資料2-1 本日ご議論頂く事項について (論点メモ) 1.製品・サービスの使用者や顧客への訴求の観点から、本制度をどのように 位置づけるのが適切か。 「カーボン・オフセット」とは別の位置づけも考えられ るのではないか。 (例) クレジット付製品・サービスや寄付型オフセットも対象にするなど、本 制度に参加する意義・目的に自由度を持たせ、顧客等に対する訴求方法 の拡充を図る クレジットを創出する中小企業の CO2 削減を応援する取組を認証する制 度として PR するなど、制度の説明を工夫する。 2.本制度は、一定の質が確保されているカーボン・オフセットの実施を国が 認定することが特徴であるが、その特徴を維持しながらも、カーボン・オフセ ットの普及に資する制度となるよう、更なる改善の可能性があるのではないか。 (例) (1)カーボン・オフセットの範囲(排出量の算定範囲) 現在は「原材料・部品の調達」段階と「製造」段階の排出量のオフセッ トを必須としている。製品・サービスの各ライフサイクル段階での排出 量の実態に合わせて、オフセットを必須とする段階を変更可能とするこ とは考えられないか。 (2)カーボン・オフセットの認証方法 現在は、原則として、事前に製品・サービスを特定し、定められた手法 (CFP・MilCA)で排出量を算定し、クレジットを無効化するこ とを求めている。これに加えて、以下のような仕組みも考えられないか。 ① CFP・MiLCA 以外の算定方法でも認証する仕組み(例えば、第三者検証 機関が算定方法及び算定結果が妥当と認めれば認証する 等) ② 製品の販売量や顧客の要求に応じて、事後的にクレジットの無効化を行 う仕組み ③ 排出量の算定、クレジットの無効化、どんぐりマークの表示などを適切 に実施・管理できる社内体制が整備された事業者に対し、社内体制が整 っていることを国が確認することで、当該体制の下で今後実施される一 定の範囲内の製品・サービスのカーボン・オフセットを認定する仕組み (システム認証方式) 以 上
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