当日資料5 施策大綱「教育文化」のまちづくり指標について (教育文化の基本計画を抜粋) 事前配布資料より下記の点を修正(赤字) ・ 「まちづくり指標」を追記 ・誤字脱字修正 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 18 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 保幼小中連携の推進 現状と課題 教職員総会等で、 「香南市保幼小中連携(一貫)パンフレット」等の資料を活用し、具体的な取り 組みについて共通認識を図りながら取り組みを推進しています。 また、平成 28 年度より中学校区連携推進事業を実施し、中学校区の課題に応じた講師を招き、 保幼小中合同研修会を実施することで、就学前からの統一した取り組みの推進につながってきてい ます。 しかし、 他中学校区の優れた取り組みを共有するものの、 中学校区の立地条件などの要因により、 それを自校の実践に取り入れることが容易にできない現状があります。 施策の基本目標 保育所、幼稚園、小中学校が連携し、0歳から 15 歳までの 15 年間を通して、子どもの発達段 階に応じた系統的な教育を進めることで、コミュニケーション能力、規範意識9及び自尊感情10等を 身に付けた子どもたちを育成するとともに、親の子育てを支援していきます。 施策の体系 保幼小中連携の推進 保幼小中連携教育の推進 まちづくり指標 まちづくり指標 交流活動を組織として位置付けること ができた割合 交流活動の際、育てたい力の共通理解が できた割合 現状(H27) 目標(H33) 31.0% 50.0% 保幼小中連携アンケート 51.0% 9 規範意識・・・マナーや道徳を重視し遵守する気持ち 10 自尊感情・・・自分自身を好きだと感じること、自分を大切に思える気持ちのこと 20 備考 60.0% 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 19 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 家庭や地域と連携した教育の推進 現状と課題 家庭生活の困窮等により、家庭学習の定着が難しく、学力の二極化、いじめや不登校、虐待等の 課題がみられます。チャレンジ塾などの学習の場の充実と保護者の子育て力を向上させる取り組み が必要となっています。 不登校の発生率の割合は、年々増加しており、これには、さまざまな要因があるため、改善に向 けての取り組みは個々の状況に応じた対応が必要となっています。スクールソーシャルワーカー11 やスクールカウンセラー12との連携を図りながら、改善に向けた取り組みを推進しています。 施策の基本目標 家庭生活の困窮等で厳しい環境にあり、学力や基本的生活習慣の未定着など、子どもたちを取り 巻く負の連鎖環境を教育によって断ち切ることをめざします。不登校の児童・生徒に対しては、関 係機関と連携を図りながら、改善に向けて取り組みを推進します。 家庭や地域社会が、子どものしつけや基本的な生活習慣の確立等の教育基盤となる役割をしっか りと担うとともに、子どもを守り育てる地域住民の連帯感を再構築し、子どもたちが家庭や地域の 豊かな愛情の中で安心して成長できる地域コミュティの実現をめざします。 施策の体系 家庭や地域と連携した教育の推進 厳しい環境にある子どもたちへの支援 チーム学校の取組 不登校の改善 子どもが育ちやすい地域コミュニティの再構築 家庭の教育力の推進 放課後の子どもの生活・学習支援の充実 まちづくり指標 まちづくり指標 現状(H27) 目標(H33) 備考 1.51% 0.70% (上段:小学校) 5.29% 3.50% (下段:中学校) 地域子育て支援センター利用者数 4,811 人 7,000 人 育児期相談利用者数 679 人 562 人 不登校児童・生徒の発生率 11 スクールソーシャルワーカー・・・子どもの家庭環境による問題に対処するため、 児童相談所と連携したり、教員を支援したりする福祉の専門家。 12 スクールカウンセラー・・・児童生徒の心の悩みに対応することを目的とする専門家 21 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 20 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 これからの社会を生き抜く力を育む教育の推進 現状と課題 現在、就学前児童の約8割近くが市内の保育所、幼稚園、認定こども園、地域型保育施設を利用 し、未就園児の約 8 割が子育て支援センターに登録していますが、子どもを取り巻く社会環境の変 化や価値観が多様化するなか、基本的な生活習慣の未定着やコミュニケーション能力の弱さ、運動 能力の低下等による子どもの育ちへの対応や、子育てに不安や悩みを抱える保護者への支援が求め られています。 