取扱説明書 (2.92 MB/PDF)

取扱説明書
業務用ミキサー
品番
MX-152SP
保証書付き
このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、まことにありがとうござ
います。
●取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。
●ご使用前に「安全上のご注意」
(1 〜 3 ページ)を必ずお読みください。
●保証書は、
「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、取扱説明書ととも
に大切に保管してください。
便利メモ(おぼえのため記入されると便利です。)
お買い上げ日 年 月 日
販売店名
( )
クッキング機器ビジネスユニット
〒 673 ー 1447 兵庫県加東市佐保 5 番地
© Panasonic Corporation 2009
VZ50-212
M0209Y0
1 安全上のご注意 必ずお守りください
人への危害、財産の損害を防止す
るため、必ずお守りいただくこと
を説明しています。
■誤った使い方をしたときに生じ
る危害や損害の程度を区分して、
説明しています。
警告
警告
けがを防ぐために
電源・コード
カッターや回転部を露出したままで
運転しない
コンセントや配線器具の定格を超える
使い方や、交流 100V 以外で使わない
警告
「 傷 害 を 負 う こ と や、 財 産 の 損
害が発生するおそれがある内容」
です。
■お守りいただく内容を次の図
記号で説明しています。
けがの原因になります。
●カッターや回転部が露出したままで、
電源プラグを差し込まない。スイッチが
入るとカッター・回転部が回転します。
運転中にふたを開けたり、コップの
中に、指・スプーン・はしなど調理
材料以外を入れない
接触禁止
してはいけない内容です。
実行しなければならない内容
です。
取り扱い
けがを防ぐために
本体を水につけたり、水をか
けたりしない
60℃以上の熱い材料をコップに
入れない
たこ足配線などで定格を超えると、
発熱による火災の原因になります。
「死亡や重傷を負うおそれがある
内容」です。
注意
注意
けがの原因になります。
子供など取り扱いに不慣れな方だ
けで使わせたり、乳幼児の手の届く
所で使わない
コード・電源プラグを破損するよ
うなことはしない
傷付けたり、加工したり、熱器具に近づけたり、
無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、
重い物を載せたり、束ねたりしない
傷んだまま使うと、感電・ショート・火災
の原因になります。
コード・プラグの修理は、販売店にご
相談ください。
ぬれた手で、電源プラグの抜き差し
はしない
−1−
水ぬれ禁止
本体内蔵の電気部品に水が入り、感電・
ショート・発火の原因になります。
絶対に分解・修理・改造は
行わない
電源プラグは根元まで確実に差し込む
プラグにほこりなどがたまると、
湿気などで絶縁不良となり、火災
の原因になります。
●プラグを抜き、乾いた布でふく。
−2−
(
異常・
故障例
運転中に移動させない
カッターは鋭利なため、
直接手を触れない
けがの原因になります。
接触禁止
分解禁止
異常・故障時には直ちに使用
を中止する
差し込みが不完全な場合、感電・
発熱による火災の原因になります。
●傷んだプラグ・緩んだコンセ
ントは使わない。
運転中にコップ・コップふたの
取り付け・取り外しは行わない
●途 中 で 材 料 を 加 え る 場 合
は、スイッチを切る。
感電の原因になります。
ぬれ手禁止
けがの原因になります。
けがの原因になります。
けがの原因になります。
火災・感電・けがの原因になります。
修理は販売店にご相談ください。
電源プラグのほこりなどは定期的に取る
感電・けがの原因になります。
吹きこぼれによるやけどや、
コップ割れによるけがの原因
になります。
不安定な所で使わない
発煙・発火、感電、やけ
