「みんなでつくる水源の森実施計画(仮称)」素案の概要(PDF:475KB)

「みんなでつくる水源の森実施計画(仮称)」素案の概要
1 目的
4 主要施策
○民有林の荒廃、土砂流出による小河内貯水池への影響及び水源地保全の大切さ
やその取組への広い理解という、喫緊の課題・懸案に対応するため、具体的な
取組を示した、みんなでつくる水源の森実施計画を策定
(1)民有林の積極的購入
2 位置付け
○水道局自律点検・改革の検討を踏まえ、緊急性や取組の効果を考慮し、「民有
林の積極的購入」と「多様な主体と連携した森づくり」の具体的な取組内容を
提示
平成28年12月20日
東 京 都 水 道 局
○ 貯水池や流入河川に近接し、森林の荒廃などにより、土砂流出が懸念され
る民有林約2,000ha(民有林重点購入地域)の荒廃状況等の調査を実施
○ この調査結果に基づき、緊急度別に購入の優先順位を判定
○ 有識者の意見等を踏まえて、購入の優先順位に基づく購入計画を策定し、
地権者に積極的に働きかけ、概ね10年で購入を推進
3 体系
対象地域
多 摩川上流域における民有
林 の保全・管理
民有林
重点購入地域内
(P9~10)
具体的な取組
民有林の積極的購入
購入が難しい民有林への対策
民有林重点購入
地域外(P11)
民有林の公募購入(継続)
全
購入した森林の再生
域
(P12)
方向性
多 様な主体と
連 携した森づくり
都民と連携した
森づくり(P15~16)
主な取組
○都民サポーター制度 ○協賛金制度
○水源林ふれあいウォーク○多摩川水源森林隊
企業と連携した
森づくり(P17)
○企業の森(ネーミングライツ)
○企業協賛金制度
大学と連携した
森づくり(P18)
○大学との共同研究
○学生による森林保全活動
○地元自治体等と連携した共同イベントの開催
○地元文化に触れる機会の創出
○水源地域の魅力の発信 ○関係機関との連携
(2)都民や企業など多様な主体と連携した森づくり
○ 都民連携
水源地をより深く理解してもらうための都民サポーター制度を新たに創設
(協賛金制度についても検討)
○ 企業連携
CSR活動に積極的な企業と協働して良好な水源林を育成していくため、
ネーミングライツによる企業の森を新たに設置
○ 大学連携
・シカの食害など、水源林に係る課題解決に向けた共同研究を実施
・研究内容の充実や水源地保全への理解促進のため、大学生による森林保全
活動を実施
○ 地元自治体等との連携
都民、企業などが水源地へ来訪する機会を更に拡充するとともに、地元自治
体と連携した取組を実施することにより、水源地保全の理解促進と地域振興
に寄与