平成28年度 標準学力検査(NRT)の結果の概要

平成28年度 標準学力検査(NRT)の結果の概要
◆「平均正答率」は、全受験者の中で正答者の割合が何%であるかを示します。
◇【小学校5年生 1240人】(小学校第4学年内容) 国 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
話すこと・聞くこと
書くこと
読むこと
伝統的な言語文
化と国語の特質
全領域
全国
59.3
49.3
42.1
64.7
54.4
弘前市
66.9
60.5
49.0
76.0
63.8
社 会
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
健康な生活と安全な
生活
地域の開発と人々の
生活
県のようすと人々のく
らし
全領域
全国
65.2
60.7
58.6
64.0
弘前市
70.7
65.6
64.7
67.5
〈コメント〉
『伝統的な言語文化と国語の特質
(漢字や言葉のきまり)』の中の「漢
字の読み・書き」が、とても高い正答
率です。
『話すこと・聞くこと』の中の「目的に
応じて話すこと」、『書くこと』の中の
「目的に応じて構成を考えて書くこ
と」は、全国正答率を大きく上回って
います。
〈コメント〉
『健康な生活と安全な生活』の中の
「水の利用と水源の確保」や「安全を
守る警察の仕事」はとても高い正答
率です。
『県のようすと人々のくらし』の中の
「県内の特色ある地域の様子や産
業」や「地図を見て土地の様子を知
る」、『地域の開発と人々の生活』の
中の「地図から読み取る昔の開発」
は全国正答率を大きく上回っていま
す。
〈コメント〉
全ての領域において、とても高い
正答率です。
特に、『図形』の「立体図形や展開
図」、「『数と計算』の「概数と四捨五
入」や「分数とその計算」は、全国正
答率を大きく上回っています。
算 数
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
数と計算
量と測定
図 形
数量関係
全領域
全国
56.7
60.0
51.5
63.9
58.4
弘前市
63.7
68.5
62.2
72.6
66.9
理 科
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
季節と生物・人の
体のつくり
月と星・天気の様
子
電気の働き
空気・水・金属の
性質と温度
全領域
全国
73.3
60.0
69.3
67.8
68.1
弘前市
77.3
62.9
74.4
69.9
71.6
〈コメント〉
『季節と生物・人の体のつくり』の中
の「人の体のつくりと運動」は、とても
高い正答率となっています。そのほ
か「植物の成長と季節」、「動物の活
動と季節」も高い正答率です。
『電気の働き』の中の「乾電池の働
き」、「光電池の働き」や『月と星・天
気の様子』の「1日の気温の変化や
水の蒸発」は、全国正答率を大きく
上回っています。
◇【小学校6年生 1252人】(小学校第5学年内容) 国 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
話すこと・聞くこと
書くこと
読むこと
伝統的な言語文
化と国語の特質
全領域
全国
71.9
65.3
52.7
55.3
61.1
弘前市
79.5
71.5
60.2
64.1
68.7
社 会
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
わが国の国土の
ようす
わが国の農業や
水産業
わが国の工業生
産
情報産業と国民
生活
全領域
全国
61.3
62.7
69.3
77.7
67.3
弘前市
67.3
69.6
75.4
82.7
73.3
100
平均 正答率
80
60
40
20
数と計算
量と測定
図 形
数量関係
全領域
全国
56.7
50.7
60.0
50.6
54.8
弘前市
63.3
56.8
68.2
60.0
62.3
理 科
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
〈コメント〉
『情報産業と国民生活』の中の「情
報伝達手段の発達と情報の活用」や
「情報と私たちの生活」は高い正答
率です。
『わが国の国土のようす』の中の
「公害問題や環境を守る活動」、『わ
が国の農業や水産業』の中の「日本
の水産業」、『わが国の工業生産』の
中の「工業生産の仕組と工業製品」
は、全国正答率を大きく上回ってい
ます。
〈コメント〉
『図形』の中の「体積」や「立体の性
質」、『数と計算』の中の「整数と小数
のしくみ」は、とても高い正答率で
す。
『数量関係』の中の「百分率」や「円
グラフ・帯グラフ」、『数と計算』の中
の「小数のかけ算とわり算」は、全国
正答率を大きく上回っています。
算 数
0
〈コメント〉
『話すこと・聞くこと』の中の「意図・
立場を明確にして話し合う」は、とて
も高い正答率です。
『書くこと』の中の「書く事柄や組み
立てを考えて書く」、『読むこと』の中
