年目のハイブリッド。

25年目のハイブリッド。
日野自動車は2011年に量産ハイブリッド車として世界で初めてAI(人工知能)による、エンジンとモーターの
トルク最適化技術となる「適応型アシスト制御」を実用化、飛躍的な燃費向上を実現しました。 その最新技術、「適応型アシスト制御」をやさしく解説します。
日野自動車 ハイブリッド車発売25周年企画展示
日野自動車の商用ハイブリッド車が発売されて今年25周年を
迎えました。日野は世界に先駆けてハイブリッドシステムの開発
に着手し、これまでの生産台数は、トヨタ自動車への供給分も
含めて既に19,000台を超えています。
今回の展示では日野のハイブリッド技術の歴史を振り返る
とともに最新ハイブリッド技術を特集しています
COOL HYBRID
※
※トヨタへの供給分も含む
日野は世界に先駆けてハイブリッドシステムの開発に着手、
また、車両制御技術も1996年から内製化。現在では多く取り入
電動塵芥車など、様々な分野でハイブリッドの機能を最大限活用す
1989年の東京モーターショーに出品し、翌1991年12月に世界初
れられている内製制御を、社内でも先駆けて実施しました。 る技術開発を続けています。
のディーゼル・電気ハイブリッドシステム【HIMR】(ハイエム
一方で車型展開も積極的に行い、大型路線バスから始めたも
その結果、世に送り出したハイブリッド車は、トヨタ自動車への
アール)を搭載した大型路線バスを発売。これはトヨタがプリウス
のを、中型トラック、観光バスに応用、2003年には小型トラッ
供給分も含めると19,000台にも上り、商用車では世界一の台数と
を発売する6年も前のことでした。
クにも展開。この小型トラックではグローバル展開も積極的に
なっています。
その後も最先端技術を次々に投入、例えば現在ではごく当たり
行い、これまでに12か国/地域で約2,400台を販売しました。
今後も商用ハイブリッド車の先駆者として、新たな技術、新たな
前のエンジンダウンサイジングも、日野のハイブリッドではモー
また、 ハイブリッド技術を応用して荷台の架装物に電力を供
車型に積極的にチャレンジし、お客様に感動を与える商品を提供し
ターの駆動力を活用し1993年に実現しています。
給する、大型トラック COOL HYBRID(CHV)や小型トラック
続け、社の発展に貢献していきます。