RESAS(地域経済分析システム) を活用した分析事例 神奈川県伊勢原市 2016年11月 関東経済産業局 本資料において、国及び地方自治体の職員が一定の制約の下で利用可能な全産業花火図(取引流入額に限る)及び企業別花火図 のコンテンツを利用した分析については省略している。 伊勢原市の紹介 1 STEP1 地域経済の全体像を把握 2 STEP1 伊勢原市の地域経済の概略 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 3 STEP2 人口の動きをしっかり見る 4 STEP2 人口の推移 図表2-1 伊勢原市の人口ピラミッド 出典:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」 5 STEP2 人口の推移 図表2-2 伊勢原市の人口推移 2010年 図表2-3 伊勢原市の人口の自然増減・社会増減の推移 2040年 101,039人 86,908人 (▲13%) 67,245人 47,131人 (▲29%) 出典:総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来推計人口」 出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数に関する調査」 注:2012年までは年度データ、2013年以降は年次データ。 6 STEP2 人口の推移(転入超過:全年齢) 図表2-4 伊勢原市人口の社会増減 From - to分析(定住人口上位5市区町村) 2012年 2013年 2014年 出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告」 7 STEP2 人口の推移(転入超過:20歳代) 図表2-5 伊勢原市人口の社会増減 From - to分析(定住人口上位5市区町村) 2012年 2013年 2014年 出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告」 8 STEP2 人口の推移(転出超過:全年齢) 図表2-6 伊勢原市人口の社会増減 From - to分析(定住人口上位5市区町村) 2012年 2013年 2014年 出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告」 9 STEP2 人口の推移(転出超過:20歳代) 図表2-7 伊勢原市人口の社会増減 From - to分析(定住人口上位5市区町村) 2012年 2013年 2014年 出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告」 10 STEP2 年齢別人口分布の変化 図表2-8 伊勢原市 年齢階級別純移動数 出典:総務省「国勢調査」、総務省「住民基本台帳人口移動報告」に基づき、まち・ひと・しごと創生本部作成 11 STEP2 従業地における産業別就業者数 平成22年度 国勢調査データを加工 伊勢原市 (単位:人) 10000 8000 6000 従業地における産業別従業者数 8,637人 6,357人 5,704人 4000 2000 0 出典:総務省「国勢調査」 12 STEP2 通勤通学における人の動き 平成22年度 平成22年度国勢調査データを加工 国勢調査データを加工 秦野市 横浜市 2,413人 1,417人 伊勢原市 市内に常住する就業者・通学者 平塚市 3,989人 4,507人 他県 379人 384人 55,099人 市内 22,487人 市外 32,467人 2,565人 5,099人 厚木市 市内で従業通学する者 47,556人 市内 22,487人 市外 23,827人 9,798人 3,873人 県内その他市町村 東京都 7,440人 7,513人 4,786人 1,034人 流出 赤 流入 青 出典:総務省「平成22年度 国勢調査」を再編加工 15歳以上就業者数及び15歳以上通学者数 13 STEP3 地域における主要な産業を選ぶ 14 STEP3 地域の主要な産業の特定(大分類) 図表3-1 売上高(企業単位、2012年) 図表3-2 付加価値額(企業単位、2012年) 卸売業・ 小売業 製造業 生活関連 サービス 業、娯楽業 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表3-3 卸売業・ 小売業 医療 福祉 製造業 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数(事業所単位、2014年) 卸売業・ 小売業 医療 福祉 製造業 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 15 STEP3 地域の主要な産業の特定(生産額 上位10産業) 図表3-5 伊勢原市 生産額(総額-産業別)(2010年) 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 16 STEP3 地域の主要な産業の特定(移輸出入収支額) 図表3-6 伊勢原市 移輸出入収支額 産業別(2010年) 域外から所得を獲得している産業 