の「説明的な文章を読むこと(漢字や
言葉のきまり)」、『伝統的な言語文
化と国語の特質(漢字や言葉のきま
り)』の中の「複合語や正しい仮名遣
いを知る」は、全国正答率を大きく上
回っています。
生命の誕生と成
長
流水の働き・天気
の変化
電流の働き・振り
子の運動
物の溶け方
全領域
全国
75.6
71.4
67.9
60.8
69.5
弘前市
79.1
75.9
73.8
65.6
74.1
〈コメント〉
『生命の誕生と成長』の中の「植物
の発芽・成長・結実」や「動物の誕生
と成長の様子」は、高い正答率で
す。
『電流の働き・振り子の運動』の中
の「電磁石と電流の働き」、『物の溶
け方』の中の「物の種類や水の温度
ととける量」は、全国正答率を大きく
上回っています。
◇【中学校1年生 1293人】(小学校第6学年内容) 〈コメント〉
『伝統的な言語文化と国語の特質
(漢字や言葉のきまり)』の中の「漢
字の読み、書き、熟語の構成」が、と
ても高い正答率です。
『書くこと』の中の「表現の効果を確
かめ、正しく書く」、『読むこと』の中の
「文学的な文章を読むこと」は、全国
正答率を大きく上回っています。
国 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
話すこと・聞くこと
書くこと
読むこと
伝統的な言語文
化と国語の特質
全領域
全国
86.0
56.9
51.5
57.2
58.1
弘前市
86.9
62.4
55.5
68.0
63.8
社 会
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
地理的分野
歴史的分野
公民的分野
全領域
全国
63.3
61.5
65.9
62.9
弘前市
66.6
66.9
69
67.3
〈コメント〉
『数と式』の「中の小数のしくみとそ
の計算」や「整数の性質」は、とても
高い正答率です。
『数と式』の中の「文字を用いた
式」、「『資料の活用』の中の「資料の
調べ方」は、全国正答率を大きく上
回っています。
算 数
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
数と式
図 形
関 数
資料の活用
全領域
全国
58.2
51.9
53.3
44.0
51.2
弘前市
63.8
57.0
56.8
50.1
57.1
理 科
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
〈コメント〉
『公民的分野』の中の「国民主権と
政治のしくみ」や「日本国憲法につい
ての基本的理解」は高い正答率で
す。
『地理的分野』の中の「日本の国土
と世界の主な国々」、『歴史的分野』
の「貴族の世の中」や「明治から昭和
時代の出来事と人物」は、全国正答
率を大きく上回っています。
エネルギー
粒子
生命
地球
全領域
全国
69.4
54.7
74.7
61.3
65.4
弘前市
75.2
59.1
80.7
68.1
71.2
〈コメント〉
『生命』の中の「人の体のつくりと働
き」は、とても高い正答率です。その
ほか「植物の体のつくりと成長」も高
い正答率です。
『エネルギー』の中の「ふりこの運
動」、『粒子』の中の「物の溶け方と
水溶液の性質」、『地球』の中の「流
水の働きと土地のつくり」は、全国正
答率を大きく上回っています。
◇【中学校2年生 1247人】(中学校第1学年内容) 国 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
話すこと・聞くこと
書くこと
読むこと
伝統的な言語文
化と国語の特質
全領域
全国
67.9
56.9
38.0
43.3
50.3
弘前市
73.6
56.9
39.4
49.1
52.3
〈コメント〉
『原始から古代の日本』の中の「世
界の古代文明と原始時代の日本」や
「律令国家の成立と発展」はとても高
い正答率です。
『世界の様々な地域』の中の「南北
アメリカ州」や「ヨーロッパ州・アフリカ
州」、『中世の日本』の中の「武家政
権の成立と元の襲来」は、全国正答
率を大きく上回っています。
社 会
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
世界の様々な地域
原始から古代の日本
中世の日本
全領域
全国
58.7
60
50.6
56.9
弘前市
63.8
65.3
56.9
62.4
〈コメント〉
『数と式』の中の「文字と式」は、と
ても高い正答率です。
『資料の活用』の中の「資料の散ら
ばりと代表値」、『数と式』の中の「文
字と式」、『図形』の中の「平面図形」
は、全国正答率を大きく上回ってい
ます。
数 学
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
数と式
図 形
関 数
資料の活用
全領域
全国
49.1
51.3
45.3
40.0
46.9
弘前市
52.0
54.2
45.2
43.5
49.4
理 科
