私たちは『秘密』の壁にどう向き合うか ~秘密保護法と

イベント
「私たちは『秘密』の壁にどう向き合うか
~秘密保護法と共謀罪がある日本社会を考える~」のご案内
特定秘密保護法が施行されて2年。この間、日本政府は加速度的に他国の戦争に巻き込ま
れる方向に舵を切っている。特定秘密は増加の一途、既にわたしたちは知らないうちに生活
のどこかで特定秘密と関わりを持ってしまっているのかもしれない。それすらわからなくさ
せているのが秘密保護法である。
そして、三度の廃案にもかかわらず、今また政府が成立を目論んでいる共謀罪である。
「テ
ロ等組織犯罪準備罪」と罪名を変えているが、人と人の会話、人の思想信条の吐露が「共謀」
という犯罪になる恐れがある。
警察・検察が「秘密保護法違反」、
「共謀あり」と判断すれば、捜査の対象になって逮捕・
勾留され、起訴されなくても被害は甚大である。
立憲主義・民主主義を支える思想信条の自由、言論表現の自由、生命身体の自由、プライ
バシーを侵害する秘密保護法・共謀罪・盗聴法・安保法制・マイナンバー法等々は、憲法を
破壊し民主主義・基本的人権の保障・平和主義を空洞化させてゆくものである。
本シンポジウムでは、日本の報道の現状に危機感を抱き、報道の政府広報化に警鐘を鳴ら
し、国民とともに権力を監視する責務を負う本来の第4権力として活動されているジャーナ
リストをお招きして、日本のマスコミ報道の現状や調査報道の舞台裏をお聞きし、政府の圧
力や情報操作に屈することなく、秘密保護法・共謀罪・盗聴法・安保法制・マイナンバー法
等々のもとで、情報を市民の手に取り戻す方策について考えたい。
記
1:日時
2017年2月20日(月)午後6時~
2:場所
弁護士会館2階講堂クレオA
3:内容
(1)問題提起
出口
かおり(東京弁護士会秘密保護法対策本部事務局長)
(2)トークセッション
ゲスト:高田
石井
昌幸氏(高知新聞記者)
暁氏(共同通信編集委員)
コーディネーター:清水
4:主催
勉(東京弁護士会秘密保護法対策本部委員)
東京弁護士会
以上
担当委員会
問い合わせ先
東京弁護士会
東京弁護士会
秘密保護法対策本部・共謀罪法案対策協議会
人権課
TEL:03-3581-2205
- 12 -