年 管 発 1 2 2 8 第 ２ 号 平 成 2 8 年 1 2 月 2 8 日 日本年金機構理事長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 （ 公 印 省 略 ） 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令の公布について 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令（平成28年厚生労働省令第185号。 以下「改正省令」という。）が公布されたので通知する。 改正省令の趣旨及び内容は下記のとおりであるので、御了知いただくとともに、実 施に当たっては、貴機構において周知徹底を図り遺漏のないよう取り扱われたい。 記 第１ 改正省令の趣旨 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律（平成 25年法律第27号。以下「番号利用法」という。）の一部の施行を受け、日本年金機 構における個人番号の利用が開始されることに伴い、関係省令について所要の改正 を行い、現況届に個人番号の記入を求めることとするとともに、確定拠出年金法等 の一部を改正する法律（平成28年法律第66号）の施行に伴い、国民年金法施行規則 （昭和35年厚生省令第12号）について所要の改正を行うもの。 第２ 改正省令の内容 １ 日本年金機構における個人番号の利用開始に伴う関係省令の整備 （１）個人番号の報告の求め 厚生労働大臣は、住民基本台帳法（昭和42年法律第81号）第30条の９に規定す る機構保存本人確認情報の提供を受けるために必要と認める場合は、以下の年金 の受給権者に対し、番号利用法第２条第５項に規定する個人番号の報告を求める ことができるものとすること。 ① 厚生年金保険法（昭和29年法律第115号）による老齢厚生年金、障害厚生年 金及び遺族厚生年金（※１） ② 国民年金法（昭和34年法律第141号）による老齢基礎年金、障害基礎年金、 遺族基礎年金及び寡婦年金（※２） ③ 厚生年金保険法等の一部を改正する法律（平成８年法律第82号）附則第16条 第３項の規定により厚生年金保険の実施者たる政府が支給するものとされた年 金たる給付 ④ 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農 林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律（平成13年法律第101号）附 則第16条第３項の規定により厚生年金保険の実施者である政府が支給するもの とされた年金である給付 ※１ 国民年金法等の一部を改正する法律（昭和60年法律第34号。以下「昭和60 年改正法」という。）による改正前の厚生年金保険法による老齢年金、通算老 齢年金、障害年金、遺族年金及び通算遺族年金並びに昭和60年改正法による改 正前の船員保険法による老齢年金、通算老齢年金、特例老齢年金、障害年金、 遺族年金、通算遺族年金及び特例遺族年金を含む。 ※２ 昭和60年改正法による改正前の国民年金法による老齢年金、通算老齢年金､ 障害年金及び寡婦年金を含む。 （２）経過措置 （１）の改正は、この省令の施行の日（平成29年１月16日）以後に個人番号の 報告を求める場合について適用することとし、当分の間、従来どおり住民票コー ドの報告を求めることができるものとすること。 ２ 確定拠出年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う国民年金法施行規則の改 正 国民年金法第108条の４において、基礎年金番号の告知を求めることに制限が 課されているが、その例外について規定している国民年金法施行規則第97条に掲 げる事務に、確定拠出年金法（平成13年法律第88号）第70条第２項に規定する個 人型年金加入者を使用する事業主の事務等を追加するものとすること。 ３ 第３ その他所要の規定の整備を行うこと。 改正省令の施行期日 改正省令は、平成29年１月16日から施行すること。ただし、第２の２の改正は、 同年１月１日から施行すること。 年 管 発 1 2 2 8 第 ３ 号 平 成 2 8 年 1 2 月 2 8 日 地方厚生（支）局長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 （ 公 印 省 略 ） 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令の公布について 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令（平成28年厚生労働省令第185号。 以下「改正省令」という。）が公布されたので通知する。 改正省令の趣旨及び内容は下記のとおりであるので、御了知いただくとともに、貴 管内市町村への周知をお願いする。 記 第１ 改正省令の趣旨 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律（平成 25年法律第27号。以下「番号利用法」という。）の一部の施行を受け、日本年金機 構における個人番号の利用が開始されることに伴い、関係省令について所要の改正 を行い、現況届に個人番号の記入を求めることとするとともに、確定拠出年金法等 の一部を改正する法律（平成28年法律第66号）の施行に伴い、国民年金法施行規則 （昭和35年厚生省令第12号）について所要の改正を行うもの。 第２ 改正省令の内容 １ 日本年金機構における個人番号の利用開始に伴う関係省令の整備 （１）個人番号の報告の求め 厚生労働大臣は、住民基本台帳法（昭和42年法律第81号）第30条の９に規定す る機構保存本人確認情報の提供を受けるために必要と認める場合は、以下の年金 の受給権者に対し、番号利用法第２条第５項に規定する個人番号の報告を求める ことができるものとすること。 ① 厚生年金保険法（昭和29年法律第115号）による老齢厚生年金、障害厚生年 金及び遺族厚生年金（※１） ② 国民年金法（昭和34年法律第141号）による老齢基礎年金、障害基礎年金、 遺族基礎年金及び寡婦年金（※２） ③ 厚生年金保険法等の一部を改正する法律（平成８年法律第82号）附則第16条 第３項の規定により厚生年金保険の実施者たる政府が支給するものとされた年 金たる給付 ④ 厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農 林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律（平成13年法律第101号）附 則第16条第３項の規定により厚生年金保険の実施者である政府が支給するもの とされた年金である給付 ※１ 国民年金法等の一部を改正する法律（昭和60年法律第34号。以下「昭和60 年改正法」という。）による改正前の厚生年金保険法による老齢年金、通算老 齢年金、障害年金、遺族年金及び通算遺族年金並びに昭和60年改正法による改 正前の船員保険法による老齢年金、通算老齢年金、特例老齢年金、障害年金、 遺族年金、通算遺族年金及び特例遺族年金を含む。 ※２ 昭和60年改正法による改正前の国民年金法による老齢年金、通算老齢年金､ 障害年金及び寡婦年金を含む。 （２）経過措置 （１）の改正は、この省令の施行の日（平成29年１月16日）以後に個人番号の 報告を求める場合について適用することとし、当分の間、従来どおり住民票コー ドの報告を求めることができるものとすること。 ２ 確定拠出年金法等の一部を改正する法律の施行に伴う国民年金法施行規則の改 正 国民年金法第108条の４において、基礎年金番号の告知を求めることに制限が 課されているが、その例外について規定している国民年金法施行規則第97条に掲 げる事務に、確定拠出年金法（平成13年法律第88号）第70条第２項に規定する個 人型年金加入者を使用する事業主の事務等を追加するものとすること。 ３ 第３ その他所要の規定の整備を行うこと。 改正省令の施行期日 改正省令は、平成29年１月16日から施行すること。ただし、第２の２の改正は、 同年１月１日から施行すること。
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