兵庫県の経済・雇用情勢 1.概 況 ················································ 1 GDP ··············································· 3 2.景気指標 ·············································· 4 (1) 景況等 景気総合指数·········································· 4 企業業況判断DI ······································ 5 物 価 ··············································· 6 (2) 需 要 百貨店・スーパー販売 ·································· 7 乗用車販売············································ 9 住宅着工 ············································· 10 設備投資 ············································· 11 公共工事 ············································· 12 輸 出 入 ············································· 13 (3) 企業活動 鉱工業指数············································ 14 取扱貨物量············································ 15 企業収益 ············································· 16 (4) 雇 用 有効求人倍率·········································· 18 新規求人 ············································· 20 雇用保険被保険者数 ···································· 23 所定外労働時間········································ 24 賃 金 ··············································· 25 (5) 金 融 預貸金残高············································ 26 倒 産 ··············································· 27 3.県内の主要業種の概況 ··································· 28 4.その他の指標等········································· 35 産業労働部政策労働局産業政策課 平成 29 年 1 月 6 日 1.概 況 本県の経済・雇用情勢 本県の経済・雇用情勢は、足元では足踏みがみられるものの、基調としては緩やかに持ち直している。 景況等…企業の業況判断は、足元は改善したが、先行きは悪化すると見込んでいる。 需 要…個人消費は、横ばい傾向にある。輸出は、弱含んでいる。設備投資は、持ち直している。 生 産…生産活動は、横ばい傾向にある。 雇 用…雇用情勢は、着実に持ち直している。 金 融…倒産件数は、おおむね前年を下回って推移している。 主要指標の推移 ① 景況 現状(良い-悪い)構成比(%ポイント) H28.3 月 区 分 6月 9月 12 月(現在) H29.3 月 (予測) 全 産 業 大 企 業 中堅企業 中小企業 うち製造業 うち非製造業 ▲ 1 8 7 ▲11 ▲ 8 7 0 10 4 ▲ 7 ▲ 2 3 1 9 9 ▲8 0 2 7 ▲ 1 18 17 ▲5 9 8 ▲12 7 ▲ 1 8 0 (出所)県内企業短期経済観測調査(日本銀行神戸支店) ② 需要 項 目 百貨店・スーパー販売額:億円 (前年度比増減率%) 乗用車販売台数:台 (前年度比増減率%) 新設住宅着工戸数:戸 (前年度比増減率%) 神戸港輸出額:億円 (前年度比増減率%) 26 年度 27 年度 H28.7 月 8月 9月 10 月 11 月 8,797 8,793 767 699 640 701 711 (▲2.0) (+1.5) (+1.0) (▲ 4.2) (▲ 5.1) (▲ 1.2) (▲ 2.6) 174,534 164,468 (▲ 8.0) 33,520 (▲5.8) 10,548 15,553 12,826 13,965 (▲ 2.5) (▲ 2.2) (+ 1.0) (+ 8.2) 33,981 (▲ 8.0) 55,655 13,793 (▲ 0.5) (+1.4) 3,032 2,828 3,237 2,810 3,004 (+23.8) (▲20.1) (+41.2) (+3.6) (▲5.9) 54,741 (+ 5.9) (▲1.6) 4,207 3,921 4,166 4,098 4,262 (▲14.6) (▲ 9.5) (▲ 7.8) (▲15.4) (▲0.8) (出所)商業動態統計調査(経済産業省) 、新車登録速報(日本自動車販売協会連合会兵庫県支部) 、 軽自動車新車届出状況(兵庫県軽自動車協会) 、住宅着工統計(国土交通省) 、神戸港貿易概況(神戸税関) (商業動態統計調査の前年度比増減率は全店ベース) 項 目 設備投資額 前年度比増減率:% 24 年度 25 年度 +11.6 26 年度 ▲ 8.2 27 年度 ▲ 2.3 28 年度(計画) +5.4 +18.3 (出所)県内企業短期経済観測調査(日本銀行神戸支店) ③ 生産 項 目 鉱工業生産指数:H22=100 (前年度比増減率%) 26 年度 27 年度 100.6 98.6 (+ 2.2) (▲ 2.0) H28.6 月 102.2 (+3.8) 7月 8月 9月 10 月 95.4 97.9 104.4 97.2 (▲7.5) (▲0.2) (+ 7.4) (▲ 2.8) (月次は季節調整値、対前年度比較は原数値による比較) (出所)兵庫県鉱工業指数(県統計課) ④ 雇用 項 目 有効求人倍率(季節調整値):倍 (前年同月値) 新規求人数(原数値):人 (前年度比増減率%) 26 年度 27 年度 H28.7 月 8月 9月 10 月 11 月 ) 0.91 1.01 1.16 1.15 1.14 1.17 1.18 29,174 30,383 31,211 32,046 31,960 34,757 31,741 (+ 2.6) (+14.7) (+5.2) (+2.1) (+9.6) (+ 5.7) (+ 4.1) (有効求人倍率の年度値は原数値) (出所)一般職業紹介状況(厚生労働省兵庫労働局) ⑤ 金融 項 目 企業倒産件数:件 (前年度比増減率%) 企業倒産負債総額:億円 (前年度比増減率%) 26 年度 518 (+ 0.4) 679 (▲27.2) 27 年度 H28.7 月 481 (▲ 7.1) 9月 10 月 11 月 30 31 34 39 29 (▲25.0) (▲18.4) (▲15.0) (+ 2.6) (▲ 37.0) 525 (▲22.6) 8月 51 20 22 23 91 (▲0.1) (+0.5) (▲55.8) (+10.8) (+31.7) (出所)兵庫県企業倒産状況(東京商工リサーチ神戸支店) 1 (参考1)全国景気の現状についての内閣府のコメント 景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。 ・個人消費は、持ち直しの動きがみられる。 ・設備投資は、持ち直しの動きに足踏みがみられる。 ・輸出は、持ち直しの動きがみられる。 ・生産は、持ち直している。 ・企業収益は、高い水準にあるものの、改善に足踏みがみられる。企業の業況判断は、緩やかに 改善している。 ・雇用情勢は、改善している。 ・消費者物価は、横ばいとなっている。 先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回 復していくことが期待される。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意す る必要がある。 (平成 28 年 12 月 21 日、内閣府「月例経済報告」 ) (参考2)県内景気の現状についての日本銀行神戸支店のコメント 管内の景気は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、基調としては緩やかに回 復している。 輸出は横ばい圏内で推移している。公共投資は持ち直しつつある。個人消費は一部に弱めの動きがみ られるものの、底堅く推移している。設備投資は増加している。住宅投資は横ばい圏内で推移している。 こうした需要動向を映じて、生産は横ばいの動きが続いている。また、労働需給は改善している。雇 用者所得は緩やかに増加している。物価は前年を下回った。 こうした中、12 月短観における管内企業の景況感(全産業)は、足もと改善した。先行きは悪化する 見通し。 (平成 28 年 12 月 14 日、日本銀行神戸支店「管内金融経済概況」) 日本銀行神戸支店県内企業短期経済観測調査結果の推移 業況判断DI(良い-悪いの推移) (%ポイント) 兵庫県 20 全 国 72 0 7 -1 -20 -40 予測 -60 H19.9 12 H20.3 6 9 12 H21.3 6 9 12 H22.3 6 9 12 H23.3 6 9 12 H24.3 6 9 12 H25.3 6 9 12 H26.3 6 9 12 H27.3 6 9 12 H28.3 6 9 12 H29.3 雇用人員判断DI(不足-過剰の推移) (%ポイント) 兵庫県 全 国 21 23 25 15 17 14 5 -5 -15 -25 9 12 6 H2 8. 3 9 12 6 H2 7. 3 9 12 6 H2 6. 3 9 12 6 H2 5. 3 9 12 6 H2 4. 3 9 12 6 H2 3. 3 9 12 6 H2 2. 3 9 12 6 H2 1. 3 9 12 6 12 H2 0. 3 H1 9. 9 H2 9. 3 予測 -35 26 年 12 月までは 27 年 3 月の短観見直し前の旧ベース 出所:平成 28 年 12 月全国・県内企業短期経済観測調査(日本銀行、同神戸支店) 2 実質GDP(H28 年 7~9 月期)は、民間最終消費支出が引き続きマイナスで推移 したこと等から 4 期連続で前年同期比マイナスとなっている。 GDP 四半期別GDP(実質)増減率 (%) 12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 -8.0 -10.0 兵庫県対前年比 全国対前年比 4-6 7-9 10-12 H23. 1-3 4-6 7-9 10-12 H24. 1-3 4-6 7-9 10-12 H25. 1-3 4-6 7-9 10-12 H26. 1-3 4-6 7-9 10-12 H27. 1-3 4-6 7-9 10-12 H28. 1-3 4-6 7-9 四半期別兵庫県GDP(実質) (億円) 60,000 民間最終消費支出 民間住宅投資 民間企業設備投資 政府最終消費支出 公的固定資本形成 在庫品増加 純移出・統計上の不突合 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 -10,000 4-6 7-9 10-12 H23. 1-3 4-6 7-9 10-12 H24. 1-3 4-6 7-9 10-12 H25. 1-3 4-6 7-9 10-12 H26. 1-3 4-6 7-9 10-12 H27. 1-3 4-6 7-9 10-12 H28. 1-3 4-6 7-9 出所:四半期別GDP速報(内閣府) 、四半期別県内GDP速報(県統計課) 兵庫県・四半期別GDP(実質)(億円、増減率%) 前年比 23 年度 206,952 -0.1 24 年度 205,206 -0.8 25 年度 212,570 3.6 26 年度 216,295 1.8 27 年度 217,171 0.4 H25.7-9 53,268 4.4 H25.10-12 53,357 3.5 H26.1-3 53,955 2.9 H26.4-6 52,631 1.2 前期比 - - - - - 0.9 -1.3 1.0 0.7 GDP(実質) H26.7-9 GDP(実質) H26.10-12 H27.1-3 H27.4-6 H27.7-9 H27.10-12 H28.1-3 H28.4-6 H28.7-9 前年比 53,609 0.6 54,739 2.6 55,317 2.5 53,471 1.6 54,420 1.5 54,566 -0.3 54,714 -1.1 53,275 -0.4 54,282 -0.3 前期比 0.4 0.6 0.7 0.0 0.3 -2.4 2.1 -0.2 -1.3 兵庫県・四半期別GDP(名目)(億円、増減率%) GDP(名目) 前年比 GDP(名目) 前年比 23 年度 189,009 -2.2 24 年度 188,549 -0.2 25 年度 191,568 1.6 26 年度 197,881 3.3 27 年度 201,399 1.8 H25.7-9 47,382 2.2 H25.10-12 48,769 1.6 H26.1-3 48,015 1.5 H26.4-6 48,618 2.6 H26.7-9 48,337 2.0 H26.10-12 50,580 3.7 H27.1-3 50,345 4.9 H27.4-6 49,913 2.7 H27.7-9 49,725 2.9 H27.10-12 51,211 1.2 H28.1-3 50,550 0.4 H28.4-6 50,030 0.2 H28.7-9 49,789 0.1 注1)今後公表される年度確報値とのあいだに若干の差異が生じる場合がある。 