIDグループ名
RAIDグループ名を指定します。
RAIDグループ名文字列を入力する
1~16文字が入力可能
注意
装置に設定済みのRAIDグループ名は指
定できません。
RAIDレベル
ディスク本数
構築するディスクアレイのRAIDレベル
を指定します。
プルダウンから以下を選択する
ディスクアレイに組み込むディスク本
数を指定します。
ディスク数を指定する
140
RAID1、RAID5、RAID6、RAID1+0
選択したRAIDレベルに応じて選択
可能な台数は異なる
項目名
ディスクインチ
ディスク種別
説明
ディスクドライブの種類(ドライブ外
形サイズ)を指定します。
設定値
プルダウンから以下を選択する
2.5 Inch、3.5 Inch
ディスクアレイに組み込むディスクド プルダウンから以下を選択する
ライブの種類(インターフェース種類) ETERNUSのモデル、選択したディス
を指定します。
クインチに応じて選択可能な種別
は異なる
SAS、NL-SAS、SED、SSD
ディスク容量
ディスクアレイに組み込むディスクド
ライブの種類(ディスク容量)を指定し
ます。
プルダウンから以下を選択する
選択したディスクインチ、ディスク
種別に応じて選択可能な容量は異
なる
300GB、450GB、1TBほか
ボリューム
ボリューム名
RAIDグループに作成するボリューム名
を指定します。
RAIDグループに作成するボリュー
ム名文字列を指定する
注意
1~16文字が入力可能
装置に設定済みのボリューム名は指定
できません。
ボリュームサイズ
RAIDグループに作成するボリュームサ
イズを指定します。
テキストボックスにボリュームサ
イズを指定し、プルダウンから以下
を選択する
最後のボリュームサイズに対して
は"max"を指定するとRAIDグループ
の残り全容量が割り当てられる
ETERNUS DX60 S2では"max"は指定で
きない
MB、GB、TB
グローバルホットスペア
ディスクインチ
ホットスペアとして定義するディスク プルダウンから以下を選択する
ドライブの種類(ドライブ外形サイズ) 2.5 Inch、3.5 Inch
を指定します。
ディスク種別
ホットスペアとして定義するディスク
ドライブの種類(インターフェース種
類)を指定します。
プルダウンから以下を選択する
ETERNUSのモデル、選択したディス
クインチに応じて選択可能な種別
は異なる
SAS、NL-SAS、SED、SSD
ディスク容量
ホットスペアとして定義するディスク
ドライブの種類(ディスク容量)を指定
します。
プルダウンから以下を選択する
選択したディスクインチ、ディスク
種別に応じて選択可能な容量は異
なる
300GB、450GB、1TBほか
ホストアフィニティ
LUNグループ
LUNグループ名
LUNグループ名を指定します。
141
LUNグループ名文字列を指定する
項目名
説明
設定値
注意
装置に設定済みのLUNグループ名は指
定できません。
ボリューム
ボリューム名
LUNグループに属するボリューム名を
指定します。
LUNグループに属するボリューム名
文字列を入力する
プロファイルで作成するボリュー
ムか、既に装置に作成されているボ
リュームを指定する
ポートグループ
ポートグループ名
ポートグループ名を指定します。
ポートグループ名文字列を指定す
る
注意
1~16文字が入力可能
装置に設定済みのポートグループ名は
指定できません。
ポート
ポート番号
ポートグループに属するポート番号を
指定します。
ポートグループに属するポート番
号を三桁の数字で指定する
ホストグループ名を指定します。
ホストグループ名文字列を指定す
る
注意
1~16文字が入力可能
ホストグループ
ホストグループ名
装置に設定済みのホストグループ名は
指定できません。
ホストタイプ
ホストグ ループのタイプを指定しま
す。
プルダウンから以下を選択する
ホストグループに属するホスト名を指
定します。
ホストグループに属するホスト名
文字列を指定する
iSCSI、FC
ホスト
ホスト名
1~16文字が入力可能
注意
装置に設定済みのホスト名は指定でき
ません。
142
項目名
ホストiSCSI
説明
ホスト名を定義するiSCSI名を指定し
ます。
ホストグループのホストタイプが
iSCSI名の時に入力可能です。
ホストWWN
ホスト名を定義するホストWWNを指定
します。
設定値
