グランフロント大阪災害対策訓練(負傷者・帰宅困難者対応)

2017年1月12日
報道関係各位
グランフロント大阪 事業者12社
NTT都 市 開 発 株 式 会 社 株 式 会 社 大 林 組
オリックス不 動 産 株 式 会 社 関 電 不 動 産 株 式 会 社
新日鉄興和不動産株式会社 積 水 ハ ウ ス 株 式 会 社
株 式 会 社 竹 中 工 務 店 東 京 建 物 株 式 会 社
日本土地建物株式会社 阪 急 電 鉄 株 式 会 社
三井住友信託銀行株式会社 三 菱 地 所 株 式 会 社
グランフロント大阪南館ビル管 理事 務所
( 阪急阪神ビルマネジメント株式会社 )
グランフロント大阪北館ビル管 理事 務所
( NTT 都市開発ビルサービス株式会社 オリックス・ファシリティーズ株式会社 )
グランフロント大阪災害対策訓練(負傷者・帰宅困難者対応)
施設内医療系5テナントと連携して防災訓練を実施
グランフロント大阪 南館 ・北 館 (大阪 市北 区大 深町)では、2017年 1月 12日 (木)8時 15分 より災 害
対策訓練(負傷者・帰宅困難者対応)を実施しました。本訓練は、竣工当初より継続的に実施しており、
今年で3回目を迎えます。
グランフロント大 阪 は1日 あたり延 べ約 10万 人 以 上 もの方 々が来 館 される施 設 ですが、東 日 本大 震
災以降、大規模施設に対する防災対応力が社会的にも益々求められております。本年度の訓練 は、来
街 者が年々増加 している当 施設 における負傷 者 ・帰 宅困 難者 対応 力向 上に軸足 を置 き、施設 側スタッ
フによる南館・北館 1 階各オフィスエントランスでの仮救護所の立ち上げ、当施 設内 医療系テナント5社
(南 館 :高 須 クリニック(医療 法 人 高 須 クリニック)、リプロダクションクリニック大 阪 (医 療 法 人 仁 寿会 )/
北館:インフュージョンクリニック(医療法人錦秀会 )、HORACグランフロント大阪クリニック(医療法人三
慧 会 )、ココカラファイン)と負 傷 者 対 応 (トリアージ、応 急 救 護 )を協 同 で実 施 致 しました。参 加 者 は、医
療 関 係 者 である医 師 1名・看 護師 8名 、施 設側 スタッフを合わせた総 勢約 80名 での災 害時 対応 を訓練
することが出 来 ました。また併 せて帰 宅 困 難 者 の発 生 も想 定 し、施 設 内 で留 まっていただけるスペース
を設営(一 般来館者を対象とした備蓄品配給体制の立ち上げ含む)する訓練も同時に実施しております。
グランフロント大阪 では、平素より非 常用資機材の準備 、食糧備蓄及び非常災害体制の編成等の他、
大 阪 市 北区 からの要 請を受 け「津 波避 難 ビル」の指 定 受 け入れ等 、ハード・ソフトの両 面 での災 害対策
を講 じています。今 後 とも大 阪 市 ・所 轄消 防 署や各テナント企業 の皆 様の協力 のもと、非 常 時にも十分
な体制を構築できる安全・安心なまちづくりを目指して参ります。
仮 救護 所 立ち上げの様 子(北 館 )
負 傷者 対 応の様子 (北 館)
帰 宅困 難 者対 応 スペースの様 子(北 館 )
<2017年 1月 12日 /災 害 対 策 訓 練 (負 傷 者 ・帰 宅 困 難 者 対 応 )の主 な内 容 >
■目 的
災 害 時 における対 応 要 領 の把 握 、また物 資 運 搬 ルートの確 立 や協 力 テナントとの連 携 確 認
■訓 練 概 要
大 地 震 (震 度 6強 )の発 生 により在 館 者 に負 傷 者 が発 生 。南 館 ・北 館 ともに災 害 対 策 本 部 を設 置 し、
仮 救 護 所 を立 ち上 げ、医 療 関 係 テナントによるトリアージ及 び応 急 救 護 活 動 を実 施 する。また、公 共
交 通 機 関 の停 止 により、帰 宅 困 難 者 の発 生 が想 定 される為 、対 応 準 備 を行 う。
■前 提 条 件
本 訓 練 においては、施 設 の安 全 確 認 を終 え、閉 館 状 態 であること・非 常 用 発 電 機 が稼 働 状 態 (放 送
設 備 ・通 信 機 器 ・各 監 視 設 備 は使 用 出 来 る状 態 )にあることを前 提 とする。
①発 災 ・災 害 対 策 本 部 の設 置 (8:15)
・災 害 発 生 により、災 害 対 策 本 部 を設 置
・施 設 内 医 療 系 テナントへ協 力 要 請 を実 施
②仮 救 護 所 ・帰 宅 困 難 者 スペースの設 営
(8:22∼8:45)
・各 館 1階 オフィスエントランスに仮 救 護 所 設 営
・施 設 内 医 療 系 テナントが仮 救 護 所 へ到 着
・1階 創 造 のみち沿 いに帰 宅 困 難 者 スペースを
負 傷者 の搬 送 (南館 )
設営
・各 種 備 蓄 品 の配 備
③負 傷 者 発 見 ・搬 送 (8:30∼8:40)
・被 災 状 況 を確 認 していた巡 回 員 が負 傷 者 を
発 見 し、仮 救 護 所 への搬 送 対 応 を実 施
④トリアージ・応 急 救 護 の実 施 (8:30∼8:45)
・搬 送 されてきた負 傷 者 に順 次 トリアージを行
負 傷者 トリアージの実 施 (南館 )
い、重 症 度 に応 じて応 急 救 護 を実 施
⑤応 急 救 護 品 の追 加 手 配 ・補 充 (8:40)
・応 急 救 護 品 の不 足 が発 生 したため、医 療 系
テナントによる追 加 手 配 ・補 充 を実 施 。
⑥帰 宅 困 難 者 対 応 &状 況 確 認 (8:47∼8:50)
・南 館 、北 館 間 で帰 宅 困 難 者 対 応 状 況 を確 認
負 傷者 対 応の実施 (南 館)