報告2資料(PDF:216KB)

平成 29 年度 中世の里歴史文化的アメニティ形成事業
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事業名
浪岡地域力活性化事業(担当部局:浪岡事務所総務課)
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事業目的
本事業は、津軽地方の玄関口・交差点である浪岡地域の特徴や個性などの資源を生かし、
浪岡地域住民の自発的活動の促進を図るため実施するもので、
① 起業を志す市民を対象とした、具体的な取組に関する講座などの場の設置
② 世代や業種を超えた新しい事業(起業)フレームの創出
③ 既存事業の拡大による収益増と安定した経営の維持
など、浪岡地域の資源を生かした地域力の活性化や、新規事業の立ち上げを図ることを目
的としています。
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事業概要
【これまでの進め方】
「スタートアップ講座」
、
「婆娑羅談義」、
「浪岡ラボ」を設置し、地域住民に参加・協力い
ただきながら、新たな地場産業の創出と起業者の育成・支援を行うこととしていました。
浪岡地域力活性化事業のイメージ
起業・地域活性化
スタートアップ(start-up)講座
浪岡ラボ(Nami-lab)
スタートアップ講座
事業の立ち上げや起業に向けた取組を支援するため、実践的な
講座やワークショップを開催するもの
婆娑羅談義
スタートアップ講座の基礎となる浪岡地域の現状と課題分析
をするためのもので、一つのテーマを定めて、講師による講義
と地域住民との意見交換を通して、浪岡地域の理解を深める場
浪岡ラボ
研究者や大学生を中心に、浪岡地域の現状分析や起業の可能性
分析などを通して、地域住民とともに地域資源の活用方法や起
業について研究を深める場
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【環境の変化】
今年 4 月、東京都から外部専門家(アドバイザー)を招き、浪岡地域の現地視察を行い、
下記(1)~(4)の項目の事業提案を受けました。
(1)浪岡ジュニアバドミントンクラブを中心に情報発信(Facebook
立ち上げ)
(2)ツーリズム化の仕組みづくり
(3)浪岡高校のスーパーグローバルハイスクール指定に向けた取組
(4)地域おこし協力隊の定住支援、起業支援
市では、外部専門家(アドバイザー)の助言や指導を受けながら本事業を進めることと
していましたが、6 月に外部専門家(アドバイザー)から辞退の申し出がありました。
【事業の見直し】
このような状況の下、市では事業の進め方について見直しを行いました。
<見直しのポイント>
① 外部専門家(アドバイザー)からの助言や指導を受けずに、市単独で行うこと
② 「青森市中世の里元気チャレンジ活動事業補助金」のビジネスプログラムへの事業
提案がないことから、当該補助金の周知と新規提案を図る場として活用すること
③ 外部専門家(アドバイザー)からいただいた事業提案は、浪岡地域の活性化に向け
て効果的な取組であると考えることから、継続して検討を進めること
【新たな事業展開】
「スタートアップ講座」
、
「婆娑羅談義」、
「浪岡ラボ」を個別に設置するのではなく、これ
らの機能を包括した講座を定期的に開催することとしました。
区
分
機
能
スタートアップ講座
事業や起業の立ち上げ支援
婆娑羅談義
地域の現状と課題の理解
浪岡ラボ
研究者や学生による企業の可能性分析
講座では、地域課題をテーマに設定し、同一テーマで複数回の開催を重ねながら、地域住
民の意識醸成を図るとともに、地域全体で課題解決に向けた意見交換を行い、新たな地場産
業の創出と起業者の育成・支援を行います。必要に応じて、大学の研究者や大学生にも参加
いただき、意見交換を行うこととします。
また、これらの活動状況は、フェイスブックにより広く情報発信します。
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事業の実施期間
平成 28 年度から平成 30 年度の 3 年間
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事業費
歳入:「浪岡地域振興基金」を財源とします。
歳出:平成 28 年度
203,530 円(見込み)
平成 29 年度
580,020 円
平成 30 年度
580,020 円
事業の見直しにより、事業費が大幅に縮減されました。
【変更後】
区分
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
謝礼
62,000 円
78,000 円
78,000 円
旅費
98,300 円
415,560 円
415,560 円
需用費・役務費
43,230 円
86,460 円
86,460 円
計
203,530 円
580,020 円
580,020 円
【変更前】
区分
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
謝礼
1,400,000 円
1,400,000 円
1,400,000 円
旅費
1,025,000 円
1,025,000 円
1,025,000 円
725,000 円
725,000 円
725,000 円
1,850,000 円
1,250,000 円
1,250,000 円
500,000 円
-
-
5,500,000 円
4,400,000 円
4,400,000 円
需用費・役務費
委託料
機器等借上料
計
【主な変更点】
・外部専門家(アドバイザー)への謝礼・旅費が不要となったこと
・講座の開催回数が減少したこと(年 20 回→年 6 回)
・「浪岡ラボ」の施設改修や機器借上料が不要となったこと
・市単独で事業を行うことにより、調査費や報告書の作成費が不要となったこと
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