域外に所得を流出している産業 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 17 STEP3 伊勢原市 製造品出荷額等(2013年) 電気機械器具製造業 (28.0%) 業務用機械器具製造業 (9.6%) 出展:経済産業省「工業統計調査」、総務省・経済産業省「平成24年経済センサス-活動調査」 18 STEP3 伊勢原市 製造品出荷額等の推移 出展:経済産業省「工業統計調査」、総務省・経済産業省「平成24年経済センサス-活動調査」 19 STEP3 地域で稼いでいる産業の特定(中分類) 図表3-7 売上高(企業単位、2012年) 図表3-8 その他の 卸売業 生産用機械器具 製造業 生産用機械器具 製造業 図表3-9 その他の 小売業 電気機械器具 製造業 電気機械器具 製造業 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 付加価値額(企業単位、2012年) 農業 3,461 百万円 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数(事業所単位、2014年) 医療業 飲食店 飲食料品 小売業 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 20 STEP3 地域の主要な産業の特定(農林水産業マップ) 図表3-11 主要作物マップ(2010年) 部門別農業収入合計 都道府県別(2010年) 市 主要作物 ①伊勢原市 酪農 ②秦野市 酪農 ③平塚市 酪農 ④厚木市 花き・花木 6,768,300 (第34位) ④ 部門別農業収入合計 神奈川県内市町村別(2010年) ② ① 1,204,725 ③ 346,125 出典: 農林水産省「農林業センサス」再編加工 21 STEP3 地域の主要な産業の特定(農林水産業マップ) 図表3-12 伊勢原市 農業部門別販売金額 総額(2010年) 図表3-13 農産物別販売金額(経営体あたり) 3,461百万円 酪農 (35.3%) 果樹類 (12.0%) 伊勢原市 養鶏 (14.8%) 図表3-14 図表3-15 神奈川県内農業経営体数(2010年) 神奈川県 全国 平均 平均 三浦市 横浜市 藤沢市 農産物販売金額帯別の経営体の割合 37.58% 伊勢原市 全国平均 農業経営体数_合計 3,000 2,500 神奈川県 平均 三浦市 2,531 横浜市 2,000 1,500 1,000 753 藤沢市 33.41% 31.73% 47.58% 40.74% 500 0 出典: 農林水産省「農林業センサス」再編加工 22 STEP3 地域の主要な産業の特定(農林水産業マップ) 図表3-16 都道府県 農業部門別販売金額 (2010年) 部門別販売金額_酪農(万円) 45,000,000 RESASデータを加工 部門別販売金額_養鶏(万円) 38,495,440 5,000,000 4,630,480 40,000,000 4,500,000 35,000,000 4,000,000 30,000,000 3,500,000 25,000,000 3,000,000 20,000,000 2,500,000 15,000,000 2,000,000 606,205 (32位) 1,500,000 10,000,000 644,590 (第26位) 5,000,000 北海道 栃木県 千葉県 熊本県 群馬県 岩手県 愛知県 茨城県 宮城県 長野県 岡山県 静岡県 宮崎県 福島県 兵庫県 福岡県 鹿児島県 大分県 山形県 埼玉県 島根県 青森県 新潟県 広島県 鳥取県 神奈川県 長崎県 0 1,000,000 500,000 0 部門別販売金額_果樹類(万円) 6,000,0005,115,310 5,000,000 4,000,000 3,000,000 2,000,000 496,300 (27位) 1,000,000 0 出典: 農林水産省「農林業センサス」再編加工 23 STEP3 地域の主要な産業の特定(農林水産業マップ) 図表3-17 伊勢原市 農業部門別販売金額(2010年) 部門別販売金額_養鶏(万円) 部門別販売金額_酪農( 万円) 140,000 RESASデータを加工 180,000 122,200 160,000 120,000 140,000 100,000 120,000 80,000 100,000 60,000 80,000 60,000 40,000 51500 40,000 20,000 20,000 0 0 部門別販売金額_果樹類(万円) 140,000 120,000 100,000 80,000 41,595 60,000 40,000 20,000 0 出典: 農林水産省「農林業センサス」再編加工 24 STEP3 地域の主要な産業の特定 出典もとを加工 伊勢原市・秦野市・厚木市・平塚市の比較表 伊勢原市 人口(国勢調査) 10万人 全産業売上高額(億) 全産業従業者数(千人) 売上高大分類 22万人 26万人 5,813 3,634 11,420 15,621 42 53 144 105 44% 製造業 32% 製造業 47% 2 卸売業・小売業 23% 