資料2の参考2

資料2の参考2
日本郵政株式会社株式の新規公開に係る主幹事証券会社審査要領
1.基本方針
(1) 国内区分応募会社及び海外区分応募会社からそれぞれ 4 社程度、国内特
定区分応募会社から 2 社程度を主幹事証券会社(グローバルコーディネー
ター、ブックランナー及び国内特定主幹事)として選定することを基本と
する。
(2) 書類審査の段階で、口頭審査の対象とする証券会社を、国内区分応募会
社及び海外区分応募会社 4∼6 社程度、国内特定区分応募会社 3∼5 社程度
に絞り込む。
(3) 平成 26 年 6 月 5 日財政制度等審議会答申「日本郵政株式会社の株式の処
分について」5.(2)ロ(ハ)欠格条項に該当する社を除外する。
2.書類審査
(1) 項目毎の評点の割り振りは国内区分応募会社、海外区分応募会社及び国
内特定区分応募会社のグループ毎に以下のとおりとし、各項目の下の小項
目に更に評点を割り振る。
国内区分
海外区分
国内特定区分
応募会社
応募会社
応募会社
10
10
−
5
10
−
5
5
−
10
10
15
10
5
15
・民営化陸運(郵便、宅配便
事業を営む会社に限る。以
下同じ)、銀行及び保険案件
における主幹事等の実績
・上記以外の民営化案件にお
ける主幹事等の実績
・非民営化陸運、銀行及び保
険案件における主幹事等の
実績
・日本株式案件(新規公開に
限る)における主幹事等の
実績
・その他国内及び海外におけ
る販売力等を示す指標
1
(2) 評点については、小項目毎に、
(国内区分・海外区分・国内特定区分のそ
れぞれのグループ内で)1 位の社を満点とし、2 位以下の社は、各小項目に
係る計数の 1 位の社の計数に対する比率で換算し、小数第 2 位を四捨五入
する。
(3) 各項目(小項目)の評点を合計した数値を書類審査における合計評点と
する。
3.口頭審査
(1) 評定者は、理財局次長(国有財産担当)、国有財産企画課長及び政府出資
室長の 3 名とする。
(2) 項目毎の評点の割り振りは次のとおりとする。
国内・海外区分
国内特定区分
応募会社
応募会社
20
10
・引受団の編成等についての考え方
10
−
・売出日程についての考え方
20
−
・日本郵政株式の販売戦略
40
50
・投資需要の見込み方
20
20
・需要積み上げの方法等
30
−
・手数料の水準等
30
30
・内部体制
20
20
・その他引受姿勢等
10
20
・日本郵政株式に関する調査・分析
の内容等
(3) 項目毎にいくつかのチェックポイントを設け、チェックポイント毎に評
点を割り振る。
(4) 各項目の評点を合計し、各評定者による当該合計値を平均した数値を口
頭審査における合計評点とする。
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4.総合評価
(1) 書類審査の合計評点と口頭審査の合計評点とを単純合算したものを
総合評点とする。
①
国内区分応募会社及び海外区分応募会社については、書類審査
40 点満点、口頭審査 200 点満点の総合評点 240 点満点。
②
国内特定区分応募会社については、書類審査 30 点満点、口頭
審査 150 点満点の総合評点 180 点満点。
(2) 原則として、国内区分応募会社、海外区分応募会社及び国内特定区分
応募会社の中でそれぞれ総合評点の順位に基づき主幹事証券会社とする。
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