ハンターになって人理修復に参戦 冥狼の銀戦車 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 ︻あらすじ︼ ある日、モンハンをしていた少年は寝落ちした。 目が覚めるとそこは燃える街が広がり、目の前にはオレンジ色の髪 をした見覚えのある少女がいた・・・。 これは日々を生きるために神と呼ばれる竜すらも狩る力を持つ︵明 らかに人間じゃない︶ハンターの体で転生した男の人理修復。 直せるところは直すので指摘お願いします fate goは現在第7章クリア 作者は小説初めてです 特異点F │││││││││││││││ 目 次 俺達の戦いはこれからだ アーチャーは敵だと厄介 ││││││││││││││││ レイシフトの前に │││││││││││││││││││ 人よりモンスターを相手した方が楽 │││││││││││ 剥ぎ取り・採集はハンターの基本 ││││││││││││ ハンターライフinカルデア 事情知ってるとシリアスが半減する │││││││││││ お気に入り登録者千件突破記念 傍から見るとこんな感じ ││││││││││││││││ ! ││││││││││││││ 狩りと剥ぎ取りはワンセット ││││││││││││││ ハンター+すまないさん= 51 邪竜百年戦争オルレアン ハンターのステータス │││││││││││││││││ 帰るまでが特異点修復 │││││││││││││││││ fate/goの顔芸担当 │││││││││││││││ 主人公の戦闘チュートリアル ││││││││││││││ 1 42 37 32 27 21 17 13 4 ! 8 ? 56 61 46 │ 特異点F 俺達の戦いはこれからだ ﹁か、勝てた・・・。﹂ 瑠璃色の龍玉来た ﹂ ! 戦力は多い方がいいでしょう。まぁ無理でしょう ﹃パスが不安定だからそこまで多くはないけどカルデアからも多少は ダメもとでもやる価値はあるだろ﹂ ﹁確かにそうだな。俺とマシュにもう1人追加はキツイかもしれんが けどね﹂ できないかしら ﹁立香。あなた、大聖杯の元に行く前にもう一体サーヴァントを召喚 こうとなったカルデア一行であったが。 マシュの宝具も無事使えるようになり、さて大聖杯のある洞窟へ行 ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ 電源を・・・切らないと・・・。もう起きてからでいいか・・・。 ﹁セーブセーブっと。あ、ダメだコレ眠すぎる・・・。﹂ 充して・・・あぁー疲れた。 ム戻って回復薬、グレート、秘薬と古の秘薬に粉塵、爆弾系もまた補 ゲームでも何かやり遂げたらスゴイ達成感があるな・・・。マイルー らねぇだろ。おっ だまだ俺も技量が足りないな。このスネ夫め・・・もうジャイアンい ﹁念願のソロアルバ・・・。パーティープレイなら狩れるとは言え、ま に近い特攻をしたらやっと倒れてくれた。 ルバトリオンを倒せた。回復アイテムもモドリ玉も尽きてヤケクソ 周回の息抜きの間、モンハンをしていた俺はやっとソロで集会所のア その日、スマホアプリFate/Grand Orderの素材 ! 魔力を送ってサポート出来ると思うよ﹄ 1 ! ? もう一体サーヴァントを召喚しようという事になった。だが完全 ﹂ な一般ピーポーである我らが藤丸立香は、 ﹁召喚ってどうやるんですか あ、はい。分かりました所長。﹂ のですから﹂ ﹁え ∼少しして∼ サー ! ﹁これでいいでしょう﹂ ﹂ ﹁う ∼ ん。取 り 敢 え ず お 願 い す れ ば い い の か な ヴァント お願い来て マシュの盾を少し貸しなさい。その盾は召喚の触媒にもなりうるも ﹁・・・やっぱり知らなかったのね・・・。もう私が陣を用意するので ? 陣が凄い光ってる て・・・﹂ ﹁あ ! ﹂ この計測値は ﹄ ﹁どんな人が来るのかなー﹂ ﹃なんだ ﹁どうしたのロマン !? ﹄ ﹁・・・ッ 先輩 私の後ろへ ﹂ ! え スゴイの やばいの ﹂ ﹁おいおい・・・一体どんなバケモノが来るってんだ・・・ ﹁え ? ? ﹂ 棘の多いデザイン、そして風にたなびく黒地に白い紋様のはいったマ 立っていた。紅い鱗や甲殻に覆われ、竜の荒々しさを体現するような そして光輪が収束し、一瞬ではじけた後其処には・・・紅い竜王が ? ? ! 想種が当たり前のように生息しているような世界から来たとしか・・・ ! !? !? ﹃魔力や霊基の値が明らかに普通じゃない こんなの竜種なんかの幻 れる。ここで礼装を引かないのは流石主人公か。 召喚陣が英霊召喚成功時特有の三本の光輪で輝き、強い風が吹き荒 ﹁﹂ ﹂ ﹁そんなので来るわけがないでしょう・・・。ちゃんとした詠唱をし ? ? ! ? 2 !! ! ! ント。それらを身にまとい、フルフェイスの装備のせいで男か女かも わからない者が圧倒的な存在感をもって君臨していた・・・。 その者は周りをゆっくりと見渡したあとこちらを見た。皆恐怖や ﹂ 警戒から何も出来なかったが唯一動く者がいた。そう、この人物を召 喚した張本人。 ﹁あなたが・・・私の召喚したサーヴァント ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ 何だこれ・・・ と思っていると急に地面に まずそう思った。気持ち良い微睡みの中眠り、急になんかバチバチ いってるなぁーDSぶっ壊れたのか 立っている感覚が。 てるし、盾を構えた娘・・・恐らくマシュの後ろには某カルデア唯一 のマスター、通称ぐだ子がいる。 特にこのG なんか警戒されてるっぽいけど。何 英霊とかに勝てるわけないよ ? し・・・あれ が出てきて、 やばくね ︶ ﹁あなたが・・・私の召喚したサーヴァント ﹂ ? 3 ? 周りは燃えてるし、目の前にはなんか見たことのある顔ぶれが揃っ ? ︵あぁーこれはあれか、特異点Fか。周りの人達の配置や足元の陣を 俺、普通の学生よ ? 見た感じ俺は召喚されたのか 故に ? ? と俺が考えて多少パニクってるとマシュ︵暫定︶の後ろからぐだ子 ? rand Orderの世界では超級のサーヴァントバンバンでる ? アーチャーは敵だと厄介 ﹁あなたが・・・私の召喚したサーヴァント ︵コクリ︶ ﹂ もっと頑張れよ俺の口 ﹁もしかして、喋れないの ︵コクリ︶ ﹂ 仕方ない、取り敢えず頷いておくか。 り気味なのに縛りプレイかよ 動かない。なんでだよ タダでさえ人見知 そうだ・・・と言おうと思ったが喋れない。というか口が喋ろうと ? ﹁そういう人も居るのかな ・・・えぇーっと、とにかく自己紹介から ? ! なたは・・・クラス、ハンター あれ ? そんなクラスあるわけないでしょ ﹂ いい加減なことは言 所長がさっき言ってたクラス しようか。私の名前は藤丸立香あなたを召喚したマスターです。あ ? にはハンターなんてなかったけど・・・﹂ ﹁ハンター わないでちょうだい !? ? てくださいよ。ヒステリックにならなければ普通に優秀な美人さん ? で見たステータスには確かにハン なんだから。目つきが少しきついけど。余裕ないからかな 先輩﹂ マスター権限 ﹁本当なんですか ﹁ホ ン ト だ よ ? ? ﹁これも特異点の影響・・・ でもルーラーならともかく、ハンターな ターってある﹂ ? なら・・・うん、回復薬も砥石も出せ ? る。アイテムも最後のままか。さて、では最大の問題である俺の戦闘 装備で召喚されたってことか 武器は・・・燼滅双刃エタンゼルか。ってことは最後に俺が着けてた てるの黒炎王装備だな。カッコイイからってだけでよく着けてたが、 どうやら独り言モードになったようだ。しかし今更だが俺の着け がいないのよぉ・・・﹂ んてクラス聞いたこともない・・・あぁもう、こんな時になんでレフ ? 4 ! ! いち早く硬直から戻ったらしい所長が喚き立てるが・・・落ち着い ! ? 力だが・・・適当に双剣振ってみるか。そらっ ﹂ シュシュシュスパーン ﹁ッ ! そういえばヘルム着けてるのに視界阻 ? ずに潰れてるな。って、ん 急に距離を取られたぞ どうした・・・っ ? ﹁ コイツは﹂ ︵コクリ︶﹂ 振ってゴメンだって﹂ ﹁えっと・・・自分がどれ位動けるのか試したかったみたい。急に剣を んだ ﹁急に剣を振り回したかと思ったら今度は頭を下げて・・・何がしたい て急に武器振り回したらそりゃ警戒もするか。スマンスマン ? 害されてないし防具着けても重さ感じないし、元の俺だと一秒も持た 操作してたのが俺だからか し鋭いな。体もなんだかイメージした通りに動ける。元々この体を おおぅ、やっぱハンターボディになってるからかめちゃくちゃ速い ! が考えてる事わかるの ﹂ おっ俺の言いたい事が伝わってんのか ﹁あなた、彼 ? 人男らしいですね﹂ ﹁意外に紳士的な方、なんでしょうか エライトと言います﹂ ︵コクリ︶ 指揮下に入ってもらいます﹂ あっ初めまして私マシュ・キリ 長をしていますがとにかく今は召喚されたサーヴァントなら私達の ﹁・・・私はオルガマリー・アニムスフィアです。カルデアを纏める所 ているんだ﹄ は医療部なんだけど緊急事態のため、オペレーターをやらせてもらっ ﹃僕はロマニ・アーキマン。周りからはロマンと呼ばれてるよ。本来 たかったぜ﹂ はキャスターとして召喚されてるが・・・ランサーだったら1戦頼み ﹁俺はクーフーリンだ。今のを見た感じ、そうとう強そうだな。今回 ? 5 ! ? ﹁はい。なんとなくですけど言いたい事が伝わってきます。あとこの ? ? ! はいはい初めまして。まぁ俺にとっては皆初めてではないんだが な。あ と キ ャ ス ニ キ は 勘 弁 し て く れ。俺 は チ キ ン ソ ウ ル な ん だ。ハ ﹂ ンターボディでも必中の槍︵笑︶は死ねる・・・と思う。いや、流石 にハンターとはいえ死ぬよな・・・ ﹁さて、ではまずあなたは何が出来るのかしら ﹂ ﹁・・・﹂ ﹁・・・ ﹂ サーヴァントなのに自分の事がわからないの いです﹂ ﹁はぁ なデミ・サーヴァントでもないのに ﹁戦闘は問題ない、詳しい話は後で。だそうです﹂ ﹁大丈夫なのかしら・・・﹂ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ !? まぁミラの隕石 ? そうだ・・・。ん さっそく回復薬を使いまくり そういえば回復と言えば所長は確か・・・。 回復アイテムもある。次はエミヤか とか雷当たっても生きてるようなハンターボディだし、いざとなれば る。だが流石に宝具級の攻撃は受けたらやばいか さて、戦闘は問題ないだろう体が何故かイメージした通りに動け ∼移動中∼ マシュのよう ﹁あの、所長。ハンターは自分が何が出来るかよくわかってないらし ? ? !? ? し︵もう死んでるけど︶ダメもとで おっともう着いたか。 ﹁道中全く敵に会わなかったね﹂ アレ を使ってみるか。 " な。まぁそれを暇つぶしで狩るようなハンター達も居るんですがね。 の二つ名持ちとなると本能的に理解できるレベルで強大なんだろう へぇーこの防具そんな効果あったのか。まぁ確かに空の王者︵笑︶ り切ってるぞ・・・﹄ 最上位に近いものが素材に使われてるようだ。コッチの計測器を振 ﹃それは恐らく彼の鎧のせいだろう。その鎧は明らかに竜種、それも " ・・・どちらかと言うと好きなキャラだったからな死なせたくない ? 6 ? !? やはりハンターとは新しい生命体なんじゃないだろうか もしかして俺知らない間に人間卒業 ? いの仕事はするさ﹂ ﹁アーチャーのサーヴァント・・・ ﹂ ﹁別に信奉者になった覚えはないがね・・・。だが厄介払いをするくら 出ましか﹂ 温存できるならした方がいい。・・・と、どうやら聖剣の信奉者がお ﹁まぁ雑魚に体力使うのも勿体ねぇ。これからボス戦なんだ少しでも ﹁はい。まるで竜そのものがそこにいるような、そんな感じが・・・﹂ ﹁確かにそばに居るだけでスゴイ威圧感があるわね・・・﹂ これだから最近の若者の人間離れは・・・ ? 其処には黒いモヤに覆われたアーチャーのサーヴァントがいた。 7 !! 主人公の戦闘チュートリアル ﹁別に信奉者になった覚えはないがね・・・。 ﹂ だが厄介払いをするくらいの仕事はするさ﹂ ﹁アーチャーのサーヴァント・・・ ﹁ どうしたのハンター ﹂ コッチの方が数が多い もっと近づけば・・・いや戦ってる間にモヤも晴れ ﹁・・・ ︵黒いモヤでよく見えねぇ ミヤマジ見たい ︶﹂ ﹂ ダメだよハンター1人で相手するなんて てくるか ﹁ ﹂﹂﹂﹄ たいな感じで伝わってしまったのか 違う、そうじゃない ﹂ いや喋れないから言っ だとしても何故それが= 1人 みんなで戦うのが、違う・・・ で戦うになる ﹁・・・ イコール もしかして戦ってる間に∼の部分を戦いたいみ そんな事言ってねぇよ んだからみんなで戦わないと ﹂ ﹃﹁﹁﹁ ﹁ 基本曜日クエ以外で出ないし生エ ﹁要は門番じゃねぇか。まぁお前にはよくお似合いだな﹂ !! ! !? え、ちょ、おま、え ! そいつにはそいつの理由があるんだろう。それに俺から見てもこい キャスター つは実力者だ。すぐにあの野郎倒して追いついて来るだろうよ﹂ ︵そんな援護は要らなかったぞ支援役︶ 主に俺が ︶ ﹃サーヴァントを信じてあげるのもマスターだよ、立香ちゃん﹄ その先は地獄だぞ ! ﹁サーヴァントを信じるのもマスターの仕事・・・﹂ ︵惑わされるなマスター ! ﹂ ﹁・・・うん私ハンターを信じるよ。頑張ってすぐに追いついてきてね ! 8 ? ﹁マスター・・・。コイツ自身がそう言ってるなら、そうさせてやれ。 ? !? ! ! てないんだけども ? ! !? ︵そっちの方で受け取ったか︶ ? !? ? ! ? !? !!? ! マスタァァァ 寂しさじゃなくて物理的に殺されちゃうよ あ、待って先に行かないで俺を置いてかないで 俺死んじゃうよ ! ろよ 止めてくださいお願いします と かなんでエミヤはマスター達を無視して俺をずっと見てるの ? るのはこの体を信じることだけだ。行くしかあるまい ﹂ ト レ ー ス・オ ン ならば︶投影開始 ﹁ ﹂ っておい 俺を近づけさせないつもりか ﹁︵何故一々前転して避けているんだ・・・ 何かの挑発か したら爆発させてきそうだし、ここは回避一択 早速弓で撃ってくるか !! される。なら一か八か、剣で弾いて接近だ ってうお ︵弾いてくるか・・・では︶﹂ ガガガガガ ﹁ 弾ける !? ! て と 止め 弾こうと ︶﹂ てこ とは緊急回避で無敵状態もあるだろうが・・・その後の硬直時間で殺 ステップして避けようと思ったのに回避はゲーム基準かよ !? ? ? ! ﹁︵さて、近づいて接近戦をしてもも恐らく俺に利はないだろう・・・ ! てこなかったのか・・・クソッこれはもう戦うしかないな。俺に出来 疑問に思っていたが俺に警戒してたから俺達が会話中も手を出し 何もできなかったと思います︵迫真︶。 せれば一瞬で殺されてしまいそうだからな﹂ お前のような奴がいたのであれば仕方あるまい。少しでもスキを見 ﹁・・・あいつらを素通りさせたのはセイバーに何か言われるだろうが、 ! !? !!! ! よし ドカーーン !! !! ! 9 ! !? ! ? ! !! ! 見失ってしまった︶﹂ 目の前で爆発されて死ぬかと思った 運良く岩 ﹁︵あれは仕留めきれていないな。迂闊に爆発させるのは失敗だった か あ、危ねぇーーー 陰に吹っ飛ばされてアーチャーの視界から逃れられたな。というか ! 急に立ち上がって見つかる ダメージが少ないような・・・ とりあえず回復薬飲んで・・・って やっぱりガッツポーズまですんのかよ かと思ったわ !? ? 実質爆風で吹っ飛んだだ ? ・・・よし、覚悟完了 次の攻撃で一気に決める ! 俺の武 ? き飛ばされた。いや、意図的に私の視界から逃れたのか なんにせよ 矢を爆発させようとした瞬間、即座に反応し受け身をとりながら吹 やはりやり手か・・・ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ! 器は爆破属性だから防御されても弾けそうだし・・・ の防具は基本対火属性強かったな。なら爆発にも強い、のか 考えられるのは・・・やはりこの防具か。考えてみたらリオレウス けだぞ・・・ で爆発喰らってあんなに平気だったんだ し、今のうちに勝ち筋を考えなくては・・・そういえばなんで目の前 ふぅ、落ち着け。アーチャーは奇襲を警戒して動けないみたいだ ! ? 手札は迂闊に見せるものではないしな。相手が間合いまで踏み込ん 応するのは手数も多く、振りやすい干将・莫耶がいいだろうが・・・ 固有結界を展開するにしても僅かでも隙は見せたくない。奇襲に対 私から隠れたということは十中八九、奇襲を仕掛けてくるだろう。 ﹁・・・﹂ が。 たり歴戦の戦士とみえる。何故か非効率的な動きで矢を回避してた 矢が爆発するという通常ではありえない事柄にも一瞬で対応したあ ? 10 ! ? だ時に出すのがいいだろう。さて、どう出てくる ﹁っ ﹂ とっさに目元を覆い隠したので戦闘に支障は無いが、出て くる所を見損なった だったか 射 抜 く が 矢 が 当 た っ た 途 端 そ れ は 眩 く 光 り 輝 い た。ク ソ ッ 閃 光 弾 その時、斜め前方の岩から何かが飛び出してきた。即座に反応して ? ・・・・・っ ﹂ 受けられな を連射する。そして切り払おうとしたところで・・・爆発させる ブロークンファンタズム ﹁壊 れ た 幻 想 爆発の中を突っ込んできた 剣 が 弾 か れ た、ま ず い っ クソッ干将・莫耶を投影して受けとめ・・・何っ ドドン 刀 身 が 爆 発 し た だ と い・・・っ ! 核 プを受けている騎士王を倒すのは容易ではないぞ﹂ なければこの異常事態は戻らないだろう。だが聖杯からバックアッ ﹁私はここで消えるが・・・この先にはまだ騎士王がいる。彼女を倒さ まだ限界していられるな・・・。 も使いこなせる俺もアレだとは思うが。てか心臓貫いてるのによく 霊 いや、剣だけじゃなくて恐らく大槍も弓もボウガンも謎機構の武器 あんたはそれプラスで固有結界まで使うでしょう。 ﹁・・・﹂ が、閃光弾に爆発する剣を使う貴様も大概だな・・・﹂ ﹁・・・アーチャーでありながら剣を振る自分もおかしいと思っている ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ !? !! こちらに双剣を構えたまま一直線に駆けてくる相手に向かって矢 ! ! ! !? !!? !? !! !! 知ってる。だいぶ時間かけてしまったし急がないと・・・それにし 11 !! てもエミヤと一緒に戦うというのもやりたかったな。 ﹁││お前とは、共に戦いたかった││﹂ 12 ﹂ 喋れたの ? ﹁ え ? ! fate/goの顔芸担当 ﹂ 俺喋れたの ﹁││お前とは、共に戦いたかった││﹂ ﹁ え かよ チッ ﹁所長、どうかしましたか ﹂ 、これは ﹂ ﹂ いえ、なんでもありません速く聖杯を確保しなさい﹂ ﹁はい、了解しました・・・ !? ﹁・・・っ ? ﹂ レフ教授だって ﹄ !? ﹁レフ教授・・・ ﹃レフ 彼がそこにいるのか ﹁まったく、私の計算外だよ誠に遺憾ながらね﹂ !? ﹁その声はロマニ君か。すぐに管制室に来なさいと言ったのに、どう !? !? ﹂ こんなところで強制帰還 !? 仕方ねぇ嬢ちゃんあとは頼んだぜ !! ﹁おい待て、それはどういう・・・っておお グランドオーダーは始まったばかりだということをな﹂ ﹁いずれ貴方も知るだろう。アイルランドの光の御子よ。聖杯探索、 ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ねば・・・。 ってそんな場合じゃなかったな。速くマスター達のところへ急が 変わりに喋ってくれそうなアイテム作ってもらおう。 せず急に喋り出す。何それ不便。帰ったらダヴィンチちゃんに俺の れないんじゃなくて口数少ない系キャラということか。しかも意図 かれてたんだろう︵生エミヤ間近で見るノルマ達成︶。じゃあ俺は喋 あ、アーチャー消えた。驚いたような表情してたってことは多分聞 ? ﹁グランドオーダー・・・何故あのサーヴァントがその呼称を・・・ ! ! ? ! !? 13 ? ! あ、やべぇ も レフなの ﹂ クソッ、ガンナー装備ならここからレ もうアーサー王もいねぇしキャスニキもいねぇ キサーみたいになっちまう 寝ぼけてモドリ玉と間違えた なんとか出来るアイテムは・・・あれ なんで煙玉がポーチに入ってるんだ か、まぁいい今はとにかくこれで・・・ ﹂ !!? 何故あなたが ﹂ いやぁぁぁぁ いや ﹂ ﹂ 私なんで・・・ ってハンター この煙は ﹁まだ誰にも褒められてないのに ﹁所長 あれ ﹁・・・なんだ ﹁・・・え !? ! ? ? ? が・・・。 ﹁お前は・・・なんだ ただの人間ではあるまい、ましてやただのサー かげで所長を助けられた。本当の意味で助けられるかはこれからだ 煙玉。攻撃しようとしなければすぐ側まで寄ってもバレねぇや。お ろうからお約束のお姫様抱っこだが、許せ︵赤王感︶。しかしすげぇな おう、王子様じゃなくてすまんな所長。抱きとめると鎧が刺さるだ !? ? ! ! ? ? とかなるがただ近寄れば俺もあの変なのの中に突っ込まれて人間ミ フを撃ち抜いてやったが今は最も射程の短い双剣だ。近づけばなん 所長がレフの側にいやがる しか よかった・・・生きてたの あれは・・・レフ教授は人間ではあ やら生き残ったみたいだね。全くこれだから人間は・・・統率の取れ レフ マスター、下がってください ないクズばかりで吐き気がする﹂ ﹁ ﹂ ああ・・・レフ ! いけません、その男は・・・ !? りません ﹂ ﹁レフ ね ﹁所長 ! ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ! ! ! ! ! ? ? ! 14 ! ! !? ! !? ! よかった、来てくれたんだね ヴァントでもない。﹂ ﹁ハンター ﹃ど う や っ て あ そ こ ま で 近 づ い た ん だ ﹄ ﹂ この煙は 計測器にも反応はなかっ た・・・というより周りの白い煙が計測の阻害をしている 彼の宝具なのか いいえ、ただのアイテムです。 う。﹂ ﹂ ハンター、何これ ﹂ 兎にも角 至急レイシフトを これを飲めば私は助かるの これを飲めっていうの まだ時間はそう経っていない。 ﹁なに もないものを感じるのだけれど ? うか飲んでも大丈夫なものなの ﹂ と言 !? ? あぁ、もうやってやるわよ ! ﹁・・・︵グイッと︶﹂ なんだかとんで えるこの﹁古の秘薬﹂ ・・・体が既に生命活動を停止してるとはいえ、 ジを増やしているあたり、もはや﹃生命力の付与﹄をしてるとまで言 でもトップクラスの回復能力を持つ・・・いや、体力やスタミナのゲー さて、いよいよか。確証はないが試す価値はある。モンハンの世界 ! ﹃ま ず い 先輩、手を !! ﹄ ﹁はい もう既にその時代は崩れ始めている み込まれるがいい。私も鬼ではない、祈りの時間くらいはくれてやろ こう見えても私には次の仕事があるのでね。このまま時空の歪に飲 してやったものを・・・おっと、この時代ももう限界か。ではな諸君、 ﹁フン、まぁどうせそいつはもう助からん。だからこそ先に殺そうと にもレフをどうにかやり過ごさなくては。所長を下ろしてってと。 煙玉最強かよ。煙玉使ってる間の俺はアサシンですか !! ? !? ﹁なんで酒を飲む動作なのよ・・・っ ! !? !? !? 15 ! !? ! ! ﹁でも、所長が・・・﹂ ! ! ﹃レイシフトスタート みんな無事に帰ってきてくれ ﹄ !! さてとどうなるか・・・とりあえずエレシュキガルちゃんにでも祈っ とこう。頼むぞ・・・ 16 ! !! 帰るまでが特異点修復 │││ッ ういえば所長は ﹂ ハンター。どうやら君が一番に目を覚ましたよ ? ﹁やぁ お目覚めのようだね。レイシフトで帰ってきて数分もせずに あ、この人は この声はロマニか。よく見ると周りにもスタッフの皆様がいるな。 ﹁ うだね。﹂ ﹁目を覚ましたかい た目で無害なんだ。考えることじゃないな。 フォウくんの本当の名前は・・・いや、恐ろしいが今は可愛らしい見 か り 呼 吸 も し て い る し 脈 も あ る。