資料1 平成 28 年度地域包括支援センター運営業務の評価について 1 根拠 ○介護保険法 (地域包括支援センター) 第115条の46 4 地域包括支援センターの設置者は,自らその実施する事業の質の評価を行うことその他の措 置を講ずることにより,その実施する事業の質の向上に努めなければならない。 9 市町村は,定期的に,地域包括支援センターにおける事業の実施状況について,点検を行う よう努めるとともに,必要があると認めるときは,次条第1項の方針の変更その他の必要な措 置を講ずるよう努めなければならない。 ○地域包括支援センターの設置運営について(厚生労働省通知) 3 市町村の責務 (1) 設置 ④ 効果的なセンター運営の継続 ア 自己評価と市町村の定期的な点検 今後,市町村を中心とした地域包括ケアシステムを構築していくに当たっては,地域 の住民にとってワンストップの相談窓口機能を果たすセンターの運営が安定的・継続的 に行われていくことが重要となる。そのためには,まずはセンター自らがその取組を振 り返るとともに,設置者である市町村がセンターの運営や活動に対する点検や評価を定 期的に行っていくことが重要であることから,その実施に努めることとされている。 (法 第115 条の46 第4項,法第115 条の46 第9項) 具体的には,市町村が事務局となって設置する地域包括支援センター運営協議会(以 下「運営協議会」という。)と連携しつつ,②に掲げる市町村が定める運営方針を踏ま えた効果的,効率的な運営がなされているか等について,点検・評価を適切に行ってい くことで,公平性・中立性の確保や効果的な取組の充実を図るとともに,不十分な点に ついては改善に向けた取組を行っていくことで中長期的な観点からも一定の運営水準を 確保していくことが期待できる。 2 実施方法(平成24年度から評価を実施) 評価の流れ(PDCAサイクル) (Plan) (Action) 次 年 度 計 画 を 検 討 ( 包 括 ) 運営方針の提示(市) 事業計画の策定(包括) (Do) 業務の実施(包括) (Check) 評価の反映 自己評価(包括) 総合評価の実施(運協) 方針に対 する評価 実績の反映 年度末実績報告(包括) 計画に対 する評価 ※地域包括支援センターを一部「包括」と省略する。 1 3 平成28年度業務の評価について(案) (1)実施方法 自己評価表,ヒアリング及び総合評価については,平成27年度と同様の方法で実施する。 【平成27年度業務の評価方法】 (ア)自己評価表の見直し ・ 平成27年度に策定した旭川市地域包括支援センター運営方針に沿った評価項目に変更 し,方針に対しての取組状況を確認するための自己評価とした。 ・ 方針に対する取組状況の自己評価を行った上で,特記事項として重点的な取組,運営体 制おける課題を記載。次年度計画への反映,今後の展望を記載する様式とした。 (イ)ヒアリング 運営協議会委員及び包括を3グループに分け,グループごとに一堂に会して90分間の ヒアリングを実施した。 1G:4包括 委員5名 2G:3包括 委員5名 3G:4包括 委員5名 (ウ)総合評価 ヒアリング終了後に運営協議会委員による意見交換を実施し,ヒアリング内容及び意見 交換の内容から全包括共通評価及び包括ごとの個別評価を事務局が総合評価(案)として 作成。文書で各委員に総合評価内容の確認を行った。 (2)スケジュール 11月中に自己評価表を地域包括支援センターに配付。配付後のスケジュールについては 平成27年度と同時期に実施する。 平成28年度 平成27年度 10 月 地域包括支援センター月例会議に おいて評価の実施について説明 地域包括支援センター月例会議において 自己評価表の説明及び配付 11 月 運営協議会で承認後,自己評価表を 運営協議会において地域包括支援センタ 地域包括支援センターに配付 ーの4職種から活動状況について報告 12 月末日 各地域包括支援センターから自己評価表の提出 2 月上旬 運営協議会によるヒアリング及び総合評価の実施 3 月下旬 地域包括支援センターに総合評価を配付 4 月中旬 年度末実績報告書の提出 5 月中旬 事業計画書の提出 2 3
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