また、推計精度をより高めるため、各計数は過去にさかのぼって変更されることがある。 前年比は原数値の増減を示す。前期比は季節調整値の増減を示す。 注2)国民経済計算の基準改定により、全国は平成 23 年基準値、県は平成 17 年基準値となっている。 3 2.景気指標 (1)景況等 景気総合指数 一致指数(H28.10)は、機械工業生産指数が低下したこと等から前月比マ イナスとなっている。 景気総合指数(平成 22 年=100) 系 列 名 先行 兵庫 一致 遅行 先行 全国 一致 遅行 H27.9 H27.10 H27.11 H27.12 H28.1 H28.2 H28.3 H28.4 H28.5 H28.6 H28.7 H28.8 H28.9 H28.10 97.0 89.8 89.6 87.0 86.7 86.3 79.6 86.8 89.0 90.8 90.9 89.9 96.8 93.8 113.9 112.9 113.5 109.9 109.7 113.6 111.1 108.7 111.3 109.1 108.1 107.9 110.4 105.8 103.0 103.0 103.8 103.6 102.0 102.5 101.1 104.3 103.7 103.8 103.8 100.9 101.8 101.8 101.4 102.2 101.6 100.4 100.4 99.1 99.1 100.0 99.8 100.6 100.0 100.5 100.0 100.8 112.5 113.6 112.8 111.5 112.3 110.3 111.1 112.8 110.3 112.1 112.0 111.7 112.5 113.5 114.7 114.9 114.9 115.0 114.3 113.8 114.2 114.7 112.8 113.9 113.2 113.1 113.9 113.2 <先行指数> (H22=100) 130 120 110 100 90 80 70 県 9 10 11 12 H26 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H2 7.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H2 8.1 2 3 4 全国 5 6 7 8 9 10 先行系列:全国…最終需要財在庫率指数,鉱工業生産財在庫率指数,新規求人数,実質機械受注,新設住宅着工床面積,耐久消費財出荷指数 消費者態度指数,日経商品指数,マネーストック ,東証株価指数,投資環境指数,中小企業売上見通しDI 県 … 生産財生産指数,鉱工業製品在庫率指数,着工新設住宅戸数,新規求人数,新車新規登録台数,企業倒産件数,日経商品指数 <一致指数> (H22=100) 130 120 110 100 90 県 全国 80 70 9 10 11 12 H26.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 一致系列:全国…鉱工業生産指数,鉱工業用生産財出荷指数 ,耐久消費財出荷指数 ,所定外労働時間指数,投資財出荷指数,小売業販 売額,卸売業販売額,営業利益,中小企業出荷指数,有効求人倍率 県 … 鉱工業生産指数,着工建築物床面積,機械工業生産指数,所定外労働時間指数,有効求人倍率,百貨店販売額,企業収益率, 輸入通関実績 出所:景気動向指数(内閣府) 、景気総合指数(県統計課) 4 企業業況判断DI 日銀短観の業況判断DI(H28.12)は、製造業、非製造業 ともに改善している。 更新 (1)県内企業短期経済観測調査(日本銀行神戸支店) (「良い」-「悪い」%ポイント) H27.9 全産業 うち製造業 〃 非製造業 うち大企業 〃 中堅企業 〃 中小企業 6 2 11 18 9 ▲ 2 12 H28.3 7 4 12 18 12 1 ▲ 1 ▲ 8 7 8 7 ▲11 6 0 ▲ 2 3 10 4 ▲ 7 9 12(現在) 1 0 2 9 9 ▲8 7 7 8 18 17 ▲5 3(予測) ▲ 1 ▲ 1 0 9 8 ▲12 注)・調査時点・・・・・・平成 28 年 12 月 ・調査対象・・・・・・金融・保険業を除く県内に本社を有する企業 342 社(回答率 99.4%) (2)法人企業景気予測調査(財務省近畿財務局神戸財務事務所) 前期比( 「上昇」-「下降」)構成比(%ポイント) H27.7-9 全産業 うち製造業 〃 非製造業 うち大企業 〃 中堅企業 〃 中小企業 ▲ 2.8 0.0 ▲ 4.4 0.7 9.6 ▲12.5 10-12 0.7 3.8 ▲ 1.1 ▲ 2.8 8.7 ▲ 1.1 H28.4-6 (前回調査時) 現状判断 H28.1-3 ▲ 9.9 ▲ 8.8 ▲ 10.5 ▲14.7 ▲ 6.9 ▲ 7.7 ▲4.6 0.6 ▲ 7.8 0.0 8.0 ▲15.6 10-12 (現状判断) H29.1-3 (見通し) H29.4-6 (見通し) 0.7 6.2 ▲ 2.8 3.7 6.0 ▲4.6 ▲2.0 ▲1.2 ▲2.4 4.4 ▲1.0 ▲7.5 ▲2.0 ▲1.2 ▲2.4 0.0 2.0 ▲5.8 注)・調査時点・・・・・・平成 28 年 11 月 15 日 ・調査対象・・・・・・県内に所在する資本金 1 千万円以上(電気・ガス・水道業及び金融・保険業は 資本金 1 億円以上)の法人企業 498 社(回答 409 社) (3)中小企業景況調査(独立行政法人中小企業基盤整備機構) (季節調整値) 前期比( 「好転」-「悪化」 )構成比(%) H27.4-6 全産業 うち製造業 〃 非製造業 ▲ 10.3 ▲ 1.2 ▲ 13.9 7-9 ▲11.7 ▲ 4.1 ▲13.1 10-12 H28.1-3 ▲ 9.6 ▲ 5.8 ▲11.6 ▲12.8 ▲10.1 ▲14.1 4-6 ▲13.9 ▲16.4 ▲13.3 7-9 ▲16.5 ▲10.3 ▲17.8 10-12 ▲8.8 ▲9.2 ▲9.0 注)・調査時点・・・・平成 28 年 11 月 15 日 ・調査対象・・・・全国の中小企業 18,942 社(回答 18,256 社、上記の調査結果は兵庫県) (4)業界景気動向調査(兵庫県中小企業団体中央会) 前年同月比( 「好転」-「悪化」 )構成比 中小製造業 中小非製造業 H28.5 ▲24.3 ▲37.8 6 ▲35.1 ▲40.5 7 ▲40.5 ▲27.0 8 ▲37.8 ▲43.2 9 ▲29.7 ▲40.5 10 ▲24.3 ▲32.4 注)・調査時点・・・・平成 28 年 11 月 ・調査対象・・・・製造業 37 組合(回答 37 組合)、非製造業 37 組合(回答 37 組合) 5 11 ▲29.7 ▲35.1 物 価 神戸市消費者物価指数(H28.11:生鮮食品を除く総合指数)は、前年同月を下回り、 弱含みの局面が続いている。 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)増減率 (%) 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 神戸市・対前年比 -2.0 国・対前年比 -3.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合) (H27=100) 105.0 104.0 103.0 102.0 101.0 100.0 99.0 神戸市・物価指数 98.0 国・物価指数 97.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:消費者物価指数(総務省) 消費者物価指数[生鮮食品を除く総合](平成 27 年=100、増減率%) 生鮮食品 を除く 総合指数 生鮮食品 を除く 総合指数 神戸市 前年比 全 国 前年比 24 年 96.8 -0.1 96.6 -0.1 25 年 97.1 0.3 96.9 0.4 26 年 99.3 2.3 99.5 2.6 27 年 100.0 0.7 100.0 0.5 H27.10 100.3 0.4 100.1 -0.1 H27.11 100.5 0.7 100.1 0.1 H27.12 100.6 0.7 100.0 0.1 H28.1 100.1 0.7 99.5 -0.1 H28.2 100.1 0.6 99.4 0.0 神戸市 前年比 全 国 前年比 H28.3 100.1 0.4 99.5 -0.3 H28.4 100.4 0.3 99.8 -0.4 H28.5 100.4 0.4 99.9 -0.4 H28.6 100.3 0.2 99.8 -0.4 H28.7 100.1 0.3 99.6 -0.5 H28.8 100.3 0.3 99.6 -0.5 H28.9 100.0 0.0 99.6 -0.5 H28.10 100.1 -0.2 99.8 -0.4 H28.11 100.1 -0.5 99.8 -0.4 消費者物価指数[食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合](平成 27 年=100、増減率%) 食料(酒類を除く) 及びエネルギーを 除く総合指数 神戸市 前年比 全 国 前年比 24 年 97.6 -0.3 97.4 -0.6 25 年 97.5 -0.1 97.2 -0.2 26 年 99.2 1.7 99.0 1.8 27 年 100.0 0.8 100.0 1.0 H27.10 100.4 0.6 100.4 0.7 H27.11 100.5 0.8 100.4 0.9 H27.12 100.5 0.7 100.4 0.8 H28.1 100.0 0.6 99.8 0.6 H28.2 100.1 0.7 99.9 0.6 食料(酒類を除く) 及びエネルギーを 除く総合指数 神戸市 前年比 全 国 前年比 H28.3 100.4 0.9 100.2 0.6 H28.4 100.9 0.8 100.6 0.5 H28.5 101.1 1.1 100.6 0.5 H28.6 100.8 0.9 100.5 0.5 H28.7 100.7 0.8 100.3 0.3 H28.8 100.8 0.7 100.4 0.2 H28.9 100.7 0.5 100.4 0.0 H28.10 100.8 0.5 100.6 0.2 H28.11 100.8 0.3 100.5 0.1 6 (2) 需 要 百貨店・スーパー販売 百貨店・スーパー販売額は、衣料品等が減少し、4 ヶ月 連続で前年同月比マイナスとなっている。 百貨店・スーパー販売額増減率 (%) 20.0 兵庫県対前年比 15.0 全国対前年比 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県 百貨店・スーパー販売額 (億円) 1,400 百貨店 スーパー 1,200 1,000 800 600 400 200 0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:商業動態統計調査(経済産業省) 兵庫県 百貨店・スーパー販売額(億円、増減率%[全店ベース]) 販売額合計 前年比 うち百貨店 うちスーパー 24 年 8,927 -1.7 2,768 6,159 25 年 8,859 -0.8 2,738 6,121 26 年 8,908 0.5 2,791 6,117 27 年 8,835 0.2 2,777 6,058 H27.10 709 2.2 221 488 H27.11 730 -1.7 238 492 H27.12 933 -1.3 320 612 H28.1 738 1.5 242 495 H28.2 650 1.5 198 452 販売額合計 前年比 うち百貨店 うちスーパー H28.3 717 -2.7 228 489 H28.4 680 -0.4 202 478 H28.5 716 -1.8 214 503 H28.6 684 -1.8 206 478 H28.7 767 1.0 256 511 H28.8 699 -4.2 196 503 H28.9 640 -5.1 189 452 H28.10 701 -1.2 214 488 H28.11 711 -2.6 227 483 注)平成 27 年7月分より調査対象事業所の見直しが行われたため、これに関わる前年比増減率は、この見直しに伴う補 正が施された数値で計算されている。 7 (参考)コンビニエンスストア販売額 コンビニエンスストア販売額は、 継続して前年同月を上回っている。 コンビニエンスストア販売額増減率 (%) 12 兵庫県対前年比 近畿対前年比 10 全国対前年比 8 6 4 2 0 -2 -4 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・コンビニエンスストア販売額 (億円) 500 販売額 400 300 200 100 0 H27.10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:商業動態統計調査(経済産業省) 近畿・コンビニエンスストア販売額(億円、増減率%[全店ベース]) 販売額合計 前年比 24 年 13,691 3.5 25 年 14,268 4.2 26 年 15,226 6.7 27 年 16,158 6.1 H27.10 1,403 5.9 H27.11 1,320 4.4 H27.12 1,425 5.4 H28.1 1,299 5.2 H28.2 1,245 8.3 販売額合計 前年比 H28.3 1,392 4.4 H28.4 1,370 5.9 H28.5 1,414 3.3 H28.6 1,399 4.4 H28.7 1,547 5.1 H28.8 1,527 3.9 H28.9 1,419 5.3 H28.10 1,480 5.5 H28.11 1,390 5.3 注)平成 24 年1月分より調査対象事業所の見直しが行われたため、これに関わる前年比増減率は、この見直しに伴う修 正が施された数値で計算されている。 