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
身近な物理現象
身の回りの物質
植物の生活と種
類
大地の成り立ち
と変化
全領域
全国
58.6
66.2
60.6
59.3
61.7
弘前市
60.7
71.7
64.7
63.3
65.8
〈コメント〉
『身の回りの物質』の中の「水溶
液」は、とても高い正答率です。その
ほか「いろいろな物質とその性質」、
「状態変化」も高い正答率です。
『植物の生活と種類』の中の「植物
の体のつくりとはたらき」、『大地の成
り立ちと変化』の中の「火山活動と火
成岩」は、全国正答率を大きく上回っ
ています。
〈コメント〉
『聞くこと』の中の「まとまりのある
英語を聞き取る」や「質問や依頼に
適切に応じる」は高い正答率です。
『話すこと』の中の「テーマに沿って
スピーチする」、『読むこと』の中の
「長文の大切な部分を読み取る」や
「伝言・手紙・メモに適切に応じる」
は、全国正答率を上回っています。
英 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
〈コメント〉
『話すこと・聞くこと』の中の「話題を
とらえて話し合うこと」は全国正答率
を大きく上回っています。
『伝統的な言語文化と国語の特質
(漢字や言葉のきまり)』の中の「文
や文節、単語についての理解」、「漢
字を正しく覚えて使うこと」、「古典的
な文章に親しむこと」は、全国正答
率を大きく上回っています。
聞くこと
話すこと
読むこと
書くこと
全領域
全国
76.8
64.4
52.7
52.2
62.1
弘前市
79.1
67.0
55.9
53.2
64.4
◇【中学校3年生 1355人】(中学校第2学年内容) 国 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
話すこと・聞くこと
書くこと
読むこと
伝統的な言語文
化と国語の特質
全領域
全国
66.0
60.8
35.4
49.6
52.8
弘前市
69.5
64.6
39.1
56.0
57.5
社 会
〈コメント〉
『日本の地域構成と地域的特色』
の中の「自然環境の面から見た日本
の姿」は高い正答率です。
『日本の諸地域』の中の「関東・中
部・近畿地方」、『近世の日本』の中
の「ヨーロッパ人の来航と天下統一」
や「江戸時代の産業の発展や文化」
は全国正答率を上回っています。
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
日本の地域構成
と地域的特色
日本の諸地域
近世の日本
近代の日本
全領域
全国
70.0
60.7
58.8
51.4
60.1
弘前市
71.9
65.8
62.4
53.7
63.4
〈コメント〉
『数と式』の中の「文字式の計算と
利用」、『図形』の中の「平行線や多
角形の角の性質」は高い正答率で
す。
『数と式』の中の「文字式の計算と
利用」は、全国正答率を大きく上回っ
ています。
数 学
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
数と式
図 形
関 数
資料の活用
全領域
全国
51.3
57.2
42.0
42.5
49.1
弘前市
53.9
57.1
42.7
42.5
49.8
〈コメント〉
『動物の生活と生物の変遷』の中
の「生物と細胞」は、とても高い正答
率です。そのほか「動物の体のつくり
と働き」も高い正答率です。
『化学変化と原子・分子』の中の
「化学変化」は、全国正答率を大きく
上回っています。
理 科
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
電流とその利用
化学変化と原
子、分子
動物の生活と生
物の変遷
気象とその変化
全領域
全国
56.7
57.9
65.2
51.3
58.4
弘前市
58.8
62.0
68.0
53.3
61.1
英 語
100
平均 正答率
80
60
40
20
0
〈コメント〉
『伝統的な言語文化と国語の特質
(漢字や言葉のきまり)』の中の「単
語の活用や助詞、助動詞の働き」
が、とても高い正答率です。
『読むこと』の中の「説明的な文章
を読むこと」、「文学的な文章を読む
こと」、『伝統的な言語文化と国語の
特質(漢字や言葉のきまり)』の中の
「古典的な文章に親しむこと」は、全
国正答率を大きく上回っています。
聞くこと
話すこと
読むこと
書くこと
全領域
全国
59.5
60.6
66.9
52.0
59.9
弘前市
61.0
58.3
66.9
51.7
59.6
〈コメント〉
『聞くこと』の中の「まとまりのある英
語を聞き取る」は高い正答率です。
『話すこと』の中の「考えや気持ちを
正しく伝える」や「テーマに沿ってス
ピーチをする」は全国正答率を下
回っています。お店や電話でのやり
とりなど、具体的な場面を想定した
会話の練習が大切です。また、テー
マに沿ってのスピーチでは、意見と
理由とを要約してから話す習慣を身
に付けることが大切です。