大阪府循環型社会形成推進条例の一部改正(案) 【改正理由】 ○ 廃棄物の処理については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄 条例第 55 条第2項(廃棄物処理法に基づく処分を受けた者の公表) 物処理法」という。)に基づく処分をした場合は、⼤阪府循環型社会形成推 に規定する公表の対象者に「PCB特措法に基づく改善命令を受けた 進条例(以下「条例」という。 )第 55 条第2項により、処分を受けた者の 氏名等を公表することができると規定している。 ○ 条例の⽒名等の公表の⽬的は、廃棄物の不適正な処理や当該不適正な処理に よる生活環境の保全上の支障、又はそれらの可能性が十分に窺える場合、そ の事情を一般に明らかにすることにより、産業廃棄物の排出事業者、施設の 周辺住⺠その他関係者の利益保護を図ることである。 ○ ⼀⽅、平成28年8⽉1⽇にポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進 に関する特別措置法(以下「PCB特措法」という。)が改正施⾏され、⾼ 濃度PCB 廃棄物の処分期間の末日が平成 33 年 3 ⽉末、特例処分期限⽇が 平成 34 年 3 月末に設定された。PCB特措法では、知事は処分期間の末日 ⼜は特例処分期限⽇までに処分を⾏わなかった者に対して改善命令を発す ることができる旨が規定されている。 ○ 【改正内容】 PCB特措法に基づく改善命令を⾏った場合、周辺住⺠その他関係者の利益 保護を図るためには、PCB特措法が廃棄物処理法の特別法であること及び 条例の⽬的に鑑み、PCB特措法に基づく改善命令を受けた者についても 同等の措置が必要である。 者」を追加する。 ○現行の公表対象 <廃棄物処理法> 第9条の2第1項(⼀般廃棄物処理施設の停⽌命令) 第9条の2の2第1項若しくは第2項 (⼀般廃棄物処理施設の許可取 消し) 第9条の3 第 10 項(⼀般廃棄物処理施設の停⽌命令) 第 12 条の6第3項 (産業廃棄物管理票勧告違反に係る措置命令) 第 14 条の3(第 14 条の6において準用する場合を含む) (産業廃棄物処理業の停⽌命令) 第 14 条の3の2第1項若しくは第 2 項(第 14 条の6において準用する 場合を含む)(産業廃棄物処理業の許可取消し) 第 15 条の2の7 (産業廃棄物処理施設の停⽌命令) 第 15 条の3第1項若しくは第2項 (産業廃棄物処理施設の許可取消し) 第 19 条の5第 1 項 (産業廃棄物処理業者に係る措置命令) 第 19 条の6第 1 項 (産業廃棄物処理業者等に係る措置命令) 第 19 条の 10 第 1 項 (⼟地の形質変更に関する措置命令) 第 21 条の2第 2 項 (特定処理施設における事故時の措置命令) ○追加の公表対象 <PCB 特措法> 第 12 条第1項 (処分期間内の処分義務違反者に対する改善命令)
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