2 0 1 6 年 1 2月 1 4 日ハンドマイク宣伝例︻強行採決連発の異常な安倍政治に、国民の書判を︼みなさんこんにちは道常任委員会日本共産党の0 0 です。この場をお借りして、日本共産党の訴えをさせていただきます。しばらくの間、ご協力をお願いいたします。みなさん与党自民党・公明党と、維新の会が、﹁ T P P 関連法﹂﹁年金カット法﹂．﹁カジノ法﹂と、国民の声を無視して採決の強行を連発しました。安倍首相が∴ わが党は結党以来、強行採決しようと考えたことはない﹂などとうそぷいた直後の、とんでもない暴挙です。国民の声に耳を貸さず、﹁数の暴力﹂によって民主主義を壊し続ける安倍政権に、もはや政権を担う資格はありません。みなさんこの間、安倍政権は悪法を次々とゴリ押ししてきました。﹁T P P関連法﹂では、 T P P の批准により農業が切り捨てられ、とりわけ北海道の農業が壊滅すると言われています。また、医療制度などが崩される危険に加え、企業が国家を訴える IS DS 条項があり、大企業のビジネスのために国民が犠牲になる、とんでもない内容が含まれています。しかも、アメリカのトランプ次期大統領が離脱を明言し、発効しないことが明白なのに、日本だけが前のめりに推進する姿勢は、 T P Pよりもさらに条件の悪い協定をアメリカに強要される危険も大きくしています。国民の大多数が反対か慎重審議を求めましたが、安倍政権は強行採決しました。﹁年金カット法﹂は、貸金や物価の下落に合わせて、際限なく年金を下げる法律です。物価が下がれば年金が下げられ、賃金が下がれば年金が下げられる。消費税が上がっても年金が下げられる。月々 6 万円台しかもらえない基礎年金がさらに減らされ、ただでさえ低い貸金・少ない貯蓄に苦しむ国民の生活を、いよいよ追い詰める法律です。﹁国民切り捨て﹂のこの法律も、国民の多くが不安と怒りをもって反対する声を無視して、安倍政権が強行採決しました。﹁カジノ法﹂は、民間が賭博場を開くことを認める法律です。賭博は、刑法が厳しく禁じる犯罪であり、これを認めれば、暴力団の関与や治安の悪化が起きることは明白です。また、﹁ギャンブル依存症﹂はすでに日本国内に 5 0 0 万人以上いて、重症化すれば家庭や人生を崩壊させる恐ろしいこの病気を、カジノはますます増やすでしょう。社会の悪を次々と生み出すカジノを、安倍首相は﹁成長戦略の目玉だ﹂などと強く進める立場です。しかし、人の不幸を踏み台にする成長戦略など、あり得るわけがありません。﹁儲かるならば何でもいい﹂と言わんばかりの姿勢に、国民の多くが疑問と不安を訴え、メディアがいっせいに批判するなか、与党と維新の会は法案を強行しました。みなさん安倍政権は、昨年 9 月に戦争法を強行採決してから、暴走に歯止めがかからなくなつています。アべノミクスで格差を拡大し、国民の暮らしや経済をことごとく壊しています。自衛隊の﹁駆け付け警護﹂強行や、沖縄への基地の押し付けで、憲法と平和を踏みにじっています。しかし安倍政権は、こういった道が多くの国民の声とは相容れないために、もはや強行採決をする以外に事態を打開できないという、深刻な行き詰まりに直面していることも事実です。安倍政治をストップさせる希望は、野党と市民とが互いに声を合わせ、力を合わせ、次の総選挙で自民・公明・維新に退場の審判を下すことです。民、手玉義を壊す安倍政治に、ご一緒に﹁ N O ﹂を突きつけましょう。日本共産党が発行する﹁しんぶん赤旗﹂では、野党と市民の共闘を発展させ、立憲主義、民主主義、平和主義を貫く、新しい日本の政治を提案しています。日刊紙はひと月 3 4 9 7 円、日曜版はご清聴ありがとうございました。 8 2 3 円です。﹁しんぶん赤旗﹂の購読もお願い申し上げ、この場での訴えとさせていただきます。