あ、フ ォ ウ く ん も い る な。た し か ・・・よかった。マスターもマシュも所長も気を失っているがしっ !? ここは・・・カルデアの管制室。そうか、帰ってこれたか・・・そ ! じゃあ早速で悪いけどハンター君にも手 話す前にみんなをベッドまで運ぼう。そのままに ﹂ ∼∼∼少しして∼∼∼ ! なにせ私は万能の天才だからね ︵パチパチパチ︶ いよ ﹂ いやらなんやら色々やってるから困ったら私に言ってくれて構わな アの協力者、というか召喚英霊第3号だ。ここではスタッフ達の手伝 チ。気軽にダヴィンチちゃんとでも呼んでくれたまえ。私はカルデ ﹁さて、では改めて自己紹介だね 私はご存じレオナルド・ダ・ヴィン 俺も寝起きなんだけど・・・まぁいいか問題無く動けるし。 伝って貰おうかな ﹁お っ と、そ れ も そ う だ はできないからね﹂ ! ? ! ﹁ちょっと待った 起きるとはダヴィンチちゃんもびっくりだよ﹂ ! ? ! 17 ! ﹁おぉう・・・予想外にノリがいいみたいだね。結構結構、私も張り合 なにせハンターなんてサーヴァント、私たちも聞いたことも いがあるってものさ。それでは早速だけど君について教えてくれな いかな ないからね﹂ ﹁・・・﹂ ﹂ なら・・・ほらこのキーボード ﹁おっと、確か喋れないんだったかな ? ができそうなんだ、俺のタイピングを見せてやる ﹁そんな事有り得るのか・・・ おっ、できたかい ﹂ 絵 どれどれ・・・﹂ ﹃説明はみんな揃ってからがいいと思いましたまる﹄ ﹁・・・﹂ ﹁・・・﹂ ﹁﹁﹁﹁﹁・・・﹂﹂﹂﹂﹂ スタッフのみんなも一緒に黙っちまったよ。 ﹄ ﹁あ、いや、そういうことならいいんだけど・・・いや、いいのか 面的に﹂ ちょいまともにするか。 空いてるけど・・・何をするつもりだい ﹂ ﹁部屋なら事故で冷凍保存されてるマスター候補だった人たちの分が ﹃そういえば俺にも部屋をくれないか まだ試してないことがある﹄ か・・・。ヤベェな、人は第一印象が最も大切なのに・・・次はもう 確かに圧倒的な威圧感のある長身の鎧着けた大男があの文は失敗 ︵コクリ︶ らせるのは不味いだろう。2度も同じ説明をさせるのもなんだしね﹂ てることは正論だ。ここのリーダーである所長も無しに説明を終わ ﹁あぁー・・・。とにかく予想外の本人の性格は置いといて、確かに言っ ? ? ﹃親しみやすい方がいいかと思ったが、やめた方がいいか あれ ? ? ? たから聖杯ではなくカルデアから知識が渡されたのかな ﹁うーむ・・・キーボードの使い方を知ってるとはね。所長が陣を書い ! のでさっさと受け取って文字を打ち込む。やっとまともに意思疎通 見た感じパソコンのキーボードと同じみたいだし使い方は分かる 使い方は・・・おや を使って文字を打ってくれないかい ? ? ? 18 ? ? ? ﹃なに、ただ持ち物を見るだけだ。だが中には爆弾なんかもあるから な。ここでは出せんよ﹄ ﹁見た感じ手ぶらだし、どっから出すのか気になるけどそういうこと なら仕方ない。だがダヴィンチちゃんに見張っていてもらうよ、危険 ﹂ 物を扱うのなら尚更ね。てことでダヴィンチちゃん、案内を頼めるか な 着いてきたまえ﹂ ﹁は い は ー い。任 さ れ た よ、私 も 彼 の 持 ち 物 は 気 に な る か ら ね。さ さっ という ? いやーよくもまぁあれだけの道具を思いつくね 私の琴線に触 ! れ。って、ん ﹃この箱は元からここにあったものか ﹄ そんなに大きな箱はこの部屋に元々なかった あぁすまない。触ってない私は君の道具を勝手に触ってな はずだが・・・﹂ いとも。えーと、いや ﹁・・・ん ? ? し、これで全部か。部屋の床埋まったぞ、ホントにどうなってんだこ 哀れドラえもん。お前はどこまで行ってもタヌキなのだ。・・・よ れるものもいくつかあったよ﹂ け ﹁ドラえもん・・・確か前にロマンに見せられたな。狸型ロボットだっ なものだと思ってくれ。﹄ ﹃俺も知らない。まぁドラえもんのポケットに個数制限が付いたよう かその爆弾とか出したところがよく見えなかったのだけど﹂ ﹁凄いね・・・そんな小さなポーチにどれだけ入ってるんだい 回復薬も一つ使ったな。砥石と落とし穴痺れ罠それから麻酔玉・・・ と回復薬系に爆弾系、秘薬に粉塵、閃光玉は一つ使って残り四つ・・・ ムよりも少し広いくらいか。とりあえず全部出してみるか。えーっ まんまマスターの部屋と同じだな。これならハンターのマイルー ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ! それよりこの箱はどう見てもハンターのマイルームにあるあの四次 確かに珍しい道具もあって天才的には気になるだろうが落ち着け。 ? ? 19 ? ? 元箱だよな・・・まさかとは思うが、開けてみるか。 手を入れても手先が見えないぞ ﹂ なんだいこの箱。そこまで深くない筈なのに真っ暗で見えない ガチャ ﹁む な。お かもしれない﹄ ﹂ ﹁しかしなんでこの部屋にいきなり出てきたんだい やらこの位置から全く動かせないようだよ ? ろうか﹂ ﹃何故だ それなら管制室に戻 ? ﹁なに、すぐ終わるさ。このカルデアに君の霊基を保存、登録するだけ ﹄ さて、予想外の事もあったが確認は以上かな ﹁ふーむ。ここを自分の部屋と認識したからこそ出てきたのかな・・・ あれは俺専用のものという訳では無かったからな・・・﹄ る。中身が何故かリンクしてるアイテムだけが入った箱もあったが、 性質が受け継がれ、自分自身の部屋にしか設置出来ないものと思われ 点・・・というより部屋にしか無かった。だから宝具になってもその ﹃そ れ は 多 分 こ の 宝 具 の 特 性 の よ う な も の だ ろ う。こ れ は 自 分 の 拠 ? 見たところどう 記憶通りにある。サーヴァントになったから宝具として出てきたの ﹃恐らくこれはこの体が昔に使っていた収納箱だ。中身も俺の最後の !? ? だからね﹂ 20 ? ? ? 言葉のニュアンスでだいたい伝わってくるが・・・ ハンターのステータス 霊基の登録 ﹁移動しながら話すとしようか。あぁ持ち物を片付けるならそのまま 聞 い て く れ。普 通 聖 杯 戦 争 な ん か で は 1 度 死 ぬ と そ れ で 終 わ り だ。 だがこのカルデアでは霊基を登録することでもし霊基を破壊されて もここで復活することが出来るのさ。﹂ なるほど・・・ゲームでクエスト毎に復活してたのはこのおかげか。 そういえば第六特異点でダヴィンチちゃんが特攻してもロマニはそ こまで悲観してなかったのはそういうことか。結局生きてたけど。 主人公に言わなかったのは、まぁ空気を読んだんだろう。ショック で忘れてた可能性もあるが。 ﹁もちろん破壊された霊基を元に戻すのは簡単じゃない。一騎につき 3日はかかるだろうね。その間別のサーヴァントを送るとしてもパ ﹂ スは繋がったままなんだ。だから新しくサーヴァントを送ればその 分マスターの負担になってしまう。軽く考えてはいけないよ げてほしいね﹂ したシールダーなのが幸いだったよ。できれば彼女の事も守ってあ のサーヴァントのようにもう1度、というのは出来無い。守りに特化 ﹁因みにマシュちゃんは人間を元にしたデミ・サーヴァントだから他 せんか。 んでもベースキャンプからやり直せたしな・・・要検証だが迂闊に試 都合主義だろうな。しかしハンターは一つのクエスト中2回なら死 Fate/Goでは次のクエストまでには復活してたが、それはご ? それじゃ彼女達 ﹃元よりそのつもりだ。仲間となった者を死なせるつもりは無い﹄ カッコいいこと言ってくれるじゃないか 地雷プレイヤーはご退場願いたいがな。 ﹁ヒュウ のことは頼んだよ♪﹂ ! これは責任重大・・・というか今のセ あっ、勢いでやっちまった ! アイタタタ、胃が・・・ リフ死亡フラグくさかったか ? 21 ? ﹁さて、それじゃあ管制室に着いたし、ちゃっちゃと終わらせようか ! ! ロマン 霊基登録の準備をしてくれ おっと説明はもう済ませたか じゃあそこのコフィンに入ってくれ。このスキャンで僕 らいらないよ﹂ ﹁そうかい ! これスリーサイズ図られるようなもんか、恥ずかしっ スキャン完了 速すぎだろ 瞬きもしてないのに、この もう出てくれて構わないよ﹂ ・・・男だけど恥ずかしいもんは恥ずかしんだよ。 ﹁よし え、もう終わったのかよ 速さはぜかましもビックリだわ ﹁えーっと、どれどれ・・・﹂ ﹃俺にも見せてくれ﹄ なになに !? ! △☆ * ♧ДЙ⑨□ 身長・体重:193cm・76kg 性別:男性 真名:無銘 クラス:ハンター ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ! !? ? 出典:#& ﹀@ ! 殺すことができる。そう、それは理を超越した神さえも・・・ スキルとなったもの。人間以外のあらゆる生き物に特攻効果を持ち、 古龍を骸にし、伝承に語られる神竜にさえ等しく死を与えた。それが 地を駆ける獣を狩り、空を飛ぶ竜を堕とし、自然の権化と言われる モンスターハンターEX クラススキル: 俊敏:C 宝具:A 耐久:EX 幸運:D 筋力:B 魔力:D ステータス 属性:混沌・善 地域:$ ¿? ! これか。よっこいせっと、あとフタも閉じて・・・てか今更だけど 達も君のステータスを知ることができるようになるんだ。﹂ ? ? ? 22 ! ! 戦闘続行A+ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 往 生 際 が 悪 い。致 命 傷 と な る よ う な 傷 で も 死なない限り戦い続け キャンプ られる。また、クラス:ハンターの者は2回までなら霊基を破壊され ても拠点とした場所から復活できる。 武芸百般B 本来とは少し違う形になったスキル。 あらゆる武器を扱え、防具によってスキルを変えることができると いう風に変化している。 スタイルB ギルド・エリアル・ブシドー・ストライカーの四つのスタイルの中 からを一つ使える。それぞれのスタイルで特徴が異なる。 スキル:黒炎王一式 耳栓:A 咆哮に対する耐性。このランクならほぼ全ての咆哮をシャットア ウトできる。また、音に関する魔術や宝具にも耐性をつける。 黒炎王の魂EX 筋力値にワンランク上昇補正。また、風の加護を得てあらゆる暴風 の影響を受けない。 弱点特攻B 相手の弱点を突いたときに補正が入る。 ア イ テ ム ボッ ク ス 宝具: ﹃異次元の収納箱﹄ランク:B レンジ:ーー 種別:結界宝具 見た目よりたくさんの物が収納できる箱。中には空間が広がる結 界が張られている。収納限界があり、場所が固定される。また本人に オー バー ド ウェ ポ ン しか道具の出し入れはできない。 ﹃剥ぎ取りナイフ﹄ランク:A レンジ:1 種別:対怪物宝具 モンスターの死体、またはモンスターの背中であればどれだけの硬 23 度を持っていても刃を立て、削り取ることが出来る。切れ味が落ちる ことは無く剥ぎ取り、乗り状態ならば折れることもない。なお、例外 も存在する。 ﹃狩技﹄ランク:B レンジ:1∼10 種別:対怪物宝具 ハンターがモンスターを狩るために編み出した技術が宝具へと昇 華されたものである。いくつも種類があり、また武器ごとに全て違 目線に違和感を感じていたがこのせいか 初 う。一度に体に覚えさせられる数はその時のスタイルによって決ま る。 背伸びてる ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ おぉ ! ステータスもサーヴァントとしては平 ? れるかな ﹂ ﹁全く、天才を顎で使うなんて君も偉くなったもんだね まぁ私も立 チちゃん、動かしてばかりで悪いんだけどみんなを起こしに行ってく 話をしようか。そろそろ目を覚ましてもいい頃合だろう。ダヴィン ・・・とにかくさっきハンターが言ってた通り、全員集まってから ﹁僕も概ね似たような感想だ。対怪物宝具なんて聞いたこともない。 均的だしね。耐久以外だけど。﹂ したクラス、と言えるのかな ﹁・・・言いたいことは色々あるがとりあえず纏めると人間以外に特化 めてこの体になって良かったと思ったぜ ! ちゃんも起こしてくるよ。