どのおそれあり
電源・コード
部品の取り付け・取り外し・
お手入れするときは、スイッチを
切り電源プラグを抜く
電 源 プ ラ グ を 抜 く と き は、
コードを持たずに必ず先端の
電源プラグを持って引き抜く
けがの原因になります。
)
電源プラグ
を抜く
●カッターの回転が止まって
から、コップ台を本体から
外す。
感電や、ショートによる
発火の原因になります。
●電源プラグ・コードが異常に熱
くなる。
●コードに傷が付いたり、触れる
と通電したりしなかったりする。
●本体が変形したり、
異常に熱い。
●使用中に異常な回転音がする。
●コップにひび割れなどができた。
すぐに電源プラグを抜いて、販売店へ
点検・修理を依頼してください。
スイッチ「切」を確かめてから、
電源プラグを抜き差しする
使用時以外は、電源プラグを
コンセントから抜く
けがの原因になります。
電源プラグ
を抜く
−3−
絶縁劣化による感電・漏電
火災の原因になります。
2 各部の名前と扱い方
内ふた
※ご使用の前に「お手入れ」に従って各部品を洗ってください。
(P.7)
●コップ台の設置方法
突起部
コック部をコップ受け側に
向けて、本体に載せる
ふた
最大目盛り
(約 1,800ml)
1 目盛り
(約 180ml)
コップ
●ガラス製のため、気泡
が入っていることがあ
りますが、使用上差し
支えありません。
突起部を指で押し上げると、
ふたが外しやすくなります。
突起
●コップ台の向きがずれていると
突起にきちんとはまりません。
パッキン
カッター
コックレバー
コップ台
コック部
分解のしかた(P.8)
洗い方(P.9)
●
●コップの着脱方法
コップを逆さにして、
コップ台を矢印の方向に回す
●
コップ台
ショートスイッチ
本体
コップ受け
電源プラグ
−4−
本体にコップ台を
載せた状態でコッ
プを回すと、締め
たり緩めたりしや
すくなります。
締める
緩める
締める
スイッチ
コード
着脱しにくいときは
緩める
●電源プラグを抜き、カッターに注意して
着脱する。
パッキン
●外すときはコップを空にする。
●取り付けるときは必ずパッキン
をセットし、確実に締める。
締め付けが足りないと
調理物が漏れます。
(
)
−5−
3 使い方
使用中に運転が止まったときは、
「モーターの保護装置が働いて運転が止まったときは」
に従ってください。
(P.12)
①コックレバーが上がってい
るのを確認する
②材料を入れ、ふたをする
1
●材料は2 〜 3cm 角に切る。
● 氷 は2.5cm 角 以 下 の も の を、
他の材料のあとに入れる。
●最大目盛りを超える量を入れない。
●禁止材料は入れない。
(P.10)
2
ショートスイッチ
スイッチ
電源プラグをコンセントに
差し込み、スイッチを入れる
●ショートスイッチは、押している
間だけカッターが回ります。
ごく短時間だけ運転させたいとき
にご使用ください。
●運転の途中で材料や調味料を加え
るときは、いったんスイッチを切
り、
内ふたを外して入れてください。
①スイッチを切る
②コップ受けにコップを置き、
コックレバーを手前に倒し
てジュースを注ぐ
3
●コックレバーを下に向けて押し過
ぎない。
(コップ台が傾く場合があります。)
●
コックレバーを奥に倒し
てもジュースが注げます。
お願い
③コックレバーを戻す
④使用後は電源プラグを抜く
●カッターに材料が引っ掛かって回らなかったり、回りにくい場合は、いったん
スイッチを切り、コップの中の材料を入れ直してかくはんする。
●異常音や振動が大きいときは、材料を減らす。
●連続して使うときは、4 分ごとに 2 分以上休ませる。
●空運転はしない。
−6−
4 お手入れ
●電源プラグを抜き、カッターの取り扱いに注意して行う
●薄めた台所用洗剤(中性)とやわらかいスポンジを使う
※ベンジン・シンナー・スポンジのナイロン面・たわし・磨き粉を使わない。
(表面を傷付けます。)
●漂白剤や、次亜塩素酸ナトリウムが主成分の消毒・殺菌剤は使わない
(金属部分がさびる原因になります。)
