単 価 契 約 書 (案) 北本市(以下「発注者」という。)と (以下「受注者」 という。)は、以下条項により契約を締結する。 (業務内容) 第1条 委託業務の内容は次のとおりとし、この契約に定めるもののほか、 その業務の仕様は、仕様書のとおりとする。 ⑴ 文書保管業務 ⑵ 文書集配業務 ⑶ 文書廃棄業務 ⑷ 文書保存箱販売業務 (契約期間) 第2条 契約期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までと する。 (文書保管業務) 第3条 受注者は、発注者から受託した文書を受注者の保管施設において保 管するものとする。 2 前項の保管施設は、次の要件を備えたものでなければならない。 ⑴ 多段積み等文書を損傷するおそれのある保管をしないこと。 ⑵ 温度・湿度が一定に保たれ、文書が変質するおそれがないこと。 ⑶ 外部からの侵入者、火災等を防ぐ体制が整っていること。 ⑷ 発注者職員が文書を閲覧するための閲覧室、複写機等の設備を有し、 これを無償で提供することができること。 (文書集配業務) 第4条 受注者は、発注者から指示のあった文書を次のとおり集配するもの とする。 ⑴ 通常集配 午後5時までに申請のあったものは、その申請のあった日 の翌日(その日が市の休日である場合には、その翌日以降の市の休日で はない日) ⑵ 緊急配達 申請のあったときから原則として2時間以内 (文書廃棄業務) 第5条 受注者は、発注者から指示のあった文書を無開梱溶解処理するもの とする。 (文書保存箱販売業務) 第6条 受注者は、発注者からの発注に応じ、文書保存箱を販売するものと する。 2 前項の発注は、10箱単位で行うことができるものとする。 3 文書保存箱は、発注の日から起算して7日以内に納品するものとする。 (料金) 第7条 2 本件業務に係る料金は、別表のとおりとする。 受注者は、本件業務に係る料金を毎月末日をもって締め切り、翌月5日 までに発注者に書面をもって請求するものとする。 3 発注者は、前項の規定により請求のあった料金及び消費税額を当該請求 のあった月の末日までに受注者に支払うものとする。 (契約保証金) 第8条 契約保証金は、免除する。 (善管注意義務) 第9条 受注者は、本件業務に係る文書を善良な管理者の注意をもって管理 しなければならない。 2 受注者は、本件業務中に本件業務に係る文書に異常を発見した場合には、 直ちに発注者に連絡しなければならない。 (再委託の禁止) 第10条 受注者は、本件業務を自ら行うものとし、本件業務の全部又は一 部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。 (火災保険) 第11条 受注者は、本件業務に係る保管文書について、文書1箱当たり1 万円の火災保険を付するものとする。 (損害賠償) 第12条 本件業務に係る保管文書について、滅失、損傷等があった場合で その原因が受注者の故意又は重大な過失によるときは、受注者は、その損 害賠償責任を負担しなければならない。 2 前項の損害賠償責任の額は、前条に定める金額を限度とする。 (秘密保持等) 第13条 受注者は、本件業務において知り得た発注者の情報を第三者に漏 えいし、又は本件業務目的外に利用してはならない。 2 受注者は、別に定める個人情報特記事項を遵守しなければならない。 (調査等) 第14条 発注者は、必要に応じて、本件業務の処理状況について調査を行 い、又は受注者に報告を求めることができる。 (料金の改定) 第15条 別表に定める料金は、この契約締結後において、市場価格に著し い変動があった場合等は、発注者及び受注者が協議の上で変更を行うこと ができるものとする。 (契約の解除) 第16条 発注者は、受注者がこの契約に違反し、本件業務の遂行が困難で あると認めるときは、この契約を解除することができる。 2 前項に掲げる場合のほか、発注者は、本契約期間中に本契約を解除しよ うとするときは、契約解除予定日の3月前までに書面により受注者に通知 するものとする。 (疑義の決定) 第17条 この契約又はこの契約に定めのない事項について疑義を生じたと きは、発注者及び受注者が協議の上で決定するものとする。 この契約の成立を証するため、本書2通を作成し、発注者、受注者記名押 印の上、それぞれその1通を保有する。 平成29年 月 日 埼玉県北本市本町1丁目111番地 発 注 者 北本市 北本市長 受 注 者 現王園 孝 昭 別表 項目 単位 単価(円) 文書保管業務 1箱 月額 文書集荷業務 1回 20箱単位 文書配達業務 1回 20箱単位 緊急配達業務 1回 20箱単位 文書廃棄業務 1箱 文書保存箱販売業務 1箱 備考 1 消費税は、別に加算する。 2 新規入庫の場合において、保管する期間が1月に満たない場合は、 翌月より保管料金を計算する。 3 新規入庫に係る費用は、無料とする。 個人情報特記事項 (個人情報の取扱い) 第1条 受注者は、この契約による業務を処理するため発注者から貸与 された個人情報(この契約に基づき、処理又は取得した個人情報を含 む。以下「貸与された個人情報」という。)を取り扱うときは、受託 した業務の範囲内で個人情報の保護について必要な措置を講じなけれ ばならない。 2 受注者は、貸与された個人情報の記録媒体を厳重に保管し、安全に 搬送しなければならない。 (守秘義務) 第2条 受注者は、この契約による業務に関し知り得た個人情報を漏ら してはならない。この契約が終了し、又は解除された後も同様とする。 2 受注者は、受注者の従事者に前項の趣旨を周知徹底させなければな らない。 (目的外利用及び第三者への提供の禁止) 第3条 受注者は、この契約による業務を処理するため貸与された個人 情報を、本契約の目的の範囲を超えて利用し、又は第三者へ提供して はならない。 (再委託の禁止) 第4条 受注者は、発注者が承諾した場合を除き、個人情報の処理を自 ら行うこととし、第三者にその処理を再委託してはならない。 2 受注者は、個人情報の処理を第三者に再委託したときは、当該再委 託を受託した者が行う個人情報の処理を監督しなければならない。 (複写等の禁止) 第5条 受注者は、貸与された個人情報を、受託した業務の範囲を超え て複写し、加工し、又は複製してはならない。 (返還義務) 第6条 受注者は、貸与された個人情報を、委託業務が終了したとき、 又は発注者から返還要求があったときは、速やかに発注者に返還しな ければならない。 (事故報告書等) 第7条 受注者は、貸与された個人情報の内容が漏えいし、き損し又は 滅失した場合その他個人情報の保護に関し事故があった場合は、速や かに発注者に報告し、その指示に従わなければならない。 2 発注者は、貸与された個人情報の保護に必要な限度において、受注 者に対し、必要な報告若しくは資料の提出を求め、又はその職員に受 注者の事務所に立ち入り、必要な調査をさせることができる。 (条例の周知) 第8条 受注者は、受注者の従事者に北本市個人情報保護条例(平成3 年北本市条例第42号)の規定を周知徹底させなければならない。 (契約解除及び損害賠償) 第9条 発注者は、受注者が前各条に定める個人情報の保護措置に違反 したときは、発注者受注者協議の上、この契約を解除することができ るものとする。 2 受注者は、貸与された個人情報を漏えいし、き損し、又は滅失した とき若しくは、不正な目的に使用したときは、相当因果関係の範囲に ある発注者の損害を賠償する責を負うものとする。
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