兵庫県・コンビニエンスストア販売額(億円、増減率%[全店ベース]) 販売額合計 前年比 H27.10 327 - H27.11 310 - H27.12 336 - H28.1 304 - H28.2 292 - H28.3 327 - H28.4 320 - 販売額合計 前年比 H28.5 333 - H28.6 327 - H28.7 363 5.9 H28.8 361 1.7 H28.9 332 5.6 H28.10 347 6.2 H28.11 326 5.2 注)兵庫県・コンビニエンスストア販売額は、平成 27 年 7 月から公表が始まったため、平成 28 年 6 月以前の前年比は算 出していない。 8 乗用車販売 乗用車販売台数は、普通乗用車の伸びにより、2 ヶ月連続で 前年同月比プラスとなっている。 乗用車販売台数増減率 (%) 15.0 兵庫県対前年比 全国対前年比 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 -25.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・乗用車販売台数 (台) 軽自動車 小型乗用車 25,000 普通乗用車 20,000 15,000 10,000 5,000 0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:新車登録速報(日本自動車販売協会連合会、同兵庫県支部)、 軽自動車新車届出状況(全国軽自動車協会連合会、兵庫県軽自動車協会) 兵庫県・乗用車販売台数[中古車を除く](台、増減率%) 台 数 前年比 24 年 178,001 28.4 25 年 178,584 0.3 26 年 183,827 2.9 27 年 167,914 -8.7 H27.10 12,695 -1.3 H27.11 12,903 -3.6 H27.12 12,153 -16.7 H28.1 13,676 -4.4 H28.2 15,866 -9.3 台 数 前年比 H28.3 20,657 -5.4 H28.4 11,132 9.0 H28.5 11,214 -1.6 H28.6 13,720 -4.2 H28.7 13,793 -0.5 H28.8 10,548 -2.5 H28.9 15,553 -2.2 H28.10 12,826 1.0 H28.11 13,965 8.2 9 住宅着工 住宅着工戸数(H28.11)は、前年同月を下回っている。 一進一退が続き、総じて横ばい傾向にある。 新設住宅着工戸数増減率 (%) 70.0 兵庫県対前年比 全国対前年比 50.0 30.0 10.0 -10.0 -30.0 -50.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・新設住宅着工戸数 (戸) 6,000 持家 貸家 分譲 給与住宅 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 H26. 10 11 12 H27. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:住宅着工統計(国土交通省) 兵庫県・新設住宅着工戸数(戸、増減率%) 戸 数 前年比 24 年 33,695 3.7 25 年 36,076 7.1 26 年 34,322 -4.9 27 年 32,696 -4.7 H27.10 2,713 -13.7 H27.11 3,191 -2.3 H27.12 2,458 -11.1 H28.1 3,110 69.9 H28.2 2,158 -6.5 戸 数 前年比 H28.3 3,053 5.3 H28.4 3,019 27.7 H28.5 2,218 -25.7 H28.6 2,885 -21.3 H28.7 3,032 23.8 H28.8 2,828 -20.1 H28.9 3,237 41.2 H28.10 2,810 3.6 H28.11 3,004 -5.9 10 設備投資 設備投資(H28)は、日銀短観調査において 2 年連続で前年度を 上回る投資が計画されており、持ち直している。 設備投資増減率 (%) 35.0 兵庫県全産業 兵庫県製造業 兵庫県非製造業 全国全産業 全国製造業 全国非製造業 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 26年度実績 27年度実績 28年度計画 出所:平成 28 年 12 月全国・県内企業短期経済観測調査(日本銀行、同神戸支店) 全 産 業 県 製 造 業 内 非製造業 全 産 業 全 製 造 業 国 非製造業 (前年比増減率%、< > 内は前回平成 28 年 9 月時点調査比修正率%) 24 年度実績 25 年度実績 26 年度実績 27 年度実績 28 年度計画 <-7.7> 11.6 -8.2 -2.3 5.4 18.3 <-6.6> 21.8 -11.0 0.9 -1.1 28.9 <-12.3> -17.1 3.1 -12.4 29.8 -12.3 <0.2> 5.2 5.6 4.3 5.0 1.8 <-0.5> 0.8 0.5 6.8 9.1 5.6 <0.6> 7.6 8.2 3.1 2.9 -0.1 注)県内の調査企業は、資本金が 2 千万円以上の企業から日本銀行神戸支店が抽出。 11 公共工事 公共工事請負金額(H28.11)は前年同月比マイナスとなっている。 平成 28 年度累計では前年度を上回っている。 公共工事請負金額増減率 (%) 110.0 兵庫県対前年比 90.0 全国対前年比 70.0 50.0 30.0 10.0 -10.0 -30.0 -50.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・公共工事請負金額 (億円) 国・独立行政法人等 700 兵庫県 神戸市 他市町・他団体 600 500 400 300 200 100 0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 8 9 10 11 出所:公共工事動向(北海道、東日本、西日本建設業保証㈱) 兵庫県・公共工事請負金額(億円、増減率%) 請負金額 前年比 前年度比(累計) 24 年度 2,751 14.7 ‐ 25 年度 3,656 32.9 ‐ 26 年度 3,599 -1.6 ‐ 27 年度 3,647 1.3 - H27.10 327 -4.9 -5.8 H27.11 240 17.2 -4.1 H27.12 293 21.7 -2.0 H28.1 120 -35.1 -3.9 H28.2 348 103.5 1.6 請負金額 前年比 前年度比(累計) H28.3 248 -2.0 1.3 H28.4 656 23.3 23.3 H28.5 283 -1.2 14.8 H28.6 452 29.9 19.3 H28.7 288 -11.0 12.7 H28.8 324 30.1 15.2 H28.9 396 19.6 15.9 H28.10 341 4.2 14.3 H28.11 168 -30.1 10.3 12 輸出入 神戸港輸出額(H28.11)は、米国や中国向けの落ち込み等により前年同月を 下回った。9 ヶ月連続の前年同月比マイナスであり、弱含んでいる。 輸出入額増減率 (%) 神戸港輸出額 神戸港輸入額 30.0 全国輸出額 全国輸入額 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 神戸港・輸出入額 (億円) 6,000 輸出額 輸入額 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:貿易統計(財務省) 、神戸港貿易概況(神戸税関) 神戸港・輸出入額(億円、増減率%) 輸出入総額 前年比 うち輸出額 前年比 うち輸入額 前年比 24 年 76,334 -5.5 50,098 -6.7 26,236 -3.3 25 年 81,640 7.0 52,165 4.1 29,475 12.3 26 年 86,249 5.6 54,858 5.2 31,416 6.6 27 年 88,170 2.2 55,508 1.2 32,662 4.0 H27.10 7,595 -3.5 4,843 -3.9 2,752 -2.7 H27.11 6,920 -3.8 4,295 -5.7 2,624 -0.6 H27.12 7,580 -6.3 4,993 -8.0 2,587 -3.0 H28.1 6,345 -12.4 3,677 -14.6 2,668 -9.2 H28.2 6,710 -2.6 4,327 4.4 2,384 -13.2 輸出入総額 前年比 うち輸出額 前年比 うち輸入額 前年比 H28.3 7,416 -5.5 4,864 -6.2 2,552 -4.2 H28.4 6,831 -11.9 4,467 -9.6 2,364 -16.1 H28.5 6,107 -12.0 3,697 -15.5 2,410 -6.0 H28.6 6,869 -7.8 4,484 -3.6 2,385 -14.8 H28.7 6,487 -16.8 4,207 -14.6 2,280 -20.6 H28.8 6,246 -10.2 3,921 -9.5 2,324 -11.5 H28.9 6,499 -9.6 4,166 -7.8 2,333 -12.7 H28.10 6,307 -17.0 4,098 -15.4 2,208 -19.7 H28.11 6,834 -1.2 4,262 -0.8 2,572 -2.0 13 (3)企業活動 鉱工業指数 生産指数(H28.10)は、前年同月を下回ったものの、総じて 横ばい傾向が続いている。 鉱工業生産指数増減率 (%) 40.0 兵庫県対前年比 30.0 全国対前年比 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 -40.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 9 10 兵庫県・鉱工業指数 (H22=100) 150.0 生産指数 出荷指数 140.0 在庫指数 130.0 120.0 110.0 100.0 90.0 80.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 出所:鉱工業指数(経済産業省、県統計課) 兵庫県・鉱工業指数(平成 22 年=100[季節調整済指数、前年比は原指数での比較] 、増減率%) 生産指数 前年比 出荷指数 在庫指数 24 年 100.4 -4.5 100.1 117.6 25 年 97.0 -3.4 96.7 119.8 26 年 99.3 2.4 100.3 110.2 27 年 99.9 0.6 100.0 110.3 H27.9 98.8 -0.9 99.8 108.6 H27.10 98.9 -4.5 102.4 108.7 H27.11 101.0 5.2 99.5 109.4 H27.12 97.0 -1.6 98.0 108.4 H28.1 96.2 -7.2 95.2 106.9 生産指数 前年比 出荷指数 在庫指数 H28.2 98.6 3.4 96.6 114.9 H28.3 96.7 -9.1 98.2 114.0 H28.4 101.8 2.0 103.4 113.3 H28.5 98.2 0.1 98.3 114.8 H28.6 102.2 3.8 103.0 115.4 H28.7 95.4 -7.5 95.9 114.2 H28.8 97.9 -0.2 101.3 114.8 H28.9 104.4 7.4 104.4 113.1 H28.10 97.2 -2.8 95.3 110.3 14 取扱貨物量 神戸港取扱貨物量(H28.9)は、内貿(移入)及び外貿(輸入)の減によ り、前年同月を下回っている。 