報道機関の皆様へ【サイエンス×アート展 プレス

静岡科学館る・く・る PRESS RELEASE
静岡科学館 企画展 2017
サイエンス × アート 展
~魔法って、カガク!?~
開催!
PRESS RELEASE
(ver.2016.12)
① 企画概要
21 世紀に入り科学技術はコンピュータの性能を劇的に進化させ、また同時にインターネット環境も爆発
的な普及(インタラクティブなネットワーク構築)を見せました。それまで人々の意識を共有する手段とし
て強烈な力を放っていた「映像」に代わって、
“魔法の箱(コンピュータ)”が中間物(映像)を通さず、直
接ヒトとヒトをつなげる時代となってきています。
コンテンポラリーアートの世界では、ネットワーク上に巨大な鑑賞空間が登場したことで、これまでとは
異なるロジックで価値付けがされるようになりました。また、テクノロジー(電子技術)をアートと融合さ
せた表現も誕生し、新たな賑わいを生み出しています。今回の企画展では、このテクノロジーとアートの融
合による「あたかも魔法を見ているかのような」作品(展示物)や体験を提供します。
そして同時に、それは決して“魔法”ではなく、望めば誰もがそれを創造することができるサイエンスと
テクノロジーの集合体であることをメッセージとして発信し、来館者の思考・創作意欲や興味・関心を引き
出すとともに高め、サイエンス・テクノロジーの世界へ誘います。
② 開催概要・内容 など
■日時:平成 29 年 3 月 18 日(土)~5 月 7 日(日)
※平成 28 年度末より平成 29 年度へまたいでの開催となります。
9 時 30 分~17 時 00 分(最終入場 16 時 30 分)※初日は 10 時 00 分オープン(予定)
■会場:静岡科学館 9 階企画展示室(メイン会場)、他
■料金:入場・体験等 参加無料(※静岡科学館への入館料は別途)
■主催:静岡科学館 指定管理者 公益財団法人静岡市文化振興財団
■後援:静岡県教育委員会、静岡市教育委員会、NHK静岡放送局、産経新聞社静岡支局、
静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社、日本経済新聞社静岡支局、毎日新聞静岡支局、
読売新聞静岡支局、株式会社テレビ静岡、静岡朝日テレビ、静岡第一テレビ、
全国科学館連携協議会、全国科学館博物館協議会
(現在申請中を含む)
静岡科学館る・く・る PRESS RELEASE
■内容
●「テクノロジーと表現・アートの融合」の紹介(メイン会場)
技術の進化により可能となった表現活動やアートへの取り組みの中から、ヒトとヒトをつなぎ、
新たな賑わいを生み出す作品を紹介し、体験の場を提供することを通して、新しいコミュニケーションの
在り方やツールを提案します。
<出展作品群の特徴>
・テクノロジーの進化により、表現が可能となったもの
・偶然居合わせたヒト同士の会話や共同作業を引き出すもの
・来場者が少しずつ手を加えることによって形が現れたり、表現が深まったりするもの
… など
※出展作家については後項目を参照
↑ 3Dプロジェクションマッピング
↑ Vibracion Cajon
叩いた時に発生する振動を他のプレイヤーと
伝え合いながらセッションする打楽器です。
●「アートを醸し出すテクノロジー」(サテライト会場)
サイエンス・テクノロジーを駆使した研究の過程や成果物の中に
潜む優れた芸術性(アート)を 紹介します。
<コンテンツ(予定)>
・研究内容を一般の方にビジュアル的に紹介するために
作成したパネル作品
・珪藻アートプレパラートの展示
…など
↑珪藻アートプレパラート
●「ワークショップ・講演会など」
企画展関連のイベントをワークショップや講演会の形式で
実施します。「ただ見る」だけではない、科学館ならではの
関連イベントを検討しています。
魔法のような世界はどのように出来ているのか、
その仕組みを知ることができる機会です。
静岡科学館る・く・る PRESS RELEASE
③ 出展作家 など
■メイン会場
・金箱 淳一 …
岩手県立大学、情報科学芸術大学院大学卒業。
現在、女子美術大学 アート・デザイン表現学科、及び筑波大学情報学群で講師を
勤めつつ、制作活動を行っている。
・金澤 麻由子… 京都嵯峨芸術大学大学院修了。
2015 年春より神戸芸術工科大学 映像表現学科 所属。
・山内 哲也
… 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
玉川大学、横浜美術大学、女子美術大学、駿河台大学で CG 及び光の立体造形の
非常勤講師を勤める。有限会社ビジュアライズ主宰。
・首藤 圭介
… 名古屋造形大学 造形芸術学部 美術I類彫刻専攻 卒業。
現在、女子美術大学非常勤講師など勤めている。
