NEW PRODUCT 3300 XL セラミックキャップ付きセンサ Fritz Schweigert Commercialization Manager, Bently Nevada™ Asset Condition Monitoring GE Energy [email protected] 長年、ベントリー・ネバダの非接触型センサは、厳し 新しい 3300XL セラミックキャップ付き い環境下における機械振動及び位置計測にご利用いた センサは、無水アンモニアなどの腐食 だいております。弊社の標準センサは、ほとんどのア 性環境で使用される機械に対し特別に プリケーションで要求される圧力、温度、化学物質に 設計されたセンサです。 対する耐性を考慮した設計なっていますが、時々、特 別なセンサ材質が必要な高圧や高 pH 環境での使用が 求められる場合があります。例えば、無水アンモニア を取扱う機械などが設置されているような環境です。 このようなアプリケーションにお勧めなのが、プロー ブ先端を保護するアルミナ製キャップと 304 ステンレ ス製プローブ ケースにより耐久性を大きく向上させ た非接触型センサです。これらの材質はこのような厳 しい環境下でも非常に優れた性能を発揮します。セラ ミック キャップが、使用される腐食環境からセンサ の内部構造を安全に保護することがヘリウム漏れ試験 このセンサのリニアレンジは 1.52mm(60mil) であり、 により確認されています。 電気的特性は 3300 5mm センサと同じです。3300XL セラミックキャップには 2 種類の形式があります。1 つは、プローブ前部のセラミックと金属部分の接続部 のみをシールする方法です。軸受ハウジングや物理的 なボックス等、腐食環境とは隔離された環境下にプ ローブ本体をネジ止めする場合に適します。もう 1 つ は、プローブ前部と後部 ( プローブケースとケーブル が接続する部分 ) の両方をシールする方法です。腐食 Proximitor® センサ及び延長ケーブルとの互換性があ ります。しかし、セラミック キャップによりリニア レンジが制限されているため、プローブ先端がシャフ トに接触しないようにギャップ調整には特に気を付け る必要があります。また、セラミックキャップ付きセ ンサの OK リミットは、標準の 3300 5mm センサの OK リミットとは異なるため、モニタの調整が必要な 場合があります。 物質がプローブ前部または後部から浸入する可能性の ある環境で、センサ全体と接続ケーブル全体、または この新しいセンサについての詳細は、最寄りのベント 一部が暴露される場合に適します。この 2 つ目の方法 リー・ネバダのセールス担当者にお問い合わせくださ でセンサを簡単にシールするには、まず、センサの取 い。また、こちらのサイト www.gepower.com/o&c/bently 付けやギャップ調整を保護チューブをずらした状態で 及び、弊社ホームページの検索ページでデータシート 実施し、その後、保護チューブを戻して締め付けるよ 番号「172932」を入力、検索して頂くことで、データ うにします。 シートを入手していただけます。 GE エナジー・ジャパン株式会社 〒107-6111 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル 電話:03-5544-3870 (代表) E-mail: [email protected] 本稿は、ORBIT magazine, Vol. 25 No. 3, 2005 P25の翻訳文です。
© Copyright 2024 ExpyDoc