(別添2) 旧防災ヘリコプター売買仮契約書(案) 岩手県(以下「甲」という。)と (以下「乙」という。)とは、旧防災ヘ リコプターの売買について、次のとおり契約を締結する。 第1 甲は、乙に対し、末尾に表示する物件(以下「契約物件」という。)を売り渡し、乙はこれ を買い受けた。 第2 契約物件及び売却条件等は、以下に定めるほか、 「旧防災ヘリコプター売払仕様書」のとお りとする。 第3 売買代金は、金 円(うち消費税及び地方消費税相当額 金 円) とする。 第4(A) 乙は、本契約と同時に、契約保証金として金 2 前項の契約保証金には利息を付さない。 円を甲に納付しなければならない。 3 第1項の契約保証金は、乙が売買代金(遅延利息を含む。以下同じ。 )を完納した後、乙の請 求により還付するものとする。ただし、売買代金が完納となる場合は、乙の申出により、契約 保証金を第3の売買代金の一部に充当することができる。 第4(B) 契約保証金は、免除する。 第5 乙は売買代金を、甲の発行する納入通知票の定めるところにより納付しなければならない。 2 甲は、乙が売買代金の全部又は一部を納期限までに納付しないときは、直ちにこの契約を解 除し、又は納期限の翌日から売買代金完納の日までの日数に応じ、当該未納の額につき年2.8 パーセントの割合で計算した額の遅延利息を納付させることができる。 第6 乙は、売買代金完納後でなければ、契約物件の引渡しを甲に申し出ることができない。 2 契約物件の所有権は、乙が売買代金及び遅延利息の支払を完了したときに、甲から乙に移転 するものとする。 3 甲は、契約物件の所有権が移転した日以後、甲が定める日に当該物件をその所在地において 現状のまま乙に引渡し、乙は、当該物件の受領書を甲に提出しなければならない。 第7 契約物件の所有権移転に伴う航空法等に規定されている手続き等は乙が行い、その経費は 乙の負担とする。 第8 契約物件がその所有権の移転の時から引渡しの時までの間において、甲の責めに帰すこと のできない理由により契約物件に滅失、き損等の損害が生じたときは、その損害は乙が負担す る。 第9 乙は、契約物件の法令上の規制を熟知の上本契約を締結し、契約物件を使用する場合は、 当該法令を遵守する。 第10 乙は、契約締結後において、契約物件に数量の不足その他隠れた瑕疵のあることを発見し ても売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする。 第11 乙は、契約物件を乙が定める日までに搬出するものとし、引渡し後から搬出までの間の維 持管理及び搬出に要する費用については、全て乙の負担とする。 第12 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当する場合には、この契約の全部又は一部を解除する ことができる。 (1) 乙がこの契約を履行しないとき、又は履行の見込みが無いと認められる場合 (2) 乙から契約の解除の申出があった場合 (3) 乙が契約の履行について不正の行為をした場合 (4) その他乙又はその代理人がこの契約に違反した場合 (5) 乙が次のいずれかに該当する場合 ア 役員等(乙が個人である場合にはその者を、乙が法人である場合にはその役員又はその 支店若しくは常時契約を締結する権限を有する事務所、事業所等を代表する者をいう。以 下この号において同じ。 )が、暴力団による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法 律第77号。以下この号において「暴力団対策法」という。)第2条第6項に規定する暴力団 員(以下この号において「暴力団員」という。)であると認められるとき。 イ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下この号において同じ。 ) 又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められるとき。 ウ 役員等が、自己、自社、若しくは第三者の不正の利益を図り、又は第三者に損害を加え る目的をもって、暴力団又は暴力団員の利用等をしたと認められるとき。 エ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対する資金等の供給、便宜の供与等により、直接的又 は積極的に暴力団の維持若しくは運営に協力し、又は関与していると認められるとき。 オ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められ るとき。 第13(A) 甲が、第12の規定によりこの契約を解除したときは、乙の納付した契約保証金は、甲 に帰属するものとする。 第13(B) 甲は、第12の規定によりこの契約を解除したときは、売買代金の100分の5に相当す る金額を違約金として乙から徴収するものとする。 第14 甲は、第12の規定によりこの契約を解除した場合において、第13の違約金又は契約保証金 (契約保証金の納付に代えて提供された担保については、当該担保の価値)若しくは履行保証 保険の保険金の額を超えた金額の損害が生じたときは、その超えた金額を損害賠償として乙か ら徴収する。 第15 甲は、第12の規定により契約を解除したときは、乙が支払った売買代金を返還する。ただ し、当該返還金には利息を付さない。 2 甲は、第12の規定により契約を解除したときは、乙の負担した契約の費用は返還しない。 3 甲は、第12の規定により契約を解除したときは、乙が契約物件に支出した必要費、有益費そ の他一切の費用は返還しない。 第16 乙は、第12の規定によりこの契約が解除されたときは、甲の指定する期日までに契約物件 を原状に回復して返還しなければならない。ただし、甲が契約物件を原状に回復させることが 適当でないと認めたときは、この限りでない。 2 乙は、前項ただし書の場合において、契約物件が滅失又はき損しているときは、その損害賠 償として契約解除時の時価により減損額に相当する金額を甲に支払わなければならない。また、 乙の責めに帰すべき理由により甲に損害を与えている場合には、その損害に相当する金額を甲 に支払わなければならない。 3 乙は、第1項に定めるところにより契約物件を甲に返還するときは、甲の指定する期日まで に、当該物件の所有権移転登録に必要な書類の一切を甲に提出しなければならない。 第17 本契約から生ずる一切の法律関係に基づく訴えについては、甲の主たる事務所の所在地を 管轄する地方裁判所を管轄裁判所とする。 第18 この契約により難い事情が生じたとき、又はこの契約について疑義が生じたときは、甲、 乙協議して定めるものとする。 この契約締結の証として、本書2通を作成し、甲、乙記名押印して、それぞれその1通を保有 するものとする。 なお、この仮契約は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第8号及び議会の議決 に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和39年岩手県条例第30号)第3条の規 定により、岩手県議会において当該契約に係る議案が可決されたときをもって、本契約の効力が 生ずるものとする。 平成 年 月 甲 乙 日 岩手県 代表者 岩手県知事 達増 拓也 印 (住所) (氏名) 印 (物件の表示) 名称及び数量 型式及び登録番号 旧防災ヘリコプター 1式 ベル式412EP型 (JA6776) 保管場所(引渡場所) 物件の詳細 岩手県花巻市葛第3地割183 旧防災ヘリコプター 番地1 売払仕様書のとおり 岩手県防災航空センター
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