県内初!「接着重ね梁」を活用した 木造公共施設の建設進む

農林水産部
森林政策課
担当:木材利用推進係 大森、加門
電話:(直通)076-444-3388 (内線)4366
News Release
平成 28 年 12 月 20 日
県内初!「接着重ね梁」を活用した
木造公共施設の建設進む
県産材の利用促進につながることが期待される「接着重ね梁」を活用した県内初の木
造公共施設の建設が魚津市内で進められており、12 月 22 日(木)、県内の林業・木材・
建築関係者約 100 名の参加による現地研修会を開催します。
「接着重ね梁」とは、県内で一般に流通しているサイズの製材品を重ねて接着し、品質・
性能を高めた梁材のことで、県産材の利用促進につながることが期待されます。
現在、魚津市が建設中の「西布施地域活性化施設(仮称)」において、県内初となる「接
着重ね梁」の施工を行っており、この工法の普及を図るための現地研修会を開催します。
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日 時
平成 28 年 12 月 22 日(木)
14:00~16:00
場 所
①室内研修(14:00~15:00 頃)
新川文化ホール201会議室
(魚津市宮津 110)
②現地研修(15:30 頃~16:00)
「西布施地域活性化施設(仮称)」
(魚津市長引野地内)
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対象者
県内の林業・木材・建築関係者等
角材の上下に厚板を接着
約 100 名
主催
富山県
本来、無垢の梁材は 30cm 以上の大径材から製材
されるのが一般的ですが、
「接着重ね梁」であれば、
小中径材から断面の大きな横架材が製造できま
※当日の室内研修では、現在、魚津市により
整備が進められている、全国初の木造3階建
て小学校校舎の取組についての説明も併せて
行います。
す。
「接着重ね梁」は、小中径材を組み合わせること
により、梁の高さを変えた生産が可能であり、注
文に応じた製品の出荷が可能となります。
また、集成材に比べて接着層が少ないため、接
着剤の使用量も少なく、見た目にも無垢材に近い
意匠性が得られます。
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全体位置図
②現地研修(15:30 頃~16:00)
「西布施地域活性化施設(仮称)」
※下記「現地研修 位置図」参照
①室内研修(14:00~15:00 頃)
新川文化ホール 201 会議室
(魚津市宮津 110 番)
現地研修 位置図
②現地研修
「西布施地域活性化施設(仮称)」
(魚津市長引野地内)
・旧西布施小学校跡
・室内研修終了後、現地研修会場へ
は各自での移動となります
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