iSCSI名文字列を入力する
先頭に"iqn."または"eui."を入力
する
ホストWWN文字列を入力する
16文字の16進数が入力可能
ホストグループのホストタイプがFCの
時に入力可能です。
詳細設定
Pre実行コマンド
プロファイルの適用動作(RAID/ホット
スペア/ホストアフィニティ設定)の実
行前にETERNUSに対して実施したい制
御コマンドを記述します。
記述内容については対象装置の
『CLIユーザーガイド』を参照する
こと
特別な要求がない場合はチェックボッ
クスを無効にしておきます。
Post実行コマンド
プロファイルの適用動作(RAID/ホット
スペア/ホストアフィニティ設定)の完
了後にETERNUSに対して実施したい制
御コマンドを記述します。
記述内容については対象装置の
『CLIユーザーガイド』を参照する
こと
特別な要求がない場合はチェックボッ
クスを無効にしておきます。
ポイント

アレイ構成に使用するディスクドライブの搭載スロット位置は指定できません。

ホットスペア構築に使用するディスクドライブの搭載スロット位置は指定できません。
1.4
スイッチ用プロファイルの設定項目
スイッチ用のプロファイル中で設定する項目を記載します。
各項目の詳細は、対象スイッチのマニュアルを参照してください。
1.4.1 SRX用プロファイル
SNMPタブ
項目名
説明
設定値
SNMPサービス
SNMPサービス設定
SNMPエージェントとトラップ
(ON/OFF)
SNMPエージェント設定
エージェントアドレス
SNMPサービス設定を使用するかどうか
を指定します。
(チェックあり)=使用する
SNMPエージェントとトラップの有効、
無効を指定します。
ON=機能を有効にする
SNMPエージェント設定を使用するかど
うかを指定します。
(チェックあり)=使用する
エージェントアドレスを有効にするか
どうかを指定します。
(チェックあり)=エージェント
アドレスを有効にする
143
(チェックなし)=使用しない
OFF=機能を無効にする
(チェックなし)=使用しない
項目名
説明
設定値
加えて、エージェントアドレスを
IPv4形式で入力する
SNMPエンジンID
SNMPエンジンIDを有効にするかどうか
を指定します。
(チェックあり)=SNMPエンジン
IDを有効にする
加えて、SNMPエンジンIDを入力す
る。
SNMPホスト (SNMPv1 or v2c)
番号
SNMPホスト定義番号を指定します。
プルダウンから選択する
アドレス
SNMPホス トのIPアドレス を指定しま
す。
SNMPホストのIPアドレスをIPv4形
式で指定する
コミュニティー名
SNMPホストのコミュニティー名を指定
します。
SNMPホストのコミュニティー名文
字列を入力する
トラップ
SNMPトラ ップの送信有無 を指定しま
す。
プルダウンから以下を選択する
SNMPマネージャーからの書き込みを許
可するかを指定します。
(チェックあり)=許可する
番号
SNMPユーザー定義番号を指定します。
プルダウンから選択する
ユーザー名
SNMPユーザー名を指定します。
SNMPユーザー名文字列を入力する
アドレス設定
SNMPのホストアドレスを有効にするか
を指定します。
(チェックあり)=有効にする
ホスト番号
SNMPホスト定義番号を指定します。
プルダウンから選択する
ホストアドレス
SNMPホス トのIPアドレス を指定しま
す。
SNMPホストのIPアドレス文字列を
入力する
SNMPトラップ設定を有効にするかを指
定します。
(チェックあり)=有効にする
ホスト番号
SNMPホスト定義番号を指定します。
プルダウンから選択する
ホストアドレス
SNMPホス トのIPアドレス を指定しま
す。
SNMPホストのIPアドレス文字列を
入力する
SNMP認証プロトコルを有効にするかを
指定します。
(チェックあり)=有効にする
SNMP認証プロトコルを指定します。
プルダウンから以下を選択する
書き込み
Off、v1、v2c
(チェックなし)=許可しない
SNMPユーザー (SNMPv3)
トラップ設定
認証設定
認証プロトコル
(チェックなし)=無効にする
(チェックなし)=無効にする
(チェックなし)=無効にする
none、md5、sha
認証パスワード
暗号化設定
暗号化プロトコル
SNMP認証パスワードを指定します。
SNMP認証パスワード文字列を入力