卸売業・小売業 14% 卸売業・小売業 17% 卸売業・小売業 25% 10% 生活関連サービス業、娯楽業 10% 建設業 5% 医療・福祉 6% 1 生産用機械器具製造業 24% 金属製品製造業 9% 娯楽業 9% 輸送用機械器具製造業 2 電気機械器具製造業 12% 医療業 9% 輸送用機械器具製造業 8% 機械器具卸売業 8% 7% 電気機械器具製造業 5% 機械器具小売業 7% 6% 総合工事業 1 生産用機械器具製造業 17% 医療業 2 電気機械器具製造業 13% 3 その他の小売業 従業者数中分類 17万人 平塚市 51% 製造業 3 その他の卸売業 付加価値額中分類 厚木市 1 製造業 3 生活関連サービス業・娯楽業 売上高中分類 秦野市 電子部品・デバイス・電子回路製造業 5% 業務用機械器具製造業 16% 娯楽業 19% 輸送用機械器具製造業 33% 43% 9% 医療業 8% 道路旅客運送業 5% 5% 輸送用機械器具製造業 7% 機械器具小売業 4% 1 医療業 10% 医療業 12% 学術・開発研究機関 11% 飲食店 2 飲食店 8% 飲食店 8% 飲食店 7% 飲食料品小売業 7% 3 飲食料品小売業 6% 飲食料品小売業 8% その他の事業サービス業 5% 6% 社会保険・社会福祉・介護事業 8% 出典:総務省「平成22年度 国勢調査」再編加工 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」再編加工 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」再編加工 25 STEP4 主要産業について他地域と相対比較する 26 STEP4 他地域との比較優位の確認(製造業) 図表4-1 当市 売上高構成比(企業単位、2012年) 電子部品・ デバイス・ 電子回路 当市 生産用機械器具 電気機械 器具 県 図表4-2 県 付加価値額構成比(企業単位、2012年) 電子部品・ デバイス・ 電子回路 生産用機械器具 食料品 製造業 化学工業 生産用機械 電気機械 器具製造業 器具 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-3 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) 金属製品 輸送用機械 器具 当市 電気機械 器具 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 27 STEP4 他地域との比較優位の確認(製造業) 各指標における特化係数の算出状況をまとめると以下のとおり。(特化係数が1.5以上のものに色付け) 図表4-5 構成比・特化係数一覧 基準値 生産用機械器具 電子部品・デバイス・ 電子回路 金属製品 49.3 6.2 5.0 9.9 付加価値額 38.3 7.8 6.9 5.6 8.9 8.6 7.0 1.3 売上高 25.1 5.6 5.6 4.5 付加価値額 29.8 6.3 6.3 4.7 従業者数(事業所単位) 20.7 6.2 6.0 3.5 売上高 5.7 5.5 4.5 1.3 付加価値額 6.2 5.4 4.0 1.6 従業者数(事業所単位) 1.1 5.5 5.1 0.2 売上高 1.7 6.8 4.4 0.4 付加価値額 3.3 9.5 6.5 0.5 14.6 8.4 8.1 1.8 売上高 4.6 39.3 15.5 0.3 付加価値額 4.9 31.0 10.5 0.5 10.6 14.3 11.7 0.9 4.4 1.1 2.3 1.9 5.3 1.2 2.5 2.1 4.5 1.3 2.4 1.9 売上高 ━ 1.2 3.1 ━ 付加価値額 ━ 1.5 2.2 ━ 6.0 1.8 1.7 3.5 従業者数(事業所単位) 輸送用機械器具 従業者数(事業所単位) 売上高 パルプ・紙・紙加工 付加価値額 従業者数(事業所単位) 非鉄金属 全国構成比② 特化係数(①÷②) 売上高 従業者数(事業所単位) 電気機械器具 伊勢原市構成比① 神奈川県構成比 従業者数(事業所単位) 28 STEP4 他地域との比較優位の確認(卸売業・小売業) 図表4-6 当市 売上高構成比(企業単位、2012年) その他の 卸売業 当市 機械器具 卸売業 その他の 小売業 県 図表4-7 県 付加価値額構成比(企業単位、2012年) その他の小売業 飲食料品 小売業 機械器具 卸売業 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-8 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) その他の小売業 当市 飲食料品 小売業 機械器具 卸売業 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 29 STEP4 他地域との比較優位の確認(卸売業、小売業) 各指標における特化係数の算出状況をまとめると以下のとおり。