﹂ ∼∼∼だいぶ経ってから∼∼∼ ﹂ ! 先輩 ﹁││魔術界最高位の使命をもって、我々は人類の未来を取り戻す ﹂ ﹁頑張りましょう ﹁うん ! ﹁うんうんやる気満々みたいで良かったよ。次はハンターについて話 ! ﹂ 香ちゃんには挨拶しないといけないからね。ついでに所長とマシュ ? ? 24 !! !? ! したいが・・・ロマニに説明をさせて唸っている所長はどうしたのか ﹂ ・・・その、えっと・・・﹂ な ﹁え 俺に向いてどうした そんなモジモジして。 ん ﹁だから・・・その・・・ ﹁・・・﹂ 顔赤くして目を逸らし気味に語尾が弱くな 私を助けてくれてあり、がとぅ・・・﹂ ? ギャップ萌え狙ってるなら乗ってやるぞ ・・・・・可愛すぎか る感謝の言葉・・・ ! ﹂ いやー、思わず手が出てしまったが退けない所長も所長だよね のよ ﹁それでもよ、私が助かったのは事実だし・・・ってなんで頭を撫でる な。﹄ ﹃気にするな。やりたくてやったことだ。俺もほとんど賭けだったし 後ろで興奮するのはやめなさい。 いけないいけない、ここは冷静に返さなくては・・・立香ちゃんも !! うになってるな。鋼の精神でも受け継いだのかね ﹁あ、私たちも見せてください ﹂ ﹁な、なんで私なのよ・・・。えっと、真名は、無銘 竜殺しで神殺しということ 。﹂ ス 何よこのスキ 復活するってありえないわよ 明、ステータスは耐久以外は普通ね・・・。ちょっと ル ハンター 詳しく説明してちょうだい !? ﹂ タイルなんていうのも宝具も意味がわからないものばかりだし・・・ ! ! ? ! !? ? 出典も地域も不 私たちは黙っておこう。一応言っておくけど落ち着いて見てね これがそのデータだよ。言いたいことは所長が言ってくれそうだし 辺にね。さて、それじゃあお待ちかね、ハンター君のステータスだ。 ﹁はいはい、そこまでだよ。まだまだやるべき事はあるんだからその ? しかし前の俺なら普通やらないようなことも何気なくでできるよ ! !? !! ﹁あ、貴方私を馬鹿にしているの・・・ ロマニにダヴィンチちゃんも 扱いされたらしい﹄ ? !? 25 !? ? !? ? !? ﹃・・・ すまない、よく聞こえなかった。どうやら今のは咆哮 ! 腹抱えて笑わないでよ マシュ 盾で隠さず顔を出してみなさい ! !? あぁ もう ﹂ 笑って無いのは立香だけ・・・ってこれは意味がわかってない顔ね・・・ ! 点修復になってくるか 俺もマスターも死なないように頑張らなく やれやれ。これでやっと一段落か、次からはいよいよ本格的な特異 ! ては・・・。 26 ! ? 邪竜百年戦争オルレアン レイシフトの前に ﹁ハンターがそれ使うようになってから意思疎通しやすいね。思って たよりフレンドリーだし。一々入力してるハンターは大変そうだけ ど・・・﹂ こっちはあの時置いていったことなんて気にし ﹂ 。いや、切れてないっすよ。寧ろ俺切れさせたら大し マスター ﹃い や、問 題 な い。間 違 っ た 意 志 が 伝 わ っ て し ま う よ り は マ シ だ ろ う。﹄ ねぇ てませんがね なんか怒ってる・・・ たもんですよ・・・ ﹁あ、あれ ? ﹂ ﹄ ﹂ ? あ 気分がいいからマス 私にも何か言うことがあるんじゃ無いのかい 流石天才 ﹂ 金色の板 ﹂ もっと言ってくれても構わないよ これは・・・ ? ﹃ダヴィンチちゃんアザーっす ﹁よっ ﹂ ﹁・・・ ターちゃんにはこれをあげよう ﹁ふ ふ ん ! ﹁それは呼符といってね、ハンターの召喚を冬木でやっただろう ﹁ ! よ ﹁彼がボードを持つようにして音声再生機能までつけたのは私なんだ ? ? ! ﹂ いし、召喚手伝ってもらうか。 あっ、マシュ見っけ。あの盾は確か英霊が集まる性質があったらし 才。 やっぱこれダヴィンチちゃんが作ってたのか・・・。流石万能の天 か ずつ作っていくよ。では、早速新しいサーヴァントを召喚しに行こう まぁ私も忙しい身でね、今はまだそれ一つしかないがこれからも少し の 召 喚 の 魔 力 を そ れ 一 つ で 肩 代 わ り し て く れ る 便 利 な も の な の さ。 ? ? 27 ? ! ? ? ! ? ! ? ! ! ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ でも確か召喚するのには呪文が必要なんだっけ ﹁新しく英霊を召喚するんですね・・・。どんな人が来るのか楽しみで す。﹂ ﹁私も楽しみだよ ハンターはなんとなくで来てくれたけど﹂ マジか俺。なんか安い男みたいだな。 ︶それっ ﹂ いい人が来ますように・・・いい人が来ますように・・・ ︵パンパン ﹁んんっ 輪の数で分かるが・・・実際に見た方が早いか﹂ ともあるんだ。言ってしまえばハズレだよ。見分け方は召喚時の光 に英霊が召喚できる確率は100%じゃなくてね、概念礼装が来るこ は縁召喚でいこうか。ほら、陣の真ん中に呼符を投げてごらん。因み か触媒があれば良かったんだが・・・まぁないものは仕方ない。今回 ﹁いや、詠唱は必要ないよ。その分も肩代わりしてくれるからね。何 ? ! るか・・・ あのシルエットは・・・ バチバチバチィ ん ﹂ ・・・・・また会えたな、異色のサーヴァントに未熟なマスター、い や魔術師よ。私は君たちと共に戦うということでいいのかな ﹁だ、大丈夫ですよ先輩 ﹂ これから成長していけばいいんです 私も ﹁いきなり未熟とか言われた・・・確かに何も知らないけど・・・﹂ ? ! これで勝つる ! 一緒に頑張りますから 落ち込んでるマスターは置いといて、オカン来た ︵台所的に︶ ! ! ! 28 ! ! おっ、光輪は三つ。ということは英霊召喚成功か。さて一体誰が来 ! ! 神社のお詣りか。 ! ﹁││サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した。 ? ﹂ いやー仲間になってくれて嬉しいよ ﹂ ﹂﹂ !!? ! 戦闘でも遠近中全てのレンジに対応できるし、俺だけが前線に出る こたび 必要もなくなったな ﹁ ﹁なんだ、君喋れたのかい ﹁﹁ハ、ハンターがシャァベッタァァァァァァァ ﹁││此度は共に戦ってくれるか。アーチャー。﹂ ! アーチャー どうしたの ﹁・・・﹂ ﹁ ﹂ し、名前で呼びたいよね よろしくね ? あ、そういえば真名は何 ﹂ 一緒に戦うんだ ﹁あ、うん︵アーチャーなのに剣・・・ ︶。私、藤丸立香。これから チャーだ、これからは君の剣となろう﹂ ﹁そ、そ う か、随 分 と 変 わ っ て い る な。改 め て サ ー ヴ ァ ン ト・ア ー いでね。﹄ ﹃すまない、俺は自分の意思では喋れないんだ。この口は気分屋みた 記念すべき我が第二声。やはりハンターボイスか、ゴツイな。 ? ! ! ! なんかそこはかとなく重圧が・・・﹂ ﹂ ? あっ 俺これ知ってる ツンデレってやつだ ! !! が明日の朝早速レイシフトをして貰うよ。﹂ ・ ・ ・ マスター﹂ 特異点は特定できていてね。召喚されたばかりのエミヤ君には悪い ﹁それじゃあ少し早いけど今日はもう休もうか。実はもう既に最初の !! ﹁・・・お前は見た目と性格が一致しないな。余計な言葉は要らん﹂ ﹁そうなの けだ。根はいい奴だから仲良くしてやれ。﹄ ﹃気にするなマスター。そいつはただ少しひねくれてて、不器用なだ ﹁うっ ・ 。私英雄とかに詳しく無 ? ﹂ るか ﹂ ? ﹁いや、知らないならばそれでいい。よろしく頼むぞ くて、もしかして有名な人だった あ、ごめん聞いたことない・・・かな ﹁え ? エミヤ、エミヤシロウだ。一応聞いておくが私の名前に聞き覚えはあ ﹁なに、ただ知りあいに似てると思っただけさ・・・。私の真名は・・・ ? ? ? ? ! 29 ? ? ようやくか。出てくるエネミー的に俺が活躍できそうな数少ない 特異点だからな。持っていく物と武器、スタイルもしっかり考えてお くか。あ、アーチャーお前の部屋はコッチな。 とにかくまずは拠点となる霊脈を探してください。﹂ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ﹁いいですか やっぱり所長もスタッフの手伝いすんのか、まぁ責任者だから見て るだけなんてありえないしな。 しかし拠点か・・・恐らく俺のスキルがキャンプと認識するのはそ の地点だろうな。どうなるかわからんが。それからこのマスターな ﹂ ら言うまでもなさそうだが一応は伝えておきたいな。キーボードを 出して、 っと 今の声、もしかしてハンターなのかい ﹁││マスターよ﹂ ﹁ ﹂ 者・・・そこでは様々な英雄達に出会うだろう。﹂ ﹁・・・﹂ ﹁││そこで一つ言っておきたい。例え相手が世界を滅ぼそうとする 悪であろうとこちらも悪意だけを向けて立ち向かわないでくれ。覚 悟を持つ者達には敬意を表してくれ。誇りある者達にはその誇りを あと口調が全然違う・・・﹂ 汚さないでくれ。そうすれば、彼等は終局の宙にて輝ける流星の一員 となってくれるだろう。﹂ ﹁それは、どういう・・・ だろうから﹄ ? ﹃知っていると言えば知っている。知らないと言えば知らない﹄ ﹁・・・お前はもしかしてこの先の事を知っているのか ハンター﹂ ﹃スマン。もう喋れない。あと口調は気にするな、呪いみたいなもん ? 30 ? ﹁どうしたの、ハンター !? ? ﹁││これから貴女は七つの特異点を巡る旅に出る。敵、味方、第三 ? !? ﹂ ﹁・・・なるほど。口にして我々が知れば変わるかもしれない未来はそ そ の 通 り で ご ざ い ま す う易々と語れない。そういうことか ﹃Exactly。察しのいいエミヤは嫌いじゃないよ。女の機敏に は疎いくせに。てかもう驚かないんだな﹄ ﹁まて、なぜお前がそんなことを知っている﹂ ﹁・・・貴方は初めてあった時から予想外のことばかりでしたからね。 もう皆慣れたのでしょう。﹂ ﹃それは寂しいな。ならこの先の特異点で更なる驚きを提供してやろ う。﹄ オルレアンへ 31 ? ﹁全く、果てしなく不安を煽ってくるなぁ・・・。とにかく話は以上だ。 いざフランス ! みんなコフィンに入ってくれ、レイシフトを行おうか。﹂ よし ! ! 人よりモンスターを相手した方が楽 ﹂ ﹁先輩、レイシフト成功しました。前回と違い正式な手順で行ったの ﹂ ﹂ ついてきてしまったのですか フォウフォウ、ンキュ で問題はないかと思われます。﹂ ﹁フォウ ﹁フォウさん ﹁マシュのコフィンに入ってたのかな ││││││。 ﹂ ハンター ﹂ ﹂ でもただの兵士みたいだし、事情も まま駆け回り探索したい気持ちになってくるな・・・。 と・・・懐かしさを覚える。空に光る巨大な光の輪が無粋だが、この と も こ の 身 体 の せ い か ど こ ま で も 広 が り、風 に な び く 草 原 に 感 動 広い・・・。コンクリートジャングルで生活してきたからか、それ !? ! ! ﹁││ター ﹁ 早速だけど戦闘だよ ! 専門家であるお前が手加減なぞできるか のようだが﹂ しかも今回は巨大な大剣 周りも﹁おぉ・・・ て を守るシールダーのマシュ。いいバランスのパーティーじゃないか ダヴィンチちゃんが﹁前衛のハンター、後衛のアーチャー、マスター に・・・。 俺は初めての特異点くらいガンナーでチキンプレイ希望だったの ニングだ。確かにファブニールも斬れそうな龍属性の大剣はいいが、 今回の装備は防具は黒炎王一式のまま武器は大剣のTHE・シャイ できるからな﹄ ﹃やった事はないが努力しよう。横殴りにすれば大剣でも打撃攻撃は ? !? ﹂って感じだった ﹂とか言うから・・・、そいつ弓持ってるけど剣も使うからな か殆ど剣で戦ってるからな !? ! 32 ? !? ! 聞きたいから怪我させないように峰打ちでよろしく ﹁ごめん ! ! ﹁私は対人戦はよく経験しているので峰打ちでも問題ないが、怪物の ! ! ! から、チェンジで。