松本市役所北別棟庁舎建設事業 設計・施工一括発注プロポーザル募集要領 1 基本事項 この募集要領(以下、 「本書」という。 )は、松本市役所北別棟庁舎建設事業に係る設計、施工に関 して松本市が要求する水準を示し、具体的な指針を与えるものである。 2 対象施設の詳細、要求水準 ⑴ 敷地 別添の庁舎配置図のとおり、松本市役所本庁舎敷地内の北側の一部を本事業の工事範囲とする。 ア 建設地 松本市丸の内3番7号 イ 本庁舎敷地面積 6074.36㎡ ウ 上述アのうち、工事範囲 約870㎡ エ 用途地域等 第二種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%) 準防火地域 高度地区(高さ16mエリア) ⑵ 北別棟庁舎 ア 用 途 庁舎 イ 工事種別 新築 ウ 構 軽量鉄骨造(プレハブ工法可) 2階建て 造 エ 延べ面積 約500㎡(1階:約250㎡、2階:約250㎡) オ 必要な室 階数 室名 詳細 ・面積約175㎡(収容職員数約40人) ・電灯、コンセント(パソコン約40台、コピー機1台他)等の電気設備 事務室 ・冷暖房、換気等の機械設備 ・LAN配線、電話配線の引込み用配管(LAN配線工事及び電話配線工 事は除く) ・面積約25㎡ ・電灯、コンセント等の電気設備 相談室 ・冷暖房、換気等の機械設備 ・LAN配線、電話配線の引込み用配管(LAN配線工事及び電話配線工 事は除く) 1階 ・面積約10㎡ 男便所 ・洋風大便器1台 ・小便器2台 ・その他、手洗等設備 ・面積約10㎡ 女便所 ・洋風大便器2台 ・掃除用具入れ(SK共) ・その他、手洗等設備 給湯室 ・面積約5㎡ ・流し台、湯沸器 ・面積約175㎡(収容職員数約40人) ・電灯、コンセント(パソコン約40台、コピー機1台他)等の電気設備 事務室 ・冷暖房、換気等の機械設備 ・LAN配線、電話配線の引込み用配管(LAN配線工事及び電話配線工 事は除く) ・面積約25㎡ ・電灯、コンセント等の電気設備 部長室 ・冷暖房、換気等の機械設備 ・LAN配線、電話配線の引込み用配管(LAN配線工事及び電話配線工 事は除く) 2階 ・面積約10㎡ ・洋風大便器1台 男便所 ・小便器2台 ・その他、手洗等設備 ・面積約10㎡ ・洋風大便器2台 女便所 ・掃除用具入れ(SK共) ・その他、手洗等設備 ・面積約5㎡ 給湯室 ・流し台、湯沸器 カ その他必要な設備等 ・ 庁舎入口前のスロープ ・ 玄関入口自動ドア ⑶ 倉庫 ア 用 途 倉庫 イ 工事種別 新築 ウ 構 軽量鉄骨造(プレハブ工法可) 平屋建て 造 エ 延べ面積 約45㎡(倉庫:約38㎡、喫煙室:約7㎡) オ 設 電灯、コンセント等の電気設備。換気等の機械設備。 備 ⑷ 自転車駐輪場 ア 用 途 自転車駐輪場 イ 工事種別 新築 ウ 構 鉄骨造又は軽量鉄骨造(プレハブ工法可) 平屋建て 造 エ 駐輪台数 約84台分以上(駐輪場が不足しているため、敷地の配置計画によりできる限 り多く設置したい) オ 設 備 電灯等の電気設備 ⑸ 公用車駐車スペース ア 駐輪台数 16台分(普通乗用車2台、軽自動車14台) イ 構 アスファルト舗装等、雨天時等も使用に支障のない舗装 造 ⑹ 上限提案価格 上限提案価格は90,000千円(消費税及び地方消費税込み)とする。 3 業務概要、提出書類等 ⑴ 説明会 敷地、施設の概要、応募方法等について、次のとおり説明会を開催する。 