4 意見の内容と本市の考え方 提出された意見 左に対する市の考え方 1

4 意見の内容と本市の考え方
No
提出された意見
左に対する市の考え方
1
保育士が常勤雇用以外で就
労時間が1週あたり 15 時間
以上 20 時間未満の場合に3
点加点でも計8点にしかな
りません。常勤雇用と同じ9
点となるように加点を4点
にしてほしい。
今回の加点に当たっては、1日あたり4時間就労(1週
あたり 20 時間)の保育士(指数:6)が、1日あたり8時
間(フルタイム1週あたり 40 時間)就労の保育士以外の方
(指数:9)と同指数となるよう、保育士・保育教諭の加
点を3点と設定しております。
ご意見のとおり加点を4点とした場合には、1日あたり
8時間(フルタイム)就労の方の指数を上回ることになり、
1日当たり3時間就労(1 週あたり 15 時間)でもフルタイ
ム就労と同点となります。
待機児童解消に向けて保育の担い手の確保を目的として
設定する加点項目ではありますが、あまりにも就労時間が
短い保育士が、フルタイム就労の方より優先されることが
ないよう行いました保育士・保育教諭の加点ですので、改
正案のとおり3点加点することにより対応させていただき
ます。
2
移住世帯やひとり親家庭の
ご意見のとおり、単身赴任世帯については 1 人で育児や
加点があるのなら単身赴任 家事をこなすなど、精神的・肉体的負担は大きくなると考
世帯の加点も必要である。
えておりますが、祖父母の有無等、個々に世帯の状況が異
なることから、これまでは調整項目の「世帯等の特殊事情
(その他)」により加点をすることで配慮してまいりまし
た。
しかしながら、単身赴任世帯の加点につきましては、今
回のご意見のほか、これまでにも同様なご意見が寄せられ
ており、「加点の見える化」が必要と判断しました。
このため、今回の改正により「利用調整基準」指数に単
身赴任世帯等の加点(1点)を設けたうえで、同点の場合
には、世帯の状況に応じて、調整項目の「世帯の特殊事情
(その他)
」によりさらに加点することと判断しました。
この加点に当たっては、ひとり親家庭の加点(12点)
が、正規就労の配偶者がいると仮定(9点)したうえで、
さらに3点を上乗せしていることを踏まえ、この3点を基
準にして決定したものです。