する。
SNMP暗号化設定を有効にするかを指定
します。
(チェックあり)=有効にする
SNMP暗号プロトコルを指定します。
プルダウンから以下を選択する。
(チェックなし)=無効にする
none、des
暗号化パスワード
読み取り
SNMP暗号パスワードを指定します。
SNMP暗号パスワード文字列を入力
する
SNMP MIB読み取りを有効にするかを指
定します。
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから以下を指
定する
none:読み取りを許可しない
all:読み取りを許可する
書き込み
SNMP MIB書き込みを有効にするかを指
定します。
144
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから以下を指
項目名
説明
設定値
定する
none:書き込みを許可しない
all:書き込みを許可する
通知
SNMP MIBトラップ通知を有効にするか
を指定します。
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから以下を指
定する。
none:読み出しを許可しない
all:読み出しを許可する
認証タブ
項目名
説明
設定値
管理者のパスワードの変更
管理者パスワードの変更をするか指定
します。
(チェックあり)=管理者パスワー
ドを変更する
新た な管理者パ スワードを指定 しま
す。
パスワード文字列を入力する
アカウント
パスワード
NTPタブ
項目名
説明
設定値
時刻の自動調整
時刻の自動調整
サーバ設定
プロトコル
時刻の自動調整を有効にするか指定し
ます。
(チェックあり)=有効にする
時刻提供サーバの設定を有効にするか
指定します。
(チェックあり)=有効にする
使用するプロトコルを指定します。
Time=TCPを使用する
(Time/SNTP)
アドレス
間隔設定
間隔時間
SNTP=UDPを使用する
時刻提供サーバのIPアドレスを指定し
ます。
時刻提供サーバのIPアドレス文字列
を入力します。
自動時刻設定する間隔を有効にするか
指定します。
(チェックあり)=有効にする
自動時刻設定の間隔を指定します。
起動時=起動時に行う
(起動時/期間指定)
タイムゾーン設定
グリニッジ標準時刻から
の時間差
(チェックなし)=無効にする
(チェックなし)=無効にする
期間指定=任意の期間に行う。加え
て、画面に期間を入力する
タイムゾーン設定を有効にするか指定
します。
(チェックあり)=有効にする
装置が使用するタイムゾーンを指定し
ます。
プルダウンから選択する
(チェックなし)=無効にする
STPタブ
項目名
説明
設定値
STP (スパニングツリープロトコル) 設定
STP
STP設定を有効にするか指定します。
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから選択する
145
1.4.2 VDX用プロファイル
SNMPタブ
項目名
説明
設定値
SNMPサービス
SNMPサービス設定
SNMPエージェントとトラッ
プ
SNMPサービス設定を使用するかどうか
を指定します。
(チェックあり)=使用する
SNMPエージェントとトラップの有効、
無効を指定します。
ON=機能を有効にする
(チェックなし)=使用しない
OFF=機能を無効にする
(ON/OFF)
グループ(コミュニティーとユーザー用)
グループ名
グループ名を指定します。
グループ名文字列を入力する
SNMPバージョン
SNMPバージョンを指定します。
プルダウンから以下を選択する
v1、v2c、v3
v3セキュリティレベル
読み取り
SNMPv3用セキュリティレベルを指定し
ます。
プルダウンから以下を選択する
SNMP MIB読み取りを有効にするかを指
定します。
(チェックあり)=有効にする
auth、noauth、priv
加えて、プルダウンから以下を指定
する。
none:読み取りを許可しない
all:読み取りを許可する
書き込み
SNMP MIB書き込みを有効にするかを指
定します。
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから以下を指定
する。
none:書き込みを許可しない
all:書き込みを許可する
通知
SNMP MIBトラップ通知を有効にするか
