仙台市生活保護受給者就労準備支援事業 業務委託仕様書

生活保護受給者就労準備( 仕様書 )
仙台市生活保護受給者就労準備支援事業 業務委託仕様書
1 事業名
仙台市生活保護受給者就労準備支援事業
2 履行期間
平成 29 年4月1日~平成 32 年3月 31 日
但し、土曜日、日曜日、
「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、及び 12 月 29 日
から1月3日を除く毎日。
3 目的
本事業は、生活保護受給者のうち、稼動年齢層であって傷病や障害等の明確な就労阻
害要因が見受けられないにも関わらず、稼働能力の活用に課題があり、直ちに一般企業
等への就労による生活保護からの自立を目指すことが困難な者に対し、短期の就業体験
や職業訓練、あるいは求人開拓などを通して、就労に向けた準備の場を提供し、対象者
の基礎的就労スキルの向上を図り、また、本人の適性に応じた部分的就労先のマッチン
グ等の手法により一般就労を実現できるよう支援し、自立の促進を図ることを目的とす
る。
4 事業内容
各区保護課(青葉区においては保護第一課及び保護第二課をいう。以下同じ。)が選定
した支援対象者に対しアセスメントを行い、対象者の状況、能力、ニーズや就労に向け
て課題となっている要素を分析し、支援計画を策定し、伴走型の支援を実施する。
また、支援対象者の状況に応じ、以下の2事業による段階的な支援を実施する。
(1)社会・生活自立支援
就職活動を行う前段での課題を多く抱えている対象者については、社会参加する上
で必要な生活習慣の改善やコミュニケーション能力の形成、また、就職活動を行う際
に最低限必要となるマナーの習得等を目的とした支援を実施し、就労に向けた土台づ
くりを行うことを目的とする。
(2)就労自立支援
一定程度意欲・能力がある等比較的早期に就労に結びつくことが想定される対象者
については、継続的な就労体験の実施や、就職活動に向けた知識や技能の習得等を目
的とした支援を実施し、本人の能力に応じた就職先へ結びつけることを目的とする。
5 対象者
仙台市における生活保護受給者のうち、稼動年齢層(18 歳以上 65 歳未満)であって、
傷病や障害等の明確な就労阻害要因が見受けられないにも関わらず、稼働能力の活用に
課題があり、直ちに一般企業等への就労による生活保護からの自立を目指すことが困難
な者で、各区保護課が本事業の対象として適当であると認めた者。
(常時 100 名前後の対
象者を想定している)
1/3
生活保護受給者就労準備( 仕様書 )
6 事務所の設置
受託者は、本事業を実施するための事務所を一か所設置するものとする。
事務所の設置場所は、支援対象者の利便性を考慮した場所とすることが望ましい。ま
た、対象者との面談場所については、プライバシーに十分配慮した構造とすること。な
お、対象者との面談については必要に応じ各区保護課を巡回して行うこととする。
7 配置基準
(1)統括支援員(1名以上)
相談・就労準備支援員に対する助言、指導及び育成を行うとともに、支援の全体管
理を行い、業務の統括を行うものとする。
(2)支援員(7名以上)
支援対象者のインテーク及びアセスメントを行い、対象者の状況を把握・分析し、
支援計画を策定する。また、定期的な面談やセミナー・就労体験を実施する等、各区
保護課と連携しながら伴走型の支援を実施する。さらに、支援対象者のニーズや一般
就労時に発揮することができると思われる能力の分析に基づいた就労体験先及び一般
求人先の開拓及び情報の提供を行う。
(3)事務補助員(任意)
受付、庶務など相談・就労準備支援員の事務を補助する者を置くことができる。
8 支援内容
(1)インテーク及びアセスメントの実施
各区保護課が選定した支援対象者と面談を行い、事業に関する説明及び支援対象者
の状況を把握する。
(2)支援計画の策定
アセスメントの結果を元に支援計画(案)を策定し、各区保護課の担当ケースワー
カー・就労支援相談員と支援計画の内容を確認する会議を開催し、支援計画を決定す
る。
なお、支援計画については上記4に示した(1)、(2)いずれの段階の支援を実施
するかについて各区保護課と認識を共有した上で決定すること。
(3)支援の実施
支援の実施にあたっては、継続した面談による状況把握に加え次のような支援メニ
ューを実施すること。
① セミナーの開催
② 継続して参加可能な居場所づくり
③ 就労体験先の開拓及び支援対象者とのマッチング
④ 独自の求人の開拓及び支援対象者とのマッチング
(4)支援計画の見直し
支援の実施状況について少なくとも3か月に1回は検討を行い、必要に応じて各区
保護課のケースワーカー及び就労支援相談員と6か月に1回はモニタリングを実施し、
2/3
生活保護受給者就労準備( 仕様書 )
支援計画の見直しを行うこと。
(5)その他
事業の実施にあたっては、
「被保護者就労準備支援事業(一般事業分)の実施につい
て」(平成 27 年4月9日付厚生労働省社会・援護局保護課長通知)を参照すること。
9 支援実績の報告
事業実施中においては、実施状況報告書を毎月 10 日までに提出すること。また、事業年
度終了時には、実績報告書を提出すること。その他、発注者に適宜進捗状況を報告し、調
整を図ること。
10 個人情報の取り扱い
(1)本業務の遂行にあたり知り得た一切の事項について、外部への漏えいがないように
注意すること。また、委託者である本市が提供する資料を第三者に提供したり、目的
以外に使用したりしないこと。
(2)受託者は、本業務遂行に当たり、支援開始時点等で同意を得たうえで関係者間での
個人情報の共有に努めるとともに、事業の実施に携わる職員等が業務上知り得た情報
を漏らすことのないよう、
「個人情報の保護に関する法律」、
「仙台市個人情報保護条例」
及び「仙台市行政情報セキュリティポリシー」を遵守すること。
11 事業実施における前提条件
(1)本業務の履行に関連する法令及び条例等を順守すること。
(2)受託者は、事業の実施に当たり対象者から利用料を徴収しない。
(3)机、椅子、キャビネット、カウンター及びパソコン等事業の実施に必要な設備は受
託者の責任で準備すること。
(4)統括支援員及び支援員への研修は、受託者が行うものとする。
12 その他
(1)本業務の遂行に当たっては、委託者である本市と連携を密にし、疑義が生じた場合
は、委託者、受託者双方が協議の上、これを処理する。
(2)本業務により得られたデータ及び成果品は、本市に帰属するものとし、本市の許可
なく他に使用あるいは公表してはならない。
(3)著作権、肖像権等、他の個人・団体等の権利を侵害しないよう十分留意すること。
(4)受託者は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する仙台市職員対応要領及び留
意事項(http://www.city.sendai.jp/somu-jinji-jinji/shise/shokuin/jinji/shogai
.html)に準じて、合理的配慮の提供を行うものとする。
(5)この仕様書に定めのない事項については、委託者、受託者双方が協議の上、これを
決定する。
3/3