神戸港取扱貨物量増減率 (%) 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 取扱貨物量 H26.8 9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 内国貿易・外国貿易別増減率 (%) 30.0 内貿・移出 外貿・輸出 内貿・移入 外貿・輸入 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 H26.8 9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 出所:神戸港取扱貨物量(神戸市) 神戸港・取扱貨物量(千トン、増減率%) 取扱貨物量 前年比 うち内貿・移出 前年比 うち内貿・移入 前年比 うち外貿・輸出 前年比 うち外貿・輸入 前年比 24 年 87,206 0.2 15,907 2.5 22,269 0.3 22,242 0.2 26,788 -1.1 25 年 88,353 1.3 16,472 3.5 22,945 3.0 21,618 -2.8 27,318 2.0 26 年 92,387 4.6 17,639 7.1 24,454 6.6 22,607 4.6 27,687 1.3 27 年 97,002 5.0 18,839 6.8 26,978 10.3 23,297 3.1 27,888 0.7 H27.8 7,657 -1.3 1,498 7.7 2,155 5.3 1,792 -1.1 2,212 -12.0 H27.9 7,971 8.3 1,562 12.8 2,296 19.7 1,924 4.8 2,188 -1.5 H27.10 8,126 0.5 1,653 -1.9 2,325 -0.2 1,993 0.8 2,155 2.7 H27.11 7,831 0.6 1,541 -3.2 2,285 2.5 1,801 -3.1 2,204 4.9 H27.12 8,348 -0.1 1,672 -1.1 2,342 0.8 2,049 -3.1 2,284 2.6 取扱貨物量 前年比 うち内貿・移出 前年比 うち内貿・移入 前年比 うち外貿・輸出 前年比 うち外貿・輸入 前年比 H28.1 7,454 -2.3 1,444 -0.2 2,128 -2.1 1,667 -3.4 2,214 -3.1 H28.2 7,725 -6.1 1,351 -11.6 2,109 -2.8 2,004 2.5 2,261 -12.2 H28.3 8,897 3.4 1,686 2.2 2,386 -1.5 2,192 3.8 2,633 8.6 H28.4 8,138 -2.1 1,583 -3.1 2,310 3.7 2,047 -2.4 2,198 -6.7 H28.5 7,700 -1.6 1,477 -1.9 2,242 5.3 1,785 -6.6 2,195 -3.5 H28.6 8,573 6.4 1,655 7.1 2,350 5.9 2,021 3.6 2,547 8.8 H28.7 8,377 -0.4 1,630 1.6 2,341 4.9 1,922 -3.2 2,485 -4.0 H28.8 8,176 6.8 1,603 7.0 2,314 7.4 1,790 -0.1 2,469 11.6 H28.9 7,953 -0.2 1,565 0.2 2,289 -0.3 1,962 1.9 2,137 -2.4 15 企業収益 日銀短観において、売上高(H28)、経常利益(H28)ともに前年度を下回ると 見込まれている。 売上高増減率 (%) 10.0 兵庫県全産業 兵庫県製造業 兵庫県非製造業 全国全産業 5.0 0.0 -5.0 -10.0 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 28年度上期 28年度下期 経常利益増減率 (%) 100.0 兵庫県全産業 兵庫県製造業 兵庫県非製造業 全国全産業 50.0 0.0 -50.0 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 28年度上期 28年度下期 出所:平成 28 年 12 月全国・県内企業短期経済観測調査(日本銀行、同神戸支店) ○売上高 (前年比増減率%、< > 内は前回平成 28 年 9 月時点調査比修正率%) 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 実 績 実 績 実 績 実績 計 画 全 産 業 県 -3.8 3.8 1.6 -5.4 4.7 4.4 -0.2 1.7 -3.4 0.6 5.5 0.6 製 造 業 内 非製造業 全 国 全 産 業 ○経常利益 <-0.9> -0.7 <-1.4> -0.1 -1.2 <0.2> -2.1 0.2 <-0.8 > -1.3 -1.6 -0.8 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 実 績 実 績 実 績 実績 全 産 業 -3.6 -4.0 50.0 -8.6 -4.9 74.5 10.2 -2.0 -5.0 -3.2 7.2 28.4 製 造 業 内 非製造業 国 下 期 <-0.3> -1.4 <-0.8> -2.1 <0.7> 0.0 <-1.2> -3.4 <-1.4> -0.2 <-1.9> -0.4 <-0.2> 0.4 <-0.4> 0.1 (前年比増減率%、< > 内は前回平成 28 年 9 月時点調査比修正率%) 県 全 上 期 全 産 業 28 年度 計 画 上 期 下 期 <-14.0> <-8.1> -34.1 <-12.6> -41.0 <7.8> -1.2 <5.3> -9.4 <-19.3> -17.5 <-24.4> -19.0 <-0.2> -12.9 <-5.3> -6.9 -0.9 -26.7 <-18.9> -3.5 -31.7 <3.7> 10.6 -7.4 <-0.1> 4.8 -8.2 注)県内の調査企業は、資本金が 2 千万円以上の企業から日本銀行神戸支店が抽出。 16 (参考)法人企業景気予測調査 更新 売上高増減率 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 -15.0 -20.0 (%) 24年度 25年度 26年度 兵庫県全産業 兵庫県製造業 兵庫県非製造業 兵庫県大企業 兵庫県中堅企業 兵庫県中小企業 27年度 28年度 経常利益増減率 (%) 110.0 兵庫県全産業 兵庫県製造業 兵庫県非製造業 兵庫県大企業 兵庫県中堅企業 兵庫県中小企業 60.0 10.0 -40.0 -90.0 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 出所:平成 28 年 10 月~12 月期法人企業景気予測調査(財務省近畿財務局神戸財務事務所) ○売上高 (前年比増減率%、27 年度は 311 社、28 年度は 304 社回答) 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 上期 全 産 業 -2.8 3.7 4.7 下期 1.2 -4.3 -6.4 -2.2 製 造 業 -4.6 3.4 4.9 2.2 -2.8 -4.5 -1.2 県 非製造業 1.6 4.4 4.3 -0.6 -6.7 -9.3 -4.1 内 大 企 業 -3.0 3.7 5.1 1.0 -3.9 -5.7 -2.1 中堅企業 -0.6 3.5 1.4 3.3 -9.1 -13.6 -4.5 中小企業 -4.6 1.3 1.1 1.1 2.7 1.2 4.2 ○経常利益 (前年比増減率%、27 年度は 309 社、28 年度は 277 社回答) 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 上期 全 産 業 下期 5.4 65.2 9.2 -9.7 -34.8 -52.9 -9.8 製 造 業 7.2 104.4 9.4 -3.1 -29.1 -45.3 -6.9 県 非製造業 3.3 7.7 8.7 -24.5 -50.5 -73.3 -17.9 内 大 企 業 8.2 76.0 8.5 -12.1 -32.7 -50.9 -7.3 中堅企業 -7.1 2.2 39.9 43.3 -84.2 赤字転化 -56.2 中小企業 -41.3 23.0 -16.8 12.9 20.1 35.7 8.0 注)大企業:資本金 10 億円以上、中堅企業:同 1 億円以上 10 億円未満、中小企業:同 1 千万円以上 1 億円未満。 17 (4)雇 用 求人倍率 有効求人倍率 (H28.11)は、平成以降で最も高い 1.18 倍となり、人手不足感が強 まっている。地域別では、淡路や但馬などで特に高くなっている。 有効求人倍率 (倍) 1.40 1.30 1.20 1.10 1.00 0.90 0.80 0.70 0.60 県・有効求人倍率 県・就業地別有効求人倍率 全国・有効求人倍率 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 正社員・有効求人倍率 (倍) 1.00 県・正社員有効求人倍率 0.90 全国・正社員有効求人倍率 0.80 0.70 0.60 0.50 0.40 0.30 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 出所:一般職業紹介状況(厚生労働省、同兵庫労働局) 有効求人数・有効求職者数(人)、増減率(%)、有効求人倍率(倍) 有効求人数 前年比 有効求職数 前年比 有効求人倍率 正社員有効求人倍 率 就業地別有効求人倍率 有効求人数 前年比 有効求職数 前年比 有効求人倍率 正社員有効求人倍 率 就業地別有効求人倍率 県 県 県 全国 県 全国 県 県 県 県 全国 県 全国 県 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 H27.10 H27.11 H27.12 69,254 74,479 80,560 84,846 87,342 87,053 82,760 9.6 7.5 8.2 5.3 5.0 7.5 6.3 100,223 94,572 88,567 83,617 83,933 79,819 73,294 -2.7 -5.6 -6.3 -5.6 -6.3 -4.8 -4.1 0.69 0.79 0.91 1.01 1.02 1.03 1.04 0.82 0.97 1.11 1.23 1.24 1.26 1.27 0.41 0.47 0.55 0.60 0.61 0.64 0.66 0.50 0.59 0.69 0.78 0.79 0.82 0.85 0.76 0.88 1.00 1.11 1.12 1.13 1.15 H28.3 94,349 6.5 82,384 -5.6 1.08 1.30 0.65 0.83 1.18 H28.4 90,477 7.3 86,409 -8.0 1.12 1.34 0.61 0.79 1.21 H28.5 86,981 9.6 85,746 -6.8 1.14 1.36 0.61 0.79 1.23 H28.6 86,820 7.9 84,288 -8.5 1.15 1.37 0.63 0.82 1.25 H28.7 86,541 8.3 80,891 -7.4 1.16 1.37 0.65 0.85 1.27 H28.8 88,229 9.6 79,994 -4.7 1.15 1.37 0.67 0.87 1.25 H28.1 86,277 5.5 73,854 -5.7 1.05 1.28 0.68 0.87 1.15 H28.2 91,826 7.8 77,861 -5.4 1.06 1.28 0.67 0.86 1.16 H28.9 H28.10 H28.11 90,732 93,667 93,557 8.0 7.2 7.5 78,782 78,753 74,990 -6.0 -5.0 -6.2 1.14 1.17 1.18 1.38 1.40 1.41 0.70 0.72 0.75 0.89 0.92 0.95 1.26 1.29 1.29 注)有効求人倍率、就業地別有効求人倍率は季節調整値、ただし正社員は原数値。有効求人数・有効求職数の年度数値は 月平均。 18 地域別有効求人倍率 (倍) 1.70 1.60 1.50 1.40 1.30 1.20 1.10 1.00 0.90 0.80 0.70 0.60 (倍) 1.90 1.80 1.70 1.60 1.50 1.40 1.30 1.20 1.10 1.00 0.90 0.80 0.70 0.60 神戸 西播磨 H26.10 H26.10 11 11 12 H27.1 阪神 全県 2 3 4 全県 但馬 丹波 淡路 12 H27.1 2 3 4 東播磨 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 9 10 10 11 11 出所:一般職業紹介状況(厚生労働省、同兵庫労働局) 地域別有効求人倍率(倍・原数値) 全県 神戸 阪神 東播磨 西播磨 但馬 丹波 淡路 24 年度 0.69 0.67 0.66 0.61 0.80 0.86 0.75 0.89 25 年度 0.79 0.80 0.75 0.69 0.84 1.08 0.85 1.03 26 年度 0.91 0.93 0.84 0.79 1.01 1.17 1.05 1.28 27 年度 1.01 1.07 0.93 0.82 1.16 1.21 1.20 1.37 H27.10 1.04 1.11 0.93 0.81 1.22 1.31 1.28 1.42 H27.11 1.09 1.16 0.99 0.85 1.28 1.39 1.30 1.45 H27.12 1.13 1.17 1.03 0.90 1.35 1.42 1.38 1.53 H28.1 1.17 1.21 1.08 0.96 1.35 1.34 1.48 1.52 H28.2 1.18 1.23 1.1 0.96 1.32 1.36 1.56 1.51 全県 神戸 阪神 東播磨 西播磨 但馬 丹波 淡路 H28.3 1.15 1.19 1.07 0.94 1.28 1.39 1.40 1.46 H28.4 1.05 1.11 0.96 0.87 1.16 1.27 1.13 1.34 H28.5 1.01 1.09 0.91 0.84 1.13 1.21 1.10 1.36 H28.6 1.03 1.11 0.93 0.85 1.13 1.22 1.24 1.40 H28.7 1.07 1.17 0.95 0.90 1.14 1.27 1.21 1.51 H28.8 1.10 1.20 0.99 0.92 1.16 1.36 1.25 1.49 H28.9 1.15 1.24 1.04 0.96 1.22 1.46 1.28 1.54 H28.10 1.19 1.29 1.07 0.97 1.27 1.51 1.33 1.62 H28.11 1.25 1.34 1.12 1.02 1.38 1.50 1.43 1.85 19 新規求人 新規求人数は、一般、パートとも前年同月を上回る傾向が続き、増加してい る。