「(仮)緑と語らいの広場複合施設」整備事業 公募提案型プロポーサル 提案内容の講評 応募は 3 者あり、各々が対象用地の位置づけや立地環境を踏まえ、施設計画・事業計画に ついて提案された。委員会では、これらの提案について、 「事業実施体制」 、 「導入機能」 、 「施 設計画」 、 「整備・運営の安定的継続性」など、さまざまな観点から厳正かつ公平な審議を重 ね、最優秀提案者及び次点提案者を決定した。 【総括】 3 者とも「恵庭駅前通のにぎわい創出」や「公共機能と民間機能の連携」を意識された提 案であった。最優秀提案者においては、入居するテナントの確約書を添付するなど民間の導 入機能の確実性が見られ、公共機能で最も集客できる図書分館を中心に民間機能のコンビ ニエンスストアイートイン等との一体的配置、公共機能のホールと民間機能のスタジオパ ークとの連携等“静”と“動”における公共機能と民間機能の相乗効果が期待され、また、 市内の近傍価格以下の現実的な家賃設定による事業計画という点が評価され最優秀に選定 された。次点事業者は、実績を多く有する事業体制、施設の配置計画全般において、駅前通 等の周囲を意識したもので高く評価されたが、総合得点でわずかに最優秀提案者に及ばな かった。 【選考委員会の最優秀提案者への附帯意見】 1)恵庭駅前通りとの関係に配慮するとともに、緑のつながり等、景観において工夫を すること 2)建物家賃の大きな変更せず、キャッシュフローを見直し、市内の建設業者が請け負 えるような建設費にするとともに、適切な維持管理費を計上すること
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