とか言えないし いえ知らない子ですね空気だったのはやっぱ最初双剣持っ あれでイメージが固定されたんだとしたらやはり第一 お星様見せてやるから順番よくかかってきな てるサーヴァントだよね ﹄ ﹃そのオーラも魔力は感じられなかったし、君ほんとに魔力で現界し ﹁半泣きだったり腰抜かしてる人が可哀想に見えました・・・。﹂ ﹁なにやら溜めてるときオーラみたいなものを集めてたしな﹂ いし。 し、横殴りは一人ずつやってたら遅いから纏めてふっ飛ばした方がい 仕方ないだろう。あの程度の武器この防具には通らなくて当然だ ﹁うん・・・。ハンターが、ひどかったね・・・﹂ した人達を連れて撤退されてしまいました。それにしても・・・﹂ ﹁はい。私のは少し甘かったのかアーチャーさんとハンターさんが倒 ﹁峰打ちお疲れ様。でも・・・﹂ えておいた方がいい﹂ ﹁これからは人間を相手にすることもあるだろう。峰打ちの仕方は覚 ﹁ふぅ、やはり盾での峰打ちは難しいですね。学びました﹂ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ オラ もう腹いせも兼ねてやってやる 印象って大事・・・。 てたからか ンター あと俺もスキルであらゆる武器を使いこなすとあったのに後衛ハ ! ﹁そうだね。でもハンターは武器もつの禁止ね、両手を上げて敵意は ﹁とにかく彼等は砦に撤退したようです。追いかけましょうか﹂ フランスの現状にも精神的に追い詰められてるだろうしな。 うと溜めている相手か、確かにこれは泣いていい。 しかし攻撃の全く通らない、巨大な武器で明らかに強い攻撃をしよ にずらしたから勘弁してくれ、少しかすってたみたいだけど。 溜め攻撃に繋いだのは昔のくせでついやってしまった。咄嗟に横 ? 33 ! ! ? ? ! ないことを示しなさい﹂ ﹃解せぬ﹄ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ﹁ジャンヌ・ダルクだ。あの方は魔女として蘇り、自分を見捨てたこの 国に復讐しようとしているのさ﹂ マスターめ・・・ホントに武器外させやがった。まぁマシュもエミ ヤも持てなかったから運ぶのは結局俺がやったが。 ﹂ 今 度 は た だ の 使 い 魔 み た い だ、思 い っ き り や っ 奴らが来たぞ、動く骸骨だ 魔力反応多数 ﹁おい ﹃ ﹄ ちゃっていいぞ ﹄ ! ﹄ まだホントの化物相手したことないから雑魚で試したい 出てくるだろう﹂ 速いぞ ﹂ ﹂ 魔女は悪魔と契約して竜の魔女になったんだ あれは・・・ アイツらだ 大型の魔力反応も接近中だ そうだけどさ・・・まぁ仕方ないか。 ﹃ ﹁クソッ ﹂ ! フランスにワイバーンなんていたっけ !? ﹁目視しました ! ! ! ないなマスター ﹄ ン ター ﹄ ? ﹂ 彼らの炎を一瞬ですが防げます ﹃任された。冬木の時みたいに逃げてくれるなよ 水をかぶりなさい ! ﹁兵 士 た ち よ ! ! ? ﹁うっ、仕方ないか・・・もうやっちゃえバーサーカー ハ ﹃いるはずがないだろう。さて、この状況では流石に俺も動かざるえ ﹁ワイバーン ﹄ とマシュでやるからお前はマスターを守っていろ。敵はこれからも ﹁これでお前が暴れて先程の兵士達を余計に恐れさせてはいかん。私 のに ﹃なんでや ﹁ハンター、ハウス﹂ ﹃マジで ! ! ! ! !? ! ! 34 ? ! ! ! ! ﹂ ﹁彼女は・・・ ﹂ ﹃そこに弱いけどサーヴァント反応があるぞ コ イ ツ ら ・ ・ ・ ﹄ ・ ・ ・ ・ ・ ・ あれは白ジャンヌか。本来なら興奮してもおかしくないが、何故か 今 は 目 の 前 の ワイバーン を 狩 る 事 を この身が求めている。骸 骨 共 に はそこまで反応しなかったのに、これもハンターの霊基に刻まれた宿 命の様なものか ギャア ・・・ギッ ﹂ !? に・・・ぶった斬る ﹁ギャア ! ! 態 に あ る の か、そ れ な ら こ ち ら と し て も 都 合 が い い。抜 刀 と 同 時 ・・・火も吐かずに接近しかしてこないな。逃げないまでも恐慌状 ? 滅させた後でやるとして、今は・・・ 狩りの時間だ ﹂ ・ ・ ・ ? ﹁やぁっ 魔女が現れたぞ ・ !! ・ ・ ﹁お疲れ様マシュ、アーチャー。それで、貴女は・・・ ﹁その姿は・・・ま、魔女だ ! ﹂ ・・・ふう、今ので最後のようです。マスター﹂ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ !! ﹁ジャンヌ・ダルク 魔女って呼ばれている・・・ ﹂ !? してしまうので・・・﹂ ・ ・ ・ ﹁詳しい話はここから離れてしましょうか。ここに居ては彼らを刺激 !? ﹁・・・・・私のクラスはルーラー。真名は、ジャンヌ・ダルクです﹂ ・ まぁいい。モンハンと違って死体は残るだろうから剥ぎ取りは全 るかね 操虫棍並に高く跳べそうなのに実際に操虫棍使ったらどんだけ跳べ くるようだ。これもモンスターハンターのスキルの恩恵か。今でも マジかよ真っ二つって。なんか大剣振る速度も速いし、力も湧いて できちゃった ! ? !! 35 !? ? ! ﹁どうするかね マスター﹂ ﹁行こう。今は一番有力そうな手掛かりだから﹂ ﹁ありがとうございます。 ・・・ところで彼は何をしているのでしょうか ﹂﹂﹂﹄ ﹂ 36 ﹃﹁﹁﹁え 剥ぎ取り祭りじゃぁぁぁ !! よっしゃあ ? ? ! ? ハンター、ワイバーンを狩るのにハジケるのはまだ許すけど 剥ぎ取り・採集はハンターの基本 ﹁いい ﹂ てよ ﹂ ﹃次からは気をつけよう﹄ ﹁︵あ、これダメなやつだ︶﹂ ﹂ ? た。しょうがないじゃないか ハンターだもの 宝 具 あと一体につき2回しか剥ぎ取れ ? ﹁納得がいかないけど・・・。明日動けないのは困るからもう寝るよ、 ﹃とりあえずマスターはもう休め。明日は早いぞ﹄ オス並の大きさがある筈だし9回はできるだろ。 なかった。ここもモンハン基準か。まぁファブニールはグラン・ミラ な か っ た な。そ れ 以 上 や ろ う と し て も 剥ぎ取りナイフ が 手 元 に 現 れ ゲームと同じ仕様になったのか た。大剣では真っ二つになったのに、剥ぎ取りナイフは宝具だから しかも剥ぎ取ったあとも何故かワイバーンの体が欠けていなかっ バーンを大剣で受け止めてもびくともしなかった体が。 か れ た だ け で 剥 ぎ 取 り が 中 断 さ れ た の は 驚 い た ぞ。突 進 す る ワ イ それにしても剥ぎ取りまでモンハン基準だとは。マスターに小突 ! ジャンヌの話が終わった後、マスターを寝かそうとしたら説教され な﹂ ﹁全 く だ。マ ス タ ー に は し っ か り 手 綱 を 握 っ て い て も ら わ な け れ ば ﹁彼については深く考えると負けですので気にしないでください﹂ 剥ぎ取り始めていた彼は何者なんでしょうか ﹁もの凄い勢いでワイバーンを全滅させたと思ったら骸骨を無視して 皆で話をするんだからみんなに合わせ しっかり覚えておけマスター﹄ ? ﹁あ、うん。・・・じゃなくて マナー違反だぞ ﹃本来の使い方だから問題ない。あと剥ぎ取り行為の邪魔をするのは よ その後ずっと宝具使ってワイバーンから剥ぎ取り続けるのは禁止だ !? !! ! ! 37 ! マシュ、エミヤ。ハンターのことしっかり見張っといてね ﹁﹁分かりました︵了解した︶﹂﹂ ﹃わけがわからないよ・・・﹄ ﹁フフフ・・・皆さん仲がいいんですね。﹂ ﹂ なんかまた初対面からやっちまった気がする。 あれは・・・ 不可抗力だからもういいか。 ん ﹁マスターさんはもう寝ましたか ﹁はい、初めての野営のはずなのにグッスリ・・・。 ﹁それは・・・﹂ とはないでしょうか ﹂ ﹂ それにしてもジャンヌさん、もしかしてまだ私たちに隠しているこ ? やけに周囲から目立ってるように見えるから何 あ、火薬草でてきた。なぜに おっ あっちにはキノコも生えてる ! ﹂ ﹂ ? ﹁はい ﹁む・・・ ハンター とは私自身よく理解しています。明日から、頑張りましょう ﹂ ﹁・・・ありがとうございます。少し気が楽になりました。この国のこ ? かあるなと思ったら、これもハンターボディだから見つけられたのか やっぱり薬草か ﹁・・・はい、実は・・・﹂ いのではないかと思うがね﹂ ﹁詮索するつもりは無いが、これから先不確定要素を残すのは良くな ? ! ! て調合するのが楽しみだ﹄ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ﹁ジャンヌさんの話を聞いてなかったのですか !? ﹂ ? ﹃そこについては触れないで頂けると助かる﹄ ﹁未来を、知っている・・・ 出てくる英霊の事も知っているのか。﹂ ﹁そういえば、お前は未来を知っているんだったな。それはこの先に ﹃それは大丈夫だ。全部知ってるからな﹄ ﹂ ﹃豊作だった。まさかニトロダケにドキドキノコまであるとは、帰っ ? ! 38 ? ? じゃねぇか。 ? ﹁・・・分かりました。私も隠してたことがあったのです。人に聞ける 立場ではないでしょう。﹂ あなたはしっかり話してくれましたけどね。 じゃあ暇だから剥ぎ取った素材の確認でもするか。スタミナの感 確かこれレウスから取れる奴だったよな まぁ まず竜の牙が15個、竜の爪が13個、鱗が20個に生肉 覚的に腹も減ってないしな。 えーと 7個・・・火竜の翼膜 王の事も知っているのか﹂ ﹃まぁな。なんならどんなアイテムがあるか話してやろうか この剣 ﹁・・・それは聞きたくない事実だったな・・・。しかし、やはり英雄 にある箱には英雄王にも負けないくらいの物が入ってると思うが﹄ ﹃あれには及ばないよ。無限に入るわけじゃないからな。マイルーム ﹁相変わらず謎なポーチだな。どこぞの人類最古の王を思い出す﹂ いか。 こいつらも炎吐くらしいし、形もレウスと似てるからわからなくもな ? の事も気になるだろう、ただ見張りをしていてもつまらないしな﹄ ? してあわ ﹁確かに触れた時魔術を使っても全く解析ができなかった。それに時 折、その剣の輝きに不気味なものを感じる﹂ ﹃まぁ、そうだろうな。いいか、この武器はな・・・﹄ こうして第1夜は更けていく。 NDK ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ 昨日は俺の剣を投影できないエミヤにNDK ? か。そこで情報がなかった場合、さらにオルレアンに近づく事になり ﹁さて、では早速森を抜けてラ・シャリテへ情報収集に行きましょう もアホなことしたな・・・。 流石に少しは効いた。エミヤには大剣だと勝てるかわからんのに俺 いた。全く痛くなかったが、だからといって盾で殴るのは反則だろ、 宝具 や斬り合いに発展しそうになったが起きたマシュに殴られて落ち着 ? 39 ? ? 場 すごいスピードで離れていくぞ ちょっと待ってくれ。その先にサーヴァント反応があるぞ ますがなるべくそれは避けたいですね﹂ ﹃む ﹂ ﹂ 所は目的地のラ・シャリテだ。あれ ﹄ 急ぎましょう ﹂ 街が・・・燃えている ﹃・・・あれを見ろ﹄ ﹁ ﹁っ リビングデッド ﹁これは、まさか・・・ ? エミヤ、マシュ﹄ ﹃・・・生ける屍にワイバーンもいるようだな。死体を食ってるのを見 るのは胸糞悪い。早々に殲滅しよう、やれるな ? 敵ワイバーン、撃滅します ﹂ ﹁無論だ。飛んでいる奴は俺が落とす。お前達は下にいるヤツらをや れ﹂ ﹁・・・っ ! す﹂ ? ﹄ サーヴァントの数は・・・5騎 すぐ逃げる 君たちのことを感 ! まずいぞ ! 先程の反応が反転して戻ってきている 知したんだ んだ !? ﹃待った ﹁うん・・・。ちょっと気分が悪くなっただけ、大丈夫だよジャンヌ﹂ ﹁・・・大丈夫ですか マスター﹂ ﹁最 後 の ワ イ バ ー ン を 仕 留 め ま し た。周 囲 に 敵 影 な し。戦 闘 終 了 で いし。 流石に剥ぎ取り云々言ってる時じゃないな。マスターも顔色が悪 !! ! ! ﹂ ! ﹄ ﹃ああっもう間に合わない・・・ 仕方ない、いいかい 第一に考えるんだよ !? ! 逃げることを ﹁やれやれ・・・頑固な聖女様だな。どこかの誰かを思い出す﹂ ﹁ですが・・・ ﹂ ﹁・・・いいえ、逃げません。せめて、真意を問い質さなければ・・・・・ ! ? 