= 普 及 情 報 = N o. 25 平成28年1 2月20日 西部農林振興セ ンター益田事務所農業普及部 標題 これからの集落営農の運営について考えてみよう! 石西地域集落営農推進研修会を開催しました (ダ イジェスト) 1 2 月 1 4 日 、 益 田 市 人 権 セン タ ー に おい て 、「 これ か ら の 集落 営 農 の 運営 に つ い て考える」をテーマに、平成28年度石西地域集落営農推進研修会を開催しました。 集落営農や中山間地域直接支払の集落協定など60名の参加者は、組織の多業化や 連携等に関する事例報告やパネルディスカッションを熱心に聞き入っていました。 石西地域農林振興協議会では、管内の集落営農組織が抱える課題解決の一助となるよう、 毎年、冬季に研修会を開催しています。 生産調整の見直しやTPP関連法案の承認・成立など、米をめぐる情勢が大きく変わろ うとしている中にあって、今回の研修会は、今後の組織運営について考えるをテーマに、 多業化や組織間連携を中心とした事例報告やパネルディスカッションを行いました。 当日は、農業技術センターの岡田専門普及員の情勢報告のほか、浜田市弥栄支所の岡田 係長から、米のブランド化を核とした集落維持の取り組み報告をいただきました。また、 広島大学大学院生物圏科学研究科の細野准教授からは、島根県の農業構造と中山間地の環 境変化を基に、広島県の事例を踏まえながら、今後の組織運営に必要な組織間連携や6次 産業化当のポイントについて話題提供をいただきました。 続くパネルディスカッションでは、細野准教授をコーディネーターに、パネラーとして 岡田専門普及員、浜田市弥栄支所の岡田係長に、 「わくわくつわの協同組合」の林事務局、 「( 農) 豊郷 」の 北 條代 表、「(農 )そ えだ に 」の 石川 代表 に 加わ って いた だ き、組 織間連 携や地域資源を活用した多業化の取り組みについて、それぞれにメリットや課題、今後の 計画等について意見が交わされました。 多業化や組織間連携に関しては、管内でも実践事例はありますが、まだまだ拡大の余地 もあることから、引き続き取り組みの拡大に向けて支援していきたいと考えています。 (研修会のようす) 141 担 当者 (パネルディスカッション) 鹿足 地 域振 興 課 陶山研治 TEL 0856-31-9617
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