平成29年度宮崎県公共職業訓練(委託訓練)事業 仕様書 1 訓練内容

平成29年度宮崎県公共職業訓練(委託訓練)事業 仕様書
1 訓練内容
⑴ 事務・販売・営業コースの場合
①パソコンの能力開発を中心とする場合
「Microsoft Office Specialist」スペシャリストの検定内容(Word,Excel)
またはコンピュータ技能評価試験2~3級の内容レベルに到達すること。
※時間的余裕があれば、ホームページ作成等ができるようになること。
②販売・営業等の事務を中心とする場合
マーケティングや販売管理、営業スタッフとして必要なスキル等販売・営業分
野での就職に必要な知識・技能を習得できる内容とすること。
③経理・会計等の事務を中心とする場合
簿記2・3級の習得等、経理・会計事務に関する知識・技能を習得できる内容
とすること。
⑵ 医療事務科の場合
医療機関での業務に必要な医療事務に関する知識・技能を習得できる内容とす
ること。
⑶ 成長分野育成コースの場合
以下のいずれかの成長分野での就職に必要な知識・技能を習得できる内容とす
ること。
ア:フードビジネス
イ:環境・新エネルギー
ウ:医療機器関連産業
エ:情報サービス
オ:観光
カ:物産・貿易
⑷ 介護職員初任者研修科の場合
訓練内容は、個別の法・規則等で定められた内容とし、その内容を訓練する期
間が3か月に満たない場合は、他の内容(パソコンの能力開発等)も盛り込むこ
と。
⑸ 介護職員実務者研修科の場合
訓練内容は、個別の法・規則等で定められた内容とし、その内容を訓練する期
間が6か月に満たない場合は、他の内容(パソコンの能力開発等)も盛り込むこ
と。
⑹ 母子家庭の母等対象コースの場合
「Microsoft Office Specialist」スペシャリストの検定内容(Word,Excel)
またはコンピュータ技能評価試験2~3級の内容レベルに到達すること。
※時間的余裕があれば、ホームページ作成ができるようになること。
2 委託訓練に係る受託対象要件
委託訓練を受託するに当たっては、次の要件を全て満たさなければならないもの
とします。
○知識等習得コース(座学) ⑴~⑸(実習付きのコースは+⑹)
○デュアルコース
⑴~⑺
○母子家庭の母等対象コース ⑴~⑸・⑻
○託児サービス付きのコース 上記各コースの要件+⑼
⑴ 事業を適切に運営できる組織体制、職員数を備えており、委託訓練を実施する
上で必要となる教室、設備、備品等を所有又は賃貸借契約により使用できる状態
であること。具体的には次の要件を満たしていること。
①訓練運営に当たって、施設・設備及び訓練指導体制等の訓練全般に係る責任
者1名を配置、また受講者からの問い合わせ等に常時対応する窓口としての事
務担当者を1名以上配置できる体制が講じられていること。(責任者と事務担
当者の兼務はできない。)
②訓練中にパソコンを使用する場合は、受講者1人1台の割合でパソコンが設
置されていること。また、訓練を指導する講師用のパソコンも設置すること。
③ソフトウェアについて使用許諾契約に基づき、適正に使用できるものである
こと。
⑵ 委託訓練を効果的に指導できる専門知識、能力、経験を有する講師が、訓練を
適正に運営するために十分確保されていること。具体的には、次の要件を全て満
たしていること。
①講師は1人配置していれば足りるが、病気等で訓練を行うことができない場
合等に備えて、対策を講じること。
(例:即座に訓練を引き継ぐことができる体制を整える等)
②訓練の指導を担当する者は、職業訓練指導員免許を有する者又は職業能力開
発促進法第30条の2第2項の規定に該当する者等であり、職業訓練の適切な
指導が可能であると認められる者であること。
※担当する科目の訓練内容に関する実務経験を5年以上有する者、学歴又は資
格によって担当する科目の訓練内容に関する指導能力を明らかに有すると判断
される者等講師として相応しい者であること。
⑶ 実施しようとする委託訓練の目的・目標、カリキュラム内容、実施時間、実施
場所等が、求職者の職業能力の開発及び向上に資する教育訓練であって、真に就
業に必要な教育訓練と認められるとともに、適切な実施及び受講が可能であるこ
