◆用語の説明 売上高とは、商品・製品・サービスの販売などの本業から得られた代金の総額を示しま す。 売上原価とは、商品を仕入れたり、製造したときにかかる費用のことを指します。売 上高から売上原価を差し引くことで売上総利益が求められます。 売上総利益: 売上高 − 売上原価 販売費及び一般管理費とは、当該企業において収益を獲得するために使われた費用の ことです。一般的には、経費、営業費、あるいは販売管理費と呼ばれます。 営業利益とは、損益計算上において、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引 いて計算される利益のことです。 営業利益: 売上総利益 − 販売費及び一般管理費 営業外収益とは、企業の本業以外の活動によって得られる収益のことを意味します。 一般には、預貯金や貸付金の利子である「受取利息」株式の配当金などである「受取 配当金」や仕入割引などです。 営業外費用とは、支払利息など、財務活動を中心とした本業以外の費用です。 経常利益とは、損益計算上において、営業利益から、受取利息、受取配当金、仕入割引 などの本業以外の稼ぎである「営業外収益」を加え、支払利息、社債利息などの「営 業外費用」を差し引いたものを指します。 経常利益: 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用 特別利益とは、臨時的、偶発的に、かつ企業の通常の活動とは関係ない部分で発生した 利益。固定資産売却益、投資有価証券売却益などです。 特別損失とは、企業が通常の活動以外で、特別な要因で一時的に発生した損失。不動産 売却や除却によって生じる損失です。 税引前当期利益とは、法人税や住民税を差し引く前の利益です。 税引前当期利益: 経常利益 + 特別利益 − 特別損失
© Copyright 2024 ExpyDoc