40 ! !! ? ? ! !? !? !? ! 2人のジャンヌご対面か。確か一緒にいるのはカーミラ様にヴラ ド三世、聖女︵物理︶にデオンくんちゃんか。 41 カーミラ様とおじ様はなんか怪物化してた気がするし、俺でも行け るか ? 事情知ってるとシリアスが半減する ﹂ ﹁││なんて、こと。 まさか、まさかこんな事が起こるなんて﹂ ﹁っ ﹁ね え、お 願 い 誰 か 私 の 頭 に 水 を か け て 頂 戴。ま ず い の。や ば い の。 ﹂ ︶ ちっぽけすぎて同情も湧かない お願いだから黙っててね・・・っ あの哀れな小娘を わたし ﹂ 本気でおかしくなりそうなの。だってそれぐらいしないと、あんまり にも滑稽で笑い死にそう ﹁だって見てよ ﹁ハンター・・・ ︵大剣で頭を叩いてあげようか・・・ ! も劣っていたのね ﹂ ︵ディ〇ニー〇ンドを馬鹿にしてると酷い目に・・・︶ もう令呪を使うしかないの・・・ !? ! !? いんだったわね﹂ !? ﹂ 同じ 私 ト なら理解していると思いましたが・・・﹂ " 襲ったのですか ﹁何故かって カッ " うに。いえ、それはもう過ぎたこと。今言いたいのは、何故この街を ﹁・・・馬鹿げたことを。貴女は聖女などではない。私がそうでないよ 私はジャンヌ・ダルク。蘇った救国の聖女ですよ﹂ 者として答えてあげましょうか。 ﹁それはこちらの質問なのだけれど・・・まぁいいでしょう。上に立つ ﹁貴女は・・・貴女は、誰ですか ﹂ ﹁ねえジル、貴方もそう・・・・・ってそっか、ジルは連れてきていな ﹁どうしよう・・・ ﹂ ああ、本当に││こんな小娘に頼るしかなかった国とか、鼠の国に わ !! ? ! ! ! ? 喜びなさい、彼ら ? は強者です。私が召喚したサーヴァントの中でも貴方達は一際血に なさい。雑魚ばかりで飽きてきたところでしょう ﹁バーサーク・ランサー、バーサーク・アサシン。その田舎娘を始末し 長いのでキング・クリムゾンで。 ? 42 !! ! ・ ・ 飢えた怪物です。 言っちゃったよね はらわた ? 勇者を平らげることこそが貴方達の存在意義。存分に貪りなさい﹂ 言ったよね ﹁では、私は血を頂こうか﹂ ││宜しい、ならば狩りの時間だ。 ハ ン ティ ン グ あ、今怪物って言った ? ジャ ン ヌ ワイバーンの時程じゃ ! のは貴様らだ﹄ ﹁クッ ﹂ はない・・・ モンスター に上昇しているから問題はない。何より、狩人が怪 物に負ける道理 ハンター だったが、俺はこの防具の効果でワンランク、さらにスキル補正で更 防がれたか・・・だが力では押し勝ってるな。ヴラド三世は筋力A ﹁何を・・・っ ﹂ ﹃お前達はこちらを獲物と見ているようだが狩るのは俺で、狩られる ないが、十分戦えるレベルだろう。 と言った時点で俺のスキルは発動中だ・・・ な ん か 言 っ て る が 知 ら ん。お前達の主 が お 前 ら を は っ き り と 怪 物 黒 ﹁いけませんわ、王様。私は彼女の肉と血と臓を頂きたいのだもの﹂ ? 俺1人で十分そうだ﹄ ﹂ ﹁そうか、では任せよう﹂ ﹁アーチャーさん ﹁案ずるな、聖女よ。 やつのクラスはハンター・・・。 誰よりも怪物狩りに特化した英雄だ﹂ ﹁舐めたことを言ってくれるわね・・・ ﹂ ﹁ならば、貴様から先に殺してやろう・・・ ﹃誰に聞いたんだったか・・・。 ? もハンターだけだ。﹂ この言葉、ここで試してみようか ﹄ ﹂ ﹁ハンターを殺せるのはモンスターだけだが、モンスターを殺せるの ! ! !? 43 !! ! ﹃お前達は黒ジャンヌとセイバー、ライダーを見ておけ。この2人は !! ﹁なんなのあいつ・・・ 。バーサーク化して強化された2人を相手に ﹂ マスターよ、1人であの2人を押しているサーヴァン 同等・・・いえ、それ以上に渡り合っている・・・ ﹁どうします !? ? ここは1度引きます 戻りなさい ﹂ ﹂ ! します。 アサシン これで終わりだとは思わないことだな・・・ ランサー ﹁くっ ! それまで首を洗って待っていなさい・・・ ! ! でも可能性は摘んでおきたいもの、城に戻り更にサーヴァントを召喚 ﹁・・・いえ、ここは引きましょう。たしかに勝てるでしょうが、僅か すが﹂ トがいても相手は4人。こちらが全員で戦えば数で勝てると思いま ? ! ﹁貴方は私が殺してあげる ﹂ ! ! ﹂﹂ て言うか知ってるかな ﹁﹁ 負け吸血鬼の遠吠えって言うんだぜ ﹄ !? ! スをただ見ていなさい﹂ 話はまだ・・・ ! ﹁大丈夫 ハンター。何度か攻撃が当たっていたけど・・・﹂ もっと落ち着かなくては・・・。 ・・・ふぅ、ダメだな。怪物が相手となると感情が昂ってしまう。 たいだ。﹄ ﹃魔力反応、どんどん遠ざかっていく。どうやらホントに撤退したみ ﹁待ちなさい ﹂ ではさようなら、哀れな聖女様御一行。あなた達は滅びゆくフラン は従ってもらいます。 ﹁そんな安い挑発に乗るのはやめなさい。マスターである私の命令に ? ﹃俺にまともなダメージを与えられずによく言う。そういうのをなん ! ﹂ ﹁やはり知りたくなかった・・・﹂ ﹃それ言ったら俺の宝具の数がやばいことになるからノーカンで﹄ と思うが ﹁やはりその防具も並みの防御力ではないな。充分に宝具級のものだ ﹃問題ない。この程度なら回復薬一つでこと足りる﹄ ? ? 44 !! ﹁見ていましたよ 貴方がたの戦い ﹂ 貴方がたはフランスを救う正義 ! ﹄ ﹂ 先程の戦闘でサーヴァント反応が近づいている ﹁初めまして、救国の聖女様 私はマリー。マリーアントワネットよ ﹁それで・・・あなた達は誰なのでしょうか ﹁﹁ドクターェ・・・﹂﹂ のを知らせる事を忘れていた ! そしてそこにいる彼が﹂ ? ! ﹃あぁっ、すまない あぁ・・・このいかにもデコボココンビな声は ﹁こらマリー、そんな風に話しかけても警戒されるだろう。﹂ の者なのかしら ! ? ! ﹂ ﹁僕はアマデウス。まぁモーツァルトって言った方がわかりやすいか な ﹂ 45 ! ﹁それで、私たちも貴方たちのお仲間に入れていただけないかしら ? ? お気に入り登録者千件突破記念 nカルデア 起きて下さいハンター先生 ﹂ ハンターライフi ﹂ ﹁旦那さん、朝の時間だニャ。早く起きるニャ∼ ﹁そうですよ のように起き上がるけど。 ﹂ すぐ何事も無かったか ﹁うーん、起きれないほど疲れているんでしょうか・・・ ? ﹂ !! からそれはありえないニャー﹂ ﹁そんな技術もあったんですね 流石ハンター先生です ﹁ハンターは本来10秒20秒も寝たら体力も状態異常も全回復する ? 上飲んだあとに立ち上がると倒れるんだぞ 確かにハンターは席を立たない限り無限に酒を飲めるが、10杯以 たから体は問題なくても精神的に疲れたんだよ・・・。 眠い・・・勘弁してくれ。昨日はケルト組に酒飲みに付き合わされ ! ! ! ﹂ 圧 政 者 感があって楽しいんだよな。 今日もエミヤさんやブーディ スパルタクスはモンスター許さない的なこと言うと会話できてる れとは話は別だ﹄ ﹃確かにあの人と話すのは楽しいよ、話通じないけど。だがそれとこ ﹁スパルタクスさんは悪い人じゃないんですけど・・・。﹂ ﹁喋るレベルで嫌だったならさっさと起きるニャ・・・﹂ が1000倍ましだ。 筋肉ダルマに起こしてほしいのか、アイルーとリリィに起こされた方 喋ってしまうほど嫌か、マイボディよ。俺もだけど。誰がほぼ裸の ﹁ そ れ は や め ろ ﹂ てもらうニャ ﹁それより旦那さん、早く起きないとスパさんにモーニングコールし ! ﹁それでは朝食を食べに行きましょう ! 46 ! ? カさん、アイルーさんたちが美味しいご飯を作ってくれてるはずです ﹂ ﹃はいよ﹄ ! ﹃野鳥の土瓶蒸しと屋台の特上まかない飯をくれ﹄ ﹁私はフワフワゼンマイオムレツでお願いします﹂ ﹁三十秒ほど待って下さいニャ∼﹂ コイツらもコイツらでスピード料理ってもんじゃ済まない速さだ 最近エミヤさんもアイルーさんたち ぞ。それでいて料理自体はしっかり出来ているからもうツッコンだ ﹂ ら負けかなと思ってる。 ﹁お待ちどうニャ ﹁そういえば知ってますか先生 みたいに高速料理ができるようになったらしいです﹂ では今日も食後の訓 ﹃少しずつカルデアが俺の世界に染まっていくようで恐ろしいな・・・﹄ ﹁私は不思議なことがいっぱいで楽しいですよ ﹂ 練、よろしくお願いします先生 ﹄ ﹃君たしかXって師匠がいたよね ﹂ ? ﹂って・・・。泣き上戸だから俺としてはかわいいもんだけど﹄ ﹃だからXが絡み酒してくるんだよなぁ﹁私の弟子を寝とりましたね ﹁師匠は師匠、先生は先生です ! !! えっくすカリバー 実 際 今 も 遠 く で 大 食 い し な が ら こ っ ち 見 て る し。い つ あ の ﹁無銘勝利剣﹂が飛んでくるか気が気でないんだが。 それとリリィが俺を先生って呼ぶのは俺が狩技を教えてるからだ。 なんでも俺が前に見せた片手剣の﹁ブレイドダンス﹂がかっこよかっ たんだと。それからは朝食から昼食までの間リリィに狩技講座をす るのが日課となっている。 体を作ることから大事だと言ったら俺合わせてエミヤたちが作る 普通のではなく、アイルーたちが作るモンハン世界の飯を食うように なったんだから健気なもんである。俺は何故かモンハン世界の飯の 方が美味く感じるがリリィはどうなんだろうか はリリィの武器は宝具だし切れ味は落ちないから回避したあと武器 因みにリリィは絶対回避と絶対回避︻臨戦︼は使える。まぁ︻臨戦︼ ? 47 ? ! ? !? 訓 練 を出せるだけになったが。さて、今日も純真なリリィを魔改造します かね。 ﹂ まさかブレイドダンスIを使えるようになるとは・・・。 また明日もお願いします IIを使えるようになるのもすぐかな ﹁ありがとうございました ! ? では、えぇっと、今度は・・・私と一緒に、行ってくれ ﹂ 楽しみにしてますね ﹂ そ れ ぐ ら い な ら 別 に い い ぞ。上 級 レ ベ ル ま で な ら ませんか・・・ ﹁はい な﹄ ﹃ん 狩りにか ﹁本当ですか らやってあげるから﹄ ﹃・・・そんなに残念そうにするな。別の何かで埋め合わせが出来るな ﹁あ、そうでしたか・・・ごめんなさい・・・﹂ アルテミスと一緒に狩りに行く約束をしてるんだ。﹄ ﹃スマン、明日の午前はオリオンと︵ついてくと言って聞かなかった︶ ! 今日も頼むぜ ﹂ 今日覚えた狩技をすぐにでも試したいのか ﹁おーい、ハンター ﹂ 人間であれ化物であれ、強きものと戦うのはいいもの 今日こそはあの白銀の一本角と黒き二本角を倒してやろう ﹁ガッハッハ だ ! ? 狩りに行くのが楽しみとかずいぶんとアグレッシブな姫騎士だな。 ! ﹃来たか、世紀末集団ケルト組﹄ ! 向き合うのが道理というもの なぁ、ハンターよ ! ﹂ ﹁いや、ああいう力のみで勝負をかけてくる手合いにはこちらも力で ら当てればいいものを・・・﹂ ﹁お前は真正面から受け止めようとするから負けるのだ。回避してか ! ! ! 今回は負けねぇからな、素材に期待してな ﹂ ﹃いや、俺達でも普通に避けたりするわ。いいから行ってこい﹄ ﹁へっ ! ! 48 ? !? ? ! ? !! そう言って槍クーフーリンとスカサハ、フェルグス、プロトクー フーリンは俺の部屋についてるもう一つの扉から出ていった。 あの扉はどうやらゲームとは関連のないモンハン世界に通じてお り、本来は俺がいないとほかの奴らは入ることも出来ないが4人まで ならモンニャン隊扱いで逝かせられるらしい。モンニャン隊同様、死 んだり失敗しても一日経てばいつの間にか帰ってくるので、戦闘狂な 奴らはローテーション組んで毎日入り浸っている。取ってきた素材 は俺の箱に勝手に入ってくるから俺としては困ることは何も無い。 それにしてもアイツらの敗因はアイテムを持っていかないことに ﹂ ﹄ 俺もあの調 ? ﹁私も毛系統の素材をくれないかしら あの世界のモンスターの毛で 合の失敗品を不法投棄しなくていいなら構わないが・・・﹄ 利用して永遠に燃料となるものを作り出すんだったか ﹃確か燃えないゴミのモンハン世界ですら燃えないという特性を逆に もりは無い﹂ ﹁然り。