SiteProtector Core 3.0.0.8 適用手順書(概要)

SiteProtector Core 3.0.0.8 適用手順書(概要)
本書では、
SiteProtector Core 3.0.0.7 の環境を 3.0.0.8 へアップデートする手順について記載しています。
Memo
・SPCore のバージョンが「3.0.0.7」で、かつ[Update Status] が「Out of Date」であることを確認
します。
・SPCore 3.0.0.8 の Readme を確認します。Readme 記載のとおり、適用条件として下記バージョ
ンが適用されていることを確認します。
SiteProtector Core 3.0.0.7
Event Collector 3.0.0.6
Agent Manager 3.0.0.47
SiteProtector DB Service Pack 3.0.0.39(カタログファイル記載情報)
なお、SPCore 3.0.0.8 のファイル名とファイルサイズは以下です。
ファイル名:ServicePack3_0_0_8a.xpu
ファイルサイズ:401,496,017 バイト
下記文書も合わせてご確認ください。
IBM Security SiteProtector 情報共有 [SP] SPCore、AM、EC のアップデートに関する注意点
・Update Mode をシングルモードに変更して SPCore 3.0.0.8 のみ適用します。
※Update Mode は SiteProtector Core のプロパティから変更可能です。
・Single を選択したら、[Action]→[Save] で設定を保存します。
・SPCore を右クリックし[Apply XPU] を選択します。ライセンス確認画面に同意します。
Memo
・Apply XPU 画面で[Next] を選択します。
・[Product Maintenance] が選択されており、SiteProtector 3.0.0.8 だけが表示されていることを確
認し、[Finish] を選択します。複数のバージョンが表示される場合には、前述の Single の設定を確認
してください。
(画面は 3.0.0.2 のものです)
・[OK] を選択します。
・ファイルのダウンロード中にタイムアウトした場合には再度実行するか Manual Upgrader もしくは
ダウンロードサイトからあらかじめファイルをダウンロードしてコピーします。(事前に個別にダウン
ロードしておくことを推奨)
(画面は SPCore3.0.0.3 のものです)
Memo
・再度アップデートした際に下記エラーが表示された場合には、Sensor Controller サービスを再起動
後、改めて実行します。
・ダウンロードが成功すると、実際の適用はプログラムメニューから実施するよう案内画面が表示され
ます。[OK]、[Close] をクリックします。
(画面は 3.0.0.2 のものです)
■右の画面は複数バージ
ョン分表示されることが
ありますが、都度[OK]
で閉じます。
・スタートメニューに[Update to SiteProtector 3.0.0.8] が追加されていることを確認し、これをク
リックします。
(画面は SPCore 3.0.0.1 のものです)作業前には SiteProtector Console を閉じてお
く必要があります。
Memo
・設定作業時の言語の選択画面が表示されます。デフォルトの日本語を選択します。
(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
・[次へ] をクリックします。(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
・[次へ] をクリックします。(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
・この時点で SiteProtector Console を閉じていない場合には下記画面が表示されます。[OK] を選択
して改めて実行します。
Memo
・[インストール] をクリックします。
(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
・アンチウイルスソフトが動作している場合にはいったん停止するように案内する画面が表示されます。
画面に従い[OK]をクリックします。
■注記:
インストールが完
・ファイルの展開が始まるのでそのまま待ちます。
了するまでマシンや
SiteProtector コンポーネ
ントのサービスを再起動し
ないでください。
インストールが失敗し
SiteProtector の再インス
トールが必要となることが
あります。
※インストール中に
Windows タ ス ク マ ネ ー ジ
ャで確認すると
ISS_Installer.exe などの
・問題なく終了した場合、[完了]をクリックします。問題が発生した場合には、[ログの表示]ボックス
プロセスが動作しています。
にチェックを入れてログを採取します。
・アンチウイルスソフトを一時的に停止していた場合には、開始します。
(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
Memo
・[OK]をクリックします。
(この画面ではバージョン表示が誤っている場合がありますが、無視できます)
・この時点で念のため、SiteProtector Console に関するレジストリキーの値を確認しておきます。
