議事(2) 住民参加について • 住民参加について • アンケート案について(資料4) (2)住民参加について • 都市計画マスタープランを定めようとするときは、あらかじめ、住民の意見を反映させるために必要な措置を講ず るものとされています。(法第18条の2第2項) • このため、次の方法により住民意見を聴取し、マスタープランに反映します。 a)住民アンケート調査 • 総合戦略の市民アンケート結果を活用しつつ、都市計画の観点からこれを補完するための調査を実施します。対象年齢は 長期総合計画と整合を図ります。 ①調査対象:浅口市民 ②対象数:2,000人(18歳以上) ③抽出方法:住民基本台帳より無作為抽出 ④調査時期平成29年1月頃 ⑤調査方法:郵送配布・郵送回収 b)市民懇談会 • 浅口市都市計画マスタープランの改定過程において、市民とともに地域の課題や目指すべき将来像、地域の個性を明らか にし、共通理解を得ることを目的にワークショップ形式で市民懇談会を実施します。 ①対象者:鴨方、金光、寄島の地域ごとに、公募により約40名を選出 1地域あたり2グループとし、1グループあたり5~7人程度 ②回数:平成29年2月から6月にかけて 4回 実施 ③議題(予定):「都市計画ってなんだろう」、「地域のいいところ、改善するところは」、 「まちの将来像」、「取り組みにつ いて」 2 • c)パブリックコメント(意見公募手続き) 案をあらかじめ公示し、広く一般の意見を求めるため、実施を検討します。 ①対象者:浅口市民及び利害関係人 ②公示方法:市広報誌に掲載して実施の周知を図り、浅口市ホームページにも掲載します。 ③意見提出方法:持参、郵送又は電子メール • d)住民説明会等 案の周知、住民意見の聴取等を図るため、住民説明会等の実施を検討します。実施方法、時期等は今後 の策定状況に応じて検討します。 • e)その他 効果的な住民意見の反映を行うため、積極的な情報開示に努めます。 ①策定委員会審議資料等の公開 策定委員会審議資料、要点議事録を市役所、浅口市ホームページで公開します。 ②市議会への報告 適宜、浅口市議会に策定状況を報告します。 3 アンケート案について(資料4) ①目的 • 本アンケートは、本市の都市計画マスタープランを検討するうえで重要となる、地域住民のおおむねの 意向を把握するために実施する。 • あわせて、本市の継続的な課題となっている都市計画区域再編に向けた資料としての活用も想定し ている。 ②対象地域 • 今回は、都市計画区域外の寄島地域を含めて浅口市全域を対象とする。 ③配布数 • 本アンケートでは、地域別の意向に加えて土地利用規制別の意向を把握したいため、配布数は金 光地域市街化区域400票、金光地域市街化調整区域400票、鴨方地域800票、寄島地域 400票の、合計2,000票の配布を予定している。(回収率40%を想定) ④集計 • 集計は、全市で行う単純集計のほか、鴨方地域及び金光地域市街化区域・市街化調整区域、 寄島地域の4地域ごとにクロス集計を行う。また、必要に応じて、設問ごとのクロス集計を実施する。 4 【設問】 問1:あなたの性別はどちらですか。 問2:あなたの年齢はおいくつですか。 問3:あなたは浅口市にどの位(通算)居住していますか。 問4:あなたの現在のご職業をおうかがいします。 問5:あなたの従業地・通学地をおうかがいします。 問6:あなたの通勤・通学で利用する主な交通手段を教えて下さい。 問7:現在、あなたのお住まいの地区はどちらですか。 問8:あなたと同居している家族について教えて下さい。 問9:あなたの現在の住まいについて教えて下さい。 【設問の趣旨】 回答者の属性を把握する。 【設問】 問10:あなたは、現在のお住まいに今後も住み続けたいですか。 問11:あなたは住み替えを行う場合、どこに住み替えたいですか。 問12:あなたが住み続けたり、住み替えを行う場合に重視するポイント は何ですか。 【設問の趣旨】 回答者の居住地に対する愛着度等を把握する。 【設問】 問13:現在、市内に、ご自身またはご家族が居住する以外の居住用の住宅を所有さ れている方にお伺いします。 【設問の趣旨】 空き家の所有状況によって、市内の住宅供給量の余裕の目安のひとつとする。空き 家が多く、それらが活用可能であれば市街化圧力の低減効果が見込まれる。(問30 とあわせて解析) 【設問】 問14:現在、市内に、ご自身またはご家族の所有されている農地はありますか。 【設問の趣旨】 農地の所有状況を把握し、問29とあわせて、今後の増加が予想される管理者のいな い農地等を含めた将来イメージを訊くことにより、地域のまちづくりあり方の参考 資料とする。 【設問】 問15:お住まい(自宅)から徒歩や自転車で行ける範囲(おおむね1km以内) にあるものをお答えください。 【設問の趣旨】 地域の利便性をみることで、宅地としての適地性をみる。立地適正化計画を策 定する場合には、その資料ともなる。 【設問】 問16:あなたのお住まい(自宅)は、どの区域に該当しますか。 【設問の趣旨】 自身の土地に対する土地利用規制に対する住民の認知度合いをみる。 【設問】 問17:あなたは下の表にある都市計画に関する制度について、内容をどの程度 ご存知ですか。 