我もまた、蒸気機関の新たな可能性を見出した以上止まるつ ! あると思うんだが・・・。 ﹁ここに居たのかい、ハンター君 ﹃今度はお前達か、いい加減飽きないのか ﹂ 君の世界のアイテムやモンスターの素 ﹁飽きるなんてとんでもない ? ! どれだけ研究しても足りないよ 材は不思議なことばっかりだ ! ﹂ ・・・さて、商品を届けに行くかね﹄ ﹃わかってるよ。ほれ。これについてはありがとうなー。 たんだから貴方もね のいうスキル付与機能もなんとかつけきれたわ。ほらこっちも渡し ﹁このカルデアにいるキャスターが協力して作ったんだもの。あなた 一方的に与えるだけなのは割に合わん﹄ ﹃おっマジで出来たのか、やはり魔術の世界は等価交換だよな。俺が 完成させたわよ﹂ 作ると作品の出来が良くなる気がするのよね。あと頼まれてたやつ、 ? 49 ! ? ﹄ あっそびっましょー 何しに来たのよ ﹃おーい、ジャンヌオルタ∼ ﹃この声・・・ハンター !? ! ﹄ ! ら ﹄ ﹁・・・︵チラッ︶﹂ ﹄ いったい何事よ ﹃郵便屋さんだゴルァァァ ﹁キャァァァ ルーラー裁判に突き出すわよ ﹂ !? ﹂ ! 何も無いんだったらホントに・・・﹂ ぱオルレアンでのこと根に持ってんのか ﹁それで何の用なの ? なんかジャンヌオルタは俺に当たり強い気がするんだよなあ、やっ ﹁あんたの場合行動が一々変態的でおかしいのよ れたんだ・・・特にカエサルや黒ひげほど酷いことしてねぇのに・・・﹄ ﹃いや、それはマジ勘弁。俺この前天草にキレ顔で次は無いって言わ ! ﹃まぁまぁ、いいから開けてくれよ。先っちょ、先っちょだけでいいか !? ﹁なにこれ って、これは・・・﹂ ﹃待て待て落ち着け。俺はこれ渡しに来ただけだよ﹄ ? あの人も呼ば を作って貰ったんだ。まぁ俺が見たかったってのが一番だがな 今度着けてるとこ俺と青髭の旦那に見せてくれよ ないとうるさそうだからな。 そんじゃ、またな﹄ ! たからな。お前には対となる紫毒姫って奴の装備のカラー黒ver. ﹃お前がこの前俺の黒炎王装備見てカッコイイって言ってたの覚えて ? て・・・﹂ ﹁もう・・・私があの時かっこいいって言ったのは装備のことじゃなく ? 50 !? !! ! 傍から見るとこんな感じ ﹃このあたりかな。よし、この辺にサークルを設置しようか﹄ ﹁了解です、ドクター﹂ ﹁あぁー、疲れたー。2日間も歩くのはたいへんだね。﹂ ﹄ 他にどんなものがあるのかしら ﹂ ﹃そんなこともあろうと、マスターの為に強走薬を持ってきた。飲む か ﹁怪しいものはいらないよ・・・﹂ それとその瓶どっから出したの今 それはすごいわ ﹃このポーチには魔法がかかっていてだな・・・﹄ ﹁まぁ ! てそんな簡単なの 剣の手入れっ ? おもしろそうね ぜひ聞かせてくれ モンスターって言うのが見たことないから分からないけど。 ﹂ ﹁あら、あなたの冒険譚かしら ないかしら ? ! な て持ってないと思う・・・。まぁ確かに言ってることは正論、なのか 少なくとも普通の狩人は爆弾持ってたり閃光玉とか調合素材なん 思ってくれ﹄ で そ ん な 丁 寧 に や っ て る 暇 は な い。こ れ も ハ ン タ ー 式 研 磨 術 だ と ﹃硬い外殻を持つモンスター相手に、すぐ切れ味が落ちる武器を狩場 たりして布で磨くんだ﹂ ﹁そんなわけがないだろう。本来なら錆をとったり、防腐加工を施し ? た・・・と思ったら2、3回で終わってしまった。え そう言ってハンターは砥石らしきものを取り出し、剣を磨き始め ぞ。あぁそういえばそろそろ剣を研いどかないと・・・﹄ か爪、こやし玉に閃光玉、今回の夜営用に肉焼きセットなんかもある 調合素材、持ってるだけで攻撃力と防御力を上げる護符・・・という ﹃回復系アイテムに痺れ罠落とし穴は基本として他にも爆弾や簡単な ! 培ったものなのか気になります﹂ ﹁確 か に ハ ン タ ー さ ん の 高 い 戦 闘 力 は い っ た い ど ん な モ ノ を 相 手 に ﹁僕としてはそんな野蛮な事に興味は湧かないんだけどねぇ﹂ ? 51 ? ? ? ? ﹄ ﹃僕も気になるな。聞いた話ではその武器や防具も自分で倒したモン スターから得た素材で作ったんだろう 特徴や生態も全然違うし﹄ じゃあ強く印象に残ってるのはどんなやつ ン ター あっだからそれを狩る ? モンスターを呼んだりするな。﹄ ﹁それは僕に喧嘩を売ってるのかい ﹂ やっぱり男どうしの方が喋りやすかったりするのかな ﹁やはり厄介な奴もいるようだな﹂ ﹂ ﹃踊って鳴いて自分回復させたり、自分の防御力を上げたり、他の大型 ﹁へぇ、どういったモンスターなんだい ﹃あっ、そういえば音楽を使うモンスターもいたぞ。アマデウス﹄ キチガイが必要なのか。納得。 ハ なのがいる世界で人は生きていけるの ・・・それはいったいどんな生き物たちなんだろう。というかそん ﹁﹁﹁﹁﹁﹃・・・﹄﹂﹂﹂﹂﹂ いなやつから作った武器だ﹄ ちなみにこの大剣は今言ったウイルスばら撒くやつの進化系みた ゴーヤとかかな 惑竜、常に腹が減りすぎて周りの生態系を壊滅させてしまう腹ペコ やつとか、周囲に凶暴になるウイルスをばら撒く闇色の衣を纏った迷 ﹃そうだなぁ・・・例えば腕と頭と尻尾に爆発するバクテリア飼ってる ? ﹃うーん・・・それこそ上から下までピンキリだからな。種類によって ? ? リーさん﹂ ﹁私 も こ う い っ た 会 話 を す る の は 初 め て な の で 参 考 に な り ま し た マ いはこうでなくっちゃね﹂ ﹁うふふ、こんな風にお喋りしたのなんて初めてだわ♪やっぱり出会 ・・・・・・・・ こっと。 ジ ャ ン ヌ た ち も 盛 り 上 が っ て る し マ シ ュ 連 れ て あ っ ち に 行 っ と ? ? 52 ? ﹁マリーは、言われていたよりも、その、純真なのですね﹂ 私 も マ リ ー ア ン ト ワ ネ ッ ト が こ ん な に 可 愛 い 少 女 だ と は 思 わ な かったなぁ。いったいどういった意味での全盛期だったんだろうか。 ﹁そちらの会話も終わったようだね。ずいぶんと盛り上がっていたみ たいだけど。﹂ ﹂ ﹁明日もまた歩いて移動することになるだろう。今日はもう休んだ方 がいいのではないか あっ⋮︵察し︶。あれ そのハンターは ? あれは何してるんだろう 大きい樽を置いて、離れて、樽に ? 何やってるのハンター ホントに何をやっているの て言うかその樽爆弾だったの 倒して爆発したらどうするの て爆発させる、なんてこともしなくてすむ﹄ ハンターの世界に病院とかは無かったのだろうか 主に頭とか精神の。 気をつけろ サーヴァント反応が接近しているぞ ﹃それよりこの先の方針を話しておこうか、次は・・・﹄ ﹂ ﹃ムッ ﹁ ﹄ ﹄ ! ? これなら設置した途端にエリア移動されて勿体ないから自分で蹴っ だ が 一 度 出 し て も ま た ポ ー チ に し ま え る と 分 か っ た の は 嬉 し い。 は考えてなかった。爆弾の爆発程度じゃハンターは死なないし。 ﹃あぁー確かにペイントボール当てただけで爆発するからな。その事 !? !? ﹃いや、ただ爆弾をすり抜けられないかとな﹄ ? 向かって歩いて・・・あ、樽が倒れた。 んん ﹁奴は試したかったことを思い出したとか言ってほら、あそこに﹂ ? す程彼の世界の異常性が際立ってね・・・﹂ ﹁あぁ・・・僕達も会話はしてたんだけどなんというかその、話せば話 あ、アマデウスさんとエミヤ。ボーイズトークは終わったの ? ! 53 ? !? ? ! ﹃・・・このタイミングと言うことはあいつか ? !! ﹂ ﹂ ﹁寂しい夜ね・・・こんな時間にゴメンなさい しょうか ﹁あなたは・・・ マルタは確か・・・﹂ ﹂ 少し時間をくれないで なった狂ったサーヴァント、真名はマルタです﹂ ﹁マルタ・・・ 女は恐らく・・・ ﹄ ライダーのサーヴァントとして召喚されたと言うことは彼 ﹃マルタと言えば竜種を祈りだけで沈めたという立派な聖女だ 気を ﹁え え、狂 化 な ん て ス キ ル を 付 与 さ れ た せ い で 壊 れ た 聖 女 の 手 先 に ﹁黒ジャンヌのところにいた、ライダーのサーヴァント ? から背中を突き刺してしまうような味方なんて嫌でしょう 竜 ・ ・ ・ ・ ・ さぁ、来なさい え ・ ・ ﹃あ、勝ったわこれ﹄ ﹄ 大鉄甲竜、タラスク ・ ! ﹂ 貴方達がこの先もやっていけるのか、試させてもらいます。 だから、私を倒しなさい。躊躇なく、この胸に刃を突き刺しなさい。 ? しているように仲間になることはできないわ。気張ってなきゃ後ろ ﹁はい、先程言った通り私は狂化を付与されているので、貴方達の期待 ! つけろ ! ? ﹃ドラゴンライダーだ ・ ? !! ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ﹁グゥ、グルルル・・・ ︵姉御より、いや姉御並に恐ろしい奴がいるじゃ ねぇか・・・︶﹂ ﹂ ﹁まさかタラスクの突進を大剣で受け止めるとはね・・・とんでもない ドラゴンスレイヤーがいたもんだわ・・・ ﹁まぁいいわ。確かに貴方は強い、だけど竜の魔女が従える究極の竜 それでも十分強いと思うんだけどなぁ・・・ ヒットアンドアウェイで勝てたけど﹄ ﹃いや、オタクの舎弟も中々強かったと思うよ。攻撃が大振りだから ! 54 ! ! ? ! ハンターが気の抜けた声でそう呟きながら剣を抜いた。 !! ? を倒すには伝承の再現。真の竜殺しが必要でしょうね。 ﹂ ・・・リヨンに行きなさい。かつてリヨンと呼ばれた都市に。そこ テイクツーを・・・ 今度舎弟って言い方したらぶん殴るわよ に貴方達の助けとなる存在がいるでしょう。 あとアンタ ﹃最後の最後に素が出たな﹄ 今のなし ﹂ !! ! ﹁﹁﹁﹁﹃﹁﹁ポカーン・・・﹂﹂﹄﹂﹂﹂﹂ ﹁あっ、ちょっと待って その言葉を最後に聖女は消えていった・・・。 ! そ の 夜、ハ ン タ ー 以 外 な ん と も 言 え な い 気 分 の ま ま 眠 り に つ い た・・・。 55 ! ! 狩りと剥ぎ取りはワンセット ﹂ ﹃そういえばマスター、昨日の夜の戦闘で宝具である狩技を1度だけ いつ使ったの 使ったんだが﹄ ﹁え ﹁・・・どういうことだ ハンター﹂ 応と言うことはやはりマスターの魔力は使わなかったか。﹄ ﹃あの竜の突進を受け止めた時だな。﹁金剛身﹂ってやつだが、その反 ? ﹄ ? 費がいいってことかな ﹂ ﹁もっととんでもないことですよ 先輩 ﹂ ! ﹂ ントは獰猛化の黒い霧纏った部分と同じ扱いなのか ﹁もうそろそろかしら ? ﹁誰もいませんね・・・。﹂ ﹁ドクター、生体反応は・・・・・ドクター 申し訳ありません、どう 俺としてはワイバーンを見るのが憂鬱かな、自制心的な意味で。 ならないと思うと少し憂鬱ですが・・・﹂ ﹁はい、そろそろリヨンに着くでしょう。また滅んだ街を見なければ ? ヴァントを攻撃した時は溜まるのが早かった気がするな。サーヴァ 俺も耐久がEXだからこそ使えそうな能力だな。そういえばサー まるまではマスターの魔力を使うからそこんとこよろしく﹄ んし、オンリーワンでは無いがレアだぞ。それから一度使うとまた溜 ﹃まあ攻撃受けて魔力得るとか例の剣闘士の宝具くらいしか俺は知ら ! ﹁ドクターがなんで白目剥いてるのかは分からないけど、とにかく燃 るのか ﹃自分で魔力の生産が可能って・・・君は単独顕現のスキルでも持って 日までに何戦かしてたからな、それで溜まったのを使った﹄ 一定量溜まればマスターの魔力無しで宝具を使うことが出来る。昨 ﹃俺は攻撃を当てたり、攻撃を受けたりすると魔力が溜まる体質でな、 ? ? ? 56 ? では私とアマデウスは や ら 通 信 の 調 子 が 悪 い よ う で す。こ こ は 手 分 け し て マ ル タ さ ん が 言っていた人物を探しましょう。﹂ ﹁どちらが先に見つけるか競争というわけね 西側をいきます。