ICTの提供による社会の持続可能性と生物多様性への貢献

ご紹介 富士通グループの環境活動
ICTの提供による社会の持続可能性と生物多様性への貢献
SDGs(Sustainable Development Goals) : 2015年に国連が採択した持続可能な開発目標への貢献
第8期富士通グループ環境行動計画
富士通グループは、2016年度から2018年度の環境目標を「第8期富士通グループ環境行動計画」として策定しました。本計画では、お客様や社会
への貢献をより拡大することを目指し、「社会への貢献」と「自らの事業活動」の2軸で計11項目の目標を定めました。「社会への貢献」に関する
取り組みの一つとして、2015年に国連が採択した持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals 以下、SDGs)への貢献に資するソリュー
ションの開発と提供を拡大します。
http://www.fujitsu.com/jp/about/environment/approach/plan/
持続可能な開発のための2030アジェンダ
「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)を
中核とする「持続可能な開発のための2030」は、平成27(2015)年9月
25日に、ニューヨーク・国連本部で開催された国連サミットで採択され
ました。
SDGs(Sustainable Development Goals)
2030 年に向けて持続可能な開発に関する地球規模の優先課題などを明ら
かにした目標。現在17の目標案と169のターゲット案が発表されました。
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)とは異
なり、先進国を含む全ての国に適用される普遍性が最大の特徴です。
環境との関連
複雑に絡み合う社会・環境課題に対応していく
ためには、環境・経済・社会の3つの課題を総
合的に取組む必要があります。環境省では、17
のゴールのうち、気候変動、持続可能な消費と
生産(循環型社会形成の取組等)等、少なくと
も、12が環境に関連しているとしています。
ICTによるSDGsへの貢献
富士通グループは、クラウドシステム、モバイ
ルコンピューティング、電子政府など、様々な
ICTの提供を通じて、国内外のお客様とともに、
SDGsへ貢献してまいります。
FUJITSU 文教ソリューション K-12 協働学習支援 マーナビケーションのご紹介
「K-12 協働学習支援 マーナビケーション」は、「基礎的な学習と知識の習得」および「思考力・判断力・表現力の育成」、また生徒たちが互いに
教え、そして学び合う「協働教育」の実現を目的に、効果的に次世代型授業を支援いたします。
SDGsへの貢献
・初等~高等教育全ての教育課程において学習・研究の質の向上と平等性を確保(SDGs 4)
・自然界における絶滅危惧種の保護・保全など、生物多様性における研究活動に貢献(SDGs 6, 11, 15)
・世界が持つ有形・無形のあらゆる文化遺産を記録・保存し、世界文化遺産の保護・保全に貢献(SDGs 11)
・地域文化振興の要素となる歴史・民俗・観光などの多くの情報を多角的に提供することにより地方創生事業に貢献(SDGs 8, 12)
質の高い教育を
みんなに
安全な水とトイレ
を世界中に
働きがいも
経済成長も
住み続けられる
まちづくりを
つくる責任
つかう責任
陸の豊かさも
守ろう
http://www.fujitsu.com/jp/about/environment/approach/plan/
ご紹介 富士通グループの環境活動
自社事例:富士通グループ 環境教育出前授業の取り組み
取組み概要
私たち人間の活動の影響により、地球温暖化、資源の枯渇、野生生物の絶滅など、地球環境問題は年々深刻化
しています。日本における部門別二酸化炭素排出量の推移をみると、産業部門は減少傾向にあるものの、家庭
部門は増加傾向にあり、地球環境問題の解決には私たちの生活を改善していくことが重要です。
富士通では、未来を担う子供たちに、このような課題とその原因を知ってもらい、それを解決するために出来
ることを考え、行動する力を養ってもらうための支援として、国内の小中学校を対象とした環境教育出前授業
を実施しています。
2015年度は全国の小中学校など約200団体、約13,000名に参加いただき環境出前授業を実施いたしました。
授業例
地球1個分で暮らすために~エコロジカル・
フットプリントから考える~
地球には自然の回復力があります。それを超え
ずに生活することが持続可能な社会へとつなが
ります。しかし今、資源の使い過ぎにより、回
復力の限界を超え、野生生物の絶滅や地球温暖
化の加速など様々な地球環境問題が深刻化して
います。資源と私たちの暮らしとの関わりを再
確認し、地球1個分で暮らすためにはどうすれ
ば良いのかを考え、行動を起こすきっかけとし
ます。
本プログラムは公益財団法人世界自然保護基金
ジャパン(WWFジャパン)と協働で開発しまし
た。
WWFジャパン様の声
~ 富士通のICTを活用した活動の拡大 ~
本教材は、開発当初、マグネットを利用したゲーム性のある教材として学校現場からご好評を
いただいていました。そこに手応えも感じ、よい教材としての一定の自負もありました。
しかし、在庫が少なくなり、もっと多くの学校現場で活用され、
学びを深めていただくためにはどうすればいいのだろうと思っていた
ところ、富士通さんに、お声をかけていただきました。
今では、電子教材になり、富士通さんの出前授業のメニューとして、
年間3,000人を超える子どもたちが地球環境を守る大切さを考えてく
れるようになりました。自然保護のためのアイデアを考えて、タブレ
ットに書き込むと、全員の回答がスクリーンに映し出されます。自分
の書いたものをクラスのみんなに見てもらえる経験に、どの子も瞳を
輝かせます。環境教育に新たな魅力が加わりました。
SDGsでは、「教育」の重要性が謳われています。
WWFジャパンでは、今後とも新たな教育の可能性を
追求していきます。
SDGsへの貢献
・初等~高等教育全ての教育課程において学習・研究の質の向上と
平等性を確保(SDGs 4)
・自然界における絶滅危惧種の保護・保全など、生物多様性における
研究活動に貢献(SDGs 6, 11, 15)
質の高い教育を
みんなに
安全な水とトイレ
を世界中に
WWFジャパン
(公益財団法人 世界自然
保護基金ジャパン)
大倉 寿之 様
住み続けられる
まちづくりを
陸の豊かさも
守ろう
FUJITSU 文教ソリューション K-12 協働学習支援 マーナビケーションのご紹介
【機能概要】
・児童生徒が書いた意見を電子黒板等を用いて公開・共有することで、お互いの意見について考えたり気づきを得て、学び合う「協働学習」
の場を作り出すことができます。
【導入効果】
・児童生徒全員の意見を活用した授業が可能。
・類似意見の分類や対照意見の比較などにより、効果的な協働学習を実現。
・過去の授業の振り返りや他クラスの意見を瞬時に再現可能。
【導入事例】
・杉並区立和田中学校様、大分県立大分豊府中学校様 など
お問い合わせ先
富士通株式会社
環境本部 グリーンビジネスイノベーション統括部 グリーンソリューション推進部
[email protected]
Copyright 2016 FUJITSU LIMITED
http://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/school/learning/marnavication/