承継資産の評価額及び合併によるのれんの額に関するお知らせ

平成 28 年 12 月 20 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
野村不動産マスターファンド投資法人
代表者名 執行役員
栁田
聡
(コード番号:3462)
資産運用会社名
野 村 不 動 産 投 資 顧 問 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長
安部 憲生
問合せ先 NMF 運用グループ統括部長
岡田 賢一
03-3365-8767 [email protected]
承継資産の評価額及び合併によるのれんの額に関するお知らせ
野村不動産マスターファンド投資法人(以下「本投資法人」といいます。
)の保有資産に関し、本投資法人
が平成 28 年 9 月 1 日を効力発生日とする本投資法人及びトップリート投資法人(以下「TOP」といいます。
)
の間の吸収合併(以下「本吸収合併」といいます。
)に伴い、吸収合併消滅法人である TOP から承継した不動
産信託受益権(以下「承継資産」といいます。
)に係る不動産評価額が確定したため、下記のとおりお知らせ
いたします。
また、本吸収合併により発生するのれんの額が概ね判明しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.承継資産の評価額一覧
物件番号
(注 1)
Of-T-044
Of-T-045
取得価格
物件名称
(百万円)
(注 2)
日本電気本社ビル
晴海アイランドトリトンスク
エア オフィスタワーY
Of-T-046
赤坂王子ビル
Of-T-047
神田錦町三丁目ビルディング
Of-T-048
鑑定評価額
(百万円)
晴海アイランドトリトンスク
エア オフィスタワーZ
価格時点
44,100
44,100
平成 28 年 4 月 1 日
18,200
18,200
平成 28 年 4 月 1 日
10,400
10,400
平成 28 年 4 月 1 日
8,330
8,330
平成 28 年 3 月 31 日
8,180
8,180
平成 28 年 4 月 1 日
Of-T-049
新川中央ビル
6,070
6,070
平成 28 年 4 月 1 日
Of-T-050
新宿 EAST ビル
5,710
5,710
平成 28 年 3 月 31 日
1
鑑定評価機関
大和不動産鑑定
株式会社
大和不動産鑑定
株式会社
一般財団法人
日本不動産研究所
株式会社
谷澤総合鑑定所
大和不動産鑑定
株式会社
一般財団法人
日本不動産研究所
株式会社
谷澤総合鑑定所
取得価格
物件番号
物件名称
(注 1)
鑑定評価額
(百万円)
(百万円)
(注 2)
価格時点
Of-T-051
芝公園ビル
3,620
3,620
平成 28 年 4 月 1 日
Of-T-052
銀座王子ビル
1,850
1,850
平成 28 年 3 月 31 日
Of-T-053
ファーレイーストビル
1,850
1,850
平成 28 年 3 月 31 日
Rt-T-033
相模原ショッピングセンター
6,840
6,840
平成 28 年 4 月 1 日
2,720
2,720
平成 28 年 3 月 31 日
649
649
平成 28 年 8 月 31 日
Rt-T-034
Rt-T-035
武蔵浦和
ショッピングスクエア
イトーヨーカドー
東習志野店
Rt-S-008
メルビル
1,060
1,060
平成 28 年 4 月 1 日
Rs-T-116
深沢ハウス HI 棟
7,140
7,140
平成 28 年 4 月 1 日
Rs-T-117
プライムアーバン豊洲
5,290
5,290
平成 28 年 4 月 1 日
2,850
2,850
平成 28 年 4 月 1 日
1,320
1,320
平成 28 年 3 月 31 日
1,310
1,310
平成 28 年 3 月 31 日
137,489
137,489
Rs-T-118
Rs-T-119
Rs-T-120
プライムアーバン
日本橋茅場町
プライムアーバン用賀Ⅱ
プライムアーバン
武蔵小金井Ⅱ
合計
鑑定評価機関
一般財団法人
日本不動産研究所
株式会社
谷澤総合鑑定所
株式会社
谷澤総合鑑定所
一般財団法人
日本不動産研究所
株式会社
谷澤総合鑑定所
日本ヴァリュアーズ
株式会社
一般財団法人
日本不動産研究所
大和不動産鑑定
株式会社
大和不動産鑑定
株式会社
大和不動産鑑定
株式会社
株式会社
谷澤総合鑑定所
株式会社
谷澤総合鑑定所
-
(注 1)
「物件番号」は、本投資法人における物件番号を記載しています。
(注 2)パーチェス法により、本投資法人が取得した不動産鑑定評価額が承継資産の受入価格となることから、
「取得
価格」には、上記の表に記載の不動産鑑定評価における鑑定評価額を記載しています。
(注 3)金額については、百万円未満を切り捨てて記載しています。
2.本吸収合併により発生するのれんの額について
本投資法人は、本吸収合併によるのれん(注 1)が発生しており、企業結合に関する会計基準(企業会計基
準第 21 号、平成 25 年 9 月 13 日改正)に従い、のれんは資産に計上し、20 年間にわたって、定額法により規
則的に償却する予定です。本日時点において、のれんとして計上される金額は 27,014 百万円と試算され(注
2)
、当該のれんに係る償却費は、平成 29 年 2 月期(第 3 期)以降に各期 675 百万円と予定しています。
のれん償却費は、会計と税務の処理の差異に伴い、会計上の利益と税務上の所得の差異を生じさせる(以下
「税会不一致」といいます。
)項目であり、法人税等の課税を生じさせる要因となりますが、平成 27 年度の税
制改正を受け、本投資法人は、上記ののれんの償却期間にわたって、課税の軽減を目的として、利益を超えた
金銭の分配(以下「利益超過分配」といいます。
)を実施していく方針です(注 3)
。
なお、のれん償却費は、会計上営業費用に計上されるため、上記ののれんの償却期間において、本投資法人
の会計上の利益がのれん償却費相当額分減少することとなりますが、当該償却は現金の払出し(キャッシュ・
アウト)を伴うものではなく、当該償却額に相当する金額を利益超過分配により分配するため、投資主の皆様
2
への分配金に影響はございません。
(注 1)
「のれん」とは、合併時における会計上の被取得企業(TOP)の時価純資産に対し、会計上の取得企業(本投資
法人)による取得価額が上回った場合の、その差額をいいます。
(注 2)記載の数値は未監査の数値です。
(注 3)なお、本投資法人は、平成 28 年 8 月期(第 2 期)末時点で、旧野村不動産マスターファンド投資法人、野村不
動産オフィスファンド投資法人及び野村不動産レジデンシャル投資法人の間の平成 27 年 10 月 1 日を効力発生
日とする新設合併により発生したのれん 74,305 百万円を計上しており、当該のれんに係る償却費は各期 1,946
百万円を予定しています。
3.運用状況の見通し
本投資法人の第 3 期(平成 28 年 9 月 1 日~平成 29 年 2 月末)の運用状況への影響は軽微であり、本件評
価額の確定に伴う運用状況の予想の修正はありません。
以 上
* 本資料の配布先
* 本投資法人のホームページ URL
:
:
兜倶楽部、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会
http://www.nre-mf.co.jp/
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