と。具体的には、次の要件を全て満たしていること。
①カリキュラム内容が委託訓練の目標、仕上がり像と整合性を有するものであ
ること。
②カリキュラムの時間配分は、実施する科目数や、取得を目標とする資格の試
験実施日等を考慮して設定すること。
③委託訓練の目標、仕上がり像及びカリキュラム内容が真に就業に資するため
の技能・技術の習得であること。
④受講者の通所に十分配慮した実施場所であること。
⑷ 公共職業訓練の委託先として、次のいずれかの事項に該当する場合は、委託先
機関の対象とはならないこと。
①公序良俗に違反し、社会通念上、委託先機関とすることが相応しくないと判
断されるとき。
②就職状況調査において不正受給となったとき。
③その他公共職業訓練の委託先として明らかに適性を欠くと判断されたとき。
⑸ 就職支援責任者(キャリアコンサルタント(職業能力開発促進法第 30 条の3
に規定するキャリアコンサルタント。)又はジョブカード作成アドバイザー(ジ
ョブ・カード講習の修了者であり、厚生労働省又は登録団体に登録された者をい
う。))を設置し、訓練生に対して就職支援等を行うこと。
なお、訓練実施日数のうち50%以上の日数は、訓練実施施設にて業務を行う
こと。だたし、実習期間中については、適切な就職支援が可能な場所において業
務を行うこと。具体的には下記の業務内容を行うこと。
①過去の受講者に対する就職実績等を踏まえ、受講者に対する就職支援を企画、
立案すること。
②受講者に対するキャリア・コンサルティング、ジョブ・カードの作成の支援
等の就職支援が適切に実施されるよう管理すること。
③就職支援に関し、公共職業能力開発施設、公共職業安定所等の関係機関及び
訓練修了生の就職先候補となる事業主、事業主団体等と連携し、情報を確保し、
訓練修了生に案内等情報提供が行えるようにすること。
④訓練修了者及び就職を理由として中途退校した者の就職状況を把握、管理す
ること。
⑹ 職場実習先等を確保できる機関であること。
①訓練定員分の職場実習先を確保できる機関であること。なお、職場実習先に
ついては、別紙1に定める職場実習先事業所の選定要件を満たしていること。
②職場実習先への指導、訓練実施状況の報告、就職状況調査が適正かつ効果的
に実施できる機関であること。
⑺ 以下の内容を盛り込んだキー・スキル講習の内容が24時間であること。
※キー・スキル講習(3か月の座学訓練の中に組み込む。)
①訓練コースの修了後に予想される就職先の職種に関する求人、労働条件、必
要な免許・資格・実務経験等雇用の状況に関する理解の促進に資するもの。
②訓練コースの修了後に予想される就職先の職種について、企業が求める人材
像の理解の促進に資するもの。
③訓練コースの修了後に予想される就職先の職種について、関係事業所を訪問
しての現職従事者との意見交換、模擬実習体験等当該職種の職業体験機会とな
るもの。(単なる事業所見学は不可)
④訓練コースの受講意欲の喚起に資するもの。
⑤職業に必要なビジネスマナーの向上に資するもの。
⑻ 以下の内容を盛り込んだ準備講習の内容が25時間(5日間)であること。
※準備講習(3か月の訓練の前に5日間行う。)
①地域における雇用失業情勢、母子家庭の母等を取り巻く雇用の状況に関する
理解の促進に資するもの。
②企業が求める人材像の促進に資するもの。
(例:企業人事担当によるセミナー等)
③自己の職業適性等の理解の促進に資するもの。
(例:個別及び集団方式によるキャリア・コンサルティング等)
④職業に必要なビジネスマナーの向上に資するもの。
(例:ビジネスマナー講習)
⑤企業の就業現場の理解の促進に資するもの。
(例:事業所見学等)
⑥職業能力開発に関する理解の促進に資するもの。
(例:生業扶助制度等に関する情報提供等)
⑼ 訓練実施中に子育て女性等が養育する未就学児童に対し、託児サービスを自ら
または委託により提供すること。なお、授乳・補水補助については託児サービス
提供内容に含むものとするが、食事等の補助については、託児サービス提供機関
等と協議の上、託児サービスの提供内容に含むものとするか否かを決定すること。
具体的には、次の要件を全て満たしていること。
①児童福祉法(昭和22年法律第164号)に定める次のいずれかの施設にお