を指定します。
(チェックあり)=有効にする
加えて、プルダウンから以下を指定
する。
none:読み出しを許可しない
all:読み出しを許可する
コミュニティー(ホスト用)
コミュニティー名
SNMPコミュニティー名を指定します。
コミュニティー名文字列を入力する
グループ
コミュニティーが所属するグループを
指定します。
(チェックあり)=有効にする
SNMPコミュニティーの書き込みを有効
にするかを指定します。
(チェックあり)=有効にする
書き込み
加えて、プルダウンからグループを
選択する
加えて、プルダウンから以下を選択
する
Enabled、Disabled
ホスト
アドレス
SNMP ホ スト の IPア ドレ ス を指 定 し ま
す。
ホストのIPアドレスをIPv4または
IPv6のアドレス表記に従った文字列
を入力する
コミュニティー名
SNMPコミュニティー名を指定します。
プルダウンから選択する
重大度レベル
SNMPトラップレベルを指定します。
プルダウンから選択する
146
項目名
トラップバージョン
UDPポート
説明
設定値
SNMP ト ラッ プ バー ジョ ン を指 定 し ま
す。
プルダウンから以下を選択する
SNMP ト ラッ プ 送信 ポー ト を指 定 し ま
す。
SNMPトラップ送信ポート文字列を入
力する
v1、v2c
「0」~「65535」が指定可能
ユーザー (v3ホスト用)
ユーザー名
SNMPユーザー名を指定します。
ユーザー名1~64文字の文字列を入
力する
グループ
SNMPグループ名を指定します。
グループ名1~64文字の文字列を入
力する
認証設定
SNMP認証設定を有効にするか指定しま
す。
(チェックあり)=有効にする
SNMP認証プロトコルを指定します。
プルダウンから以下を選択する
認証プロトコル
MD5、SHA、NoAuth
認証パスワード
暗号化設定
暗号化プロトコル
SNMP認証パスワードを入力します。
認証パスワード1~32文字の文字列
を入力する
SNMP暗号化設定を有効にするか指定し
ます。
(チェックあり)=有効にする
SNMP暗号化プロトコルを指定します。
プルダウンから以下を選択する
DES、AES128、NoPriv
暗号化パスワード
SNMP暗号パスワードを指定します。
暗号化パスワード1~32文字の文字
列を入力する
アドレス
SNMP ホ スト の IPア ドレ ス を指 定 し ま
す。
ホストのIPアドレスをIPv4または
IPv6のアドレス表記に従った文字列
を入力する
ユーザー名
SNMPユーザー名を指定します。
ユーザー名1~16文字の文字列を入
力する
重大度レベル
SNMPトラップレベルを指定します。
プルダウンから選択する
通知タイプ
SNMP通知タイプを指定します
プルダウンから選択する
エンジンID
SNMPエンジンIDを指定します。
エンジンID「0:0:0:0:0:0:0:0:0」~
「FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF」を
文字列で指定する
v3ホスト
文字パターンは、MACアドレスと同様
UDPポート
SNMP ト ラッ プ 送信 ポー ト を指 定 し ま
す。
SNMPトラップ送信ポート文字列を入
力する
「0」~「65535」が指定可能
認証タブ
項目名
説明
設定値
管理者のパスワードの変更
管理者パスワードの変更をするか指定
します。
(チェックあり)=管理者パスワー
ドを変更する
新た な管理者パ スワードを指定 しま
す。
パスワード8~32文字の文字列を入
力する
アカウント
パスワード
147
NTPタブ
項目名
説明
設定値
時刻の自動調整
時刻の自動調整
サーバ設定
アドレス
タイムゾーン設定
地域
時刻の自動調整を有効にするか指定し
ます。
(チェックあり)=有効にする
時刻提供サーバの設定を有効にするか
指定します。
(チェックあり)=有効にする
時刻提供サーバのIPアドレスを指定し
ます。
時 刻 提 供 サ ー バ の IP ア ド レ ス を
IPv4またはIPv6のアドレス表記に
従った文字列を入力する
タイムゾーン設定を有効にするか指定
します。
(チェックあり)=有効にする
地域情報を指定します。
地域情報を(地域)/(都市)形式で
入力する
148
(チェックなし)=無効にする
(チェックなし)=無効にする