(特化係数が1.5以上のものに色付け) 図表4-10 構成比・特化係数一覧 基準値 建設材料、鉱物・金 属材料等卸売業 飲食料品卸売業 その他の小売業 飲食料品小売業 機械器具小売業 機械器具卸売業 その他の卸売業 伊勢原市構成比① 神奈川県構成比 全国構成比② 特化係数(①÷②) 売上高 4.1 10.6 21.3 0.2 付加価値額 3.9 9.0 12.5 0.3 従業者数(事業所単位) 3.9 4.4 6.5 0.6 売上高 7.9 14.7 14.0 0.6 付加価値額 5.3 7.8 9.7 0.5 従業者数(事業所単位) 3.4 4.5 6.8 0.5 売上高 19.1 16.4 9.4 2.0 付加価値額 35.2 21.1 16.3 2.2 従業者数(事業所単位) 16.8 21.2 20.8 0.8 売上高 11.7 16.2 8.5 1.4 付加価値額 18.4 21.2 14.9 1.2 従業者数(事業所単位) 28.0 32.8 25.9 1.1 売上高 2.2 9.8 6.8 0.3 付加価値額 4.1 9.7 9.6 0.4 従業者数(事業所単位) 6.9 7.3 7.6 0.9 売上高 26.7 18.8 16.1 1.7 付加価値額 17.1 15.6 14.8 1.2 従業者数(事業所単位) 26.4 9.3 9.7 2.7 売上高 26.8 6.7 10.6 2.5 付加価値額 12.6 5.4 8.9 1.4 6.9 5.5 7.7 0.9 従業者数(事業所単位) 30 STEP4 他地域との比較優位の確認(医療・福祉) 図表4-11 売上高構成比(企業単位、2012年) 当市 図表4-12 付加価値額構成比(企業単位、2012年) 当市 県 県 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-13 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) 当市 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 31 STEP4 他地域との比較優位の確認(医療・福祉) 各指標における特化係数の算出状況をまとめると以下のとおり。(特化係数が1.5以上のものに色付け) 図表4-15 構成比・特化係数一覧 基準値 医療業 社会保険・社会福 祉・介護事業 保健衛生 伊勢原市構成比① 神奈川県構成比 全国構成比② 特化係数(①÷②) 売上高 68.6 61.3 36.9 1.9 付加価値額 63.1 61.5 59.8 1.1 従業者数(事業所単位) 66.5 49.7 32.3 2.1 売上高 31.4 37.7 62.6 0.5 付加価値額 36.9 37.2 39.5 0.9 従業者数(事業所単位) 32.7 49.5 46.7 0.7 売上高 ━ 1.0 0.5 ━ 付加価値額 ━ 1.3 0.7 ━ 0.8 0.7 1.0 0.8 従業者数(事業所単位) 32 STEP4 他地域との比較優位の確認(サービス業) 図表4-16 売上高構成比(企業単位、2012年) 当市 図表4-17 付加価値額構成比(企業単位、2012年) 当市 県 県 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-18 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) 当市 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 33 STEP4 他地域との比較優位の確認(サービス業) 各指標における特化係数の算出状況をまとめると以下のとおり。(特化係数が1.5以上のものに色付け) 図表4-20 構成比・特化係数一覧 基準値 その他の事業サービ ス業 産廃物処理業 伊勢原市構成比① 神奈川県構成比 全国構成比② 特化係数(①÷②) 売上高 79.1 48.2 41.9 1.9 付加価値額 78.4 39.7 46.0 1.7 従業者数(事業所単位) 52.0 54.9 50.9 1.0 売上高 4.5 10.1 8.9 0.5 付加価値額 4.0 8.4 9.2 0.4 従業者数(事業所単位) 3.7 5.0 5.8 0.6 34 STEP4 他地域との比較優位の確認(宿泊業・飲食サービス業) 図表4-21 売上高構成比(企業単位、2012年) 当市 図表4-22 付加価値額構成比(企業単位、2012年) 当市 県 県 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-23 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) 当市 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 35 STEP4 他地域との比較優位の確認(生活関連サービス業、娯楽業) 図表4-25 売上高構成比(企業単位、2012年) 当市 図表4-26 付加価値額構成比(企業単位、2012年) 当市 県 県 全国 全国 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 図表4-27 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数構成比(事業所単位、2014年) 当市 県 全国 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 36 STEP5 主要産業における中核企業を抽出する STEP5において、国及び地方自治体の職員が一定の制約の下で利用可能な企業別花火図のコンテンツを利用した分析について は、分析手法例を示している。 