フィリピン・Puting Bato火力発電事業への出資参画について

2016 年 12 月 20 日
丸紅株式会社
フィリピン・Puting Bato 火力発電事業への出資参画について
丸紅株式会社(以下、
「丸紅」
)は、フィリピン・バタンガス州カラカ地区において Puting Bato
火力発電所(以下、
「プティンバト発電所」)の運営に参画します。プティンバト発電所を
保有する South Luzon Thermal Energy Corporation(以下、
「SLTEC」)の株式 20%を 12
月 20 日付にて取得しました。
プティンバト発電所は、発電容量 270MW で、2015 年 4 月に商業運転を開始しています。
丸紅のフィリピンにおける長年の電力事業での実績・知見が、SLTEC に共同出資する同国
大手コングロマリットである PHINMA グループ傘下で電力・エネルギー事業を手掛ける
PHINMA Energy Corporation(以下、
「PHINMA Energy 社」
)
、及び同国最大手コングロマリ
ットの一つである Ayala グループ傘下の AC Energy Holdings, Inc.(以下、
「AC Energy 社」
)
に評価され、今回の参画に至りました。
本件を足掛かりに、丸紅はフィリピン電力市場において PHINMA Energy 社及び AC Energy
社と将来案件の共同開発に関して検討すると同時に、PHINMA グループ並びに Ayala グル
ープとの関係強化を図っていきます。
丸紅は、フィリピンの発電設備総容量の約 2 割相当分の発電事業に出資参画しており、長
年にわたる事業経験及び全世界で展開する発電事業のノウハウを活かし、フィリピンにお
ける電力の安定供給を通じ同国の一層の発展に寄与していきます。
以上
<案件概要>
案件名
Puting Bato 火力発電案件
事業概要
フィリピン共和国・ルソン島電力市場における火力発電所の運営
所在地
フィリピン共和国 バタンガス州 カラカ地区
発電容量
270MW (135MW x 2 基)
持分構成
丸紅 20%、PHINMA Energy 45%、AC Energy 35%
商業運転開始
2015 年 4 月(Unit 1) 、2016 年 2 月(Unit 2)
<関係各社概要>
South Luzon Thermal Energy Corporation
設立
:2011 年
所在地
:フィリピン、マニラ
事業概要 :火力発電所運営・売電事業
発電所出力:270MW
PHINMA Energy Corporation
設立
:1969 年
所在地
:フィリピン、マニラ
事業概要 :電力・エネルギー事業
AC Energy Holdings, Inc.
設立
:2005 年
所在地
:フィリピン、マニラ
事業概要 :電力事業