研究課題名 赤外分光イメージング遠隔検知技術を用いた危険物蒸気検知

共同研究募集の件
1.研究課題名
赤外分光イメージング遠隔検知技術を用いた危険物蒸気検知法に関する研究
2.研究目的
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、安全・安心な開催を確保するためには、大
会運営での警備において化学剤などの危険物を用いたテロが発生した場合にいち早く化学剤
を検知し、被害規模を早急に予測する必要がある。検知技術のうち赤外分光遠隔検知技術は、
設置型装置としてスタジアムなどの広範囲な空間での危険物蒸気の遠隔検知が可能であるが、
昨今の技術革新により本装置技術は性能面で格段に進歩している。特に、イメージング機能
を付加することにより、散布された危険物蒸気の種類、濃度のみならず、拡散状況も把握で
きる。本研究では、最先端の赤外分光イメージング遠隔検知装置を用いた危険物蒸気の検知
法を確立することを目的とする。
3. 研究概要
危険物蒸気に対する赤外分光遠隔検知装置の検知性能を検証する。危険物の種類、濃度ご
とに、測定条件を最適化して、検知感度、検知時間、可視化能力を評価する。テロ現場での
危険物検知ニーズを鑑みて、現場で装置活用方法を確立する。
4. 装置性能
以下の性能を有すること。
(1)リアルタイムで蒸気の可視化が可能なこと。
(2)化学兵器用剤、有害性工業化合物の識別、蒸気の同定が可能なこと
(3)蒸気の濃度測定が可能なこと
(4)可視化の測定時間は 5 秒以内であること
5. 研究期間
平成30年3月31日まで
6. 研究の方法
赤外分光遠隔検知装置を科学警察研究所の施設に設置して、危険物蒸気を発生させ、その
赤外分光スペクトルを測定し、ガスの種別、濃度、空間的な広がりを計測し、危険物蒸気を
可視化する。測定結果を踏まえて、測定条件を再設定し、最適な測定法を確立する。
7. 研究費用
自己負担
8. 募集期間
平成28年12月22日(木)まで
9. 募集についての連絡先
科学警察研究所法化学第三部
瀬戸康雄
TEL:04-7135-8001
FAX:04-7133-9173
e-mail: [email protected]
※応募のご連絡をいただいた方には、応募用紙をメールで送付いたします。