37 STEP5 中核企業と域内外取引の状況の把握 ポイント • 「産業マップ(企業別花火図)の中核企業候補抽出機能」を使って、主要産業における中核企業候補を抽 出する。中核企業候補から、まず売上高、従業員数の大きな企業に着目する。次に、全取引における域内仕 入額、域外販売額、貢献度(地域外取引の比率の大きさを見る「コネクター度」、地域内仕入の比率の大き さを見る「ハブ度」、「雇用貢献度」、「利益貢献度」)による順位付け機能を使って、中核企業を選ぶ。 中核企業候補 企業規模 企業 名 一覧表 コネ ク コネ 雇用 利益 ター 域内 ク ハブ 貢献 貢献 ハブ 仕入 ター 100 度 度 度 100 100 100 (50/ 50) 5 1 8 1 2 3 売上 高金 順位 従業 員数 順位 域外 販売 A社 6 8 6 B社 2 1 2 2 2 1 2 1 1 C社 1 2 3 1 3 2 3 7 4 D社 6 5 5 3 4 6 4 5 5 E社 5 7 7 8 5 3 8 4 8 F社 6 9 8 9 6 4 9 8 9 G社 3 3 1 6 7 5 6 3 2 H社 4 6 4 4 8 7 5 6 6 I社 6 4 9 7 9 9 7 9 7 P アクセス RESASトップ → 産業マップ → 企業別花火図 → 地域中核企業候補リストを表示 各指標の順位を一覧表にまとめる 注意点 • 現状は企業規模が小さくても、将来性のある企 業も存在することから、成長性を重視する場合 は雇用貢献度や売上高の伸び率に着目する。 • コネクターハブ度は、ボリュームではなく割合での 比較であり、絶対数が小さくても上位にランク付 けされることがある点に留意する。 • 雇用貢献度は過去5年間の従業員数の伸び率 となっているので、従業員数(絶対数)と組み 合わせて分析を行う。 • 候補企業は本社所在地(企業単位)にて抽 出される。 38 STEP5 特許分野別比率と特許分野ごとの割合 伊勢原市特許分野別比率と割合(2014年9月時点) 特許分野別比率 伊勢原 市 ②機械工学;照明; 加熱;武器;爆破 ①<情報処理、操作> 伊勢原 市 ①処理操作、運輸 成形 ③物理学 県 県 全国 全国 ②<機械工学;照明;加熱;武器;爆破> 伊勢原 市 照明;加熱 ③<物理学> 伊勢原 市 県 県 全国 全国 器械 出典:特許庁「特許情報」 39 STEP5 特許取得状況 RESASデータ(特許分布図)を加工 特許分布図にて個別企業の特許取得詳細を分析(2014年9月時点) 特許一覧 上位10社 社名 企業毎の特許詳細 1 株式会社アマダホールディングス 950 2 市光工業株式会社 200 3 昭和電工パッケージング株式会社 FIクラス 社名 個数 株式会社アマダホールディングス 80 詳細 個数 950 本質的には材料の除去が行なわれない機 械的金属加工;金属の打抜き 383 工作機械;他に分類されない金属加工 316 53 プレス 4 株式会社アマダミヤチ 60 5 株式会社アマダマシンツール 44 照明;加熱 6 株式会社井上製作所 38 運輸 75 7 オリイメック株式会社 20 電気 9 8 株式会社アマダツールプレシジョン 16 9 冨士電線株式会社 11 10 ヨコハマポリマー化成株式会社 総計 114 昭和電工パッケージング株式会社 6 1497 200 市光工業株式会社 総数 80 基本的電気素子 23 運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材 料の取扱い 19 積層体 12 1497 ●株式会社アマダホールディングス・・・金属加工機械の総合メーカー ●市光工業株式会社・・・乗用車・トラック向けのランプ・ミラーを開発、生産、販売 出典:特許庁「特許情報」再編加工 40 STEP6 人の動きを分析する 41 STEP6 伊勢原市の目的地分析(上位5目的地) 図表6-1目的地一覧 交通手段:自動車 (2015年、休日) 図表6-2 目的地一覧 (2015年、休日) 交通手段:公共交通 出典:ナビタイムジャパン「経路検索条件データ」 42 STEP6 伊勢原市メッシュ分析 大山 大山寺 伊勢原市総合 運動公園 伊勢原C.C 大山阿夫利神社 いせはら サンシャイン スタジアム (公園内) 出典:マピオン 43 STEP6 伊勢原市メッシュ分析 図表6-3 流動人口 2015年8月 休日 大山 阿夫利神社 総合運動公園 伊勢原C.C 伊勢原駅 出典:株式会社Agoop「流動人口データ」 44 STEP6 伊勢原市メッシュ分析 図表6-4 月別流動人口の推移(2015年、休日) 大山 総合運動公園 図表6-6 阿夫利神社 図表6-5 伊勢原カントリークラブ 時間別流動人口の推移(2015年、8月、休日) 大山 阿夫利神社 伊勢原カントリークラブ 総合運動公園 時間別流動人口の推移(2015年、11月、休日) 