施策の基本目標 「香南市乳幼児教育政策プログラムⅡ」に基づき、生涯にわたる人格形成の基礎となる豊かな心 情・意欲・態度を育むための保育・教育活動を保護者と連携して推進します。 子どもたちに生きて働く「知識・技能」を習得させ、未知の状況にも対応できる「思考力・判断 力・表現力等」の育成を推進するため、 「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指す授業改善に努 めます。 また、生涯にわたって健康でいきいきとした生活をおくるため、家庭や地域と連携して就学前か らの望ましい生活習慣、食習慣、運動習慣を確立するための健康教育や障害のある児童生徒の能力 や可能性を十分に伸ばすために、関係機関と連携を図りながら、一人一人の発達や障害の種別等に 応じた特別支援教育を推進します。 施策の体系 就学前教育の充実 これからの社会を生き抜く力を 育む教育の推進 確かな学力の育成 豊かな心の育成 人権教育の推進 健やかな体の育成と健康の増進 特別支援教育の推進 まちづくり指標 まちづくり指標 自分にはよいところがあると思う割合 将来の夢や目標を持っている割合 22 現状(H27) 目標(H33) 36.7% ○○% 31.6% ○○% 71.7% 80.0% 46.8% 60.0% 備考 全国学力・学習状況調査 (上段:小学校) (下段:中学校) 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 21 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 きめ細かな教育の推進 現状と課題 保育所や幼稚園では、管理職研修や中堅保育士、各担当者等への研修が計画的に実施でき、内容 も年ごとに充実してきており、研修で学んだことが職員の資質向上につながってきています。 また、各小中学校の学校改善プランに基づく取り組みを指導・支援することで、授業研究を中心 にした授業改善に取り組むとともに、東部教育事務所と連携し検証することで、PDCAサイクル を意識した教育活動に取り組んでいます。 各所属所では、保育所評議員・学校評議員を配置し、評価を実施していますが、今後は、各所属 所での評議員会だけでなく、中学校区での合同評議員会を取り入れ、協議をすることで、15 歳の 出口をめざした取り組み評価を実施することが必要です。 施策の基本目標 教育課題の解決のために、保育や教育の専門的知識を一層深めるとともに、広く豊かな教養と実 践的指導力を高めるなど、教職員の資質・指導力の向上に努めます。 保育所、幼稚園、学校が地域の教育力を生かし、創意工夫した教育活動を展開することにより、 保護者や地域から信頼される保育所、幼稚園、学校づくりを推進します。 施策の体系 きめ細かな教育の推進 教職員の専門性・指導力の向上 保育所・学校運営の充実 生徒指導の充実 教育相談・支援体制の充実 まちづくり指標 まちづくり指標 現状(H27) 目標(H33) 備考 学校支援地域本部設置数 4校 9校 全 12 校 保育所・幼稚園・学校評議員連絡会の開催数 ○回 ○回 中学校区単位 8.3% 50.0% 全教員が生徒指導力の向上を図るため の取組が計画的に実施されている割合 「チーム学校を構築す る」ためのチェックシート 23 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 22 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 安全な教育環境での教育の推進 現状と課題 いかなる状況においても、自分の命を守ることができる子どもを育成するため、学校安全計画に 基づいた防災教育や訓練が行われています。今後は、登下校時や放課後など、大人がいないところ での避難訓練を充実させ、自分一人でも適切な判断ができる力を付ける必要があります。 各所属所においては、定期的な安全点検が実施でき、環境整備について充実した取り組みを推進 することができています。今後も引き続き安全点検を実施し、危険箇所へのいち早い気付きにつな げることが必要です。 施策の基本目標 地震等による災害の発生時に、迅速かつ適切な対応ができる危機管理体制の整備・充実を図り、 子どもたちの安全確保と保育所、幼稚園、学校の安全管理に努めます。また、子どもたちの事故や 事件を未然に防止するための教育を推進します。 校舎等の耐震補強や改修、教材の整備などについて積極的に取り組み、子どもたちが安心して学 べる環境整備に努めます。 