庁舎等省エネルギー推進事業委託 仕様書

別記1
庁舎等省エネルギー推進事業委託
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委託名及び場所
(1) 委託名
(2) 委託場所
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仕様書
庁舎等省エネルギー推進事業委託
都城市有施設を対象とする。
実施目的
当市では、
「地球温暖化対策の推進に関する法律」第 20 条第2項及び都城市環
境基本計画における「低炭素社会づくり」をより一層推進するため、カーボン・
マネジメントを行う体制を整え、温室効果ガス排出抑制に努めており、今年度、
都城市地球温暖化対策実行計画の改定に係るカーボン・マネジメント調査事業
業務を委託しているところである。
本事業は、カーボン・マネジメント調査事業業務で得られた調査データを基に、
省エネ機器導入効果の高い施設を抽出して、省エネ機器の導入の効果を検討、投
資効果を検証し、省エネ機器への更新を行うものである。
併せて、市民に対して、省エネ機器導入促進の普及啓発に繋げるものである。
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基本的な考え
本業務の実施に当たっては、本仕様書のほか、契約に係る規則等の関係法令に
基づき実施しなければならない。
省エネ機器の更新後は、環境省の求めに応じた省エネ効果の検証できる手段
を提案すること。
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業務内容
(1)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用した場合の複数施設の省エ
ネ機器更新事業の提案(先進性、啓発性の優れた提案)
①本庁舎空調機器の更新(熱源機器及び周辺設備)
現在の空冷式ヒートポンプ機器は、オゾン層破壊原因となり、温室効果へ
の影響の大きいR22ガスを使用しているため、環境影響の小さいガス使
用の機器への更新を図る。併せて35年経過している空調機を省エネの進
んだ最新機器に更新することにより、カーボン・マネジメントを推進する。
【既設空調機の型式】
製品名:KOBELCO SCREW HEAT PUMP
型式 KHP250A
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②複数施設でのLED照明の導入(本庁舎、高崎総合支所、消防局庁舎)
設置台数は、提案による。
③低効率空調機から高効率空調機への更新(青井岳荘)
熱源機器及び周辺設備とし、対象台数は、提案による。
④BEMSの導入(高崎総合支所)
※本事業対象施設
上記内容を基本とするが、よりカーボン・マネジメント推進効果の高い提
案を求める。対象施設は、次の施設とし、参加表明の受付を行った事業者
に具体的データを提供するものとする。
(①本庁舎空調更新以外は下記施設
の省エネ改修と入替可)
ア) 市庁舎本館
イ) 斎場
ウ) 健康増進施設青井岳荘
エ) 高崎総合支所庁舎
オ) 都城市立保育所
カ) ウエルネス交流プラザ
キ) 高城生涯学習センター
ク) 健康増進施設山田ゆぽっぽ
ケ) 都城市立小中学校
コ) 消防局庁舎
(2)本庁舎空調機のみの更新の提案
前号①参照
※ 設備更新による省エネルギー検証について、環境省に報告できるよう3年程度
支援を行う。
※ 環境省公表資料「環境省指定先進的高効率設備機器一覧」からできるだけ多く
の機器(4割以上の機器)の選定を行うこと。
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技術者
受注者は、業務の円滑な推進を図るため、業務を推進する上で必要な経験能力
を有する十分な数の技術者を配置するとともに、管理技術者及び技術者をもって
業務を行い、高度な技術及び知識を有する部門については、相当の経験を有する
技術者を配置しなければならないものとする。
また、管理技術者は、業務全般にわたり、技術的管理を行わなければならない。
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打合せ協議
業務の円滑な進行を図るため、常時、当市担当職員と緊密な連絡関係を構築し、
当市が求める場合には打合せを行い、誠意を持って業務を遂行すること。なお、
打合せ後に記録簿を作成し、相互に確認すること。
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工事図書
工事図書として、次のものを提出すること。その他、当市が指定する媒体によ
り、電子データで提出すること。また、データ形式についても、当市が指定する
形式にすること。
なお、成果品は、発注者に帰属するものとし、発注者が管理を行うものとする。
また、受注者は、発注者の許可なく、成果品の公表、貸与又は譲渡をしてはな
らない。
(1)施工計画書、完成図書、2号事業申請支援図書、省エネ検証データ
(2)完成写真
(3)技術者一覧
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契約期間
契約締結の日から平成30年2月28日(金)まで
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支払時期
代金の支払は、委託業務検査後、受注者の請求に基づき一括して支払う。
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疑義解決
本仕様書に疑義が生じた場合は、発注者と受注者とが協議の上、解決するもの
とする。
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資料の貸与
本業務の実施に必要な発注者が所有する資料等については、発注者が受注者に
貸与するものとし、受注者は、本業務の目的以外に当該資料等を利用してはなら
ない。
なお、受注者は、業務完了後は、速やかに貸与を受けた資料等を発注者に返還
するものとする。
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必要事項の補充
本業務を実施するに当たり、本仕様書に明記されていない事項であっても、技
術上、当然と認められる事項については、受注者の責任と負担において補充する
ものとする。
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秘密の厳守
受注者は、本業務の履行中に知り得た秘密情報(発注者が秘密と指定して開示
される全ての情報)に関し、次の事項を遵守し適正に取り扱わなくてはならない。
(1) 目的外利用及び外部提供の禁止
受注者は、秘密情報を自社内限りで、本業務の実行においてのみ使用できる
ものとする。秘密情報を厳重に管理し、発注者における事前の書面による承諾
なしには、これらの秘密情報の全部又は一部を第三者に開示できない。 ただし、
本業務に直接関係し、その知識が各工程に必要と考えられる場合の、受注者の
管理者、その他責任のある社員に対してこれらの秘密情報を公開するに当たっ
ては、この限りでない。この場合には、秘密情報の保持、利用に関して受注者
が全ての責任を負うものとする。
(2) 複写及び複製の禁止
受注者は、秘密資料を発注者の書面による承諾なしに複写及び複製してはな
らない。
(3) 秘密情報の保持
受注者は、秘密情報を厳重に保持するために、また、万一の災害を想定して
必要な予防措置を自ら講ずるものとする。
(4) 資料の返却
受注者は、返却期日までに発注者の秘密資料を全て返却しなければならない。
また、発注者による書面での要求があった場合、受注者は、遅滞なくこれらの
入手した秘密情報を返却し、この秘密情報を基に作成された全ての秘密資料を
発注者に引き渡すか、廃棄又は消去することとする。廃棄又は消去する場合に
は、その事実を証明する書面を発注者に提出することとする。
(5) 運搬責任
本業務に必要な秘密資料の運搬は、発注者の指定した方法により発注者の責
任で行うものとする。また、受注者は、運搬中における秘密情報の紛失事故等
がないよう必要な対策を自ら講ずるものとする。
(6) 事故報告義務等
受注者は、本業務の履行において取り扱う秘密情報に関し、漏洩、紛失、改
ざん等の事故が発生したときは、必要な措置を講じるとともに、その状況を発
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注者に報告し、その指示に従うものとする。
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セキュリティ
受注者は、本業務で取り扱う情報に対するセキュリティ管理を徹底しなければ
ならない。
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その他
本仕様書に定めた事項は、業務を進める上で必要に応じて随時変更する可能性
がある。その際は、発注者と受注者とが協議の上、決定するものとする。
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