新高岡駅利用促進策におけるこれまでの「取組み効果」と これからの

市長記者会見資料
平 成 29 年 1 月 5 日
新高岡駅利用促進TF
新高岡駅利用促進策におけるこれまでの「取組み効果」と
これからの「取組み方針」について
昨年 11 月に設置した「新高岡駅利用促進タスクフォース」において、若手職員による「チ
ーム新高岡」を設置。これまでの事業・活動実績を取りまとめた結果について報告すると
ともに、それらを踏まえた更なる新高岡駅の利用促進策への取組みを通じた「臨時かがや
き」の停車や増便、将来の「かがやき定期化」にむけ、新たな方針のもと取組んでいきま
す。
1 これまでの取組み効果
(1)平成 28 年度に取り組んだ主な施策の実績
H28 年度
H27 年度
差引(増減率)
1,192 枚
[H28.7~11]
―
+1,192 枚
121,559 人
[H28.1-6]
120,282 人
[H27.1-6]
+1,277 人
[+1.1%]
3,510 人
[H28.7.1-12.4]
3,369 人
[H27.4-H28.3]
+141 人
11 件
[H28.7-11]
7件
[H27.4-H28.3]
団体旅行助成事業
3,123 人
[H28.7-11]
―
臨時便利用促進旅行商品
380 人
[H28.7-11]
271 人
[H27.7-11]
+109 人
―
+約 800 人
延べ 50 月
(延べ 1500 人)
(H27.4-H28.3)
+35 月
(+1,050 人)
【誘客】
富山おトクーポンの
利用枚数
市内宿泊者数
団体旅行誘致促進事業
その他旅行企画商品
造成件数
※5 か月間で前年超え
+4 件
※5 か月間で前年超え
【送客】
9.3 かがやき一斉乗車の日
約 800 人
(うち、臨時便利用促進
+3,123 人
旅行商品利用者 137 人)
通学定期券購入補助
延べ 85 月
(延べ 2,550 人)
[H28.4-11]
※8 か月間で前年超え
通勤定期券購入助成
延べ 64 月
(延べ 1,920 人)
[H28.4-11]
―
+64 月
(+1,920 人)
修学旅行による利用
約 2,300 人
―
+約 2,300 人
県外居住者向け予約駐車場
276 台
[H28.6-11]
―
+276 台
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(2)今年度中(H29.3 まで)に取り組む主な利用促進策
①冬の誘客対策(12 月補正対応分)
1~3月の期間中、7社の企画商品で、約 2600 名の利用を見込む。
②市民会議における送客対策
・2 月 28 日まで団体利用助成事業の支援期間を延長し、約 800 名の利用を見込む。
・12 月~2 月の期間中、2 社の企画商品で、約 300 名の利用を見込む。
③日本橋とやま館における連携中枢事業による県西部地域合同PR
開催期間
平成 29 年 1 月 7 日(土)~13 日(金)
開催概要
イベントメッセージ
「つながるとやま 富山WEST」
・ 「富山WEST」で統一装飾、砺波チューリップ内観装飾
・
交流展示エリア 「食」
「伝統芸能」「自然」3カテゴリーでPR
・ トヤマバー 富山WESTの逸品食材提供
・ イベント①「WEST茶会」(7~9日:各日2市の銘菓提供)※予約制
7日(土)氷見、砺波、8日(日)高岡、小矢部、9日(月)射水、南砺
・ イベント②「氷見寒ブリ解体ショー」(11 日:はま作)※予約制
・ イベント③「ホッケー女子日本代表小矢部出身
小野真由美選手トークショー」
(13 日)※予約制
※ 会場イメージ図は、別添「参考資料」のとおり
④金沢駅における観光PR
a.高岡市単独開催分
キービジュアル
開催日時
平成 29 年 2 月 3 日(金)
開催概要
・金沢から新幹線を利用した誘客PR
(ユネスコ無形文化遺産に認定された高岡御車山祭、古城公園
の桜などの紹介)
・行政、経済団体、施設、マスコミ等へ、
「チーム新高岡」によ
るキャラバン隊訪問
そ の 他
自由通路におけるデジタルサイネージを使用した広告掲載
(2/1~28)
b.県西部6市合同開催分
開催日時
平成 29 年 3 月 5 日(日)
開催概要
・6市の観光PR
(県西部地域の春のお祭り、チューリップフェアなど)
・各市観光大使、マスコットキャラクター等による来場記念品・
観光パンフレット等の配布
そ の 他
自由通路におけるデジタルサイネージを使用した広告掲載
(3/1~31)
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これからの取組み方針
昨年 11 月から観光交流課及び「チーム新高岡」が本市及び周辺地域に出向き、ホテル
や観光施設、旅行代理店等から観光ニーズやプロの声を集めたところ、地域ごとに旅行
者の特徴があることがわかりました。
本市では、新高岡駅利用促進策を進めるにあたり、これらの声を丁寧に把握し、本年
から下記の対応方針による効果的なアプローチを進めてまいります。
(1) 『チーム新高岡』が集めたプロの声
能 登 方 面:・金沢方面との往復利用者が多いと感じるが、同じ車窓を眺めるより、金
沢⇒和倉⇒高岡の一方通行のルートのほうが観光客に喜ばれる。
・新高岡駅は、能登の住民にとっても最寄り駅であり、「近くて便利」とい
うイメージを観光客にも積極的に伝えていただいている。
飛 騨 方 面:・高山市内の宿泊客は、白川郷を目指す方が多く、飛騨地域以外への移動
については、金沢や立山黒部の人気が多いと感じている様子。
・一方、富山・石川と高山市内との間の観光客の流動が育ってきている。
・金沢市内の宿泊客のうち金沢市外への観光地では白川郷の人気が高いと
感じる。
県西部地域:・宿泊施設の立地箇所によらず、高岡市内の観光地は人気がある。
・「世界遺産バス」、
「わくライナー」は、宿泊施設が沿線になくとも評価
が高い。
新 高 岡 駅:・立地環境、交通アクセスはよいが、世間の認知度が低い
・レンタカーはビジネス利用が中心。
(2) 地域ごとの対応方針
能登方面:金沢・能登・高岡のトライアングルルートの強化
⇒ 能登と高岡との旅客流動を増やす
飛騨方面:
『北陸の観光地』との連携の強化
⇒ 飛騨方面と高岡との観光客の流れを生むような仕掛けの検討
県西部:県西部地域が一体となり、観光地としての魅力向上を図る。
⇒ 連携中枢事業など6市による連携事業を軸に、観光地としてのイメ
ージ浸透と地域全体への観光客誘致を図る。
共通事項:・ユネスコ無形文化遺産への登録を活用した飛越能地域への観光イメージ
の強化
・ホテル等への情報収集及び情報発信による県西部地域全体の浸透力を
強化
※ この対応方針は、現在取組み中の事業に対する評価と取組み手法検討の指針とす
るとともに、平成 29 年度予算編成時における施策・事業の検討の柱となります。
担当:新高岡駅利用促進タスクフォース
(内線)2336 (直通)0766-20-1226
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<参考資料>日本橋とやま館6市イベント(H29.1.7-13)の会場イメージ図
〈内観〉
〈外観〉
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