仕様書 [PDFファイル/165KB]

仕
様
書
平成29~33年度 富谷市立中学校(5校)
教育用及び教職員用コンピュータ機器等賃貸借
富
谷
市
1.件
名
平成29~33年度 富谷市立中学校(5校)教育用及び教職員用コンピュータ機器等賃貸借
2.機器の数量 (5校分の合計)
サーバ機
8台 (内、3 台は教育委員会へ設置)
教師用コンピュータ
5台
生徒用タブレット
500台
普通教室用コンピュータ
200台
図書室用コンピュータ
10台
職員室用コンピュータ
5台
教職員用コンピュータ
177台
合
計
905台
3.納入場所
富谷市立富谷中学校
富谷市穀田土間ノ沢1-9
富谷市立富谷第二中学校
富谷市あけの平三丁目86
富谷市立東向陽台中学校
富谷市明石台一丁目14
富谷市立日吉台中学校
富谷市日吉台三丁目19-2
富谷市立成田中学校
富谷市成田三丁目34-1
富谷市教育委員会
富谷市富谷坂松田 30 番地
4.基本仕様
(1) 別紙1の「機器仕様書」の条件を満たす機器であること。
(2) 設置する機器は、ネットワーク工事、ソフトウェアのインストールを含めて設置調整を十分に行うこ
と。
(3) 納入するサーバ機・パソコン・タブレット(以下コンピュータという)、周辺機器については学校の授
業での運用を考慮し、本契約期間中は補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部
品)をメーカにて保有している製品とすること。
(4) コンピュータは保守管理を考慮し、一般的に日本国内で販売している製品を納入すること。
(5) コンピュータのOSは、賃貸借期間中にサポートが保証されているものであること。
(6) 納入するコンピュータは全てネットワーク接続が可能とすること。既設のコンピュータで、接続の必
要があるものについてはネットワーク接続が可能なように設定すること。
(7) コンピュータ及びネットワークについて十分なセキュリティを確保すること。
(8) 契約締結までに承認を受けた機器の後継機種と認められるもの、あるいはソフトのバージョンアッ
プ版が発表されたときは、本市の承認を得て、その機種、ソフトを納入すること。
アプリケーションソフトは、導入するOSで動作が確認されたものとすること。
(9)
機器仕様書中で製品名の指定品と記載があるものについては同等品を不可とする。
(10) 機器仕様書に記載されている以外で、システム構成上必要な関連部品または機器等があれば本
調達に含むこと。
6.コンピュータ教室内ネットワーク
(1) コンピュータ教室内に設置するコンピュータ間の有線LANの伝送速度は 1000Mbps 以上とするこ
と。
(2) スイッチ類は学校の授業や業務に支障をきたさないようにするため、本契約期間中は修理可能な
企業向け製品とすること。 必要に応じて代替機を準備すること。
(3) スイッチの空きポートは、情報漏えいの元とならないようセキュリティ対策を講じること。
7.校内ネットワーク
(1) 各教室で無線LANによる接続ができるよう設定を行うこと。
(2) 生徒側ネットワークから職員用ネットワークへのアクセスができないよう設定すること。
(3) インターネットの利用が可能であること。
8.職員室ネットワーク
(1) パソコンは無線LANで接続し、NAS、共有フォルダ(コンピュータ教室内サーバ)、校務システム
(教育委員会設置サーバ)にアクセスできるよう設定すること。
(2) プリンタは有線LANにて接続し、各職員用コンピュータからアクセスできるよう設定すること。
(3) 生徒側ネットワークよりアクセスできないよう設定すること。
(4) インターネットの利用が可能であること。
9.インターネット接続
(1) 既存の回線を使用し、教育委員会へ設置しているルータを経由して、インターネットに接続できる
よう設定を行うこと。ただし、現行のインターネット接続環境(セキュリティ・Web フィルタリング強度
の維持及び通信量無制限)を維持できる前提であれば、別方法でのインターネット接続も可とす
る。
(2) 不適切なサイト、危険なサイトへのアクセスをコントロールするため、Web フィルタリングを行うこと。
(3) 教育委員会-学校間の通信環境向上のため、教育委員会、中学校、小学校ともに新規ルータを
設置すること。
10.ソフトウェア
(1) ウィルス対策ソフトをコンピュータ全台にインストールし、5年間の更新を行える環境を整えること。
(2) コンピュータにおいてパターンファイルの自動更新等が行えるよう、必要な設定を行うこと。
(3) 更新されたウィルスパターンファイル情報は管理端末から確認可能となるよう設定すること。
(4) アプリケーションについては、原則として導入時の最新版とし、インストール時には必要なセキュリ
ティパッチ等をすべて適用したうえで納品すること。