産業別では、医療・福祉、サービス業の増加率が高くなっている。 新規求人数増減率 (%) 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 兵庫県 H26.10 11 12 H27.1 全国 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・一般・パート新規求人数増減率 (%) 30.0 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 一般 H26.10 11 12 H27.1 パート 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 出所:一般職業紹介状況(厚生労働省、同兵庫労働局) 新規求人数(人) 全 数 一 般 パート 全 数 一 般 パート ※下段は対前年度増減率(%) 24 年度 25,976 7.3 14,717 4.8 11,260 10.8 25 年度 27,605 6.3 15,672 6.5 11,933 6.0 26 年度 29,174 5.7 16,348 4.3 12,826 7.5 27 年度 30,383 4.1 16,723 2.3 13,659 6.5 H27.10 34,050 5.8 18,872 2.9 15,178 9.8 H27.11 28,950 9.9 15,671 7.5 13,279 12.9 H27.12 25,162 0.0 14,186 2.8 10,976 -3.4 H28.1 36,524 5.5 20,273 0.9 16,251 11.8 H28.2 34,147 11.0 18,457 7.6 15,690 15.3 H28.3 31,036 1.3 16,559 2.2 14,477 0.2 H28.4 32,292 5.4 17,286 1.7 15,006 10.2 H28.5 29,956 13.4 15,813 9.5 14,143 18.1 H28.6 30,615 5.8 16,805 4.7 13,810 7.1 H28.7 31,211 2.6 17,255 1.2 13,956 4.5 H28.8 32,046 14.7 17,544 12.9 14,502 16.8 H28.9 31,960 5.2 17,588 6.1 14,372 4.1 H28.10 34,757 2.1 18,624 -1.3 16,133 6.3 H28.11 31,741 9.6 17,341 10.7 14,400 8.4 注)一般…パート以外。 パート…1日、1週間または1ヶ月の所定労働時間が当該事業所において、同類の業務に従事する通常の労働者の所 定労働時間に比し相当程度短いもの。 20 主要産業別新規求人数増減率 (%) 50.0 建設業 製造業 運輸業、郵便業 30.0 10.0 -10.0 -30.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 (%) 50.0 9 10 11 卸売業、小売業 医療、福祉 サービス業 30.0 10.0 -10.0 -30.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:一般職業紹介状況(厚生労働省、同兵庫労働局) 主要産業別新規求人数(人) 建 設 業 製 造 業 運 輸 業、 郵 便 業 卸 売 業、 小 売 業 医 療、 福 祉 サービス業 建 設 業 製 造 業 運 輸 業、 郵 便 業 卸 売 業、 小 売 業 医 療、 福 祉 サービス業 ※下段は対前年度増減率(%) 24 年度 1,973 14.3 2,822 -7.9 1,411 -5.4 4,131 10.1 6,701 15.7 3,140 8.4 25 年度 2,105 6.7 3,146 6.7 1,434 1.7 4,328 4.8 7,177 7.1 3,335 7.1 26 年度 2,092 -0.6 3,449 -0.6 1,421 -0.9 4,358 0.7 7,894 10.0 3,614 10.0 27 年度 2,049 -2.1 3,554 -2.1 1,473 3.7 4,390 0.7 8,323 5.4 3,716 5.4 H27.10 2,358 4.7 4,045 6.9 1,725 9.8 4,779 -4.2 9,240 6.8 3,985 -1.1 H27.11 1,934 -3.9 3,195 1.6 1,427 14.6 4,243 9.8 7,940 9.0 3,529 16.7 H27.12 1,856 6.9 2,975 5.4 1,035 -9.1 3,680 -0.7 7,084 3.1 3,299 1.4 H28.1 2,067 -7.3 4,241 3.6 1,932 11.5 4,924 0.8 10,040 -0.9 4,484 4.0 H28.2 2,020 -9.2 3,876 12.8 1,570 19.4 4,611 1.0 9,487 13.0 3,968 5.0 H28.3 2,170 11.1 3,519 1.4 1,417 -9.0 4,481 8.5 8,166 2.3 4,092 8.5 H28.4 2,032 -4.6 4,260 19.9 1,677 13.5 4,040 -2.1 8,559 -0.6 3,849 7.0 H28.5 1,906 4.0 3,240 9.9 1,429 4.2 4,395 6.6 8,584 17.4 3,459 9.4 H28.6 2,026 -2.0 3,790 8.2 1,511 5.1 4,110 -3.0 8,289 2.0 4,036 6.2 H28.7 2,097 -2.2 3,663 -1.6 1,567 15.3 4,040 -5.2 8,397 1.2 3,899 2.3 H28.8 2,089 10.4 3,611 11.9 1,663 18.4 4,608 4.1 8,909 16.0 3,967 27.3 H28.9 2,206 4.4 3,705 -3.7 1,601 5.1 4,385 -8.6 9,009 14.1 4,277 14.2 H28.10 2,249 -4.6 4,170 3.1 1,619 -6.1 4,371 -8.5 9,308 0.7 4,382 10.0 H28.11 2,030 5.0 3,444 7.8 1,399 -2.0 4,213 -0.7 9,093 14.5 4,314 22.2 注)原数値。年度数値は月平均。新規学卒者は除く。なお、サービス業は「サービス業(その他に分類されないもの)」。 21 (参考)完全失業率 完全失業率 (%) 5.5 近畿・完全失業率 5.0 全国・完全失業率 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 全国・求職理由別完全失業者数 (万人) 350 非自発的離職 自発的離職 学卒未就職 その他 300 250 200 150 100 50 0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:労働力調査(総務省) 完全失業率(%) 完全失業率 県 近畿 全国 24 年 4.7 5.1 4.3 完全失業率 県 近畿 全国 H28.3 3.6 3.7 3.2 25 年 4.1 4.4 4.0 26 年 3.9 4.1 3.6 27 年 3.8 3.8 3.4 H27.10 - 3.6 3.2 H27.11 - 3.4 3.3 H27.12 3.5 3.3 3.3 H28.1 - 3.3 3.2 H28.2 - 3.3 3.3 H28.4 - 4.0 3.2 H28.5 - 3.6 3.2 H28.6 3.7 3.7 3.1 H28.7 - 3.6 3.0 H28.8 - 4.1 3.1 H28.9 3.5 3.8 3.0 H28.10 - 3.3 3.0 H28.11 - 3.0 3.1 注)全国の月別の値は季節調整値。県の月次の完全失業率は公表されていないため、直近の四半期別数値を記載。 22 雇用保険被保険者数 雇用保険被保険者数は、平成 24 年 10 月以降、前年同月 を上回る状況が続いている。 雇用保険被保険者数増減率 (%) 2.5 全国対前年比 2.0 兵庫県対前年比 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・雇用保険被保険者数 (千人) 1,340 被保険者数 1,320 1,300 1,280 1,260 1,240 1,220 1,200 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 出所:一般職業紹介状況(厚生労働省、同兵庫労働局) 雇用保険被保険者数の状況(人) 全産業 うち 製造業 全産業 うち 製造業 ※下段は対前年度増減率(%) 24 年度 1,282,555 0.1 389,075 -0.8 25 年度 1,293,654 0.9 385,442 -0.9 26 年度 1,308,613 1.2 383,939 -0.4 27 年度 1,322,308 1.0 380,935 -0.8 H27.10 1,322,325 1.1 380,170 -0.7 H27.11 1,324,744 1.0 380,744 -0.7 H27.12 1,326,090 1.0 380,887 -0.6 H28.1 1,321,526 1.0 380,077 -0.6 H28.2 1,322,729 1.0 379,752 -0.6 H28.3 1,321,641 1.1 379,084 -0.6 H28.4 1,325,770 1.3 381,948 -0.1 H28.5 1,340,577 1.4 384,199 0.4 H28.6 1,344,033 1.4 383,252 0.3 H28.7 1,345,007 1.5 383,623 0.5 H28.8 1,343,691 1.5 383,041 0.5 H28.9 1,343,104 1.6 382,528 0.5 H28.10 1,342,281 1.5 381,788 0.4 H28.11 1,344,225 1.5 381,985 0.3 注)各月の月末の数値。年度数値は月平均。短時間労働被保険者も含む全数。 23 所定外労働時間 所定外労働時間は、平成 28 年 1 月以降、10 か月連続で 前年同月を下回っている。 所定外労働時間指数増減率 (%) 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 -5.0 -10.0 兵庫県 -15.0 全国 -20.0 -25.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 所定外労働時間指数 (H22=100) 120.0 兵庫県 115.0 全国 110.0 105.0 100.0 95.0 90.0 85.0 80.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 出所:毎月勤労統計調査全国調査(厚生労働省) 、同地方調査(県統計課) 所定外労働時間指数(平成 22 年=100) ※下段は対前年増減率(%) 事業所規模 5 人以上 県 所定外労働 時間指数 全国 県 所定外労働 時間指数 全国 24 年 99.0 -4.2 101.7 0.7 25 年 100.2 1.2 104.4 2.6 26 年 105.5 5.3 108.6 4.0 27 年 103.9 -1.5 107.5 -1.0 H27.9 103.0 2.4 105.9 -0.8 H27.10 111.9 8.9 108.8 -0.8 H27.11 101.0 -4.6 109.8 -0.9 H27.12 110.9 0.8 111.8 -0.9 H28.1 93.1 -7.8 102.9 -2.8 H28.2 99.0 -2.0 104.9 -1.9 H28.3 103.0 -3.6 109.8 -1.8 H28.4 103.0 -1.0 110.8 -0.9 H28.5 94.1 -5.9 102.0 -1.8 H28.6 94.1 -6.8 103.9 -1.0 H28.7 95.0 -8.7 104.9 -1.9 H28.8 91.1 -10.7 100.0 -2.0 H28.9 95.0 -7.8 104.9 -0.9 H28.10 99.0 -11.5 107.8 -0.9 注)年数値は月平均。 24 賃 金 現金給与総額(H28.10)は、3か月ぶりに前年同月を上回っている。 現金給与総額増減率(名目) (%) 8.0 兵庫県対前年比 6.0 全国対前年比 4.0 2.0 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 -8.