平成2 8年12月 12日 第2回タンチョウも住めるまちづくり検討協議会を開催 ~タンチョウが舞う“舞鶴遊水地”~ 札幌開発建設部は、長沼町と連携して「第2回 タンチョウも住めるまちづくり検討協議会」 を開催します。 本協議会は、地域の多様な主体が参加し、舞鶴遊水地を軸としたタンチョウも住めるまちづく りについて検討する協議会です。 千歳川の舞鶴遊水地にタンチョウが飛来したことを契機に、舞鶴遊水地を軸としたタンチョウも住め るまちづくりを検討するため、札幌開発建設部と長沼町が連携して平成28年9月に「タンチョウも住 めるまちづくり検討協議会」を設立しました。 これまで、第1回協議会(9月6日) 、現地視察会(10月7日)を実施し、魅力ある地域づくりに 向け様々な視点から意見が交わされました。 引き続き、今後の取組方針等について議論するため、下記のとおり「第2回 タンチョウも住めるま ちづくり検討協議会」を開催しますので、お知らせします。 記 1 日時 平成28年12月15日(木) 15:00~17:00 2 場所 ACU-A(アスティ45)12階 中研修室1206 (札幌市中央区北4条西5丁目 JR札幌駅南口から徒歩5分) 3 主な議事内容 ・今後の取組方針(案)について ・専門部会の設置について 4 など その他 会議は公開で行います。 【問合せ先】国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 河川管理課 課 長 秋山 泰祐 (電話番号 011-611-0340 ダイヤルイン) 河川計画課 調 査 官 飯島 直己 (電話番号 011-611-0329 ダイヤルイン) 第2回 タンチョウも住めるまちづくり検討協議会 <開催概要> 日 時:12月15日(木)15:00~17:00 会 場:ACU-A(アスティ45)12階 中研修室1206 会場までのアクセス <これまでの実施状況> 平成28年 9月 6日 : 第1回協議会 平成28年10月 7日 : 現地視察会 詳細は、以下の札幌開発建設部HP参照 http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/kasen/09kawazukuri/11tanch ou/tanchou_index.html 8/27:タンチョウ飛来 (札幌開発建設部撮影) タンチョウ飛来状況 長沼町 舞 鶴 遊水地 9/30:タンチョウ飛来 (札幌開発建設部撮影) 9/1:タンチョウ飛来 (長沼町撮影) 根志越 遊水地 (工事中) 千歳市 タンチョウも住めるまちづくり検討協議会(第1回) 舞鶴遊水地を軸としたタンチョウも住めるまちづくりに向けて 「タンチョウも住めるまちづくり検討協議会(第1回)」を開催しました。 ■ 開 催 日 時 : 平成28年9月6日(火) 15:00~17:00 ■ 実 施 場 所 : ロイトン札幌 パールホール(20階) ■ 参加機関等 : 学識経験者、長沼町関連団体、北海道空知総合振興局、 北海道地方環境事務所、長沼町、札幌開発建設部、 日本生態系協会 等 協議会の開催風景 開会の様子 協議会は、委員(14名)と、町内外の一般傍聴者を合わせて約 40名の参加のもと開催されました。 はじめに、長沼町の戸川町長から開会の挨拶があり、「新たな 協議会が立ち上がることは、大きな一歩である」と期待が寄せら れました。 開会の挨拶 長沼町 戸川町長 北海道大学大学院 中村先生(座長) 専修大学北海道短期大学 正富先生 酪農学園大学 赤坂先生 舞鶴遊水地にタンチョウを 呼び戻す会 加藤会長 ながぬま農業協同組合 成田組合長 長沼町商工会 中野副会長 長沼町観光協会 森下会長 マオイネットワーク広場 瀬川氏 ㈱アクティブリンク 見田社長 委員による意見交換 事務局からのこれまでの取組経緯や先進事例の説明後、各委 員において様々な視点から意見が交わされました。 ○地元商品のパッケージなどにタンチョウの名称を活用したい ○タンチョウの見守り方などルール作りが必要 ○ツルとともに暮らしていた原風景を取り戻したい ○長沼町だけでなく、流域全体の観点も重要 等 また、専門部会を設置し、より具体的に議論を深めていく必要が あるなどの共通認識が得られました。 最後に、札幌開発建設部から「洪水時の治水機能だけでなく、 地域の振興に寄与する遊水地にしたい」と意気込みが述べられま した。 北海道空知総合振興局 藤島部長 北海道地方環境事務所 田口課長 タンチョウも住めるまちづくり検討協議会 現地視察会 魅力あるまちづくりにむけて ~タンチョウが飛来する舞鶴遊水地~ ■開催日時:平成28年10月7日(金) 9:00~13:00 ■実施場所:舞鶴遊水地、道の駅マオイの丘公園、長沼町役場 ■参 加 者:約50名(協議会委員、企業関係者、町内農業者、 長沼町、札幌開発建設部、日本生態系協会 等) 舞鶴遊水地の視察状況 道の駅マオイの丘公園の視察状況 現地視察の様子 参加者約50名で舞鶴遊水地、道の駅マオイの丘公園に加え、当日朝にタンチョウ の飛来が確認された箇所を視察しました。 舞鶴遊水地や長沼町にある施設等の説明のほか、正富委員からタンチョウの生 態、加藤委員から最近のタンチョウの飛来状況について説明がありました。 意見交換会 意見交換会の状況 小磯委員による他地域の事例を交えた講話のあと、舞鶴遊水地やタンチョウを活 かした地域づくりについてグループディスカッションを行いました。 ○拠点施設やフットパス整備など人を呼べる工夫が必要 ○環境教育、学習の場(教材)として活用したい ○町内外のアーティストとの連携や写真コンテストなどを開催したい ○タンチョウをシンボルとした農産物ブランドづくりを進めたい ○写真撮影、野鳥観察などのルール作りが必要 ○タンチョウが好むような豊かな自然環境にしたい ○取り組む仲間を増やし、活動の輪を広げたい 等 中村座長からは、「地域の人たちのいろいろなアイディアが出てきたことは貴重」、 「住民の力による地域づくりを長沼町から発信していければいい」との総括があり ました。 小磯委員からの講話 『タンチョウとの共生による地域の 新たな経済価値創出に向けて』 参加者が5グループに分かれたグループディスカッションの様子
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