いて託児サービスを実施すること。
・保育所(原則として、保育所で行われる一時預かり事業に限る)
・認可外保育施設
・一時預かり事業を行う施設
②託児サービス提供機関自らが、託児中の事故に備え、傷害保険、賠償責任保
険等に加入すること(保育を受ける児童および保育者の双方を対象としたもの)。
③児童福祉法等の関係法令および通知を遵守すること。
④児童福祉法に定める保育所、一時預かり事業を行う施設においては、児童福
祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年厚生労働省令第63号)を満
たす保育内容を、同法に定める認可外保育施設においては、認可外保育施設に
対する指導監督の実施について(平成13年3月29日付け厚生労働省雇用均
等・児童家庭局長通知雇児発第177号)を満たす保育内容を提供すること。
⑤託児サービスを提供する場所については、原則として訓練実施場所の同一施
設、または近隣(概ね半径 2km 以内)であること。なお、近隣の場合であって
も、原則として児童の送迎は訓練受講者自らが行う必要があること。
⑥訓練実施場所の近隣で託児サービスの提供ができない場合は、児童の引渡し
を行う場所を設け、安全に配慮のうえ、送迎を行う等により対応すること。
⑦訓練受講者から託児サービス料を徴してはならないこと。ただし、託児サー
ビスに含まれない食事・軽食(ミルク、おやつ含む)代、おむつ代等、実費分
については、受講者(保護者)の負担とする。
3 委託訓練実施に係る要件
⑴ 事務・販売・営業コース(別添の表 コース番号12・13)
①対象者
公共職業安定所に求職申込みを行っている者で、公共職業安定所長の受講指示、
受講推薦又は支援指示を受けた者
②訓練期間
5か月(座学4か月+職場実習1か月) ※土、日、祝祭日は休みとする。
③訓練時間
1日おおむね6時間(9:00~17:00の間で設定)
④委託料
月50,000円/人(消費税込)
⑤その他
・訓練受託先が職場実習先を探していただきます。
・受講者は原則としてジョブ・カードを作成することが必要です。
・訓練受託先はジョブカード作成アドバイザー又はキャリアコンサルタントを
1名以上配置し、原則として受講者全員のジョブ・カード作成の支援を行うこ
とが必要です。
⑵ 事務・販売・営業コース(別添の表 コース番号1~7、14~19)
成長分野育成コース(別添の表 コース番号8、20)
①対象者
公共職業安定所に求職申込みを行っている者で、公共職業安定所長の受講指示、
受講推薦又は支援指示を受けた者
②訓練期間
3か月(座学3か月) ※土、日、祝祭日は休みとする。
③訓練時間
1日おおむね6時間(9:00~17:00の間で設定)
④委託料
上限月54,000円/人(消費税込)
⑤その他
・受講者は原則としてジョブ・カードを作成することが必要です。
・訓練受託先はジョブカード作成アドバイザー又はキャリアコンサルタントを
1名以上配置し、原則として受講者全員のジョブ・カード作成の支援を行うこ
とが必要です。
⑶ 事務・販売・営業コース(デュアル)(別添の表 コース番号9・10・21)
医療事務科(デュアル)(別添の表 コース番号22)
①対象者
公共職業安定所に求職申込みを行っている者であって、キャリアコンサルティ
ングを受けた結果、デュアルコース訓練の対象となる求職者であると確認され、
早期安定就労のために当該訓練を受講することが必要であると公共職業安定所長
に判断され、公共職業安定所長の受講指示、受講推薦又は支援指示を受けた者
②訓練期間
4か月(座学3か月+職場実習1か月) ※土、日、祝祭日は休みとする。
※座学3か月のうち24時間はキー・スキル講習を含む。
③訓練時間
1日おおむね6時間(9:00~17:00の間で設定)
④委託料
上限月64,800円/人(消費税込)
+訓練導入講習費8,640円/人(消費税込)
+ジョブ・カード事業主評価手数料5,270円/人(消費税込)
(訓練受託者が職場実習受け入れ企業に支払うもの)
⑤その他
・訓練受託先が職場実習先を探していただきます。
・受講者は原則として訓練開始日までにジョブ・カードを作成することが必要
です。