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 兵庫県・現金給与総額 (千円) 特別に支払われる給与 所定外給与 所定内給与 600 500 400 300 200 100 0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 出所:毎月勤労統計調査全国調査(厚生労働省) 、同地方調査(県統計課) 兵庫県・現金給与総額(円、増減率%[名目]) 事業所規模 5 人以上 現金給与総額 前年比(※) うち所定外給与 前年比(※) 24 年平均 299,878 -0.4 19,745 -2.0 25 年平均 299,061 -1.6 19,442 -1.5 26 年平均 300,322 -0.7 19,726 1.5 27 年平均 290,740 -0.3 18,839 -4.5 H27.9 247,639 2.3 18,691 0.3 H27.10 247,305 0.4 19,688 1.1 H27.11 262,542 0.0 18,986 -4.5 H27.12 496,050 -0.5 19,984 -1.8 H28.1 246,460 -0.2 18,342 -3.3 現金給与総額 前年比 うち所定外給与 前年比 H28.2 242,641 1.2 18,584 1.0 H28.3 253,068 1.0 19,355 1.1 H28.4 251,694 1.6 19,260 2.9 H28.5 246,809 -0.4 18,154 1.1 H28.6 409,327 0.3 18,056 -1.3 H28.7 336,431 -0.7 18,190 -2.5 H28.8 253,086 -0.1 17,697 -4.8 H28.9 245,657 -0.7 17,849 -4.5 H28.10 248,156 0.4 18,583 -5.6 注)前年比増減率は、現金給与総額については平成 22 年を 100 とした場合の指数をもとに計算されているが、所定外給 与については指数化されていないため、実数をもとに産業労働部にて計算している。 25 (5)金 融 預貸金残高 貸出残高及び預金残高は、前年同月を上回る状況が続いている。 預貸金残高増減率 (%) 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0 -3.0 H26.9 10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 兵庫県貸出 全国貸出 兵庫県預金 全国預金 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 兵庫県・貸出残高、貸出約定平均金利 (千億円) 200 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 H22.2 H23.2 H24.2 H25.2 都市銀行 地方銀行 第二地方銀行 信用金庫 その他 平均金利 H26.2 H27.2 H28.2 (%) 3.0 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 H28.10 出所:貸出・預金動向(日本銀行) 、主要金融関連指標(同神戸支店) 兵庫県・預貸金残高(億円、増減率%) 、貸出約定平均金利(年(月)末水準、%) 貸出残高 前年比 預金残高 前年比 貸出平均金利 貸出残高 前年比 預金残高 前年比 貸出平均金利 23 年末 151,631 -0.6 291,869 2.0 1.763 24 年末 151,415 -0.1 298,146 2.2 1.673 25 年末 153,631 1.5 305,927 2.6 1.571 26 年末 154,907 0.8 310,959 1.6 1.492 H27.9 156,038 1.5 312,882 2.1 1.422 H27.10 155,425 1.5 314,896 3.1 1.424 H27.11 155,242 1.2 314,681 2.4 1.418 H27.12 156,968 1.3 317,996 2.3 1.405 H28.1 156,038 1.1 315,725 2.2 1.404 H28.2 155,727 0.5 316,251 1.8 1.395 H28.3 161,183 1.6 320,322 2.1 1.365 H28.4 156,431 0.7 320,830 2.8 1.360 H28.5 155,843 0.9 320,004 2.6 1.350 H28.6 156,758 1.3 323,484 2.7 1.330 H28.7 157,441 1.7 322,432 3.1 1.324 H28.8 156,920 1.5 322,223 2.9 1.317 H28.9 158,317 1.5 322,058 2.9 1.304 H28.10 157,271 1.2 321,969 2.2 1.302 注)貸出残高、預金残高:都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、信用金庫、その他政府系等(農林系を除く)が対象。 貸出平均金利:都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、信用金庫の短期、長期の貸出金利を加重平均したもの。 26 倒 産 倒産件数(H28.11)は前年同月比マイナスとなり、直近6ヵ月(H28.6~11)の 累計でも前年同期を約 13%下回っている 企業倒産件数増減率 (%) 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 -40.0 -50.0 兵庫県対前年比 全国対前年比 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 5 6 7 8 9 10 11 兵庫県・企業倒産件数 (件) 70 件 数 60 50 40 30 20 H26.10 11 12 H27.1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28.1 2 3 4 出所:全国企業倒産状況(㈱東京商工リサーチ) 、兵庫県企業倒産状況(同神戸支店) 兵庫県・企業倒産状況(件、負債総額(億円)、増減率(%) 24 年 25 年 26 年 27 年 H27.10 件 数 623 536 517 499 38 前年比 -0.5 -14.0 -3.5 -3.5 -9.5 負債総額 1,640 948 657 553 21 前年比 75.0 -42.2 -30.7 -15.9 -68.7 件 数 前年比 負債総額 前年比 H28.3 39 -26.4 34 -48.2 H28.4 45 4.7 96 156.4 H28.5 25 -44.4 17 -83.8 H28.6 55 12.2 35 45.2 27 H28.7 30 -25.0 51 -0.1 H27.11 46 17.9 69 28.0 H27.12 34 -26.1 43 -8.3 H28.1 31 -6.1 44 87.3 H28.2 38 -5.0 26 -38.4 H28.8 31 -18.4 20 0.5 H28.9 34 -15.0 22 -55.8 H28.10 39 2.6 23 10.8 H28.11 29 -37.0 91 31.7 3.県内の主要業種の概況 業 種 電子部品・ デバイス・ 電子回路 製造業 水 運 業 金 融 業 道路貨物 運 送 業 概 況 (一社)電子情報技術産業協会によると、9月の電子部品・デバイスの生産額は前年同月比 11.2%減の 6,884 億円となった。 県内半導体メーカーによると、10~12 月の半導体の生産は、車やスマートフォン関連の受 注増により、前年同期比で増加を見込んでいる。設備投資は、車向け製品の受注増を受けた 臨時の投資も一部実施したが、年間の総額では前年度より減少すると見込んでいる。原材料 価格は、外貨建てでは金や銅の価格が下落しているが、円安で相殺されると見ているとのこ とである。 神戸市みなと総局によると、神戸港の 11 月の外国貿易貨物量は、前年同月比 0.1%減の 385 万トン、内国貿易貨物量は、同 0.4%減の 410 万トンとなった。 大手海運会社によると、景況感は良い。例年 11 月にクリスマス等のかけ込みがあって 12 月は落ち着くが、今年は 12 月も積荷量が好調である。受注、需要は増加している。燃料 費の安定と足元の円安傾向が主な要因である。設備投資に関してはコスト削減のため新た に取り組むのではなく今までの計画を着実に実行していく。 今後、為替と他社の動向を注視していくとのことである。 県内金融機関によると、県内中小企業の景況感は改善傾向にある。米国新政権が為替や株 価にもたらした影響を受けた結果であるとみている。業種別では非製造業で景況感のマイナ スが大きくなっている。主な要因は個人消費が戻っていないことである。個人向け融資では、 融資内容の傾向としては、大きなフリーローンなどよりカードローンなどの小口の裾野が広 がっている。 企業の海外進出への注目が高まっていると感じている。相談も多く、関連セミナーの集客 も好調である。 地域貢献に関するメニューや支援を行うことで、地域の産業活性化に注力していきたいと のことである。 国土交通省によると、平成28年9月の近畿運輸局管内の一般貨物トラック事業者の輸送量 は、前年同月比1.9%減となった。 県内道路貨物運送業者によると、輸送量は前年並であるものの、人件費等のコスト増に対 応するため、取引先に運賃改定を働きかけてきた効果が現われており、売上は前年を上回る 見込みである。人手不足が続いており、特に姫路以西の地域では、他業種に求職者が流れる ためか、募集をしても人が集まらないとのことである。 平成 28 年 12 月 28 兵庫県産業労働部調査 (地域の概況) 地 域 業 種 食 品 概 況 県内食品メーカーによると、引き続きデフレ傾向は続いており製造量が同じでも売 上げは減少している状態である。食品衛生や食品安全に係る国の基準への対応もあり、 業界全体の先行きの見通しはやや悪い。 同社としては、新しい包装用機械の稼働や人気商品の販売地域の拡大など努力を続 けているところとのことである。 県内水運業者によると、業界の状況は、インバウンド、国内観光客ともに減少して おり、昨年に比べて低迷している。この状況はしばらく続くと考えている。 観光・レ 同社の状況は、来年2月からの新サービス開始に向けてスタッフや設備など、てこ ジ ャ ー 入れが必要な部分の調整中である。ただサービス関連の求人は多くの企業が行ってお り、より良い条件の求人先に転職し定着率が悪いため、今後の対応を検討していると のことである。 神戸 県内の靴等を製造するゴム製品メーカーによると、業界においては、昨年対比 30% 以上ダウンと市況の厳しさが目立っている。ネット販売が拡大しているなか、消費者 がより安い商品を探しており、店舗販売は大幅な減となっている。 ゴム製品 同社においては、長年にわたりネット通販を強化してきたため、業界ほどの落ち込 みは感じられない。現在は、来年春に神戸シューズの東京進出向けて準備と、地場産 業の向上に努めているとのことである。 県内情報サービス企業によると、幅広いジャンルで新規業務を開拓している企業に は多くの受注があり、開発業務、セキュリティ関連など複数の分野で需要があるため、 景況感は良い。 情報通信 同社は最近、ユーザーから合同開発案件をよく相談される。丸抱えで発注するだけ でなく、ユーザー自身が開発に参加することで経費軽減を図ることが狙い。そのため、 同社ならではの、専門分野を提供する合同開発ビジネスも今後増えるのではとのこと である。 県内酒造メーカーによると、地方蔵が売上げを伸ばし、大手メーカーの売上げは横 ばい又は減少している。酒質は、一般酒から純米酒、原酒に、容量は、大容量から中 飲 料・ たばこ・ 小容量に変化している。また、紙パックの値引き競争の傾向がある。 同社の状況は、売上げが減少傾向にあり大変厳しい状況が続いており、今後も同様 飼 料 と見込んでいる。日本酒の消費は、ヘビーユーザからライトユーザに移行しており、 製 造 業 消費量の減少が見込まれるとのことである。 県内情報サービス業によると、ソフトウェア部門については、景気回復の兆しが見 えてきているが、新規開発までには至らない状況が続く見込みである。また、ハード ウェア部門は、中国経済の復調により受注量は増加傾向にあるが、年明け以降につい 情報サー 阪神南 ては不透明である。 ビス業 同社の状況は、ソフトウェア部門については、景気回復の兆しは見えるが、受注量 に繋がっておらず、ハードウェア部門は、中国経済の不況により昨年7月から出荷が 落ち込んでいたが、4月から例年どおりの出荷量となっているとのことである。 県内金属加工業によると、自動車の国内生産台数が前年割れしているため受注量が 少ない状況である。 同社の状況は、10~12月期の売上・利益とも、対前期比では多少持ち直してい 金属製品 るが、燃費不正問題で自動車の売れ行きが悪く、先行きは不透明である。また、日銀 加工業 のマイナス金利の導入により借入金利が低下しているものの、工場内に機械設備増設 スペースが無いため、新規設備投資を控えているジレンマもあるとのことである。 29 地 域 業 種 は ん 用 阪神南 機械器具 製造業 繊 維 輸 送 用 機械機器 阪神北 卸 売 百 貨 店 輸 送 用 機械器具 等製造業 東播磨 化学工業 概 況 県内はん用機械器具製造業によると、業界全般では、平成28年は、順調に回復し てきていたが、年央から年末まで足踏み状態に入った。平成29年は再び上昇傾向と なる見込みである。 同社の状況は、平成28年は、前半は回復基調で、年央から年末にかけ停滞してい るが。その後は上昇傾向に転じる見込みである。