﹂ ﹂ おい、あくまで目的は捜索だぞ つもスキルに無辜の怪物あったからいけるかな あ、ワイバーン ﹁では私たちも・・・ハンター 方ない、私も殲滅を優先しよう﹂ 野郎☆オブ☆クラッシャー ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ﹂ ク リ ス テ ィ ー ヌ・ ク リ ス テ ィ ー ヌ ﹂ ﹂ 全 宝具、展開します・・・ いない。故に最初から宝具を使わせて頂こう・・・唄え、唄え、我が ﹁やはり向かってくるか、私としてもこの数の差は勝てるとは思って ! く・・・まぁ確かにあいつらは捜索のうえで邪魔になるのも確かか。仕 ? ? ぐ集合するんだけど。ここで出てくるのは・・・ファントムか。あい 勝手に振り分けられたがまぁ理にかなってるしいいか。結局はす ﹁はい。行きましょう、マスター ﹁それでは私とマシュは東側ですね。﹂ キルは持っているようだからな。﹂ ﹁では、私とハンターは南側を探そう。幸い、どちらも単独行動並のス ! ! ! 皆さん、私の後ろへ !? 57 ! ? ! ﹁ここは死者の蘇る地獄の真っ只中・・・ ﹂ ││君たちは、どうする ﹁ブッ潰す ﹁マ、マスター ? ・・・いえその通りです、マスター。行きます・・・・・ !? ! いきなり宝具を ! 天使・・・﹃地獄にこそ響け我が愛の唄﹄ ﹁くっ ! ロー ド・ カ ル デ ア ス ﹃擬似展開/人理の礎﹄ 愛を﹂ ﹁なっ・・・ ﹂ ﹂ !? 続使用など容易い﹂ ﹁仕方ありません、次は私が・・・ ﹂ ﹂ ! ﹁宝具第2波、来ますっ ク リ ス テ ィ ー ヌ・ ク リ ス テ ィ ー ヌ ﹂ ﹁今度こそ沈むがいい、﹃地獄にこそ響け我が愛の唄﹄ カラドボルグII ! ﹂ ﹂ ﹄ エミヤ ﹁││我が骨子は捻じれ狂う・・・﹃偽・螺旋剣﹄ ﹁何っ ﹂ マスター、遅れた ﹁今の宝具は・・・ ﹃悪い ﹁ぐあっ ﹂ !? !? いったいどこまで行ってたの ﹂ ﹁僕の宝具も音楽とはいえ、攻撃性のあるものじゃないからね・・・﹂ ! ! ﹁でも、霊基が完全じゃないジャンヌが宝具を使うと負担が・・・ ﹂ ﹁私は聖杯を持つ竜の魔女をマスターとするサーヴァント、宝具の連 宝具の連続使用 ﹁防いだか。ではもう一度聞かせてやろう、私のクリスティーヌへの !! ! お前が﹃リビングデッドからも剥ぎ取れる ﹂ 骨系素材キタ ! ﹄ ﹂ 今回は高速収集のスキル付けてなかったからあのス ﹄などど言ってノロノロと剥ぎ取って居たからだろうが ﹃仕方ないだろ ピードでしか剥ぎ取れなかったんだよ ﹁ハンターはマスターと剥ぎ取りどっちが大事なの ﹄ ﹄ ・・・・・・・・・・・・・・。 ﹃マスターに決まってるだろ ﹂ ほら、トドメだ ﹁じゃあその長い間は何 ﹃気にするな ! る。喝采せよ聖女 お前の邪悪はお前以上に成長した・・・ ! ﹂ めだったが。私の歌はここで途絶える。されど、地獄はここから始ま ﹁く・・・しかし、務めは果たしたぞ。報われぬ、まったく報われぬ務 ! !? !? ! ! コレ ﹁たわけ ﹃ちょっとワイバーンとかリビングデッド倒してて・・・﹄ ﹁ハンター ! ! ! 58 ! ! !! ! ! !! !? ! ! ﹁││黙りなさい。もう、喋るのも辛いでしょうに﹂ ﹁これは言葉ではない、唄だ。お前の先を嘆くためのな。 竜殺し " な竜が ﹂ 来る。竜が来る。悪魔が来る。お前達の誰も見たことのない、邪悪 げられる可能性もある。 は諦めることだ。そうして、果ての果てまで逃げろ。運が良ければ逃 " いんだが。 ﹁邪悪な、竜・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ﹂ ・ ﹃ああ、やっと繋がった ・ ・ る、超極大の生命反応だ ﹁サーヴァントを上回る ﹂ ﹄ ﹄ サーヴァントを上回 ものすごい速度でそこに迫っているぞ だって世 それだけじゃないん そこのハンターみたいにね そんな生命が、この世に存在するんですか ﹃あるところにはあるものさ っと、無駄口は後にする ﹄ ! ﹃俺をお探し !! ! ﹂ ! のさ。さっさと逃げよう。﹂ 指示を ! ! ﹁しかし、先ほどのサーヴァントも言っていた竜殺しが・・・ ﹂ さんだけでは色々と不安ですし・・・マスター ﹂ ﹁・・・ここで逃げてもジリ貧だし、戦おう ﹁分かりました ! ﹂ ﹁ドクター サーヴァントの探知はできますか ﹂ !? 出された ﹄ ﹃ちょっと待ってくれ・・・よし、その先の城から微弱だけど反応が検 ! り胸を張って背筋を伸ばして堂々としていればいい。﹂ ﹁今しましょうって命令したよね君。別に構わないさ、君はいつも通 くれる ﹁アマデウス、迎撃の準備をしましょう・・・・・その、一緒に戦って ! ハンター ﹁オケは終わったんだ。今回は無駄足だったけど人生なんてそんなも ﹁・・・・・彼らでしょうね。これは、困ったものですわ﹂ だ、サーヴァントも3騎追加 界は広いんだから ! 全員、撤退を推奨する 俺が見てきた奴らよりヒドイのとかフロンティア以外想像できな ! ? ! 59 !? !! ! ? ! ! ! ? !? ﹁行きましょう ﹂ いよいよか・・・正直俺も1人では戦いたくないし、元々すまない ? さん探すのは賛成だ。それはそれとして、俺のこの体は本物の竜を相 手にどこまでいけるかな 60 ! ﹂ ﹂ ﹂ あなたに危害を加え 彼は竜の力を持ってるが敵じゃないぞ やっと見つけたぜすまないさん ハンター+すまないさん= あれか そして鎮まれ、我がスキル ﹂ きっと彼です これが巷で流行りの右手の封印か・・・ ﹁・・・居ました ・・・くっ ﹁酷い傷・・・﹂ ﹁ ギィン ﹁キャッ るつもりはありません ﹁待ってください、私たちはあなたの味方です ﹁次から、次へと・・・﹂ ! ? ! あなたは・・・﹂ フリートよ﹂ ﹁・・・ ﹂ ! 足に戦うことも出来ない。・・・共に、戦ってはくれないか ﹂ ﹁だが、もう迷いも戸惑いもない。恥を忍んで頼む、今のこの体では満 ﹁ジークフリートさん・・・﹂ 止り、身を隠しているだけだった。本当にすまない・・・ 感じていた・・・アイツが蘇ったと。その現実にこんなところで立ち ﹁・・・すまない、どうやらいつの間にか臆病になっていたらしい。薄々 蒼天に掲げる時だ。﹂ ﹁││立て、ジークフリート。魂に刻まれた勝ち星の祝杯を、再びこの ﹁俺は・・・﹂ れば、その身に課せられた使命は分かるはずだ。﹂ 魔女と共にこの国を灼熱の劫炎で焼き払おうとしている・・・。であ ﹁││時間が無い、手短に話そう。今、この地にはかの邪竜が再び蘇り ! ? 61 ! ﹁││お初にお目にかかる。恐らく世界で最も有名な竜殺し、ジーク ! ﹂ ﹁・・・ ? 口がムズムズしてきた・・・この感覚は んん ? ! ! ! ! ! !? !! ! !? ! ﹃無論、断る理由もない。さぁ・・・行こうか﹄ あ、その前にこれとこれ飲んどいて。 もうとっくに私には見える位置にまで来ている ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ ﹁急げ ﹂ ﹃視認できる距離まで接近・・・おい、これは、まさか・・・ ﹂ ﹂ どうしたの、ハンター ﹂ ﹂ ﹄ !! ! ﹁ワイバーンなんか比較にもならない。あれが、真の竜種・・・ ﹁グルォォォォォォ 、ハンター ﹁なんて、威圧・・・ ﹁ ! 向けてもいたのか・・・ ﹂ ﹂ あんなの1人では無理だよ ・・・いいでしょう、諸共滅びなさい ﹁ここは、私が・・・ ﹁何を言っているのマシュ ﹂ ! してやれ。﹄ 、ハンター その場で﹃獣宿し︻獅子︼Ⅲ﹄を空振りとともに発動させ、黄色い ﹁ ﹂ ﹃待て、あの竜は俺が落とす。その後にジークがでかいのを1発かま ﹁では、マシュさん・・・ここは一緒に !? ! ! ! ﹂ ﹁何を見つけたかと思えば、瀕死のサーヴァント一騎ですか。 つける・・・ なんでもいい。今はこの溢れんばかりの力を、目の前の竜へただぶ ? 何より魂が覚えている。先程ジークフリートに言った言葉は自分に 勿論、 ﹃俺﹄の記憶には無い。だが﹃私﹄の身体が、霊基が、そして 折口から漏れでる炎から感じる膨大な熱・・・。 感、一度の羽ばたきで木の十や二十は吹き飛ばしそうな巨大な翼、時 この体の芯まで響くような咆哮、ただそこにあるだけで感じる圧迫 !? !!!! ! ! ああ、懐かしい・・・。 ? !! !? 62 ? !? ﹂ オーラを纏い、一気に駆け出した。 ﹁あのオーラは・・・一体なに ﹂ 自分の炎で自爆しな・・・ 下がってきていた。黒ジャンヌの慢心か 丁度いい・・・ 家の残骸を踏み台に、跳ぶ・・・ ただの振り下ろしを オラァァァァァ ﹁グ、ルアァァァァ ﹂ これで終わりじゃねぇぞ・・・ ル ム ン ク ﹂ ﹂ ﹂ ﹃幻想大剣・天魔失墜﹄ 飛翔しなさい !! 1度は撃てそうだ。 ﹂ ﹂ ! ・・・洛陽に沈め、宝具解放 ﹁グオォオォォオ ﹁おい、ハンター 逃がさん・・・ くっ聖杯よ、この竜の傷を癒せ・・・ ﹁ファブニール バ ﹁ハンターから貰ったウチケシの実に増強剤とやらで、なんとか宝具 ! 喰らえ、チャージもシステムアシストもない、狩技が乗っただけの !! ? ファブニールはわざわざ低空飛行をし、炎を吐く直前の動きで頭が ﹁焼き尽くせ・・・・・ファブニール ? ! ・ ・ ・ ﹂ ・ ・ ・ ・ ・ 止まれ、ハンター ・ ﹂ !! わけには・・・ ・ なぜ止めた ﹁・・・令呪をもって命ずる マスター ! ﹄ !! 止めたマスター もしあのままハンターが追いかけて ﹃このままあの竜を潰せば間違いなく有利になれる !? ﹁前も言ったでしょこの大馬鹿 それなのになぜ ﹁ジークフリートさんも動けない・・・ハンターさんを1人で行かせる ﹁くっ・・・すまないどうやらこれで限界のようだ・・・ ! ! !? ! 今私たちは怪我をしたジークフリートも一緒にいるの 倒せたとしても、もしその後に囲まれたりしてハンターがやられたら どうするの !? 63 !! ! ! !!?!!!! ! !? !!!?? ! !? ! !? !? 無理したらダメなの ・・・この、馬鹿ぁ ﹂ みんなに合わせてって言ったのに、私が未熟 だから聞いてくれないの ちゃダメよ ﹂ ﹁あ ら あ ら、立 派 な お 方 だ と 思 っ て い た の だ け れ ど 女 の 子 を 泣 か し ﹁あ、せ、先輩・・・泣かないでください・・・﹂ ! ! い・・・﹂ は悪いことだぞ い や、俺 が こ ん な こ と を 言 っ て し ま っ て す ま な ﹁俺が言えた義理でもないと思うがマスターの言うことを守らないの ﹁ハンターさん・・・あなたはもう少し周りを見るべきです・・・﹂ ? ま、まさか泣かれるとは・・・。ごめん う暴走しないから もう落ち着いたから も ! 子にしてる所はなんというか、ひどいなぁ・・・﹄ あぁ・・・男は万年泣く女子供には勝てねぇんだよ ﹂ ﹃頼むから許してくれマスター・・・﹄ ﹁知るかバカァ 馬鹿馬鹿言い過ぎやて・・・ ︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳︳ 一方の黒ジャンヌside ﹂ ! アイツらが追跡してファブニールにトド してもらわなければ・・・まさか ﹁バーサーカー、アサシン !? べる程度までしか回復させられない、ジルに弱ったファブニールを直 とにかく早く城に戻らないと、私では聖杯を使ってもかろうじて飛 るわけにもいきません。あの2人さえいなければ・・・ ﹁厄介ですね。これから先のことを考えると、ファブニールを酷使す ! ﹃わぁ、これがジャパニーズ土下座か・・・鎧つけた男が泣いてる女の ! ! ﹁僕もろくでなしとかマリーによく言われるけど、これはなぁ・・・﹂ ばなるまい﹂ ﹁構わん、もっと言ってやれ竜殺し。そいつは一度心から反省させね ? ! ! 64 ? ! ﹂ メを指しに来るかもしれません。もうすぐバーサーク・アサシンも合 流します。足止めと時間稼ぎをしなさい こ れ で こ ち ら は 問 題 な い は ず。あ と は 城 で 戦 い に 備 え ま し ょ !! う・・・。 私は、絶対にこの国とあの聖女を滅ぼさねば・・・ 65 !
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