ア 開催日時 平成29年1月5日(木)午後1時30分 イ 開催場所 松本市役所本庁舎車庫前集合 ⑵ 質疑 ア 受付期間 平成29年1月6日(金)8時30分から平成29年1月13日(金)17時まで イ 提出先 <事務局> 松本市 財政部 契約管財課 管財担当 〒390-8620 松本市丸の内3番7号 TEL 0263-34-3010 FAX 0263-36-2592 電子メール [email protected] ウ 提出方法 FAXにより提出 エ 提出書類 任意様式による質疑書 オ 質疑の回答 質問に対する回答は、平成29年1月17日(火)に一括してFAXにて送付する。 ⑶ 参加表明書の提出 ア 受付期間 平成29年1月16日(月)8時30分から平成29年1月20日(金)17時まで イ 提出先 事務局 ウ 提出方法 持参により提出 エ 提出書類 (ア)参加表明書(様式1) ・・・1部 (イ)参加資格確認調書(様式2) ・・・1部 (ウ)配置予定技術者調書(様式3) (全ての配置技術者を提出) ・・・1部 (エ)同種または類似の設計、施工業務の実績書(任意様式) ・・・1部 (オ)上述の(エ)のうち、最も請負金額の高い業務の契約書の写し・・・1部 オ 辞退方法 参加表明書を提出した後、参加を辞退する場合は、参加辞退届(様式4)を速やかに事務局ま で持参すること。 ⑷ 技術提案書の提出 ア 受付期間 平成29年1月16日(月)8時30分から平成29年2月6日(月)17時まで イ 提出先 事務局 ウ 提出方法 持参により提出 エ 提出書類 (ア)業務計画書(A3横) ・・・10部 提案における基本的な考え方とともに、独自のアイデア、技術等に基づく提案内容を記載す ること。 (イ)配置図、平面図、仮設図、イメージ図等(A3横) ・・・10部 (ウ)工程表(A3横) ・・・10部 (エ)見積書(A4縦) ・・・厳封したもの2部 (オ)提出された資料内容は、本市に帰属するものとし、返却はしない。 オ その他 (ア)提出時に図書の内容について、面接により聴き取りを行う場合がある。 (イ)受付期間後の提出図書に関する変更及び追加は認めない。 (ウ)提出図書のほかに、必要に応じて追加書類の提出を求めることがある。 カ 辞退方法 技術提案書を提出した後、参加を辞退する場合は、参加辞退届(様式4)を審査委員会開催日 の前日の正午までに事務局まで持参すること。 ⑸ プレゼンテーション ア 開催日時 平成29年2月中旬予定(会場等詳細も併せて別途通知する) イ プレゼンテーションの概要 (ア)プレゼンテーションの方法 提出した技術提案書についてプレゼンテーションを行い、内容についてヒアリングを行う。 (イ)プレゼンテーションの時間 プレゼンテーションとヒアリングを合わせて約15分程度の予定 ウ プレゼンテーションに出席しない場合は、受注意志ないものとみなし、失格とする。 ⑹ 技術提案書等の審査 ア 審査方法 (ア)参加表明書、技術提案書、プレゼンテーションを審査委員会で審査し、評価点〈各項目の評 価点は、各審査委員の評価点の平均点(小数第4位を切り捨てて、第3位まで)とした後、す べての項目の評価点を合計したもの〉の最も高い提案者を最優秀者、次に高い者を優秀者とす る。 (イ)評価点が同値の場合には、小数第4位以下を切り捨てないで比較し、高い数値の者を上位と する。 (ウ)上記(イ)においても評価点が同じ場合は、提案価格が低い者を上位とする。 (エ)上記(ウ)においても提案価格が同額の場合は、くじ引きにより選定するものとする。 (オ)応募が1者のみの場合も審査を行い、提案内容が市の要求する基準を満たしているときは、 最優秀者とする。 イ 審査基準 提案内容による独自のアイデアや技術等、同種または類似の業務の実績、配置予定技術者の資 格等、見積価格の観点に基づき、審査委員会において評価を行う。 ⑺ 審査結果の通知 ア 通知日時 平成29年2月下旬予定 イ 通知方法 参加表明書を提出した全ての参加者に対し、郵送にて書面で通知する。 ⑻ 実施設計図書等の作成(審査結果により最優秀者となった者) 最優秀者は、工事請負契約の締結前に、発注者と提案内容の協議を行い、提出済みの資料等に基 づき、実施設計図書を作成し、提出すること。実施設計図書を作成するにあたり、必要に応じた建 設地の地盤調査も併せて行うこと。 ア 提出期限 実施設計図書は、平成29年3月31日(金)までに承認を受けること。 イ 提出先 事務局 ウ 提出方法 持参により提出 エ 提出書類 (ア)設計原図・・・1部 (イ)A3縮刷設計図・・・1部 (ウ)A3折図製本・・・3部(表紙及び背表紙に工事名称を黒文字印字する) (エ)図面データ・・・DXFまたはJWW形式のデータを収めたCD−ROM 1部 (オ)設計内訳書(A4縦) ・・・1部 (カ)設備計算書・・・1部(機器容量、給水、排水、換気等) (キ)数量算出書・・・1部 オ 著作物 当該設計に係る著作物は、松本市に帰属する。 カ 設計業務要領 (ア)合理的な工法の採用、規格化された資材の使用及び適切な耐久性の確保などにより維持管理 に要する経費の縮減に努めること。 (イ)資材等の再資源化及び再生資源の利用など環境負荷の低減を図ること。 (ウ)施設の目的、機能を優先し、意匠性、仕上げが必要以上に華美とならぬよう考慮すること。 (エ)快適な室内空間を得るために、換気の確保を図るとともに、室内空気汚染の低減、設備機器 による振動、騒音防止などについて検討、配慮すること。 (オ)障害者、高齢者その他日常生活又は社会生活における行動に制限を受ける者等が利用しやす いよう、関係法令に基づいた計画とすること。 (カ)優れた創造性と技術力に基づいた質の高い設計を行うこと。 キ 設計図書の詳細 (ア)設計図書は建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事に分けて整理統合し、各々一連の整 理番号を付けて作成すること。 (イ)設計図書には工事名、設計年月及び受託者名の表示を行うこと。 (ウ)図面に記入する寸法の単位はメートル法により、 寸法線の記載数字は㎜単位で記入すること。 ク 実施設計の基準 実施設計の作成は、以下の基準に従って行うこと。 (ア)公共建築工事標準仕様書(最新版)各工事編 (イ)公共建築改修工事標準仕様書(最新版)各工事編 (ウ)公共建築工事積算基準(最新版) (エ)公共建築工事共通費積算基準(最新版) (オ)公共建築工事標準単価積算基準(最新版) (カ)公共建築数量積算基準(最新版)各工事編 ケ その他 (ア)積算項目、積算数量などの間違いにより、工事着手後の設計金額に変更が生じないよう十分 精査すること。 (イ)供給者との事前協議が不十分であることが原因で、工事着手後の設計金額の変更が生じない よう十分留意すること。 (ウ)関係法規を遵守し、設計段階で関係監督庁と入念に打合せを行い、効率化に努めること。 ⑼ 契約 ア 契約相手方 審査委員会が選定した最優秀者を本業務に係る随意契約(工事請負契約)の見積もり徴収の相 手方とする。なお、最優秀者との契約が成立しない場合は、優秀者を本業務に係る随意契約の見 積もり徴収の相手方とする。 イ 契約金額 徴収した見積を参考に、予定価格の範囲内において決定する。 なお、本件の性格上、予測可能な条件変更等を理由とする請負代金額の変更は、原則として認 めない。 ウ 契約工期 契約締結の日から平成29年9月15日までとするが、提案により竣工を前倒しすることは差 し支えない。 ⑽ 関係監督庁等への通知、届出 ア 本事業に必要な官公署その他関係機関への協議、報告、各種許認可(計画通知を含む) 、申請業 務及び届出手続きは受注者が代行する。 