●食器洗い乾燥機・食器乾燥器は使わない
(樹脂部分が変型する原因になります。)
●お手入れ後は、除菌のため各部品に消毒用エチルアルコールを噴霧する
コップ台
ふた・内ふた・コップ
スポンジで洗う
スポンジで洗う
カッターやコップ台
内部は市販のブラシ
で洗う
コップの着脱方法
(P.5)
●
●コック部の分解
1
●乳幼児用の歯ブラシ・
各部品を外して洗う
ほ乳瓶用の小さいブ
ラシなど
分解のしかた(P.8)
●洗い方(P.9)
●
●水につけたままにし
ない。
コップ台内部の回転部
( の寿命が短くなります。)
本体
※つけおきすると、回転
部の潤滑油がにじみ
出ることがあります。
よく絞ったふきんで
ふく
●樹脂部分の変色について
ふた・コップ台・コック部などの樹脂部品は、にんじん・葉菜
類の色素が付着し変色します。スポンジで洗っても完全には
取れませんが、実用上差し支えありません。
使用後は早めにお手入れすると、比較的よく取れます。
−7−
コック部を分解する
コックカバー
コックレバー
スポンジで洗う
コック内部は市販の
ブラシで洗う
コックカバー
①コックカバーを引き抜く
コック
②コック栓Aを回して
コック部を外す
コック栓 B
●乳幼児用の歯ブラシ・
ほ乳瓶用の小さいブ
ラシなど
コックレバー部
③コック栓Bを回して
コックレバー部を外す
2
コック部
●各部品の洗い方
フック
コック栓 B
シールパッキン
コックレバー部を分解する
①シールパッキン
を押し、フック
を上方に出す
バネ
コック栓 A
コック栓Bとバネを
外す
コックレバー
フック
②コックレバーを
フックから取り
外す
水、またはぬるま湯で
洗う
シールパッキンを外して洗うときは
シールパッキンを引っ張って外す
水またはぬるま湯で洗う
コック栓 B
バネ
●シールパッキンは傷付けないように、ていねいに取り扱う。
主軸受けを取り外して洗うときは
シールパッキン
コップ台を裏返し、
取り付けるときは
ネジ(3 か所)を外
●コックパッキンがあることを
す
ネジ
取り付けるとき
●上記と逆の手順で行ってください。
●コップ台にコックパッキンがあることを確認してください。
●コック栓A・Bは確実に締め付けてください。
(締め付けが緩いと調理物が漏れます。)
−8−
確認する。
●ネジは確実に締める。
コックパッキンを付け忘れ
たりネジが緩んでいると、
調理物が漏れます。
(
コックパッキン
−9−
)
主軸受け
コック
パッキン
5 ジュース作りのポイント
●コップにはやわらかいものから入れる
①液体 (水・牛乳など)
②果物・野菜類
●材料は
2 〜 3cm 角に切る。
●葉菜類はよく洗い、2cm
角に切る。
③角氷
● 2.5cm
角以下
の氷を使う。
●角氷を先に入れると、カッターに氷が引っ掛かって運転が止まりやすく
なります。
●禁止材料
< かたいもの >
氷のみ・乾燥大豆・乾物類
(じゃこ・干しえびなど)
穀類・冷凍した食材(野菜
や果物など)…など
(柿やプラムなどのかたい
種は取り除く)
< 粘りけのあるもの >
< 肉・魚類 >
とろろいも・流動食
ゆでたじゃがいも
…など
●カッター破損やモーター故障の原因になります。
お知らせ
●フローズンドリンクなどの流動性が悪いものは、コックから出にくくなります。
●みかんやぶどうの薄皮などはコップ部に詰まることがあります。
− 10 −
6 故障かな?
こんなときは
スイッチを
入れても 動作しない
故障ではありません。お問い合わせや
修理を依頼される前にご確認を。
ここが原因
●電源プラグが抜けていませんか?
●材料が引っ掛かっていませんか?
●禁止材料を入れていませんか?
使用中に 運転が 止まる
●電源プラグを差し込む。
●いったんスイッチを切り、
材料をすべて取り出して入
れ直す。
(P.6)
●材料を入れ過ぎていませんか?
せんか?
●パッキン・シールパッキン・コ
ックパッキン(2 か所)を付け忘
れていませんか?
●コック栓
か?
A・B が緩んでいません
●主軸受けのネジ
(3 か所)の締め
付けが緩んでいませんか?
