千葉市介護保険条例の一部改正(案)の概要について 1 改正の概要 介護保険法の改正により、市では、平成29年4月から予防給付(要支援者が利用するサービス) の一部が市町村事業である介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」という。 )へと移行し ます。 総合事業の実施に必要な事項のうち、利用者負担額の減免など、介護保険法に定めのない事項を条 例で定めるため、介護保険条例の一部を改正します。 2 改正内容 (1)災害等による利用者負担額の減免 【趣旨】 災害その他の特別の事情があることにより、サービスの利用に必要な費用を負担することが困難 であると認めた利用者に対して、現行の予防給付と同様の利用者負担の減免措置を設ける。 (2)高額介護予防サービス費相当費の支給 【趣旨】 一月の利用者の自己負担額が一定の基準額を超過する場合に、市が超過額分を利用者に支給する 制度を設ける。なお、基準額は現行の予防給付に係る制度と同一の額とする。 (3)高額医療合算介護予防サービス費相当費の支給 【趣旨】 一年間の医療及び介護サービスにおける利用者の自己負担額の総額が一定の基準額を超過する場 合に、超過額分を利用者に支給する制度を設ける。なお、基準額は現行の予防給付に係る制度と同 一の額とする。 (4)支給限度額の規定 【趣旨】 例外的に要介護認定を受けていない者が総合事業のサービスを利用する場合に、その利用限度額 を要支援1の利用限度額と同額とする。 3 今後のスケジュール 平成29年 1月 パブリックコメント手続の実施 2月上旬 提出意見の考慮、施策の決定、意見概要等の公表 2月下旬 平成29年第1回定例会に議案上程 4月 条例施行
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