イ 関係官公署への届出手続などに当たっては、 届出内容について、 あらかじめ監督職員に報告し、 承諾を得ること。 ウ 関係官公署等への届出手続に係る費用は、受注者の負担とする。 エ 受注者は、関係官公署と協議を行った場合は、速やかに協議記録を作成し、監督職員に提出す ること。 ⑾ 工事施工要領 ア 仕様書 提出した実施設計図書に示された特記仕様書及び以下によること。 (ア)公共建築工事標準仕様書(最新版)各工事編 (イ)公共建築改修工事標準仕様書(最新版)各工事編 イ 作成・提出書類 作成・提出書類は、下記を基本とし、その他契約後別途指示する書類も含むものとする。 (ア)着工時:着工届 現場代理人及び主任技術者等届 工事工程表(バーチャート工程表) 総合施工計画書 工事工程表(ネットワーク工程表) (イ)施工時:各工事施工計画書 工事報告書(月報) 工程写真 施工図 機器製作承認図 その他別途指示する書類 (ウ)竣工時:竣工届 施工図・竣工図(工事名金文字印刷の製本1部) (CADデータ) 保全に関する資料 その他別途指示する書類 ウ 特記事項 (ア)現場代理人の常駐 請負者は、現場代理人を現場に常駐させる義務を有する。 (イ)主任技術者等の資格 建設業法の定めにより、技術者を設置しなければならない。また、技術者は、工事打合せ定 例会出席の義務を有する。 (ウ)施工図・施工計画書の作成と提出 工事ごとに施工図・施工計画書を作成し、工事管理者及び監督職員の承諾を得た後、現場で の施工に入ること。 (エ)仮設の施設 工事に必要な仮設建物、電力、給水及び電話施設等の費用は、着工時より工事竣工引渡しに 至るまでの間、全て請負者の負担とする。 (オ)工事用車両の進入 特に廃棄物処理、コンクリート打設、資材搬入等大型車両が出入りする際には、交通整理員 を配置する等、配慮すること。また、工事車両の駐車箇所は、事前に打合せを行い定めること。 (カ)危険防止・安全確保の徹底 危険防止については、関係者と事前に十分打合せを行い、万全の措置をとること。また、関 係法令等に従い、工事の施工に伴う災害の防止、安全の確保及び環境の保全に努めること。 (キ)工事実績情報の登録 請負金額が500万円以上となる場合は、工事実績情報システム(CORINS)へ登録し、 手続きを証明する資料を監督職員に提出すること。 (ク)室内空気中化学物質 工事完了時に、室内濃度測定を専門機関に委託して行い、濃度が厚生労働省で定める室内濃 度に関する指針値以下であることを確認し報告すること。 (ケ)その他 不具合、疑義等が生じた場合は、必ず工事管理者及び監督職員へ連絡し、指示を受けて施工 すること。万が一災害・事故等が発生した場合は、直ちに緊急連絡体制に基づき対応し、二次 災害を防止すると共に、工事管理者及び監督職員へ連絡すること。 また、同一敷地内の施設を運営しながらの工事の為、施設の意向を尊重し、十分な打合せに より工程を作成すること。 4 本事業敷地における他の工事等の日程 ⑴ 既存建物解体撤去工事 本事業敷地内の既存建物(倉庫、駐輪場等)の解体撤去工事は、工期平成29年2月上旬∼平成 29年3月中旬の予定で、別途発注する。 ⑵ 埋蔵文化財発掘調査 本事業における地盤掘削部分の埋蔵文化財発掘調査を、松本市教育委員会文化財課により、平成 29年4月上旬∼平成29年5月末の予定で実施する。 そのため、根切り底までの掘削は発掘調査の中で施工するが、全ての発生土は場内に保管する予 定。
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