・訓練受託先はジョブカード作成アドバイザー又はキャリアコンサルタントを
1名以上配置し、受講者全員のジョブ・カード作成の支援を行うことが必要で
す。
⑷ 介護職員初任者研修科(別添の表 コース番号23~25)
介護職員実務者研修科(別添の表 コース番号11、26)
①対象者
公共職業安定所に求職申込みを行っている者で、公共職業安定所長の受講指示、
受講推薦又は支援指示を受けた者
※初任者研修においては、既に「訪問介護員1級・2級」もしくは「介護職員
基礎研修」を修了している者は対象外とする。
※実務者研修においては、訪問介護員の資格等を持たない者とする。
②訓練期間
初任者研修科3か月、実務者研修科6か月 ※土、日、祝祭日は休みとする。
③訓練時間
1日おおむね6時間(9:00~17:00の間で設定)
④委託料
上限月54,000円/人(消費税込)
⑤その他
・訓練受託先が職場実習先を探していただきます
・受託希望コースについて、指定を受けている、もしくは指定申請を行ってい
ることが必要です。ただし、申請中の場合は受講者の募集開始までに指定を受
けることが必要です。(指定通知書もしくは指定申請の写し等、申請の確認が
できる書類を受託対象要件関係書類に添付してください。
⑸ 母子家庭の母等対象コース(別添の表 コース番号27・28)
①対象者
公共職業安定所に求職申込みを行っている母子家庭の母、父子家庭の父等で、
公共職業安定所長の受講指示、受講推薦又は支援指示を受けた者
②訓練期間
3か月(座学3か月) ※土、日、祝祭日は休みとする。
※訓練開始前に、「準備講習」を5日間実施する。
③訓練時間
1日おおむね5時間(10:00~16:00の間で設定)
④委託料
上限月54,000円/人(消費税込)
+準備講習委託料10,800円/人(消費税込)
⑤その他
・受講者は原則としてジョブ・カードを作成することが必要です。
・訓練受託先はジョブカード作成アドバイザー又はキャリアコンサルタントを
1名以上配置し、原則として受講者全員のジョブ・カード作成の支援を行うこ
とが必要です。
○託児サービス提供に係る委託料
託児サービス付きのコースについては、上記の委託料に加えて、託児サービスの
提供に係る委託料を支払います。
なお、託児サービス提供に係る委託料は託児児童毎に支払い、訓練生が中途退所
した場合又は託児サービスを中止した場合は、訓練が行われた日による日割計算計
算で得た額とします。
<託児サービス提供に係る委託料>
上限月71,280円/人(消費税込)
※委託料、託児サービス提供に係る委託料は、訓練修了後に支払う。(委託料の前
払いは行わない。)
○就職支援経費
就職支援経費対象のコース(上記⑵・⑷・⑸)については、上記の委託料に加え
て、就職率とその雇用形態に応じて以下の基準で、就職支援経費を支払います。
支払額 = 受講者数×就職支援経費(*)×対象月数
<就職支援経費>
就職率80%以上
就職率60%以上80%未満
就職率60%未満
月21,600円/人(消費税込)
月10,800円/人(消費税込)
0円
*就職支援経費に係る「就職者」の定義
訓練修了後3か月以内(訓練修了日の翌日から起算して90日以内)に就職(就
職のための中退者を含む。)又は内定した者のうち、一週間の所定労働時間が、
20時間以上であり、かつ「雇用期間の定め無し」又は「4か月以上」の雇用期
間により雇い入れられた者(この場合の「4か月以上」とは、「雇い入れの日か
ら起算して120日以上」とする。)及び自営を開始した者。
ただし、訓練修了後3か月以内に、4か月未満の雇用期間により就職又は内定
したものであって、その後、訓練修了後3か月以内に、「雇用期間の定め無し」
又は「4か月以上」の就職又は内定した者については、「対象就職者」として取
り扱うものとする。
注)3か月を越えるコースの場合は、受講者数は「訓練修了者数+直前3か月の就
職中退者数」、対象月数は「修了月を含む直前3か月」とする。
○訓練生の自己負担
受講料は無料とすること。ただし、訓練生本人の所有に帰するテキスト代等につ
いては、訓練生本人の負担とする。ただし、テキスト代等については訓練生へ過度
の負担とならないよう配慮すること。
4 受託先が行う業務
