宜野湾市市民課窓口業務外部委託事業 公募型プロポーザル実施要領

宜野湾市市民課窓口業務外部委託事業
公募型プロポーザル実施要領
平
成
2 9 年
1
月
宜野湾市市民経済部市民課
1
目的
本実施要領は、平成26年度より市民課窓口業務の一部を専門的知識・技術・経験を
有する民間事業者に委託している本市において、市民サービスの更なる向上と、より
効率的な行政運営を行うため、次期受託者を公募型プロポーザル方式により公募・選
定するために必要な手続き等を定めるものである。
2 事業の概要
(1)事業名
宜野湾市市民課窓口業務外部委託事業
(2)業務内容
別紙「宜野湾市市民課窓口業務外部委託仕様書」のとおり
(3)委託契約期間
平成29年10月1日~平成32年9月30日(3か年)
3 提案上限額
各年度の提案上限額は以下のとおりとする。
(1)提案上限額 (消費税及び地方消費税を含む。)
平成29年10月1日~平成30年3月31日
38,880千円
平成30年4月1日~平成31年3月31日
77,760千円
平成31年4月1日~平成32年3月31日
77,760千円
平成32年4月1日~平成32年9月30日
38,880千円
合計 233,280千円
※ 金額は契約額や予定価格を示すものではなく、事業の最大規模を示すための
提案上限額である。
(2)消費税及び地方消費税について
金額にかかる消費税及び地方消費税の税率は8%として算出すること。なお、
受託期間中に税率の変更があった場合は市と協議のうえ調整を行う。
4 問い合わせ先・応募書類等の提出先
宜野湾市 市民経済部 市民課(担当:伊波)
〒901-2710 沖縄県宜野湾市野嵩一丁目1番1号
電 話:098-893-4411 (内線184)
FAX:098-893-4412
E-mail:[email protected]
-1-
5 参加資格
本プロポーザルに参加できる者は、次に掲げる事項をすべて満たす者とする。
複数の事業者(共同企業体)による共同提案も可とするが、すべての構成員が参加資
格を満たすこと。
(1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこ
と。
(2)本契約の契約候補者決定の日前6か月以内に手形又は小切手の不渡りがない
こと及び手形交換所による取引停止処分を受けた者にあっては、当該処分の日
から2年を経過していること。
(3)応募書類の提出時点において、本市の指名競争入札の指名停止等の措置を受
けていない者であること。
(4)会社更生法(平成14年法律第154号)第17条の規定に基づく更正手続開始の申
立て、民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定に基づく再生手続開始
の申立て、破産法(平成16年法律第75号)に基づく破産手続開始の申立てをし
ている者でないこと。
(5)宜野湾市暴力団排除条例(平成23年宜野湾市条例第14号)第2条に規定する暴
力団及び暴力団員でないこと。
(6)納税義務者にあっては、国税及び地方税に滞納がないこと。
(7)法人又は複数の法人からなる共同企業体であること。
(8)沖縄県内に本社、支社又は営業所があること。共同企業体にあっては、構成
員のいずれかが沖縄県内に本社、支社又は営業所があること。
6
スケジュール(予定)
実施内容
実施期日
提案者の公募及び質問受付開始
平成29年1月12日(木)
質問受付締切
平成29年1月23日(月)
提案者の参加申込み締切
平成29年1月26日(木)
提案書等の提出締切
平成29年2月2日(木)
プレゼンテーション及びヒアリング
平成29年2月17日(金)
候補者決定及び選定結果通知
平成29年2月下旬
契約締結
平成29年3月下旬
-2-
7
提出書類等
(1)提出書類
①企画提案書(任意様式:「11 企画提案書の作成」参照)
②参加申請書兼誓約書【様式1】
③財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書等)
※直近2年分とする。
④定款の写し
⑤納税証明書(平成 27 年度に国税及び地方税の滞納がない証明)
⑥登記事項証明書(履歴事項証明書)
⑦印鑑登録証明書
⑧共同企業体結成届出書【様式2】(共同企業体のみ提出)
⑨共同企業体協定書【様式3】(共同企業体のみ提出)
(2)提出部数
正本1部、副本 13 部
8 提出書類の提出期間等
(1)提出期間
