2 別紙上限額について

別紙
国際水準GAP認証取得支援事業の実施に当たっての留意事項
平成 28 年 12 月 22 日付け
28生産第1584号
農林水産省生産局長通知
本 事業 は、農業者によるGL OBALG.A.P.及びJGAP(Adv
an ce 、Basic)の認 証取得数の大幅な増加を 図るため、認証取得に
要す る初 期費用を助成するものである。
認 証取 得者数は年々増加しているものの、更なる拡大を図る上では、継続
的な 費用 負担の低減と合わせ、農業者の費用 負担 の低減を図っていくことが
重要 であ る。
つい ては、継続的な費用負 担の低減と合わせ、限られた財源の 中で効率的
かつ 効果 的に 執行する観点から、下記のとおり助成額に一定の上限を設定す
るこ とと する 。
記
1
GAP認証の取得に係る取組
審査会社へ支払う審査費用に係る助成額の上限については、次のとおりとす
る。
(1 )審 査会社へ支 払う審査 費 用に係る助成額の上限
認証 の種 別
助成額の上限
GLOBALG.A.P.
20万円
JGAP Advance
12万円
JGAP Basic
8万円
ただ し 、支援対象者(事業実施者)が複数経営体により構成される 団体
等の 場 合には、 現地審査の受審日数を明らかにした上で、以下の基準を適
用で きる ものとする。
認証 の種 別
助成額の上限
GLOBALG.A.P.
20万円/ 日 × 現地審査の 受審日数
JGAP Advance
12万円/ 日 × 現地審査の 受審日数
JGAP Basic
8万円/ 日 × 現地審査の 受審日数
(注 1)上限額は税 抜き額とする。
(注 2)審査 費用 には 諸 費用(登録費用、認証発行手数料等)を含むものと
する。
(注 3) これとは別に旅費(実費)を助成する。
(2 )見 積り の 取得に当たっての留意点
支援 対象 者は、原則 とし て、3者以上の審査会社から取得した相見積
りの 中で、最低価格を提示した者を採用する ものとする 。
審 査 会 社 は 、見 積 書 に 現 地 審 査 に 要 す る 見 込 み 日 数 を 記 載 す る も の と
する。
2
GAP認証の取得に係る研修指導の受講の取組
研修を行うコンサルタント等へ支払う費用に係る助成額の上限については、
次のとおりとする。
(1 )研 修を行うコンサルタント等へ支払う 費用に係る 助成額の上限
認証 の種 別
助成額の上限
GLOBALG.A.P.
35万円
JGAP Advance
30万円
JGAP Basic
25万円
ただ し 、支援対象者(事 業実施者)が複数経営体により 構成される団体
等の場合は 、現地指導の受講日 数を明らかにした上で、以下の基準を適用
でき るも のと す る。
認証 の種 別
助成額の上限
GLOBALG.A.P.
5万円/ 日 × 現地指導の受講日数
JGAP Advance
JGAP Basic
(注 1) 上限額は税 抜き額とする。
(注 2)これとは別に指導機関の旅費( 実費 )を助成 する。
(2 )見 積り の 取得
支援 対象者(事業実施者)は、原則として、3者以上の コンサルタン
ト等 から相見積もりを取 得し、その中で 最低価格を提示した機関 を採用
する ものとする。
コンサルタント等は、支援対象者(事業実施者)が複数経営体により
構成 され る団体等の 場合は、見積書に現地指導に要する見込み日数を記
載す るものとする。
(3)補助対象となるコンサルタント等の要件
コンサルタント等は、支 援対象者(事業実施者)が取得に取組む GAP
認証 の取得支援実績を5件以上有する者に限ることとし、当該実績に係る
情報 を見積書に添付させる。
3
ICTを活用した情報システムの利用の取組
ICTを活用した情報システムの利用に係る助成額の上限等については、
次のとおりとする。
(1 )I CTを活用した情報システムの助成対象経費
ア 対象 とな る 経費
導入 から 12 ヶ月以内分のICTシステム利用料
イ 対象 とな ら ない 経費
ICT 機器の 購入費用、操作の研修及びその他上記アに該当しない経費
(2 )助 成額の上限
区 分
支援 対象 者( 事業 実施 者)が個別経営体の
場合
支援 対象 者( 事業 実施 者)が複数経営体 に
より 構成 され る団体 等の場合
(注)上限額は税 抜き額とする。
上限額
10 万 円
10 万 円 ×取 組 経 営 体 数
4
分析・調査の実施
分析・調査の実施に係る助成額の上限等については、次のとおりとする。
(1 )助 成額の上限
区分
上限額
残留農薬分析費用
5万円
土壌 分析 費用
5千円
水質 分析 費用
1万円
ただ し、支援対象者が複数経営体により 構成される団体等の 場合は 、以
下の 基準を適用できるものとする。
分析の種別
上限額
残留農薬分析費用
5 万 円 ×取 組 経 営 体 数
土壌 分析 費用
5千円×取 組 経 営 体 数
水質 分析 費用
1万円×取 組 経 営 体 数
(注)上限額は税 抜き額とする。
5
認証対応施設の改修資材の導入
認証対応施設の改修資材の導入に係る助成額の上限等については、次のとお
りとする。
(1 )助 成額 の 上限
区分
上限額
支 援 対 象 者 ( 事業 実 施 者 ) が 個
10 万 円
別経 営体 の場 合
支 援 対 象 者 ( 事業 実 施 者 ) が 複
10 万 円 ×取 組 経 営 体 数
数 経 営 体 に よ り構 成 さ れ る 団 体 ※ た だ し 、 5 経 営 体 以 上 に あ っ て
等の 場合
(注)上限額は税 抜き価格とする。
は 50 万 円 を 上 限 と す る
(2 )取 得単価の上限
導入 する 対象 は取得 単価 が 50 万円未満(税抜き)の 物品等 に限るこ
とと する。