カリキュラムに沿って実施する訓練業務以外に以下の業務を行う。
⑴ 就職支援に係る事項
訓練受講者に対する就職支援(職務経歴書・履歴書の作成指導、面接指導、キャ
リア・コンサルティング、職業相談、求人開拓、求人情報の提供、職業紹介(許可
を受けている場合))の実施
⑵ 職業訓練に係る事項
① 受講者募集の周知及び選考に係る業務
② 訓練の入校式及び修了式の運営業務
③ 訓練受講者の出欠席の受講管理及び指導
④ 訓練生指導要録の作成
⑤ 受講証明書等に係る事務処理
⑥ 訓練受講者の欠席届等に係る各種証明書等の添付の確認及び提出指導
⑦ 訓練受講者の住所、氏名、金融機関等の変更に係る事務処理
⑧ 訓練受講者の中途退校に係る事務処理
⑨ 受講証明書、欠席・遅刻・早退届、添付証明書等の提出
⑩ 災害発生時の連絡
⑪ 職業訓練生総合保険加入手続き等事務処理業務の援助
⑫ 訓練実施状況の把握及び報告
⑬ 訓練受講者の能力習得状況の把握及び報告
⑭ 訓 練修 了時に おける 訓練 受講 者の就 職決定 ・見 込み 状況の 把握及 び報 告
⑮ 訓練修了生の就職状況の報告(修了時、1か月後、3か月後)
⑯ ジョブ・カード制度に係るもの
⑰ 求職者支援制度に係る職業訓練受講給付金の事務
⑱ その他県が必要と認める事項
⑶ 託児サービスの提供に係る事項
託児サービス内容の掲示、託児サービス希望者への託児サービス内容の説明等
5 提出書類及び提出部数(規格A4)
⑴ 受託申請書(1部)
提案するコースごとに提出してください。(例:3コース申請する場合は、3
コース分提出してください。)
⑵ 企画提案書(5部)
上記「3 委託訓練実施に係る要件」⑴:様式第1~6号
上記「3 委託訓練実施に係る要件」⑵:様式第1~5号
上記「3 委託訓練実施に係る要件」⑶:様式第1~7号
上記「3 委託訓練実施に係る要件」⑷:様式第1~6号
上記「3 委託訓練実施に係る要件」⑸:様式第1~5号、8号
なお、託児サービス付き訓練は、上記の様式に加えて、様式第9号、別紙認可
外保育施設指導監督基準チェック表、経費の内訳書(託児サービス提供に係る委
託料算定のため)を提出してください。(経費の内訳書の様式は任意で構いませ
ん。参考様式を適宜変更して使用しても構いません。)
※訓練内容(様式第2号-2)の「時間数」については、「学科」「実技」ごと
に記載してください。
(受講者の修了においては、あらかじめ定められた「学科」
「実技」の訓練時間のそれぞれ80%に相当する時間以上を受講していることが
前提となります。)
※セールスポイント・訓練内容設定の理由(様式第2号-4・5)及び就職支援
実施計画(第5-2号)の内容は、様式内に記載してください。(補足等の別添
資料は不要です。)
なお、記載内容に応じてページ数を増やすことは可としますが、様式ごとに、
2ページ以内としてください。(原本+1ページ追加=2ページ)
⑶ 施設設備・受託対象要件関係書類(1部)
① 委託訓練コース要素点検表
② 施設の写真(A4用紙 カラー表示)
※教室の写真は、実際に訓練を受ける状態を撮影してください。(いす・パソ
コン等設置済みのもの)
また、駐車場・トイレの写真は、個数・状態等、全体像が把握できるものと
してください。
その他の写真においても、使用状況がわかるものとしてください。
③ 雇用保険適用事業所設置届の写し(※雇用保険適用事業所であるとき)
④ 消費税及び地方消費税についての「納税証明書(その3未納税額がないこと
用)」(税務署が過去6か月以内に発行したもの)の写し
⑤ 宮崎県内に本支店又は営業所等を有する事業者にあっては、「納税確認書」
(宮崎県の県税事務所が過去6か月以内に発行したもの)の写し
⑥ 法人にあっては、「登記簿謄本」又は「現在事項証明書」の写し
⑦ 役員等一覧
⑧ 介護職員初任者研修科・介護職員実務者研修科を希望する事業所は指定通知
書もしくは指定申請の写し等、申請の確認ができる書類
※書類は左上ホチキス一カ所留め、片面印刷で提出してください。(役員等一覧
のみホチキス留めはせず、上記の書類とダブルクリップ又はゼムクリップ留めで
提出してください。)
⑷ 講師の資格を証する書類(1部)