・参加申請書兼誓約書【様式1】:平成29年1月12日(木)~1月26日(木)
・上記以外の書類
:平成29年1月12日(木)~2月2日(木)
(2)提出方法
持参又は郵送(郵送の場合、上記提出期間内必着とする。持参の場合は、本市
開庁時間の間に持参すること。)
(3)辞退
参加申請後に本プロポーザルの参加を辞退する場合、その旨を書面(任意様式)
により提出すること。
9
本プロポーザルに関する質問、回答方法等
本プロポーザルに関する質問は、提出書類等の作成に係る質問に限るものとし、
評価及び審査に係る質問は一切受け付けない。
(1) 提出期限
平成29年1月12日(木)~平成29年1月23日(月)
(2) 提出方法
質問書【様式4】により、ファックス又は電子メールでの提出とする。
電話及び直接来庁による質問は応じない。
(3) 回答方法
提出された質問に対する回答は、質問を受けた日の翌日から4日以内(土、日、
祝祭日は含まない。)に質問者へファックス又は電子メールにて回答する。なお、
提出された質問及び回答は、平成29年1月27日以降に全ての提案者に提供する。
-3-
10 プレゼンテーションの実施
企画提案書の内容について、以下のとおりプレゼンテーションを実施する。
(1)日時
平成 29 年2月 17 日(金)
※詳細については参加申請書兼誓約書の提出期限後に連絡する。
(2)場所
宜野湾市消防本部 2F 消防講堂 (宜野湾市字野嵩 677 番地)
(3)出席者
3名以内
(4)提案時間
企画提案書の内容について1者あたり説明 20 分、質疑 20 分の 40 分程度を予定。
(5)その他
提案の説明は、企画提案書の内容を逸脱しないものとし、企画提案書以外の資
料配布等は一切認めない。
11 企画提案書の作成
基本的事項
(1)作成様式
日本工業規格A4横書きとし、長辺2箇所をとじる。ただし、図表等について
は必要に応じA3折り込みは可とする。
(2)字体等
文字サイズは12ポイントを標準とする。
(3)ページ数
100ページ以内(表紙、目次は含まない。)
(4)構成
別表1の項目順に沿って作成し、目次及びページ番号(右下)及び見出しを付
すこと。
-4-
別表1
大項目
小項目
(1)会社概要
記載内容
・会社名、代表者名、所在地、設立年月日、
従業員数、資本金のほか、会社概要を簡潔
に記述すること。
・過去3年間において他自治体での同種業
務(別添「宜野湾市市民課窓口業務外部委
1.会社の
託仕様書 4.委託業務内容」のうち、7
概要、実績
(2)同種業務の受託実 割以上が包含される業務)の実績があれば
新しいものから順に、業務名、契約額、契
績
約期間、業務内容、発注者を記述すること。
なお、労働者派遣契約によるものは実績に
は含めないこと。
2.受託業 (1)受託業務実施に向
けたスケジュール
務実施ま
でのプロ
(2)業務従事者への教
セス
育体制と手法
(注1)
・受託業務開始前までのスケジュールにつ
いて、詳細な計画を記述すること。
・業務従事者への研修計画、研修内容等に
ついて、本市と受託業者の役割を明確にし
て記述すること。
・現場責任者を中心とした本市との連絡調
(1)業務従事者の配置 整、組織的なバックアップ体制、繁閑期も
考慮した人員配置、欠員が生じた際の対応
と組織体制
等について記述すること。
・更なる市民サービス向上の取組み(待ち
(2)市民サービス向上
時間短縮、接客技術の向上等)の考え方に
への取組み
ついて記述すること。
3.受託業 (3)苦情や業務トラブ ・苦情やトラブル(システム障害、自然災
務の実施
ル時の対応と連絡 害、情報漏えい等)発生時における対処方
法について記述すること。
体制
体制
・偽装請負と判断されないための取組みに
ついて記述すること。
・適正に業務を請け負うために使用する手
(4)適正な業務請負へ
法については別添「宜野湾市市民課窓口業
の取組み
務外部委託仕様書 4.委託業務内容 別
表1」より住民票の写しの交付に関する業
務を一例とし、例示すること。
-5-
(5)業務品質の確保
・受託業務開始後、業務品質を維持・向上
するための考え方(業務従事者への研修、
ミスの原因究明・事前防止策・再発防止策・
数値目標等)について記述すること。
・業務品質について、客観的に把握できる
手法について記述すること。
・今後の法改正、関係省庁から発せられる
(6)法律等の改正時の
通達等について、対応手法や他自治体での
対応
