公害問題への対応、安全対策の推進

・日本万国博覧会開催(1970) ・オイルショック(1973) ・ドルショック(1971)
モータリゼーションの進展は、先進国に深刻な大気汚染をもたらし
た。
日本のメーカーはいち早く排出ガス規制値を達成し、高い技術力を
証明。自動車生産における後進国というハンディを乗り越え、評価
を高めていった。
しかし自動車工業にとって、よい条件ばかりは続かなかっ
た。1973年に起きた第一次オイルショックは、自動車の利用に大
きな影響を与えるとともに、不況を招き、乗用車の新車販売台数は
前年に比べて約23%も減少した。1975年には早くも日本経済はマ
イナス成長から脱したが、1979年には再び第二次オイルショッ
クに見まわれてしまう。度重なるオイルショックを教訓に、日本で
は低燃費車の開発に力が注がれていった。
大気汚染とともに問題視されていたのが、交通事故による死傷者の
増加である。衝撃吸収ボディ、エアバッグ、自動車装着式シートベ
ルトなど、新機構が次々と採用され、自動車の安全対策が進んで
いった。
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・日本万国博覧会開催(1970) ・オイルショック(1973) ・ドルショック(1971)
モータリゼーションの進展は、先進国に深刻な大気汚染をもたらし
た。
日本のメーカーはいち早く排出ガス規制値を達成し、高い技術力を
証明。自動車生産における後進国というハンディを乗り越え、評価
を高めていった。
しかし自動車工業にとって、よい条件ばかりは続かなかっ
た。1973年に起きた第一次オイルショックは、自動車の利用に大
きな影響を与えるとともに、不況を招き、乗用車の新車販売台数は
前年に比べて約23%も減少した。1975年には早くも日本経済はマ
イナス成長から脱したが、1979年には再び第二次オイルショッ
クに見まわれてしまう。度重なるオイルショックを教訓に、日本で
は低燃費車の開発に力が注がれていった。
大気汚染とともに問題視されていたのが、交通事故による死傷者の
増加である。衝撃吸収ボディ、エアバッグ、自動車装着式シートベ
ルトなど、新機構が次々と採用され、自動車の安全対策が進んで
いった。
1973年
1996年
本田技研工業が複合渦流調速燃料方式(CVCC)エンジンを開発する
三菱自動車工業が筒内噴射ガソリンエンジン(GDI)を開発する
・日本万国博覧会開催(1970) ・オイルショック(1973) ・ドルショック(1971)
モータリゼーションの進展は、先進国に深刻な大気汚染をもたらし
た。
日本のメーカーはいち早く排出ガス規制値を達成し、高い技術力を
証明。自動車生産における後進国というハンディを乗り越え、評価
を高めていった。
しかし自動車工業にとって、よい条件ばかりは続かなかっ
た。1973年に起きた第一次オイルショックは、自動車の利用に大
きな影響を与えるとともに、不況を招き、乗用車の新車販売台数は
前年に比べて約23%も減少した。1975年には早くも日本経済はマ
イナス成長から脱したが、1979年には再び第二次オイルショッ
クに見まわれてしまう。度重なるオイルショックを教訓に、日本で
は低燃費車の開発に力が注がれていった。
大気汚染とともに問題視されていたのが、交通事故による死傷者の
増加である。衝撃吸収ボディ、エアバッグ、自動車装着式シートベ
ルトなど、新機構が次々と採用され、自動車の安全対策が進んで
いった。
1973年
トヨタ自動車が2人乗りの実験安全車を開発する
・日本万国博覧会開催(1970) ・オイルショック(1973) ・ドルショック(1971)
モータリゼーションの進展は、先進国に深刻な大気汚染をもたらし
た。
日本のメーカーはいち早く排出ガス規制値を達成し、高い技術力を
証明。自動車生産における後進国というハンディを乗り越え、評価
を高めていった。
しかし自動車工業にとって、よい条件ばかりは続かなかっ
た。1973年に起きた第一次オイルショックは、自動車の利用に大
きな影響を与えるとともに、不況を招き、乗用車の新車販売台数は
前年に比べて約23%も減少した。1975年には早くも日本経済はマ
イナス成長から脱したが、1979年には再び第二次オイルショッ
クに見まわれてしまう。度重なるオイルショックを教訓に、日本で
は低燃費車の開発に力が注がれていった。
大気汚染とともに問題視されていたのが、交通事故による死傷者の
増加である。衝撃吸収ボディ、エアバッグ、自動車装着式シートベ
ルトなど、新機構が次々と採用され、自動車の安全対策が進んで
いった。
1966年
1970年
1970年
1973年
1978年
1979年
アメリカFMVSSが定められる
アメリカでマスキー法が議会に提出される
日米両政府により実験安全車開発の覚え書きが交換される
第1次オイルショックが起こる
日本で「53年排出ガス規制」がはじまる
第2次オイルショックが起こる