平成 29 年 1 月 13 日 J R A 報 道 室 お 知 ら せ 裁定委員会の開催について 平成28年12月29日(木)に大井競馬場で実施された第15回大井競馬第 4日第10競走〔第62回東京大賞典〕に出走した「アポロケンタッキー」 (栗 東トレーニング・センター 山内研二厩舎)の検体を理化学検査した結果、規制 薬物である消炎鎮痛剤「デキサメタゾン」が検出され、このことについて本会に おいて第 1 回裁定委員会を開催しました。 今後の手続きにつきましては、調教師山内研二に弁明の機会を付与し、第 2 回 裁定委員会において当該弁明書の内容を精査したうえで最終的な処分が決定さ れます。 なお、処分の内容等については第 2 回裁定委員会終了後に発表いたします。 【参考 日本中央競馬会競馬施行規程(抜粋)】 第148条 競馬開催期間内において発生した事由に関する30日以内の調教、騎乗又は馬の出 走の停止並びに過怠金の賦課及び戒告の処分は、次項に規定する事項に係る処分を除き、 裁決委員が行う。 2 裁決委員は、競馬開催期間内において発生した事由に関し競馬関与の禁止若しくは停止 又は30日を超える調教、騎乗若しくは馬の出走の停止の処分を行う必要があると認めた事 項その他特に必要と認めた事項については、取調書類に意見を付して裁定委員会に送付し なければならない。 3 前項に規定する事項に関する処分及び競馬開催期間外において発生した事由に関する 処分は、裁定委員会が行う。 4 裁決委員は、必要があると認めるときは、裁定委員会の議定すべき事項の関係者に対し、 その議定のあるまで、馬の調教、騎乗若しくは馬の出走を停止し、又はその議定のあるま で、その者に係る賞状、賞品若しくは賞金の授与若しくは支払を停止することができる。 ■規制薬物とは 規制薬物は、競馬法に定められた「禁止薬物」とは異なり、競走能力への影響 はなく事後失格の対象とはなりません。おもに治療を目的に施用される薬であ り、馬の福祉および事故防止の観点から、使用は規制されています。
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