・松村 泰三 …
筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。
東北芸術工科大学 講師。
・田中 敬一 …
北海道教育大学札幌分校美術科卒業。
非常勤講師歴として国立大学法人筑波技術大学、武蔵野美術大学、愛知県立芸術大学
など。現在、玉川大学芸術学部メディア・アーツ学科教授。
■イベント会場・サテライト会場など
・伊藤 尚未 …
科学や技術の仕組みが生かされた数々の現代アート作品を制作されている
アーティスト。月間「子供の科学」にて 15 年以上、電子工作の連載を持ち、
子供たちに電気・電子分野のものづくりの啓蒙活動を行う。
・日詰 明男 …
川根本町在住の造形作家。龍谷大学客員教授。
黄金比に代表される無理数の再参入構造を、造形や音楽で表現する仕事を一貫として
続けている。
・的場ひろし…
静岡文化芸術大学 デザイン学部デザイン学科 教授。
(的場研究室)
東京大学工学部計数工学科数理コース卒業。京都市立芸術大学美術研究科博士後期
課程メディアアート領域終了。
・ロボットのぞみ…
「自然」「命」「愛」「いじめ」「自殺」「人間社会」「戦争」「リサイクル」など
のテーマで自らが作詞作曲・唄する作品に様々な技術と組み合わせるアーティスト。
歌との組み合わせとして、最新技術を駆使した LED やプロジェクションマッピング
パフォーマンスなどの技術と組み合わせている。
・冨田 伊織 …
透明標本作家。北里大学水産生物科学科卒業。2008 年 5 月、新世界『透明標本』
として活動開始。その独特の世界観で一躍脚光を集める。以降、透明標本作家として
現在に至る。
静岡科学館る・く・る PRESS RELEASE
・オリンパス株式会社 営業マーケティング部門 科学マーケティング本部
科学営業企画部 マーケティングコミュニケーショングループ
…
Olympus America Inc,が後援し開催している顕微鏡写真コンテスト「オリンパスバイ
オスケープ」は、10 年以上世界中の国々や地域から毎年沢山の応募作品が寄せられ、
国際色豊かなコンテストとなっている。
「顕微鏡写真は、科学と芸術の結合を生み出す」
の考えのもと、倍率、観察方法、照明方法等は問わずあらゆる顕微鏡写真を対象とし
ているため、幅広い研究分野を扱った作品が集い、ミクロな世界が見せる美しさを伝
えてくれる。
・竹内バイオ融合プロジェクト
…
バイオテクノロジーと工学テクノロジーの融合によって実現する
生体を模擬した形態や機能を持つ細胞組織構造は、再生医療における安全な移植材料
としての利用などに役立つことが期待されている中で、細胞を利用したものづくりと
いう分野の創出につながることを目指したプロジェクトを行っている。
・理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
… 近年、幹細胞研究の飛躍的な進展により、単純
な細胞だけでなく、複数種の細胞から成る立体的な組織・器官を構築することも可能に
なりはじめ、人工的に作り出した組織・器官は、再生医療のみならず、疾病の原因究明
や創薬研究など幅広い分野への応用が期待されている。複雑精緻な「多細胞システム」
が形成・維持される仕組みを解明し、再生医療を始めとした次世代医療の開発に役立て
ることで、社会に貢献します。
・ミクロワールドサービス
…
ミクロの世界の教育研究用資材を製作、販売をしている。主に珪藻の永
久プレパラートと顕微鏡下のビデオ映像を中心に扱い、また、初等中等教育機関を中心
として検鏡法の指導も行っている。
・ICT ものづくりキッズ WinMate
… プログラムを作る楽しさ、試行錯誤しながら具現化したロボット
が想像した通りに動いた時の感動と驚きを体験できるデジタル教育の教室を運営して
いる。
イベント告知を
お願いします!
〒422-8067 静岡市駿河区南町 14 番 25 号 エスパティオ 8~10 階
TEL 054-284-6960 / FAX 054-284-6988
■開館時間:9:30~17:00(最終入館は 16:30 まで)
■休 館 日:月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始・臨時休館日
■入 館 料:未就学児無料、小・中学生 120 円(静岡市内在住・通学者無料)、
15 歳以上 510 円(静岡市内在住の 70 歳以上無料)
(備考)★静岡市子どもカードを提示してください。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を
受けている方とその付添者 1 名は無料。
≪プレスリリースへのお問い合わせ≫
広報普及担当:山梨、岩科
TEL.054-284-6960 FAX.054-284-6988