北区 区域まちづくり事業 効果検証シート 事業名称 実施主体 子ども新鮮市場 北区役所 事業目的 事業内容 北区では、東側の市街化調整区域の一部が農業振興地域 に指定され、金岡地域や北八下地域を中心に農産物の生産 に熱心な農家が多い。このような北区の特徴をふまえ、北区 内で様々な種類の農産物が生産されているということをPRす るとともに、地場野菜を実際に購入して食していただくことで、 地産池消の推進や食育の啓発にも繋げたい。 平成27年度北区区民評議会の答申を踏まえてモデル的に 実施。 「第4回北区子育てフェスタ」と同日に同会場で、北区の農家 が生産したものを中心に、地場産の新鮮農産物を販売すると ともに、販売する農産物を使用した調理レシピも配布。 また、農産物の販売体験を子育てフェスタに来場された子ど もたちとその保護者(希望者)に行ってもらう予定。 ①妥当性 区内で生産された農産物を提供できる 機会であり、地産池消や食育の促進に 繋がる。また、堺市産業振興センターで ◎ の開催により、中百舌鳥駅周辺の活性 化に繋がり得る。 ②協働の視点 ◎ ⑤自立発展性 △ 今回は、農家との出荷調整、販売等の準備 作業を全て行政が行った。販売役をいかに 確保するかなど課題も多く、現状は自立発 展は難しい。 活動指標 H26 来場者(延べ数) ○ 来場した子どもたちが熱心に販売する姿は、 保護者をはじめ来場した方々にとって印象 的だったと考える。また、新鮮な区内農産物 をPRできた。 H28 130人 ③インパクト 区内の農業者の全面協力により、区内産の 農産物を揃えることができた。また、販売や 客の呼び込み等に地域の大学生に協力い ただき、協働で運営にあたった。 H27 ④効率性 ◎ 北区子育てフェスタと同時開催することにより、多 くの集客があり、昼頃には完売することができた。 また、大学生スタッフの協力もあり、マンパワーの 観点からも効率的な運営ができた。 総合評価 ◎ 初めての開催となったが、大きなトラブルもなく終えることができ、用意した農産物も完売できた ので、一定の成果があったといえる。運営には大学生との協働であたり、多くの子どもたちにも 販売体験に参加してもらうことができた。また、北区子育てフェスタと同時開催することで、フェス タを盛り上げる一因にもなった。 今後の方向性(課題、改善提案等) 平成27年度の北区区民評議会の答申を受けての事業実施となった。区内農家の協力のもと、準備した農産物は完売となるなど一定の成果があった。また、運営に際しても大学生ボランティアの協力 のうえ官民協働での実施が実現できた。しかしながら、事業の目的をどこに置くか(産業振興・子育て・賑わい作り等)、売り手や場所をいかに確保するかなど課題も多い。モデル開催のため次年度以 降の実施は現在のところ未定であるが、もし実施するのであれば、今回の事業を踏まえて事業内容の再構築が必要である。 -
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