[手順]
1) SiteProtector Console が 閉 じて いる こ とを 確認 しま す 。( Windows タ ス ク マネ ー ジャ か ら
SPCon.exe のプロセスが存在しないことを確認する)
2) regedit コマンドでレジストリエディタを起動し、以下の項目に移動します。
(念のためレジストリを事前にバックアップします)
32bit OS の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ISS\SiteProtector\Console\Parameters
64bit OS の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\ISS\SiteProtector\Console\Parameters
3) 「HeapMax」キーなどの設定(名称任意)を確認し、設定値として、[-XmxNNN](NNN は数値)
があればメモもしくは画面キャプチャなどで記録しておきます。
・SiteProtector Console を起動します。ログイン時に Console のアップデート実施の確認画面が出る
ので、[OK]で進めます。
(画面は SPCore 3.0.0.2 のものです)
・自動的に Console が閉じ、アップデートが開始します。完了後[Finish]ボタンをクリックします。
Memo
・Console 起動時、バージョンが 3.0.0.8 になっています。
(画面は SPCore3.0.0.2 のものです)
注:ログイン後の操作が不安定になる場合があります。
(例:SiteProtector Console 画面がフリーズす
る)その場合は、Windows タスクマネージャから SPCon.exe のプロセスを強制終了して、下記の対
応を実施します。
※動作安定性確保の観点からも、事前に設定しておくことを強くおすすめします。
[手順]
1) Console が閉じたことを確認します。
(Windows タスクマネージャから SPCon.exe のプロセスが
存在しないことを確認する)
2) regedit コマンドでレジストリエディタを起動し、以下の項目に移動します。
(念のためレジストリをバックアップします)
32bit OS の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ISS\SiteProtector\Console\Parameters
64bit OS の場合:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\ISS\SiteProtector\Console\Parameters
3) 「HeapMax」キーを作成し、値を「-Xmx512m」に設定します。
画面右の何もないところで右クリックし[新規]→[文字列値] を選択、名前を[HeapMax](任意)にし
ます。
[HeapMax] を右クリックし、[修正] を選択、値を「-Xmx512m」に設定します。
この設定により、Console の Java ヒープサイズは 128MB から 512MB に増えます。
※初期値は「-Xmx128m」 に設定されています。
※グループツリーのサイズや編集量に応じて、768MB などのより大きな値に設定する必要がある場合
もあります。
※物理メモリの空き領域を確認しチューニングしてください。
4) レジストリ エディタを閉じます。
5) Console を起動します。
Memo
※Agent Manager 3.0.0.48 には、適用条件があるため Readme を確認してください。事前に SPCore
3.0.0.7、Event Collector 3.0.0.6 を適用する必要があります。
※Agent Manager 3.0.0.55 には、適用条件があるため Readme を確認してください。事前に SPCore
3.0.0.9、Event Collector 3.0.0.8 を適用する必要があります。
※Agent Manager 3.0.0.60 には、適用条件があるため Readme を確認してください。事前に SPCore
3.0.0.10、Event Collector 3.0.0.9 を適用する必要があります。
※Agent Manager は、3.0.0.x バージョンでアップデートすることを推奨。
(3.1 以上にしない)
※Event Collector は、Core と同じバージョンにすることを推奨。
(※Update Mode をシングルモー
ドに変更して1つずつ適用する)
※Event Collector 3.0.0.7 には、適用条件があるため Readme を確認してください。事前に SPCore
3.0.0.7、Agent Manager 3.0.0.47 を適用する必要があります。
・これらの条件を確認したうえで、SiteProtector Core 以外の各コンポーネント(Agent Manager、
Event Collector、SiteProtector Database)をアップデートします。
下記文書も合わせてご確認ください。
IBM Security SiteProtector 情報共有 [SP] SPCore、AM、EC のアップデートに関する注意点
以上
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