こうした状況のもと、金型更新を中 心とした設備投資の時期については、次年度送りを含め、慎重に検討しているとのこ とである。 県内繊維製品メーカーによると、自動車資材関連は回復傾向にあるが、今後、人口 の減少や大都市集中など車の販売台数減少の要因が進むことが懸念される。工業資材 関連はこれまで東北地方の被災地復興のため需要が伸びていた汚染物質の下に敷く土 木用マットと上を覆う遮光用マットが台風の影響で工事がストップし、再開の目処が 立っていないため収益が悪化している。情報通信資材関連はプリンター、複写機に使 用される資材の東南アジアにおける需要が堅調で、現地工場はフル生産が続いている。 エネルギー資材関連は中国における太陽光発電用パネルの生産が回復傾向にあるた め、パネル原料製造時に使用する断熱材の需要が伸びているとのことである。 県内輸送用機械機器製品メーカーによると、自動車関連についてヨーロッパのメー カーから新車種に使用される部品を受注したため、当該車種の売れ行きのよっては売 上増が期待できる。中国市場はこれまでと同様、国内メーカーからの需要は減少して いるが中国メーカーからの需要が伸びている。北米市場についてはアメリカの景気が 回復傾向にあるため売上増が期待できるが、今後のアメリカの政策次第では北米自由 貿易協定(NAFTA)により、現在関税が課せられていない現地拠点からアメリカ への輸出に関税が課せられることが懸念されるとのことである。 県内のガソリン・LPガス等の卸売・小売業者によると、石油部門は円安やOPE C減産決定の影響は今のところ出ていないが、車の台数減少等により販売量は伸びて いない。ガス部門は季節的にはこれから売上増が期待できるが家屋の新築件数の減少 等により売上の減少傾向は続いている。カフェ部門は夏休み期間に利用者が減少した が、現在は夏休み前の状態まで回復している。平日の利用者増が課題であり、利益を 上げるまでには至っていない。リフォーム部門は提案型の業務拡大にむけてリフォー ム提案会やフェアを開催し、広告宣伝効果をあげているが、現場に精通した建築士の 確保が困難である。板金塗装も夏以降、順調に需要が伸びているため、若手の整備工 を増員したいが人材確保が困難とのことである。 県内に店舗を展開する百貨店によると、郊外店は売上の中心は食料品関係で前年並 みを確保している。近隣の常連客の利用が多いため、景気等による売上の変動は比較 的少ない。お歳暮は高齢の毎年利用者が多く、若年者はお歳暮をしない傾向にあるた め売上は年々減少傾向にある。年末は食料品関係の売上が一番伸びる時期であり、売 上増を期待している。ファッション関係は年明け以降に福袋の販売とクリアランス セールを行うが、売上は例年どおりとなる見通しとのことである。 県内輸送用機械器具等メーカーによると、景況感は現在、今後ともさほど良くない。 ロボットは売り上げも好調で需要も多い。ガスタービンは良くも悪くもない。モー ターサイクルは、今年度、新モデルの投入が少なかったこと等があり、売り上げが減 少している。雇用については、ガスタービンとロボットの技術員が不足している。為 替については円高時に海外調達率を上げたり為替予約をして調整している。 モーターサイクルは2017年には新機種を販売予定であり、その売り上げに期 待している。また、航空機の製造生産の伸びも期待しているとのことである。 県内化学メーカーによると、景況感は現在、今後とも悪い。 前期には利益率の高い医療品関係の原材料の生産があったが、下期は生産予定がな く利益が大きく減少する見込みである。 老朽化した設備を順次更新しており、今年度内の完了する予定である。 国内の需要が減っているが、海外の顧客は鈍化しつつも増加している。中国でも 同じような製品を製造しており、価格競争が激化している。業績は伸びているが、売 り上げ単価は低下しているとのことである。 30 地 域 業 種 鉄 鋼 業 東播磨 一 般 機械器具 製 造 業 概 況 県内鉄鋼メーカーによると、景況感は現在、今後ともさほどよくない。 質の良いコークス用の石炭(主にオーストラリア)の価格が高騰しており、今後、 鉄鋼メーカーにとっては厳しい状況になると予想している。 これまで設備の集約化と合理化を進めてきたが、石炭等の輸入価格の高騰を、コス ト面でどれだけ下げられるかが利益増減のカギとなる。また、付加価値の高い製品を どれだけ販売していくかが重要になってくるとのことである。 県内一般機械器具メーカーによると、景況感は現在、今後とも悪い。 売上げ規模は昨年並みであるが、利益は少し増加傾向にある。設備投資については、 製品実証設備の更新、老朽インフラ・生産設備の更新を実施している。 円安ドル高の影響で、工場全体の採算としては改善の見込み。ただし、現地建設工事 を含むアジア向けの案件については、調達の多くの部分を外貨で行っており、円安効 果が限定的である。 今後、原油価格が更に上昇し、客先の設備投資予算に余裕が出てくれば、市場環境 好転の可能性がある。また、東京オリンピックの影響により、国内建設業者や建設機 材の先行きの価格が高騰しているとのことである。 県下の宿泊業者によると、H28.10~12 月の売上高、利益及び受注は、 前期(7~9 月)、前年同期比共に 10~30%程度増加見込みである。これは、例年 12 月 は、 「おせち・歳暮」等の物販部門が売上を伸ばしていることによる。また、前期(夏 宿 泊 業 場) 、宴会等も少なく売上げが伸びなかったことも増加した要因の一つである。 インバウンド宿泊客は、昨年より減少している。 宴会等に使用する食材(野菜等)の高騰がマイナスに影響しているとのことである。 北播磨 プ ラ ス チ ッ ク 製 品 製 造 業 金属製品 製 造 業 繊維衣服 等卸売業 飲食料品 小 売 業 中播磨 化学工業 県内のプラスチック製品製造業者によると、今期(10~12 月)の売上高、利益及び受 注は、前期(7~9 月)比 1~3%程度増加見込みである。これは、 鉄道車両用部品及び大手取引先からの生活関連部品の受注増による。 今年度の設備投資は、前年度より3%増加。これは、5 年周期に工場内外の改修を行っ ていることによる。 現在人手不足である。来春高校卒業予定者 4 名及び即戦力の設計担当を募集してい るが内定者無しとのことである。 県下の金属製品製造業者によると、売上高、利益及び受注は、前期(7~9 月) 及び 前年同期と変化無く業績は安定している。 最近の円安傾向は、世界約 130 カ国と取引(輸出)しているため、今後、プラスに影 響するであろう。 また、海外取引の重要性に鑑み、語学堪能な即戦力を2名採用したとのことである。 県下の繊維衣服等卸売業者によると、今期(10~12 月)の売上高、利益及び受注は、 前年同期比 10%程度減少見込みである。これは、消費者の低価格志向や個人消費の低 迷が減少要因の一つである。 製品の展示会を、東京やパリで開催し、販路拡大・売上増に努めている。 最近の円安傾向で、重油等が高騰すればマイナスに影響するとのことである。 県内スーパーによると、客数は減少しているが、野菜の高騰で一品単価が上昇して いる。競合店の進出が増えたため、価格競争が激しくなっている。雇用は不足してお り、大卒の新規採用に苦戦している。今年度は、本社の基幹システムや店舗のレジの 入れ替えのほか、秋口に一店舗を改装し、対前年比 160%の投資となった。電子マネー カードを平成29年1月までに全店に導入予定で、顧客への普及を進めていきたいと のことである。 県内化学メーカーによると、主要生産品目である高吸水性樹脂については、海外輸 出が6割を占めており、中国・東アジア地域を中心に需要が堅調である。28年度か ら稼働開始の韓国の高吸水性樹脂生産設備は、現在フルで操業している。地の利を活 かして、アジア市場への拠点は韓国工場へシフトさせていく。医療業界向け高機能樹 脂も販売数量が増加し、姫路工場内の生産設備を増強させたとのことである。 県内の機械器具メーカーによると、主要顧客の景気の回復を受けて、受注は順調に 電 気 推移している。養殖業界や医療業界との新たな取引も出てきている。注文が増加して 機械器具 いるが、製造現場のパート、派遣の職員が集まらず人手不足となっている。下半期よ 製 造 業 り、生産効率向上のため一工程にロボットシステムの設備投資をし、省人化を図る予 定。銅の価格が2割上昇し、収益の圧迫につながってきている、とのことである。 31 地 域 業 種 生 産 用 機械器具 製 造 業 中播磨 業 務 用 機械器具 製 造 業 化学工業 電気機械 器 具 製 造 業 西播磨 各種商品 小 売 業 宿 泊 業 宿泊業他 但馬 繊維製品 概 況 県内の生産用機械器具メーカーによると、航空、宇宙、防衛など高付加価値産業の 業界との取引が増え、売上、利益ともに増加している。こうした業界との取引に合せ、 社内の整理整頓やルール化も徹底していく。平成28年度は大幅な機械設備の投資を 行った。人材については、ベトナムの大卒者を新たに採用するほか、外国人技能実習 生の登用も検討している、とのことである。 県内機械器具メーカーによると、H27年度は小売業者の入替え特需があったため に売上が伸びたが、反動で今年度同期は減収となっている。ポンド安が進み、為替差 益が生じたため営業利益は増えている。国内市場は縮小傾向にあるが、海外市場は伸 びしろが大きく、売上も対前年の3倍になった。海外製品では機能別に製品が分かれ ているところ、日本製品は機能が集約された製品となっているため、導入すればコス ト低下につながり、入替え需要が生じている、とのことである。 県内化学メーカーによると、同社は 4 事業(化成品、食品、健康、調味料)を行なっ ているが、総じて見れば堅調に推移している。 塩については、秋は夏冬に比べると需要が減るシーズンなので、前期より減ること は想定済み。ただ、塩の需要は低減傾向にあり、理由ははっきりしていない。 一方で化成品は好調で売上、利益との好調な結果となっており、塩のマイナスを化 成品で埋めた形となっている。 今年は台風で北海道・東北地方が甚大な被害を受けた。秋以降は北海等、東北とも漬 け物などで塩をよく使うシーズンなだけに、塩の使用量が減らないか心配していたが、 影響はなかったとのことである。 県内電気機械器具メーカーによると、業績は好調に推移している。特に自動車メー カーの制御部品が好調で、今後もこの状況が維持できるものと見込んでいる。 今年度新たに取り組んでいる介護用歩行器も順調で、今後の伸びに期待していると のこと。 移転したプレス工場は、受注も順調で移転元の工場の稼働率にようやく達した。 一方、プレス工場を移転した工場は、空きスペースが増えた状況だが、現在補修中 で、その後は倉庫として使用予定とのことである。 県内スーパーによると、10 月に近隣に大型店がオープンしたことから売り上げが伸 び悩んだが、12 月に持ち直してきた。 11 月はもともと業績が伸びない月なので、現在の状況は例年通りであり心配してい ない。今年は天候不順で野菜の価格が異常に高騰した。このことから販売点数は減っ たものの、売り上げは確保できるという現象が生じた。西播磨地域は人口が減少して いるにもかかわらず、店舗近隣にスーパーやドラッグストアが開店する予定があり、 経営環境は厳しいとのことである。 県内ホテルによると、昨年度は姫路城リニューアルオープンの影響で、宿泊客が増 加したが、今年の場合はその反動で客足が若干落ちている。想定内の変動なので悲観 はしていない。 これまでは夏がハイシーズンだったが、近年は冬のカキシーズンがハイシーズンと なっている。この傾向は今後とも続きそうであり、それを見据えた対策を採っていき たい。 地元産の農産物や果物、魚を使う方向へシフトしていきたいが、地域の野菜では量 が確保できず、方法を模索しているとのことである。 県内温泉旅館によると、景況感はさほど良くない状況が続いている。8 月までは好 調であったが、9 月以降の動きが悪くなっている。シーズンに入ったカニの価格が今 年も高止まりしていることに加え、野菜の価格上昇も利益を圧迫する要因となってい る。今後は通年で利益を得られる牛や魚介類といった食材を中心として売り出してい くほか、野菜を農家から直接仕入れるなどにより、安定した利益を出していきたいと のことである。 県内衣料品メーカーによると、景況感はさほど良くない状況である。無縫製衣類は 堅調に推移しているものの、今年は秋冬物の動きが悪く、事業全体としては昨年比で 売上・利益ともに減少する見込みである。雇用人員については不足状態が続く。市内 での新工場が操業を開始した影響からか、募集にも人が集まらなくなっている。シフ ト体制や賃金面でより条件の良い環境に人が流れていると思われるとのことである。 32 地 域 業 種 金属製品 製造業 但馬 金融業 家 具・ 装 備 品 製 造 業 そ の 他 製 造 業 丹波 食 料 品 卸・小売業 銀 行 業 概 況 県内金属製品メーカーによると、景況感は良い状況とのことである。前期比で売上 の若干の増加を見込んでいるほか、社内ロスの改善により、対前年同期比では利益が 増加する見込である。雇用人員は適正な状況であるが、入社 3 年以内及び 30 代で転職 する若手社員が一定数いるため、安定的な人材の確保が難航している。高い学力で即 戦力となり得る優秀な若手人材のUターン就職を期待している。地元高校生や地域向 けには継続してPRしていきたいとのことである。 県内金融機関によると、景況感は悪い状況とのことである。マイナス金利導入によ る減益の影響が出ている。県下全域で見ると住宅投資が増加しているが、管内での動 きはみられない。法人向け融資に関する管内企業の動向としては、金額・件数ともに 横ばい状態が続く。管内企業は全体的に雇用人員に不足を感じている印象を受ける。 今後は大学 3 回生向けに管内企業でのインターンシップを企画するなど、Uターン就 職の促進にも力を入れていきたいとのことである。 