− 11 −
モーターの保護装置が働いて運転が止まったときは
モーターに負担がかかると、保護装置が働き運転が止まりますが、故障では
ありません。
次のようにして直してください。
1. スイッチを切る
2. 材料を半分に
減らす
3. スイッチを入れる
●いったんスイッチを切り、
禁止材料を取り除く。
(P.10)
●いったんスイッチを切り、
● コップの締め付けが緩んでいま
調理物が 漏れる
直し方
材料を減らす。
「モーターの保護装置が働い
て運転が止まったときは」
(P.12)
約半分
回らないときは、
もう一度「切→入」を
行ってください。
●コップをコップ台に確実に
取り付ける。(P.5)
●各パッキンを取り付ける。
●上記の処理をしてもたびたび運転が止まるときは、お買い上げの販売店に
ご相談ください。
パッキン(P.5)
シールパッキン(P.9)
コックパッキン(P.8・9)
●コック栓 A・B を確実に
締める。
(P.8)
●ネジを確実に締める。
(P.9)
− 12 −
7 保証とアフターサービス
修理・お取り扱い・お手入れなどのご相談は
まず、お買い上げの販売店 へ
お申し付けください
転居や贈答品などでお困りの場合は…
・修理は、サービス会社・販売会社の「修理ご相
談窓口」へ!
・使いかた・お買い物などのお問い合わせは、 「お客様ご相談センター」へ!
●保証書(別添付)
お買い上げ日・販売店名などの記入を必ず確かめ、
お買い上げの販売店からお受け取りください。
よくお読みのあと、保管してください。
保証期間:お買い上げ日から本体 1 年間
●補修用性能部品の保有期間 6 年
当社は、この業務用ミキサーの補修用性能部
品を、製造打ち切り後 6 年保有しています。
注)補修用性能部品とは、その製品の機能を
維持するために必要な部品です。
修理を依頼されるとき
「故障かな?」
(P.11) に従ってご確認のあと、
直らないときは、まず電源プラグを抜いて、
お買い上げの販売店へご連絡ください。
【ご連絡いただきたい内容】 製品名(業務用ミキサー)品番(MX-152SP)
お買い上げ日( 年 月 日) 「よくあるご質問」
「メールでのお問い合わせ」
故障の状況(できるだけ具体的に) などはホームページをご活用ください。
http://panasonic.co.jp/cs/japan
・保証期間中は:保証書の規定に従ってお買い上 げの販売店が修理をさせていただきますので、 恐れ入りますが、製品に保証書を添えてご持参ください。
・保証期間を過ぎているときは:修理すれば使用できる製品については、ご要望により修理させて
いただきます。下記修理料金の仕組みをご参照のうえご相談ください。
・修理料金の仕組み:修理料金は、技術料・部品代などで構成されています。
技術料
は、診断・故障個所の修理および部品交換・調整・修理完了時の点検などの作業にかかる費用です。
は、修理に使用した部品および補助材料代です。
部品代
ご相談窓口における個人情報のお取り扱い
パナソニック株式会社およびその関係会社は、お客様の個人情報やご相談内容を、ご相談
への対応や修理、その確認などのために利用し、その記録を残すことがあります。また、
折り返し電話させていただくときのため、ナンバー・ディスプレイを採用しています。なお、
個人情報を適切に管理し、修理業務等を委託する場合や正当な理由がある場合を除き、第
三者に提供しません。お問い合わせは、ご相談された窓口にご連絡ください。
− 13 −
− 14 −
仕様
電
源
交流 100 V 50-60 Hz 共用
消
費
電
力
295 W
定
格
時
間
連続(4 分間運転、2 分間停止の繰り返し)
数
9,700 回/分(1,800 ml 水負荷時)
量
1,800 ml
さ
1.9 m
回
定
コ
転
格
ー
容
ド
長
大きさ(約)
幅
18.8 cm
奥行
26.2 cm
高さ
51.2 cm
質 量 ( 約 )
5.1 kg
別売部品(保護ゴム)
保護ゴム
コップの縁に保護ゴムを取り付けると、
お手入れ時の損傷を防ぐことができます。
パナソニック製品取扱店でお求めください。
(税込・2009 年 2 月現在)
部 品 名
保護ゴム
部 品 番 号
AVE39 ー 172 ー H
希望小売価格
1,365 円
愛情点検 長年ご使用の業務用ミキサーの点検を!
こんな症状はありませんか ご使用中止
電源プラグ・コードが異常に熱くなる。
コードに傷が付いたり、触れると通電したり
しなかったりする。
●本体が変形したり、異常に熱い。
●使用中に異常な回転音がする。
●コップにひび割れなどができた。
故障や事故防止のため、
使用を中止し、コンセ
ントから電源プラグを
抜いて、必ず販売店に
点検をご相談ください。
●
●