また、教育施設等における遊具等の点検・補修等、施設の安全確保に努めます。 施策の体系 安全な教育環境での教育の推進 防災教育等の推進 保育所・幼稚園・学校の環境整備 まちづくり指標 まちづくり指標 多様な状況での避難訓練を計画的に実 施した学校数 小中学校における非構造部材の耐震化率 24 現状(H27) 目標(H33) 備考 ○○校 ○○校 全 12 校 63.0% 100.0% 全 12 校 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 23 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 生涯にわたり豊かな心を育む環境づくり 現状と課題 近年、 少子高齢化や各家族化、 情報化社会の進展による価値観の変化やライフスタイルの多様化、 家庭や地域での人間関係の希薄化など、社会情勢は大きく変化してきています。 そのため、市民の皆様が生涯にわたって、自分のライフスタイルに合った手段や方法で、自分ら しさや生きがいを見つけ、楽しく充実した生活を送ることのできる自己充実や社会参画のための学 習の機会の提供が求められています。 施策の基本目標 市民が生きがいを見つけ自己実現を果たすため、各年代に応じた様々な学習機会を提供するとと もに、情報の提供・相談機能の強化、指導者の育成・人材活用を行います。 また、地域住民の交流・地域活動の場としての施設の整備改修を計画的に進めます。 施策の体系 生涯にわたり豊かな心を育む環境づくり ライフステージに対応した学習の充実 生きがいを得る学習機会の充実 現代的課題に対応した学習の場の提供 学習施設の整備 地域に密着した学習の場の提供 生涯学習組織の整備 情報提供・相談機能の強化 指導者の育成・人材活用 生涯学習を通じての地域づくり 全ての人と共生する生涯学習の推進 まちづくり指標 まちづくり指標 現状(H27) 目標(H33) 夏休み子ども教室の回数 21 講座 25 講座 人材バンクの登録者数 0人 200 人 図書館の入館者数 68,825 人 80,200 人 読書ボランティア等登録者数 76 人 100 人 備考 野市・香我美 25 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 24 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 文化の継承と振興 現状と課題 近年市民はゆとり、心の豊かさを求める傾向が高まっており、芸術、文化活動に関する意識は多 様化しています。 また、優れた芸術品等文化財の保護・保存方法の改善や、歴史的記録や民具などの積極的な活用 が求められています。 施策の基本目標 多様な芸術・文化活動の支援を行うとともに、優れた芸術・文化を鑑賞する機会を充実します。 また、文化財センターを中心に市の歴史や文化財に触れる機会を充実します。 施策の体系 文化の継承と振興 芸術・文化活動の推進 郷土の歴史・文化遺産の保存と継承 まちづくり指標 26 まちづくり指標 現状(H27) 目標(H33) 文化財ボランティアガイド登録者数 42 人 50 人 文化財啓発事業の実施回数 7回 10 回 備考 第 2 次香南市振興計画_基本計画 施策 大綱 5 基本 施策 25 基本 計画 教育文化 教育振興基本計画 生涯にわたり親しみ高めあうスポーツの振興 現状と課題 仕事中心から生活重視への国民の意識の変化などにより、主体的に自由時間を活用し、精神的に 豊かなライフスタイルを構築したいという要望が年々強まっています。 しかしながら、一方では、ライフスタイルの多様化により、地域のおける人間関係が希薄となり、 精神的なストレスが増大したり、日常生活において体を動かす機会が減少し、体力や運動能力が低 下したりするなどの心身両面にわたる健康上の問題が課題となっています。 施策の基本目標 多くの市民がスポーツに親しめるよう様々なジャンルのスポーツを推進し、子どもから高齢者ま で各年代に応じた体力の増進を図り、健康で活力に満ちた長寿社会をめざします。 また、スポーツを通じた青少年の健全育成や、地域の人達の交流を促進し、活力ある地域社会を めざします。 施策の体系 生涯スポーツの推進 生涯にわたり親しみ高めあう スポーツの振興 スポーツ環境の充実 スポーツ指導員の育成・人材活用 まちづくり指標 まちづくり指標 現状(H27) 目標(H33) 市長杯等の参加者数 480 人 590 人 市民ウォーキング大会参加者数 80 人 290 人 スポーツ少年団認定指導員資格取得者数 75 人 100 人 備考 27
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