県内の家具等メーカーによると、注文住宅の減少の影響で当社の売上は芳しくない。 夏ごろから受注が徐々に回復傾向にあるがまだまだ低調である。昨年設備を更新した 生産ラインの調整が万全でないため生産性が悪く残業が増加している。年内に対応策 を講じて経費削減に努める。東京、名古屋に営業所を開設したことから新たなハウス メーカーとの取引も始まる。今後も新商品の開発し新たな顧客獲得に取り組んでいく とのことである。 県内釣具メーカーによると、冬場に入り今期の売り上げは若干減少傾向である。こ の業界は天候に左右されるが、船舶・港湾施設の保安強化のため施行された「SOLAS 条約」の影響で、今後立ち入り禁止区域が増え釣り場の減少に繋がることが心配であ る。2016 年の「レジャー白書」では釣り人口が 80 万人増加しているが、自然災害な どで中断していた人が再開したもので、純粋な増加ではないのではないかとのことで ある。 県内食肉卸・小売業者によると、冬季のシーズンに入り原料の入荷状況は良好で仕 入れ価格は昨年同様であるが、猪の個体の状態が良く、1頭あたりの猪肉量的に増加 しているため売上の増加に繋がると思われる。販売面においては観光アピールもあり 市内の業務用販売は好調である。また、小売においては店頭販売は好調であるが通販 ギフト用は大口販売が減少している。今年から始めた加工品(常温製品)の製造を増 やして行きたいとのことである。 県内金融機関によると、一部の企業を除いて全般的には業種に関係なく景況感は感 じられない。当行の状況は事業者向け融資は設備投資も無くニーズが無いため若干減 少傾向であるが、その減少分をカバーするため個人向けローンに力を入れており、消 費者向け融資は若干増加している。マイナス金利政策が貸出金利の低下を招き、運用 益が出せないため厳しい状況であるとのことである。 県内業務用機械器具メーカーによると、物流関連が好調なため大型車向けの受注量 が増加傾向にあり景況感は良い状態が続いている。昨年同期と比較して売上高・利益 業 務 用 ともに増加しており、この状況がしばらく続くのではないかと予測している。雇用面 機械器具 では技術員不足が継続しているが、省力化されている部門や3Dキャド等を活用した 製 造 業 デザイン部門での女性目線のものづくりを求めているため、理系の女性を積極的に求 めているが来春の採用にまでは至っていない。 淡路 県内瓦メーカーによると、熊本の震災後、鳥取・福島と続く地震の影響で瓦離れが 加速しているため、景況感は悪い状況である。売上高・利益ともに減少傾向にあり、 窯 業・ 業界全体でも売上が減少しているため、今後も悪い状況が続くのではないかと予測し 土石製品 ている。住宅の屋根を瓦から鉄板、スレート等の軽量な屋根材に葺き替える工事を行 製 造 業 うと補助金が出る事業を行っている自治体(群馬県内)があり、業界全体で陳情を行っ ているとのことである。 県内電気機械器具製造業によると、景況感については、上期(4~9 月)と比較し売 上が上向きとなった分野があるため良い状況である。昨年同期と比較すると、競合他 電 気 社との競争により価格が下がっているため、売上が増加しているなか利益が減少して 機械器具 いることについて厳しくなっていると感じる。今後の予測については、引き合いの多 製 造 業 い分野があるため良いとまでは言えないが悪くもない状況である。今年度の設備投資 については当初計画から大きな変化はなく、順調に予定通り進んでいる。 33 地 域 淡路 業 種 概 況 県内線香メーカーによると、原材料費の値上げや最低賃金の引き上げ等により費用 の増加が著しく、売上も増加することがなく、景況感は悪い状態がここしばらく続い その他の ている。需要については、なくならないものの嗜好品という性質上、衣食住を満たし 製 造 業 たその後になることが多く、急激な売上増加は見込めない。雇用人員については、適 正な状態ではなく不足しているが、営業職等育成に時間がかかる職種が重要となって いくと考えている。 以上、各県民局、県民センター調査 34 4.その他の指標等 (1) 国内企業物価指数(総平均)対前年同月比増減率 (%) 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 -8.0 H26 .11 H26 .12 前年比 2. 6 1. 8 H27 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 0. 3 0. 4 0. 7 -2. 1 -2. 2 -2. 4 -3. 2 -3. 8 -4. 0 -3. 8 -3. 7 -3. 6 -3. 3 -3. 5 -3. 9 -4. 3 -4. 4 -4. 3 -4. 0 -3. 6 -3. 2 -2. 7 -2. 2 出所:企業物価指数(日本銀行) (2) 機械受注総額(船舶・電力を除く民需)対前年同月比増減率 (%) 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 -40.0 前年比 10 11 12 H27 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 -4. 9 -14 .6 11. 4 1. 9 5. 9 2. 6 3. 0 19. 3 16. 6 2. 8 -3. 5 -1. 7 10. 3 1. 2 -3. 6 8. 4 -0. 7 3. 2 -8. 2 -11 .7 -0. 9 5. 2 11. 6 4. 3 -5. 6 出所:機械受注統計調査報告(内閣府) (3) 経常収支金額及び対前年同月比増減率 (億円) (%) 40,000 30,000 20,000 10,000 0 -10,000 -20,000 経常収支 前年比 H26 .10 11 12 H27 .1 8, 389 4, 272 2, 388 992 5, 278.4 193 .0 144 .0 106 .8 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 14, 873 27, 870 13, 259 18, 536 5, 410 17, 938 16, 249 14, 521 14, 018 11, 059 9, 401 5, 901 23, 874 29, 862 18, 313 17, 827 9, 815 19, 382 20, 008 18, 210 17, 199 100 .7 1, 039.4 262 .7 395 .0 293 .7 494 .9 81. 4 163 .4 221 .4 293 .2 46. 9 67. 1 158 .9 60. 5 7. 1 38. 1 -3. 8 8. 0 23. 1 25. 4 6,000 5,500 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 -500 -1,000 -1,500 -2,000 22. 7 出所:国際収支状況(財務省) 35 (4) 東京証券取引所日経平均株価(月中平均) (円) 21,500 20,500 19,500 18,500 17,500 16,500 15,500 14,500 13,500 12,500 株価 H26 .11 12 H27 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 17, 179 17, 542 17, 274 18, 053 19, 198 19, 768 19, 974 20, 404 20, 373 19, 919 17, 944 18, 374 19, 582 19, 203 17, 302 16, 347 16, 897 16, 543 16, 613 16, 069 16, 168 16, 586 16, 737 17, 045 17, 690 出所:日本経済新聞社まとめ (5) 東京外国為替市場円相場(月中平均) (円/ドル) 95.0 100.0 105.0 110.0 115.0 120.0 125.0 130.0 円相場 H26 .11 12 H27 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 H28 .1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 116 .2 119 .4 118 .2 118 .6 120 .4 119 .6 120 .7 123 .8 123 .2 123 .2 120 .2 120 .1 122 .5 121 .8 118 .3 115 .0 113 .1 109 .9 109 .2 105 .5 103 .9 101 .3 102 .0 103 .8 108 .2 出所:日本経済新聞社まとめ 36 近畿の主要経済指標 ① 景況 現状(良い-悪い)構成比(%ポイント) 区 分 H28.3 月 全 産 業 大企業 中堅企業 中小企業 うち製造業 うち非製造業 6月 + 3 +10 +13 ▲ 6 ▲ 3 + 8 9月 + 1 +10 + 7 ▲ 6 ▲ 2 + 4 12 月(現状) + 2 + 6 +10 ▲ 2 0 + 6 H29.3 月 (予測) + 4 +10 +13 ▲ 4 + 3 + 5 0 + 9 + 9 ▲ 7 0 + 2 (出所)全国企業短期経済観測調査―近畿地区―(日本銀行大阪支店) ② 需要 項 目 百貨店・スーパー販売額:億円 (前年度比増減率%) 乗用車販売台数:台 (前年度比増減率%) 新設住宅着工戸数:戸 (前年度比増減率%) 近畿圏輸出額:億円 (前年度比増減率%) 26 年度 38,532 27 年度 38,992 (▲ 1.0) 662,858 (+2.9) 9月 10 月 11 月 3,396 3,028 2,842 3,110 3,238 (+0.5) (▲4.0) (▲4.6) (▲1.7) (▲1.0) 51,494 42,391 60,284 48,516 - (▲6.3) (▲3.2) (+1.4) (▲0.2) (+0.7) (-) 138,247 13,028 11,580 11,435 12,346 12,257 (+3.9) (+27.6) (▲7.3) (▲2.2) (▲4.1 (+3.2) 157,115 11,999 11,777 12,634 12,459 12,510 (▲10.4) 160,193 8月 620,805 (▲ 8.1) 133,118 H28.7 月 (+ 7.2) (▲1.9) (▲12.7) (▲9.4) (▲8.9) (▲10.9) (+1.1) (出所)商業動態統計調査(前年度比増減率は全店ベース) (経済産業省)※、近畿経済の動向(近畿経済産業局)※、 住宅着工統計(国土交通省) 、近畿圏貿易概況(大阪税関) 項 目 設備投資額 前年度比増減率:% 24 年度 25 年度 + 1.0 26 年度 + 0.3 27 年度 + 7.5 28 年度(計画) ▲ 4.0 + 8.8 (出所)全国企業短期経済観測調査―近畿地区―(日本銀行大阪支店) ③ 生産 項 目 鉱工業生産指数:H22=100 (前年度比増減率%) 26 年度 27 年度 104.1 102.7 (+2.8) (▲ 1.3) H28.6 月 7月 8月 9月 10 月 101.8 100.9 101.8 107.0 104.5 (+3.6) (+4.5) (▲1.0) (▲1.6) (▲5.4) (出所)鉱工業生産動向(経済産業省近畿経済産業局)※ (月次は季節調整値、対前年度比較は原数値による比較) ④ 雇用 項 目 有効求人倍率(季節調整値):倍 26 年度 1.03 1.15 新規求人数(原数値):人 134,746 141,099 (前年度比増減率%) (+1.8) 27 年度 H28.7 月 8月 1.29 (+4.7) 1.28 9月 1.29 10 月 1.31 11 月 1.32 142,268 144,887 149,983 153,337 148,076 (+0.6) (+10.2) (+7.5) (▲1.9) (+9.6) (有効求人倍率の年度値は原数値、新規求人数は年度平均) (出所)一般職業紹介状況(厚生労働省) ⑤ 金融 項 目 企業倒産件数:件 (前年度比増減率%) 企業倒産負債総額:億円 (前年度比増減率%) 26 年度 27 年度 2,436 2,190 (▲ 7.3) (▲10.1) 3,436 2,590 (▲12.4) (▲24.6) H28.6 月 7月 206 154 (▲5.1) (▲24.1) 263 157 (+19.9) (▲28.1) 8月 9月 10 月 176 182 (+2.3) (+9.6) (▲ 9.8) 153 5159 239 (+168.2) 166 (▲21.1) (+3600.5) (出所)近畿地区倒産状況(東京商工リサーチ関西支社) (参考)関西景気の現状についての日本銀行大阪支店のコメント 関西の景気は、緩やかに回復している。 輸出は、緩やかに増加している。設備投資は、増加基調にある。個人消費は、一部に弱めの動きもみられる が、雇用・所得環境が改善するもとで、底堅く推移している。住宅投資は、持ち直している。公共投資は、下 げ止まっている。以上の内外需要を反映して、生産は、緩やかに増加している。この間、企業の景況感は、幾 分改善している。 先行きの景気を巡るリスク要因としては、海外経済や国際金融市場の動向などが挙げられる。 (平成 28 年 12 月 22 日、日本銀行大阪支店「関西金融経済動向」 ) (注)※での「近畿」は福井県も含む。 37
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