理由書 - 白老町

理
由 書
1.案件名
苫小牧圏都市計画道路の変更(白老町決定)
2.決定経緯
苫小牧圏都市計画道路3・4・107号公園通については、昭和 41 年 12 月 2 日(建
設省告示 3781 号)において決定され、昭和 49 年 7 月 10 日(北海道告示 2376 号)にお
いて名称変更、昭和 57 年 5 月 13 日(北海道告示 981 号)において終点の変更、平成 2
年 8 月 16 日(北海道告示 1140 号)において線形の変更、平成 17 年 6 月 17 日(北海道
告示 472 号)において車線数の決定変更し現在に至っている。
3.都市計画変更の内容
苫小牧圏都市計画道路3・4・107号公園通については、周辺の将来土地利用計画
等を勘案し、一部幅員を本案のとおり変更する。
4.都市計画決定(変更の理由)
3・4・107号公園通については、昭和41年12月2日(建設省告示 3781 号)に
都市計画決定が行なわれ、これまでにポロト線の踏切から道道白老大滝線までの一部区
間「約 2,270m」で整備が完了し、町内の鉄北幹線を担う重要な路線として供用開始され
現在に至っております。
そしてこのたび、公園通に隣接されたポロト湖畔周辺におきまして「民族共生の象徴
となる空間整備(以下、象徴空間整備)」が閣議決定を受け、平成 32 年の開設に向け国
の整備が予定されているところであります。
この象徴空間整備に伴う国立民族共生公園については、公共空地とした都市計画決定
により進められる予定となっており、公園通の一部周辺においても同様に公共空地に供
された土地利用形態となることが明らかになっていること、また、公園通東側の市街化
調整区域につきましては社会情勢の変化や人口減少に伴い、市街地の拡大は見込まれな
いものとなっています。
以上のことから、象徴空間整備における将来土地計画に併せ副道の計画を廃止し、歩
行者の安全性、利便性のための歩道のみを立体交差部に移す形態に変更し公園通の一部
区間の幅員の変更をするものであります。
なお、副道廃止の変更に伴って、既存町道である「ポロト社台線」や、緊急輸送道路
として将来整備構想のある「(仮称)苫小牧白老通」への交通対応に関しては、現状の道
路利用においては支障がありませんが、将来的に公園通の事業が行われる際には立体交
差部分の一部に交差点を設置することで、副道に代わる新たな交通ルートが確保できる
ものと考えております。