大山 阿夫利神社 伊勢原カントリークラブ 総合運動公園 出典:株式会社Agoop「流動人口データ」 45 STEP6 伊勢原市観光交流の動向(平成26年推計) 延観光客数と宿泊客数(入込観光客数) 宿泊率 延観光客数と宿泊客数 (単位:人) 50,000,000 25.0 40,000,000 35,000,000 21.7 20.0 30,000,000 16.2 25,000,000 10,000,000 15.0 21,190,000 20,000,000 15,000,000 宿泊率 (単位:%) 45,000,000 44,257,834 14.4 10.0 6,352,828 4,606,751 5,000,000 15.9 1,708,974 96,864 0 5.7 5.0 0.0 延観光客数 宿泊客数 (単位:%) (単位:人) 月別宿泊率 月別延観光客数と宿泊客数 18.0 300,000 16.0 250,000 14.0 12.0 200,000 10.0 150,000 8.0 6.0 100,000 4.0 50,000 2.0 0.0 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 延観光客数 7月 8月 宿泊客数 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 出典:平成26年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 神奈川県入込観光客調査 46 STEP6 伊勢原市 滞在人口推移(2015年) 滞在人口 月別推移 滞在人口 時間別推移 出典:株式会社Agoop「流動人口データ」 47 (参考) 4市比較 48 伊勢原市の通勤通学地3市 地域経済の概略(2010年) 伊勢原市 平塚市 秦野市 厚木市 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 49 4市町 人口の推移 伊勢原市 平塚市 秦野市 厚木市 出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数に関する調査」 注:2012年までは年度データ、2013年以降は年次データ。 50 4市町 年齢別人口分布の変化 伊勢原市 平塚市 秦野市 厚木市 出典:総務省「国勢調査」、厚生労働省「都道府県別生命表」に基づき、まち・ひと・しごと創生本部作成 51 4市町 地域の主な産業の特定:生産額上位10産業(2010年) 伊勢原市 平塚市 秦野市 厚木市 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 52 4市町 産業別移輸出入収支額(2010年) 伊勢原市 平塚市 秦野市 厚木市 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 53 4市町 一人あたり雇用者所得(2010年) 伊勢原市 地域住民ベース:4.43百万円 地域内勤務者ベース:4.30百万円 平塚市 地域住民ベース:4.48百万円 地域内勤務者ベース:4.27百万円 秦野市 地域住民ベース:4.59百万円 地域内勤務者ベース:4.52百万円 厚木市 地域住民ベース:4.25百万円 地域内勤務者ベース:3.95百万円 出典:環境省「地域産業連関表」、「地域経済計算」(株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループ)受託作成) 54 神奈川県 外国人滞在推移(2014年9月~2015年8月) 伊勢原市外国人滞在推移 秦野市外国人滞在推移 (単位:人) 160 (単位:人) 140 140 120 120 100 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 0 (単位:月) (単位:月) 伊勢原市(昼) (単位:人) 250 伊勢原市(夜) 秦野市(昼) 平塚市外国人滞在推移 (単位:人) 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 200 150 100 50 秦野市(夜) 厚木市外国人滞在推移 0 (単位:月) (単位:月) 厚木市(昼) 平塚市(昼) 平塚市(夜) 厚木市(夜) 出典:株式会社NTTドコモ、株式会社ドコモ・インサイトマーケティング「モバイル空間統計」再編加工 55 (参考) 56 地域で稼いでいる産業の特定(中分類) 売上高(企業単位、2012年) 飲食料品 小売業 付加価値額(企業単位、2012年) 飲食 料品 卸売 業 飲 食 料 品 小 売 業 食料 品製 造業 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 出典:総務省・経済産業省「平成24年経済センサス―活動調査」 従業者数(事業所単位、2014年) 飲食料品 小売業 出典:総務省・「平成21年経済センサスー基礎調査、総務省・経済産業省 「平成24年経済センサス―活動調査」 57
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