(5) Windows Update は、学校用サーバに Windows Server Update Services(WSUS)サーバを構築し
管理すること。
(6) 今回、教育委員会へ設置するソフトウェア配信用サーバ機(内田洋行製 EDUMALL エッジサー
バ)の設定を行なうこと。また、クライアント全台がアクセスできるように設定すること。その際に、学
校の授業や業務に支障をきたさないようにするため、メーカが認定する要員を現地に派遣して実
施すること。
(7) 今回納入されるコンピュータには、学校の要望に応じて各種ソフトウエア(フリーウエア、学校がライ
センス所有するソフトウエア)のインストールを行うこと。
11.機器の設定、データ移行
(1) 各機器の接続・設定にあたっては、校内ネットワークシステムの目的を達成するため、全体のネット
ワークポリシー設計、ネットワーク機器のコンフィグレーション設計、各サーバの機能設計等につい
て、本市及び学校と十分に打ち合せを実施のうえ接続・設定を行うこと。
(2) 既存の校内サーバ、NASで管理している共有データを、新規サーバ,NASに移行すること。
(3) 教育委員会へ設置する校務システム用サーバは、市内小中学校全校より利用される為、現行デ
ータの抽出及び受注者への受け渡し作業は現行業者が実施し、その費用は本調達へ含むこと。
(4) 教育委員会へ設置する EDUMALL 用サーバは、市内小中学校全校を配信対象としている為、小
学校分のデータ移行は開発メーカが実施するものとする。また、データ移行後の小学校 7 校職員
及び生徒クライアントにおける動作確認は小学校教育用コンピュータ導入現行業者が実施するも
のとし、メーカー実施費用及び現行業者実施費用は本調達へ含むこと。
(5) 図書室用コンピュータで使用する図書システムは、現在本市で既に運用している富士通製学校
図書システム「LB@SCHOOL」(以下、学校図書システム)を継続して利用する為、設定作業およ
び現行の図書室用コンピュータ内データ移行作業は、図書システム導入現行業者が実施するも
のとし、その費用は本調達へ含むこと。
(6) 時間割作成ソフト(師楽:指定品)、保健ソフト(えがお:指定品)について、学校の要望があった場
合データの移行を行うこと。
(7) 学校代表メール、校長メールについては設定、メールデータともに移行すること。
(8) 既存の校内サーバ(Active Directory・共有データ)、NASで管理している職員用共有データ、校
務システム用・EDUMALL 用サーバのデータ移行については、業務に支障をきたさないよう事前
に移行スケジュール、移行方法を教育委員会に提出し承認を得ること。
12.附帯工事
(1) 必要に応じて二次側電源工事及び電源コンセント工事を実施すること。
その際に床上配線となる場合はモール(塩ビ製・蒲鉾形モール)等による配線処理を行い、歩行
の妨げとならないよう配慮すること。 また、電源コンセントが不足している場合は、OAタップの追
加により対応すること。
(2) コンピュータ教室内の有線LANはフリーアクセスフロアを利用し、必要に応じて配線を行うこと。
(3) 職員室内のLANについては、必要に応じて配線を行うこと。
(4) ネットワーク接続するために必要となるUTPケーブル及び機材は、今回納入する機器に含むこと。
使用するUTPケーブルはカテゴリ5e以上とする。
(5) 今回調達する無線 LAN アクセスポイントを各普通教室・特別教室・体育館へ常設するものとし、取
付工事及び校内 LAN 配線工事・情報コンセント設置工事は本調達に含むものとする。
13.納入期限
平成29年 3月31日 (木)
14.導入研修
(1) 設置後、教職員に対してインストラクターを派遣し、以下の内容を基準とした導入研修を 1 校につ
き管理者向け・一般職員向けに講習を行うこと。
・Windows10 Proの基本操作
・デジタル教科書活用方法
・授業支援システム使用方法
・情報セキュリティ
(2) スズキ校務シリーズ及び EDUMALL の操作研修については、メーカ担当者が実施すること。
(3) 研修日程等の詳細については、教育委員会、各学校と協議のうえ、決定すること。
15.設置後の保守対応、定期点検について
別紙2「保守基準要綱」の通りとする
16.その他
(1) 入札書に記載する金額は、機器仕様書にある設定作業費等及び保守込賃貸借(60ケ月リース算
定、保守内容は、別紙2.保守基準要項参照)の総額賃貸借料(消費税等額抜き)とすること。
(2) 上記機器等の納入及び返却の際に発生する経費等については落札業者の負担とする。なお、梱
包材などの処分及び設置に関する一切の経費についても落札業者の負担とする。
(3) なお、契約業者においては、機器等の賃貸借であることから、プロポーザル方式で決定した業者の
選定するリース業者とする。
(4) 賃貸借期間は、平成29年4月 1 日から平成34年3月31日までの60ケ月とする。