さかた耳鼻咽喉科様

診 療 所 向け電子カルテサ ービス
Biz ひかりクラウド
耳鼻咽喉科
さかた耳鼻咽喉科
様
紙のカルテの良さを活かしたペン操作と入力支援で
診療に専念できる環境を確保
診療所向け電子カルテサービス「Bizひかりクラウド Future Clinic 21 ワープ」
課題
・患者数が非常に多くカルテ
記入時間を短縮したかった。
・運用の手間をかけず、診療に
専念できる環境が必要だった。
● 患者さんとしっかり向き合える医療の実現
解決
● 迅速な事務処理による患者さんの待ち時間解消
● 緊急時の医療継続・データ保全環境の確保
選定のポイント
熊本県上益城郡嘉島町にある、
さかた耳鼻咽喉科は、
地域住民の
ペン入力
の操作性
シェーマや定型文のスタンプ入力など、
紙のカルテの良さを活かした
ペン入力の優れた操作性
信頼も厚く、
日々、大勢の患者さんが来院します。
そこでカルテ記入
時間の短縮に向けて、NTT東日本の診療所向け電子カルテサー
ビス
「Bizひかりクラウド Future Clinic 21ワープ」
(以下、
FC21ワー
プ)
の導入を決定。
さらに診療室にシュライバー
(クラーク)
を2人配
置して、
FC21ワープの手軽さや運用のしやすさを活かした迅速
運用性
システム連携による省力化や
シュライバー導入に適した運用性
かつ正確な診療が行える環境を整備しました。
同院ではFC21ワープを導入したことで、
シェーマ画像への症状の
記入や日医標準レセプトソフト「ORCA」との連携によりカルテ
記入時間を大幅に短縮しつつ、患者さん本位の医療が実現して
います。
なお、2016年4月の熊本地震では、電力の復旧した地震発
信頼性
生の翌日から、FC21ワープを用いた診療を再開。患者さんの大切
大切なカルテ情報を安全に守る
Bizひかりクラウド基盤の信頼性
な電子カルテデータはNTT東日本のBizひかりクラウド基盤に
バックアップされており、
大きな安心につながるとともに、
オフライン
運用が可能で、災害発生時も医療継続を果たすことができました。
処置室
電子カルテ
データ
最新の
アプリケーション
ソフト
最新の
マスターデータ
データ
センター
クラウド
基盤
医師用
FC21ワープ
端末
FC21ワープ
端末
シュライバー(クラーク)用
FC21ワープ
端末
FC21ワープ
端末
診療室
ルーター
連携
ヘルプ
デスク
電子カルテ
データ保存装置
(自動バックアップ)
FC21ワープ
端末
日医標準レセプトソフト
※
端末
(ORCA)
受付
※ 日医標準レセプトソフト
(ORCA)とは日本医師会が開発し、推進する医事会計ソフトウェアのことです。
耳鼻咽喉科 におすすめ!
ペン操作と入力支援で
カルテ記入時間を
大幅に短縮
ここがポイント!
● 呼び出したシェーマ画像にタッチペンで描写が可能
● 入力の迅速化が図れるスタンプ入力など豊富な機能
● シュライバーも手軽に操作できる、優れた操作性
さかた耳鼻咽喉科
院長
坂田 淳一 氏
--- 電子カルテを導入した経緯をお聞かせください。
耳鼻咽喉科は1日に来院する患者さんの数が非常に多く、
しかも
シェーマ画像に症状を図解で詳しく記入
患者さんの耳や鼻を診て病状をきめ細かに観察することが不可欠
で、診療時間が長くなる傾向にあります。
そこで、患者さんと向き合う
テ記入をアシストできるなど、大勢の患者さんを診療するのに欠かせ
時間は充分に確保しつつ、
カルテ記入時間の短縮や受付から会計ま
ない役割を果たしています。
でのスピードアップをめざして電子カルテの導入を検討しました。
なお、
私自身は患者さんにかかりきりとなることから、
キーボードではなくタッ
--- 熊本地震では、どのような対応をされましたか。
チペン操作で入力できることが必須であり、入力を支援するシュライ
当院は被害の大きかった益城郡に位置しており、
被災したスタッフ
バーも手軽に操作できることが決め手となり、FC21ワープが最適との
もいたことから、
電力が復旧した地震発生翌日から、
通常の半分の時
選択に至りました。
間で診療を再開しました。院内の設備もさることながら、
患者さんの大
切なカルテ情報をNTT東日本のBizひかりクラウド基盤にバックアップ
---使い勝手について、詳しくお聞きかせください。
していたことで、
カルテ消失を防ぐことができました。通信インフラがダ
タッチペンによる手書き入力はとても快適で、診療の妨げにならな
ウンしてもオフラインで運用でき、復旧後は直ちに自動で同期が行わ
いカルテ記入が実現しています。毎日の診療で頻繁に利用する鼻や
れるなど、
状況に応じた運用で医療継続が果たせることはFC21ワー
耳のシェーマ画像を事前に登録しておくことで、
パレット一覧から直ち
プの大きなメリットであることを今回の地震で実感できました。
に呼び出し、
口内の腫れなどの症状をタッチペンで詳細に描写するこ
とができます。紙のカルテを上回る操作性により、走り書きの指示も定
--- 導入に対する感想や今後の展望をお聞かせください。
型文のスタンプ入力で読みやすくなりました。
また、
日医標準レセプトソ
FC21ワープの導入に際して、構築ベンダーである株式会社情報
フト
「ORCA」
とのデータ連携により、受付の事務処理の効率化につ
システムサービスの協力を得て、
シェーマ画像や定型文の登録作業
ながり、患者さんの待ち時間短縮、医療の質の向上が両立できるよう
を手軽に済ませることができました。
カルテ記入時間をさらに短縮した
になりました。
い私たちの要望に対して、
シュライバー2人体制による電子カルテの
運用を可能にするなど、
FC21ワープを安心して導入することができま
--- 耳鼻科医としてのFC21ワープの評価をお聞かせください。
した。NTT東日本には今後も構築ベンダーと連携したサポートに期待
耳鼻咽喉科の場合、
タッチペンによる手書き入力は必須であり、
するとともに、
さらなる迅速化を可能にする機能拡充などを通じて、
医
シェーマ画像の手軽なパレット入力も含めて、
FC21ワープは最適な電
療の質の向上に寄与することを願っています。
子カルテといえるでしょう。医師が診療に専念できる環境を確保する
さかた耳鼻咽喉科の概要
には、
カルテ入力をサポートするシュライバーの存在が不可欠であり、
米国ハーバード大学小児病院で
当院では診療中の患者さんに加えて診療前後のカルテ入力をサ
の勤務など、国内外での豊富な
ポートするシュライバー2人
診療経験を経て、2004 年に熊本
体制をとっています。その
県上益城郡嘉島町に開業。同じ
施設で開業する、のぐち皮ふ科の
点、FC21ワープであれば
野口博光医師とも緊密に連携し、
医学の専門知識を持たず
お問合せ先
地元に密着した
「かかりつけ医」
ICTに不慣れなスタッフで
として、地域住民の健康を守るべ
もすぐに使いこなしてカル
く尽力している。
NTT東日本 ビジネス&オフィス営業推進本部
詳しくはWEBで
NTT東日本 FC21
※文中記載の会社名および製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※文中記載のお客さまの組織名、所属、肩書き、取材内容等については、2016 年 7 月時点(インタビュー時)のものです。
K16-1840【1612-1712】