a) 都市計画区域、 b) 市街化区域、 c) 用途地域 d) 特定用途制限地域、 e) 地区計画、 f) 土地区画整理事業 【設問の趣旨】 都市計画制度全般等に対する住民の認知度合いをみる。 【設問】 問18:市街化区域をご存知の方にお伺いします。市街化区域の周りには無秩序な 市街化を抑制する市街化調整区域が指定されています。市街化調整区域内の土地 利用規制について、あなたのお考えに最も近い番号1つに○をつけてください。 【設問の趣旨】 プレアンケートで相対的に不満の高かった市街化調整区域における住民の土地利 用規制に考え方を把握し、地域の土地利用規制をはじめ地域のまちづくりのあり 方の参考資料とする。 【設問】 問19:浅口市では、平成21年5月に「浅口市都市計画マスタープラン」を策定し ています。この都市計画マスタープランについて、どの程度ご存知ですか。 【設問の趣旨】 都市計画マスタープランに対する住民の認知度合いをみる。 【設問】 問20:あなたはお住まいの地域(住まいからおおむね1km以内)の状況に対して どの程度満足されていますか。また、以前と比べてどのように変化していますか。 以下の項目について「満足度」と「評価」のそれぞれについて、あてはまる番号 1つに○をつけてください。 (自然環境や利便性、居住環境について小問を付加) 【設問の趣旨】 地域の現状の満足と動向への評価を聞くことにより、その地域に対する住民の満 足度を把握する。項目相互や他域進との満足度の比較等により、地域に求められ る施策等の参考資料とする。 【設問】 問21:お住いの地域(住まいからおおむね1km以内)の現在の土地利用において、 特にどのようなことが問題だと思いますか。 【設問の趣旨】 地域の問題点を聞くことで、その地域の土地利用の状況や土地利用規制の妥当性 などをみる。 【設問】 問22:あなたがお住まいの地区(小学校区)について、将来どのようなイメージ の地区になったらよい、変えられると思いますか。 問23:お住まいの地区(小学校区)の住宅地の土地利用について、どのようなこ とを望まれますか。 問24:お住まいの地区(小学校区)の商業系の土地利用について、どのようなこ とを望まれますか。 問25:お住まいの地区(小学校区)の工業系の土地利用について、どのようなこ とを望まれますか。 【設問の趣旨】 住民の地域全般及び住居系・商業系・工業系それぞれに対する将来的な想いを把 握する。 【設問】 問26:あなたがお住まいの地区(小学校区)の今後のまちづくりについて、特に 望まれていることは何ですか。 【設問の趣旨】 住民の居住地に対する土地利用施策、都市施設整備等についての優先度合を把握 する。 【設問】 問27:お住まいの地区(小学校区)の道路整備や公共交通のあり方について、 どのようなことを望まれますか。 【設問の趣旨】 今後のまちづくりにおいて重要となる交通体系について、どのように感じてい るかを把握する。 【設問】 問28:大地震や台風・大雨による風水害・火災等、災害に強いまちづくりが求 められています。お住まいの地区(小学校区)において、これらの災害に対す る備えとしてどのようなことをしておけばよいと思われますか。 【設問の趣旨】 近年意識の高まっている災害リスク等について、どの程度の関心があるか等、 住民の意向を把握する。 【設問】 問29:ご自身またはご家族が農地を所有している方にお伺いします。農地の今 後の扱いについて、20年後にはどのような使い方がされていると思いますか。 【設問の趣旨】 20年後の農地の活用状況を訊くことで、地域における将来の農業及びまちづく りに対するあり方等の参考とする。 【設問】 問30:現在、市内に、ご自身またはご家族が居住する以外に居住用の住宅を所有さ れている方にお伺いします。その建物に今後の扱いについて、あなたのお考えに最 も近い番号1つに○をつけてください。 【設問の趣旨】 空き家が一時的なものか、将来も続くかによりその地域の宅地化圧力等を推し量 る。なお、売却意向が高い場合には土地利用の改変も予想される。 【設問】 問31:市内の人口減少・高齢化がさらに進行した場合、あなたの普段の生活に大き く関係するものはどれだと思いますか。 【設問の趣旨】 地域全体の活力低下の動向、住民意識をみる。あわせて、地域の密度が低下する ことによる課題の意識づけを行う。 【設問】 問32:ご自宅の周辺(おおむね500m程度)にどのような建物がつくられると困り ますか。 【設問の趣旨】 住民からみた迷惑的な施設を知ることで、土地利用規制の参考とする。特に、特 定用途制限地域を検討する際の資料となると考えられる。 【設問】 問33:主に建物の立地・誘導に関する土地利用のルールづくりについてどのようにお考 えですか。 【設問の趣旨】 住民の土地利用規制に対する意識を知ることで、土地利用規制の参考とする。 【設問】 問34:あなたがお住まいの地域で、宅地開発や住宅建設をするときにルールを設けると したら、どの程度まで受け入れられますか。 【設問の趣旨】 具体的な土地利用規制に対する住民の許容度を知ることで、土地利用規制の参考とする。
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