「京丹後市美しいふるさとづくり条例」改正案が答申されます

報道資料
京丹後市美しいふるさとづくり審議会
「京丹後市美しいふるさとづくり条例」改正案が答申されます
-美しいふるさとの自然環境を守り次代に継承するまちづくり-
平成 28 年 12 月 15 日
京 丹 後 市 役 所
京丹後市では、京丹後市固有の次代に継承すべき自然環境を守り、社会的活用の促進
を通した環境共生のまちづくりを全市的に推進するため、平成 13 年、旧網野町で施行
され京丹後市が受け継ぐ「京丹後市美しいふるさとづくり条例」及び規則の改正を進め
ることとしています。
この度、京丹後市美しいふるさとづくり審議会より、「京丹後市美しいふるさとづく
り条例」改正案が答申される運びとなりましたのでお知らせします。
1.審議会答申について
日
時 : 平成 28 年 12 月 21 日(水)
場
所 : 京丹後市役所
2階
午後4時 15 分~
市長室
出席者 : 京丹後市美しいふるさとづくり審議会
奥谷会長/川戸副会長/松井副会長
2.答申事項(審議会諮問事項)
(1)京丹後市美しいふるさとづくり条例(平成 16 年条例第 162 号)の改正について
(2)京丹後市美しいふるさとづくり条例施行規則(平成 16 年規則第 123 号)の改正について
(3)環境保全地域の指定について
3.改正の目的及び背景
京丹後市民にあっては、恵み豊かな自然環境を享受する権利を有する一方、誇るべき固有の財
産としてこれを保全し、将来に引き継ぐ責務を有しており、一人ひとりが環境の有限性を深く認
識し、行動及び活動全般を環境負荷の少ないものに改めていくことが求められています。
この認識に基づき、京丹後市民と関係する全ての人が協力し合い、役割を分かち合いながら、
地域の自然環境と共生するまちづくりに努めることを目的として条例の改正を行うものです。
4.改正案の規定の骨子
○ 「美しいふるさとの自然環境を守り次代に継承するまちづくり」を理念とする
○ 環境の有限性を深く認識し、第一に「清潔な生活環境の確保」に努めるとものする
○ 環境施策の体系化のため、京丹後市環境基本計画の策定を条例に規定
○ 市民の主体的かつ能動的な保全活動・環境資源活用を促進するため自主計画を承認する
○ 自主計画承認地域は、「環境共生推進地域」の指定、「環境共生活動推進主体」の認定を行う
5.環境保全地域の指定について(答申抜粋)
活動の主体が定める一定地域内における美化、啓発及び体験の各活動を定めた環境保全並びに
啓発に関する活動、及び社会的利用の促進に関する計画を承認した地域を「環境保全地域(環境
共生推進地域)」として指定し、告示する。
この場合において、市長は、計画の承認を受けた活動の主体は「環境共生活動推進主体」とし
て認定し、承認計画に基づくこの活動の支援に努めるものとする。
6.パブリックコメント(意見募集)について
平成 28 年 12 月 22 日(木)~平成 29 年 1 月 16 日(月)
の期間で募集します
7.その他
(1)京丹後市美しいふるさとづくり審議会 委員名簿
【 委
員 】
No
五十音順
氏
敬称略
(
◎=会長
○=副会長
名
)
所
属
会長
1
糸井
秀昭
京丹後市ボランティア連絡会
2
◎奥谷
三穂
京都府立大学 地域連携センター COC+
3
○川戸
一生
京丹後市区長連絡協議会
4
木原
浩貴
京都府地球温暖化防止活動推進センター
5
大同
一生
一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社
6
野村
幸宏
京都北都信用金庫
峰山中央支店
7
土師
雅弘
京都府丹後保健所
技術次長 兼 環境衛生室
8
畑中
直樹
和歌山大学システム工学部非常勤講師(環境経済・環境政策)
株式会社地域計画建築研究所
大阪事務所副所長 部長(サスティナビリティマネジメント) 環境科学博士
9
○松井
安則
京丹後市商工会
吉田
和男
株式会社京都銀行
10
【 オブザーバー 】
No
順不同
所
特任教授
幹事
事務局長
代表理事
執行役員 支店長
室長
事務局長
峰山支店
支店長
敬称略
属
分
野
1
近畿地方環境事務所
環境行政
2
NPO 法人エコネット丹後
推進団体
3
琴引浜の鳴り砂を守る会
推進主体
備考
竹野自然保護官事務所
自然保護官
京都府環境審議会委員
環境基本計画推進委員
環境基本計画推進委員
現行条例環境保護団体
(2)京丹後市美しいふるさとづくり審議会 開催状況
第1回
平成 28 年 11 月 14 日
第2回
平成 28 年 11 月 28 日
【お問い合わせ】
京丹後市農林水産環境部環境バイオマス推進課
TEL 0772-69-0480(直)
「京丹後市美しいふるさとづくり条例」
新旧概要比較
現 行 版
改 正 版
○ 平成16年度6町合併時、網野町条例を踏襲し市条例として設置
○ 自然環境の保全に努める理念遂行のために制定となった市条例
○ 現状と実態に合わせ、H28年度、全部改正を行う
○ 環境基本計画を包含し、分野体系的に政策を位置付ける
【目的】美しいふるさとづくり
豊かな自然環境保全/一体となった市域美化
【目的】美しいふるさとづくり、環境との共生
豊かな自然環境保全/持続可能なまちづくり
【責務】環境保全と美化
市/事業者/市民等/飼い主/土地所有者
ごみの散乱防止、適切な処理、施策への協力
【責務】自然的保護と社会的活用の共生
市/事業者/市民等/土地所有者等
計画策定、負荷低減措置、施策への協力、理解
指定基準未整備
【重点区域の指定】
ごみ・ふんの散乱防止施策の重点実施
指定基準未整備
【特別保護区域の指定】
禁止行為の規定、保全施策の重点実施
【環境保護団体の認定】
区域内での環境保護推進
禁止行為の監視・指導・啓発
認定基準未整備
市【施策策定】環境基本計画
総合的かつ計画的な推進、財政上の措置努力
地域指定で主体的共生!
【共生推進地域の指定】
美化・啓発・体験の各活動を自主計画化
保護と活用の推進
【特別保護区域の指定】
市・主体の管理区域には、監視・指導権限
既存活動用の交付要綱有
【財政的支援】対象1団体
団体が行うパトロール、指導、啓発
【罰則等規定】
ポイ捨て回収命令、氏名等公表
【活動推進主体の認定】
適用実績なし
主体性付与、各活動への支援
【財産権の尊重・関係法令の適用】 運用上の区別調整
国土、公益、上位法令等との整合
【審議会の設置】
調査・審議 / 答申・提案
別枠
環境基本計画
環境基本計画推進委員会
【審議会の設置】
調査・審議 / 答申
実行計画の策定調整、進捗管理