対応実績等について記述すること。
(1)業務従事者の雇用 ・業務従事者の採用方針、雇用形態、福利
条件
厚生等について記述すること。
4.業務従
事者の雇
・業務従事者の継続的な雇用の考え方及び
用につい
継続雇用に寄与する取組み(正社員登用制
(2)安定雇用への配慮
て
度、昇給、手当、メンタルケア体制等)に
ついて記述すること。
・個人情報の取扱いについての考え方、対
5.個人情
策について記述すること。(特定個人情報
(1)個人情報保護、特
保護・特
については、特出しのうえ記述すること。)
定個人情報保護に
定個人情
・プライバシーマーク、ISO27001
対する安全管理措
報保護に
その他、これらと同等の個人情報保護及び
置について
ついて
セキュリティマネジメントシステムの認証
を受けていればここに記載すること。
6.提案額 (1)提案額
・見積書の作成にあたっては、適宜内訳書
を別途設けるなどし、詳細が把握できるよ
うにすること。
(注1)「2.受託業務実施までのプロセス」については、契約締結日を平成29年
3月31日と仮定し、委託開始日までの取組み内容を記述すること。
-6-
12 選定方法
(1) 宜野湾市市民課窓口業務外部委託業者選定委員会(以下、「選定委員会」とい
う。)において、企画提案書等及びプレゼンテーションの内容を総合的に審査し、
提案者の中から候補者及び次点候補者を選定する。
(2) 選定委員会の審査にあたっては各委員が、次の表の評価項目ごとにそれぞれ
同表の右欄に掲げる配点を満点として評価する。
配点
評価項目
評価事項
(200点)
(1)会社概要
1.会社の概要、実績
20
(2)同種業務の受託実績
(1)受託業務実施に向けたスケジュ
2.受託業務実施までのプロ
ール
セス
(2)業務従事者への教育体制と手法
30
(1)業務従事者の配置と組織体制
(2)市民サービス向上への取組み
(3)苦情や業務トラブル時の対応と
連絡体制
3.受託業務の実施体制
80
(4)適正な業務請負への取組み
(5)業務品質の確保
(6)法律等の改正時の対応
(1)業務従事者の雇用条件
4.業務従事者の雇用につい
て
20
(2)安定雇用への配慮
5.個人情報保護・特定個人 (1)個人情報保護、特定個人情報保
護に対する安全管理措置について
情報保護について
30
6.提案額
20
(1)提案額
(3)評価事項に関する評価基準は公表しない。
(4)選定結果は、宜野湾市ホームページ等にて掲載するとともに別途提案者に選定
結果を通知する。なお、選定結果については審査点数等の詳細は公表しない。
-7-
13
契約の締結
「12 選定方法」の選定方法により候補者として選定された提案者と契約交渉を
行う。契約交渉が不調の時は、次点候補者と契約締結の交渉を行う。
14 委託料
(1)受託者から履行月分の業務完了報告に基づき、市は所定の検査を行う。当該
検査の合格をもって当該履行月分の請求を行うことができる。
(2)委託料については、平成29年10月1日からの委託開始をもって発生するもの
とし、契約締結時から業務の委託開始までの間について委託料は発生しない。
15 失格事項
次の各号のいずれかに該当する場合は失格とする。
(1)契約締結日までに「5 参加資格」の参加資格を満たせなくなったとき。
(2)公募開始日から候補者決定の日までに、本公募に関し、選定委員会委員に対
して個別に接触又は接触を求めたとき。
(3)提出書類に虚偽の記載をしたとき。
(4)提出期限までに提出書類の提出がなかったとき。
(5)「3 提案上限額」の提案上限額を超えた提案がなされたとき。
(6)談合その他選定結果に影響を及ぼす不正行為があったとき。
16 留意事項
(1)本プロポーザルに要する一切の費用は、提案者の負担とする。
(2)受理した提出書類については、一切返却しない。
(3)提出書類は、それぞれの提出期限までは内容の変更等を行うことができる。
ただし、内容の変更等を行う場合は、提出期限までに変更後の書類を改めて提
出すること。
(4)提出書類は、審査目的以外には提案者に無断で使用しない。
(5)市が提供する資料・情報は、応募に係る検討目的以外での使用及び複製を禁
止する。また、検討目的であっても、市の承諾を得ることなく第三者に提供し
てはならない。なお、資料について返却を求められた場合、速やかに返却する
こと。
(6)選定委員会の会議は非公開とする。
(7)選定結果についての異議等は一切受け付けない。
-8-