様式第4号「講師名簿」、様式5-1号「就職支援担当者(キャリア・コンサ
ルタント等)名簿」に記載している講師の資格を証する書類の写しを添付してく
ださい。(必ずA4版でコピーし、講師名簿順に添付)
※書類は左上ホチキス一カ所留め、両面又は片面(どちらでも可)印刷で提出し
てください。
(枚数が多くホチキス留めが難しい場合は、ダブルクリップ等で可)
※「民間教育訓練機関における職業訓練サービスガイドライン研修」を受講して
いる講師がいる場合は、企画提案書の様式第4号「講師名簿」に記載し、修了証
書の写しを添付してください。
別紙1
職場実習(再委託)先事業所の選定要件について
職場実習については、座学訓練で行った訓練内容に関連する実践的な内容の訓練を
行っていただける職場実習(再委託)先事業所を、座学訓練を実施される民間教育訓
練機関等において開拓していただき、公共職業訓練として実施することとしておりま
すので、職場実習(再委託)先事業所の開拓に当たっては下記に留意していただきま
すようお願いします。
⑴ 職場実習(再委託)先事業所等の要件及び訓練の実施場所
① 訓練の実施場所は、再委託先事業主の事業所である事務所や工場となります。
② 職場実習(再委託)先事業所は安全衛生に関して、労働基準法及び労働安全
衛生法の規定に準ずる取扱いを行っている必要があります。
※職場実習(再委託)先事業主との打ち合わせの際は、職場実習先を訪問し、必
ず実習環境を確認してください。
⑵ 訓練の定員
職場実習を行う実習環境等により効果的な訓練が期待できる人員である必要があ
ります。
⑶ 訓練期間・訓練時間
① 職場実習は公共職業訓練として実施していただきます。また、訓練実施期間
は、1か月の期間で行っていただきます。
② 訓練は職場実習(再委託)先事業所における就業規則に基づく定められた就
業時間内で行っていただく必要があります。なお、受講者には定められた訓練
時間外での訓練を受講させることはできません。
③ 訓練実施時間数は、1か月当たり108時間以上(1日6時間程度)である
必要があります。
④ 時間外、夜間、泊まり込み等による訓練は実施できません。(ただし、当該
職種において、夜間の就業が通常である等、特に必要である場合を除きます。)
⑷ 訓練対象職務
職場実習(再委託)先事業所で行う訓練は、職場実習(再委託)先事業所が通常
生産活動を行っている事業内容に係る職務である必要があり、また、当該職務にお
いて、専修学校などで行った座学訓練で習得した知識・技術・技能に加え、実践的
な能力の習得が付与されるものである必要があります。
⑸ 訓練方法
訓練の方法は職場実習を主体とする訓練である必要があります。なお、「職場実
習」とは、職場実習(再委託)先事業主の事業所(事務所や工場)で実際に仕事を
しながら、仕事に必要な能力を身につけることを言います。
⑹ 訓練内容
① 職場実習(再委託)先事業所で行う訓練の内容は、民間教育訓練機関で行っ
た座学の訓練内容と関連する内容である必要があります。
② 特別の法律に基づかない医療類似行為に係る能力習得を目的とし、訓練実施
上身体への接触が不可避なものは実施できません。
⑺ 講師
① 講師は、職場実習(再委託)先事業主に雇用されている者である必要があり
ます。
② 訓練担当者と受講者の割合は1対1であることが望ましいのですが、少なく
とも訓練担当者1に対し受講者おおむね3人の割合で置いていただく必要があ
ります。
③ 講師となる従業員の方は、職業訓練指導員免許有資格者又は職業能力開発促
進法第30条の2の第2項に該当する者と認められた者等である必要がありま
す。
なお、該当者がいない場合は、教える内容について熟知しており、かつ、適
切に教えることができる方に講師となっていただく必要があります。
⑻ ジョブ・カード制度について
デュアルコースを対象とした訓練の場合、職場実習先が受講者に対する実習の評
価を行い、ジョブ・カードに必要事項を記入していただきます。
【参考】
ジョブ・カード制度 http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/
ジョブ・カード制度総合サイト http://jobcard.mhlw.go.jp/